今回は私が転職して現在勤めている会社の紹介になります。
これまで5度ほど転職を繰り返し様々な企業を経験してきたつもりです。
そんな中、現在勤務している会社はいわゆるホワイト企業と考えているのですが、これまで勤務してきた会社と比較しながらこの会社がどれだけ恵まれている環境なのかをまとめていきます。
この記事は次のような方にオススメの記事です。
- サラリーマン(社会人)でブラック企業から転職を考えている人。
- 大企業に入ったことがない人、入りたい人。
アラサー、都内在住ダイエットサラリーマンの海野浩康(@uminoxhiro)が上記の読者様に向けて執筆しました。
アシスタントの空知瑞夏(@sorachimizuka)よ!こんな人はこの記事読んだほうがいいかもね!
(クリックで下に文字が開きます)
私が転職の記事を書いている理由
私が転職関係のブログ記事を書いている理由
少し本題からそれますが、私が転職関係のブログ記事を書いている理由をサクッと説明しておきます。私は5回の転職を経てブラック企業から現在のホワイト企業に所属することができています。
皆様にお伝えしたいのは「転職」によって人生が大きく変わったことにあります。
転職によって得たものは数え切れません。
- 愛する妻(結婚)
- 充実した結婚生活(時間)
- 充実した趣味の時間(休日・プライベート時間の確保)
- 健康的な身体(ジムに通える時間・健康的な身体づくりの時間)
- 将来に対する資金面の不安の払拭(安定した給与・倍増した賞与・ほぼ潰れないであろう企業体力)
こういった経験から、私はゆとり世代、リーマン、東日本大震災を経た同世代を中心にホワイトな環境で仕事をしてもらいたいなと心から思って転職系の記事を書いています。
転職回数・経験が多いのでネタも豊富だからという理由だけではないんです。
実際、本気で転職してよかったと思ったので、もし「転職しようか悩んでいる」と考えているのであれば陰ながら背中をポンッと押せるようなことがしたいとお思って転職系の記事を書いております。
現在転職して5社目になります。
中にはいわゆるブラック企業といわれたところもありますが私が現在勤めている会社は世間でもホワイト企業とも言える待遇の会社です。
ブラック企業とは…(クリックで下に詳細を表示します)
ブラック企業またはブラック会社とは、企業舎弟を指します。最近になって意味が変わり、「新興産業において若者を大量に採用し、過重労働・違法労働・パワハラによって使いつぶし、次々と離職に追い込む成長大企業」を指します。「従業員の人権を踏みにじるような全ての行為を認識しつつも適切な対応をせずに放置している企業」との指摘もある。英語では劣悪な労働環境・労働条件の工場をスウェットショップといいます。逆に待遇がよく社員が働きやすい企業をホワイト企業ということもあります。2013年には「ブラック企業」が新語・流行語大賞を受賞。
日経平均株価構成銘柄企業のグループで全体でグループには数万人の従業員がいます。
日経平均株価とは…(クリックで下に詳細を表示します)
日経平均株価は、日本の株式市場の代表的な株価指標の一つ。日本経済新聞社が選出した日本の代表する企業225社の株価を算出した指標で、単に日経平均や日経225とも呼ばれます。 英語圏の報道機関ではNikkei 225と表記される。グループ全体も育休の推奨だったり、女性が働きやすい環境作りなども推し進めております。くるみんマークなんかも取得しています。
これまでこういった大企業の傘下で勤めてきたことがない私にとっては様々なギャップがありました。
良い意味でのギャップを今回はお伝えしていきたいと思います。
また大企業ならではの中小企業ではあり得ないような悪い意味での大企業体質については後日気が向いたら書きたいと思います。
ホワイト企業とは…(クリックで下に詳細を表示します)
ホワイト企業とは、就職活動を行うに際して、入社後に福利厚生が整っていたり離職率が低いなどから入社することが好ましいとされている企業です。反意語にはブラック企業という言葉が存在しており、従業員への待遇が酷い企業という意味で使われています。
残業代が付く
働き方改革という国是があり多くの企業では残業が厳しく制限されていると思います。 当然、今回の職場でも残業が制限されているのかと思って転職しました。
もちろん制限はされていると思うのですが特にアナウンスもありません。
というのも残業するほどゴリゴリに仕事をする仕事がないのです。
残業代が出るということも驚きましたがほとんど残業するほど仕事がないのです。
もちろん仕事をたくさん抱えて意識高く仕事をゴリゴリすることも可能ですがほとんどの人が定時には帰りますしガツガツ営業していくというスタイルでもないのです。
これまで勤めてきた会社はすべてみなし残業で給料に20時間程度の営業手当として残業代のようなものが組み込まれていました。
今の会社は残業代が分単位で計算されて超過分はしっかりと残業代が出るのです。
営業職で残業代が出るなんて夢のようです。
うーんこれはホワイト企業。
給料が高い
前述の残業代もそうですが基本給がこれまで勤めてきた中小企業とは訳が違います。
基本給だけでこれまでの中小企業の基本給と各種手当て(残業代を含んだ営業手当て等)を足した額でも太刀打ちできません。
