宇宙の将来の可能性と実用性
宇宙には無限の可能性を秘めています。
一番身近なのは、天気予報ですよね。
宇宙に飛ばした気象衛星からの映像から雲の動きや台風の動きがわかります。
さらに最近かなり精度が上がっているのはGPSです。
スマートフォンなどの位置情報を精度良く宇宙(など)から計測し、Googleマップやカーナビなどの精度は格段と良くなっています。
アメリカの宇宙軍創設
2019年にはトランプ大統領が「宇宙軍」なるものを創設するとい発表しました。
アマゾンのCEOジェフ・ベゾスも宇宙へ投資
今後は、宇宙からインターネットなどの電波が届かない地域などに向けて通信できるようにするなど様々な宇宙開発が行われていく予定です。
この分野ではAmazonも参入すると見られています。
さらに宇宙には大量の地球では取れないレアメタル(希少鉱石)なども眠っているとされています。
モルガン・スタンレーの報告によれば、今後20年後には宇宙産業の市場規模は1兆ドルになるとの試算もあります。
NTTデータ経営研究所は、2050年に約200兆円という試算も出しています。
今回は、今後の発展が見込める宇宙に関する銘柄を仕込むために宇宙銘柄をピックアップしていきたいと思います。
ノースロップグラマン【NOC】
トランプ大統領の宇宙軍の予算のうち一部はロケット打ち上げ予算として割り当てられています。
その額は10億5千万ドル友いわれており、その中でノースロップグラマン【NOC】が受注しております。
打ち上げ事ストとして次の4年間で7億9,200万ドルが支払われることになっています。
年間の売上が、330億ドルあるノースロップグラマンにとっては微々たる額かもしれませんが、米国政府との関係を維持し今後の宇宙開発をリードしていく1手になるかもしれません。
■ノースロップグラマン【NOC】のチャート
マクドナルド・デットワイラー・アンド・アソシエイツ【MAXR】
マクドナルド・デットワイラー・アンド・アソシエイツ(マクサーテクノロジーズ)は米国コロラド州ウェストミンスターに本社を置く宇宙技術企業です。
同社の42%は宇宙開発事業による売上です。
今後もNASAなど関係は続くと見られており、宇宙開発に関わる売上は上がっていくと考えれます。
火星探索用のローバーアームも提供しています。
仕込むとしたらこの会社かなぁ
今年になって株価は暴騰してるわね
■マクサーテクノロジーズのチャート
ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングス【SPCE】
宇宙旅行に関する銘柄であれば、このヴァージン・ギャラクティック・ホールディングス【SPCE】です。
宇宙旅行にいけるいけないという議論はもはや古く、問題は「いつ行けるのか」という段階にあると思います。
ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングスは、イギリスのヴァージン・グループのリチャード・ブランソンが設立した会社です。
ネット上でも人気がある銘柄で注目を常に集めています。
■ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングス【SPCE】のチャート
ハネウェル【HON】
ハネウェルは宇宙船舶用の部品などを提供しています。
1886年に設立されたアメリカの多国籍企業です。
電子制御システムや自動化機器を製造販売しています。
アメリカ航空宇宙局、ボーイング【BA】、アメリカ国防総省に技術サービスやアビオニクスを提供している会社です。*1
フォーチュン100にも入る老舗の企業です。
■ハネウェル【HON】のチャート
Procure Space ETF【UFO】
どの企業に絞りきれないとなると、宇宙関連に特化したETFのProcure Space ETF【UFO】がおすすめです。
ティッカーシンボルが「UFO」ってかわいいわね
ふざけてるのかなって思うよね
構成銘柄はあまり知られていない企業も入っていますが、上記で紹介したマクサーテクノロジーズが8%、ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングス【SPCE】が5%と組み込まれています。
ちなみに経費率は、0.75%と安めの設定になっています。*2
■Procure Space ETF【UFO】のチャート
まとめ
宇宙関連に投資をしてみたいというのは、夢が広がりますよね。
ただ、宇宙関連銘柄の特徴として、ボラティリティが大きく1日10%以上の値動きがあることもあります。
常に余剰資金で、余裕のある投資を行うためにもおすすめはあくまでもETFになります。
ただ、これから間違いなく伸びていく環境にある業界ですので不況が終われば予想通り伸びていくと思います。
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