割高、割高と叫ばれている米国株市場ですが、依然として高値更新を続けています。
特にNASDAQを始めとするハイテクセクターはコロナショックを物ともせず、逆にコロナバブルを迎えている展開になっています。
一方で、アメリカの主要指数のダウ平均株価、S&P500は、コロナ以前の水準には戻っておりません。
NASDAQは、コロナ以前の水準を超えて年初来の高値を超えています。
さらに、S&P500を牽引しているのもNASDAQ100銘柄でもある「GAFA(M)」の銘柄だという事実もあります。
S&P500指数からGAFAMの占める割合
年々時価総額が上昇しているなかで、巨大テック企業GAFAMがその力を増しています。 この図を見ていただければわかると思います。
半分がGAFAMじゃん
このグラフでは半分に見えるけど実際はもっと少なく、下位350社と同じらしいよ
半分ではないなのね
マイクロソフトだけで全体のウエイトのも約5.5%だからね
アメリカの経済報道機関CNBCのページよりこのような記載がありました。
2019年のS&P500の成長は、GAFAMを除けば2%にしかならないということです。
ここでは、「FAAMG」という記載になっていますが、このブログでは「GAFAM」で統一します。
ゴールドマン・サックスによれば、S&P500の成長に寄与しているのは主に5社だけであるということです。
S&P500から、この「GAFAM」を除外した場合の成長率はほぼ「横ばい」であるとこいうことが記事に書かれています。
他の企業がへぼいんじゃなくて、GAFAMが強すぎるんだね
これは、あくまでも2019年のデータにはなりますので2020年の最新のデータはどうなるかわかりません。
今後の方針
株式投資の初心者や脳死で積立投資を行う場合は、インデックスファンドで積立投資を行うというのは間違っていないと思います。
時間がない人は脳死積立投資でいいと思う
各銘柄についても追っかけなくてもいいですから。
投資について、興味がなく時間を割くことができないひとにインデックスファンドに積立投資することは非常に有効的です。
私の奥さんがまさにそんな感じです。
資産の最大化を目指すためには
成長株投資
しかしながら、より資金を集中して資本の最大化を目指す人にとっては、成長株に安定的に資金を増やして貰う必要があります。
もちろん、長期的にはNASDAQ100やS&P500に投資はしていますが、資本の大半をGAFAMに移すことによって、指数よりも高いリターンを狙っていきたいと思っています。
ちなみに、GAFAMは東証一部上場すべての時価総額を足しても上にあるくらいの巨大資本になっているわけです。
アメリカ経済を牽引しているのは間違いなくこの巨大テック企業たちなのです。
つまり、トランプ政権やアメリカ市場が伸びていく上では必ず彼らは株価を伸ばしてくれます。(と確信しています)。
全体が成長しているように見えますが、実態は少数のGAFAM5社が牽引しているということは認識しなければなりません。
投資スタイルによって投資先は変わる
リスクを極力抑えるためには、分散投資が鉄則です。 一方で、ハイリターンを求めるためには、集中投資が効率的です。
これは、投資スタイルの違いではありますが、S&P500に集中投資しているということはGAFAMに投資しているようなものです。
(分散は出来ているが) だったら、足を引っ張っているその他に投資するのではなく、伸びているGAFAMを中心に投資したほうが結果が良くなるのではということです。
ただ、随分前から割高と言われているのでいつ株価が暴落するかわかりません。
(コロナで暴落はしているが)
あくまでも、自己判断の自己責任での投資を行ってください。
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*1:Outside of the big 5 tech companies, earnings growth is zero