基本給はめっちゃ重要
基本給はベースだからね、本当に大事です。
基本給がどれだけ重要なのかというのは夏、冬のボーナスに響いてきます。
ボーナスは基本的には基本給をベースとしているので同じボーナス1ヶ月分や2ヶ月分でも大きな差が出ます。
いくらボーナス4ヶ月と言われても基本給が低ければあまり多くのボーナスをもらえることにならないからです。
同じ「ボーナス2ヶ月」でもかなりの差が出る
- セコい中小企業:基本給16万円+各種手当て9万円=22万 ボーナス32万
- ホワイト企業:基本給25万+残業代=22万+α ボーナス50万
実際私の場合はもっと貰っていますし、私がこれまでいた中小企業はボーナスが2ヶ月ももらえませんでした。
同じ月々の手取りだとしてもボーナスで年収には大きな差が出てしまいます。
- セコ中小企業:26万のボーナス×2 =年間 64万
- ホワイト企業:44万のボーナス×2 =年間 100万
加えて残業代が月々に加算されるので目も当てられません。
完全週休二日制
私がこれまで勤めてきた会社は週休二日制でしたが、現在の会社は完全週休二日制です。
完全か非完全か
この「完全」という言葉つくかつかないかは非常に大きいことに気づかされました。
普通の何もつかない週休二日制は月間の中で土日(或いは2日)が一度でも休みであれば週休二日制と言えるのです。
一方の完全週休二日制は毎週土日が休みあるいは毎週2日以上の休みがあるということです。
私は転職する前にこの言葉に気づいてしまい現状を憂いていました。
だからこそ完全週休二日制にこだわり転職活動をしたのです。(土日休みというのも私は転職のポイントにおいていました。)
かなりの差がでる
では実際にどれだけの差が出るのでしょうか。
仮に週休二日制は隔週土曜日が出勤とします。
つまり一ヶ月間で2日の出勤が完全週休二日制の会社よりあるということになります。
2日の差を侮るなかれ。
つまり…
- 2日×12ヶ月=22日
年間22日の出勤があるということです。
もちろん月によっては土曜日の回数が5回の月もありますがざっくり言っても20日です。
お気付きの方もいるとおもいますが、22日というのは大体の月間の出勤日と被るのです。
- 月火水木金の出勤日 × 4週 = 20日
つまり隔週で土曜日(或いは週6出勤)の人は完全週休二日制の人よりも1ヶ月分多く働いているという計算になります。
私はこの単純な計算を前職の時に気づいてしまい絶望したのです。
完全週休二日制の会社の人よりも1ヶ月分も多く働いているのか…と。
しかも追い打ちをかけるとすれば、1ヶ月分多く働いているのであれば一ヶ月分多く給料がもらえるのか?といえばそうでもないのです。
むしろ同じ、ましてや完全週休二日制の人たちより圧倒的に低いくらいだったのです。
確かに土曜日に仕入れメーカーに問い合わせても休みのところも多かったです。
仕事量としても大したことがないというところならまだ許せる範囲かもしれませんが、前職の場合は半数が出勤で半数が休みというシフトのようなスタイルだったのでむしろ人がいない分仕事が大変だったのです。
週休二日制と完全週休二日制の闇は本当に深いと思います。
絶対に完全週休2日じゃないとダメだと思った。
有給が取りやすい
前職は非常に忙しくやりがいはあった仕事でしたがその分有給が非常に取りづらいという一面もありました。
休んだとしても担当のお客さんに伝えているわけでもないですから直接携帯に電話かかってきます。
営業職なので仕方ないといえば仕方ないですが。
私が現在勤めている会社は試用期間が終わったその日からいきなりフルの20日の有給がもらえたのです。
前職では中途入社は1年たたないと10日。
いきなりフルの20日もらえるんて驚きでした。しかも結構使いまくってます。
加えていえば使えなかった分は翌年に繰り越せるのは同じにしても、○○休暇と言って(名前は各社によってちがうかも)20日以上休んだ場合でもなぞの休暇日が20日付与されるのです。
謎すぎる。私は真面目なので20日以上休むことはないですし繰越分で十分だと思います。
めちゃくちゃやすめるってことだからね・・・
この手厚い休暇制度は中小企業に勤めていた頃は考えもしなかったです。
もちろん同じ営業職ですが土日休みは周知しているのでお客さんから電話がかかってくることは皆無です。
工場が休みなので土日に出勤しても出荷も製作も何もできないのでもはや仕事や注文を受け付けても意味がないのです。メーカーってこの辺は良いなって思います。
年功序列の給与形態
これには賛否があるかもしれません。最近では批判的な意見も目立っていますが。
古い会社の体質なため現在勤めている会社は年功序列の給与形態なのです。
ある程度は業績も関わってきますが基本的には年功序列の給与形態なので毎年昇給していきある一定になれば名目上の肩書きが変わります。(形式上の昇進試験等はある)
役職があがればそれに伴い給与もアップします。
これは無能でも安心して働けるわけです。
ほんと、使えない無能が働きやすい環境だよね
ある程度の本当に使えないどうしようもない無能は採用されないけどね
つまりいくら成績が悪かろうと会社の椅子にさえ座っていれば給料が毎年上がっていくシステムなのです。
