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アップルや、アマゾンといった大型テクノロジー企業の集中投資ができる投資信託の「大和-iFreeNEXT FANG+インデックス」が好調です。
- 現在は同指数でレバレッジ型のレバレッジFANG+に投資しています。
- レバレッジFANG+と通常のFANG+の内容は同じで変動率が2倍になるかどうかの違いになります。
(初回公開日時:2020年8月20日)
絶好調の米国株
そもそも、現在の株式市場は米国においてもダウはまでコロナ前の水準に達していません。
S&P500においては、ようやくコロナショックの水準に戻しかけており、先日高値を更新しました。
NASDAQはというと、とっくにコロナショックからたちなおりアメリカの株式市場を引っ張っている状態になっています。
NASDAQ市場においても特に時価総額トップ100社からなるNASDAQ100指数は化け物です。 史上最高値を連日更新しており、ハイテクバブルが終わったと何度も言われる中その声を打ち消し続けています。
もちろん、この栄華は永久的に続くとは思えませんが少なくともNASDAQ100は現在最強の指数とも言えます。
NASDAQ100のETFであるQQQのチャートはこのように上昇を続けています。
【QQQ】のチャート
効率化を求めると…
S&P500のGAFAの割合
S&P500を牽引しているのはNASDAQ銘柄のアップル、マイクロソフト、アマゾン、グーグル(アルファベット)、フェイスブックで有ることがわかります。
S&P500の割合のうち、FAANGの割合はなんと、20%を超えています。
つまり、これらの巨大ハイテク企業がアメリカ市場を押し上げてていることがわかります。
NASDAQ100におけるGAFAの割合
さらに、ハイテク株がおおいとされるNASDAQ市場においてもこの割合は顕著に出ています。 NASDAQ市場には3000社以上が上場していますが、その中の時価総額トップ100社(金融不動産を除く)指数がNASDAQ100です。
NASDAQ100においても巨大ハイテク企業が群を抜いて好成績を叩き出しています。 QQQの構成銘柄を見てみると、
- Apple:13.79%
- マイクロソフト:10.97%
- Amazon:10.87%
- Facebook:4.35%
- アルファベット(Google):7.1%
となっており、これだけでも47%以上になります。
さらに、Netflixやテスラ、エヌビディアといった好調銘柄が上位を占めている事がわかります。
Teslaは分割発表後絶好調ね!
上位100じゃなくて上位10社でよくね?
結果から私の意見を言いますと、NASDAQ100指数はかなり偏った指数とも言えます。
つまり、「ハイテク」中心に比重をおいており、さらにGAFAMをまとめあげた指数にほかなりません。
だったら、100じゃなくてその中でも好調の10社に投資すればより大きなリターンが期待できるのではないかというものです。
私が現在投資している、「大和-iFreeNEXT FANG+インデックス」はETFではありませんが(投資信託)、マイクロソフトを除く、FANG株やテスラ、エヌビディア、さらに中国の大型銘柄であるアリババにも投資できます。
※マイクロソフトが2021年12月にツイッターとの銘柄入れ替えでFANG+に組み込まれました。
もちろん、米中の貿易摩擦、貿易戦争によって中国とアメリカの経済は不安定になるかもしれませんが、アリババやテンセントはもはや中国国内では、中国のGAFAといわれるくらい巨大な企業に成長しています。
中国版GAFAのBATHと言われています。
- バイドゥ
- アリババ
- テンセント
- ファーウェイ(非上場)
ファーウェイは非上場ではありますが、今回の「大和-iFreeNEXT FANG+インデックス」では、バイドゥとアリババ、テンセントにも投資できます。
さらに、ツイッターやテスラ、エヌビディアを含めた10社に均等に投資することができます。
ツイッターは正直微妙だからマイクロソフトにしてほしいけどね
まとめ
結局の所、NASDAQ100に投資していることは、集中投資にほかならないということです。
だったらさらなる集中投資を行い、NASDAQの上位銘柄に投資できる投資信託のほうが良いのではないかと思ったわけです。
「大和-iFreeNEXT FANG+インデックス」に投資するということは、アメリカ市場を牽引するFANGと、中国版GAFAのバイドゥ、アリババ、バイドゥに投資できます。
さらには半導体のグラフィックボードなどを取り扱う「エヌビディア」。 電気自動車でトヨタの時価総額を追い抜いた、「テスラ」に投資できます。
しばらくは、ハイテク株とくに巨大企業の株価上昇は止まることもないと思っています。
調整期間が来たとしても長期的にみても右肩上がりで成長していく産業なのは間違いありません。
しかも景気後退局面、ハイテクバブルが終了したとしてもこれらの大型テック企業は小さなSaaS系企業と違って潤沢な資金があります。
確かに市場を独占しているという批判などはありますが、素直にこの「波」に乗って私は資産を増やしたいと思っています。