たしかにやる気満々な社員にとっては害あるシステムかもしれませんがのほほんとやっていきたい人にとっては最高の仕組みかもしれません。
(いつ仕組みが変わってもいいように準備だけはして結果だけは出しておきたいですが) 先ほどの給与の話と組み合わせると前職から給料がまるで倍々ゲームのように増えていく感覚です。
中小企業の場合、昇給はたかが知れてますし役職なんかは一族やその身内(仲良し)などが占めてしまうことがおおいですから。
上司(社長)がコロコロ変わる
これも見方によっては悪いことかもしれませんが、基本グループ会社なので部長や役員 そして社長がコロコロと変わります。
なので人間関係も重視しなくてもすぐに変わるので問題ないですし、例えば嫌われたとしてもそのうち社長や上司は勝手にどっかに言ってくれます。
少し我慢すればどっかにいくと思えば上司に対しての気遣いの仕方も変わってきます。
一方で私がこれまで勤めてた会社はオーナー会社だったので社長が変わることはほぼほぼあり得ませんでしたし、上層部は仲良しかオーナーの親類なわけです。
それを退職するまで一緒にいると思うと気を使いますし、何より苦手な人がいた場合は絶望的になってしまいます。
仕事上の人間関係というのはめちゃくちゃ重要ですから、私は上層部の入れ替えが定期的に行われるということは非常にメリットとして捉えています。 (もちろんデメリットもあるが今回の趣旨とは外れるため割愛します)
福利厚生がしっかり(充実)している
健康保険が自社グループである
大企業なので健康保険が自社グループであります。
それに伴って料金が安いです。(微々たる額だが)
さらには自社グループの病院やその関連の医務室などがあるので予防接種なんかも無料です。
私はインフルエンザの予防接種は打たない派なので恩恵は受けていませんが健康意識が中小企業にいた時よりも高いなと思いました。
コロナウイルス対策はするのかな?
空港のラウンジが使える
出張の際、空港のラウンジが使えます。これも嬉しい、大企業のスケールメリットが活かされてるなと感じます。
前職では仕事で飛行機に乗ることは全くありませんでしたが全国にお客さんがいるため羽田空港でラウンジが使えるとビールが飲めるので嬉しいです。
ラウンジのカゴメトマトジュースもおすすめ!
保養所が使える
グループとして保養所が使えるのは地味に嬉しいです。
私は使ったことはまだないですが親に使ってもらったり小旅行するにはいいかもしれません。
すでに両親は私の会社の保養所を利用しています。身内も恩恵が受けれるのです。
会員制ホテルが使える
これもグループが入ってるいるので割引料金で使えますが実際はそこまで安くありませんでした。
いまは格安のツアーなんかもあるのでメリットはあまりないかもしれません。
ただ保養所に泊まる、会員制のホテルに泊まると言っても有給が普通にもらえます。
一度だけ私も泊まってみましたが良かったです。また利用したいです。
会員制ってのがいいよね!
研修制度が充実している
内容はともかくグループに専用の研修会社があるためキャリアに応じた研修があります。
研修自体の内容は大したことないですが、研修制度があるという仕組み自体にホワイト感を感じます。
私は研修みたいなのは嫌いじゃないですし、それを理由に出張(サボれる)できるというのは非常に嬉しいです。
私がいた中小企業になると最初は研修だOJTだと言って研修期間のようなものはあります。
ただ組織的に体系的にキャリア用に研修を受けさせてもらえる環境ではなかったです。
各種手当てが豊富
出張すれば手当てがもらえますし、休日出勤しても手当てが出ます。(前職ではほぼサービス出勤)
話によれば昔はもっと良かったと先輩に言われます。
昼食代が外出するたびに出たりだとか。羨ましい。タクシーも多少乗っても文句なかったり。飲み代に対してもほぼ不問だったり。バブルですね。
逆にコンプライアンスが厳しくなり接待費については厳しくなったのかもしれません。 少し話がそれてしまいましたが、手当てもしっかりと出て給料として反映されることは非常にホワイト感を感じます。
一蓮托生
ざっと、前職やこれまでいた会社との比較で現在の会社がホワイトだなっていうのことをお伝えしました。
ただこの生活が当たり前になりぬるま湯に浸かり続け茹でガエルの法則のようになってしまうかもしれません。
グループ全体に激震が走り道連れで倒産などとなった場合は覚悟しなければなりません。
その時はその時です、それまでは甘い蜜を吸い続けていきたいと思っています。
まとめ
前職やこれまで勤めてきた会社があるので、現在の会社がホワイト企業だなと感じることが多いです。
しかし新卒でこのグループに入ってきた場合はこれが当たり前になってしまうと思うとゾッとします。
少し嫌のことがあって、転職となって逆に中小企業に行けばおそらく待遇に耐えきれないのではないでしょうか。
私もある程度人並み以上の苦労をしてきたつもりではありますが、人並みのサラリーマンで家族を養うという目線に立てばいい会社に入れたなとつくづく思います。
がんばれ就活生!転職希望の同志!
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