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今回は、投資・相場に役立つ「格言」をお伝えしていきます。
今回取り上げる格言は「国策には逆らうな」となります。
この投資格言をお伝えしていくシリーズでは、投資初級者から中級者にかけて投資や相場を生き抜いていく上で大切にしたい言葉・心構えなどをお伝えしていくものになります。
ぜひとも頭の片隅にいれて迷ったときに思い出してもらえると嬉しいです。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
(初回公開日時:2021年10月10日)
「国策には逆らうな」
今回の投資・相場格言である「国策には逆らうな」の意味や解説を行っていきます。
結論から行きます。
- 国家や中央銀行の政策には「乗れ」「逆らうな」。ということです。
企業や家庭などは「国家」があってからこそ成り立つものです。
国が行う政策が「正しい」「正しくない」ということは相場の世界では二の次です。
政策に関連した銘柄を購入したり、逆に逆行している銘柄は売却したほうがいいということです。
国の政策というのは、日本政府や日銀にあたり、アメリカでは大統領やアメリカ政府、連邦準備制度理事会(FRB=FED)に当たります。
アメリカでは、FRBと戦うなと言う意味で「Don't fight the Fed.」という言葉でも知られています。
個人の政治思想や主観で政策を批判することは相場においては不要でその思想に関わらず政策に対しては順張りを行ったほうがいいってことだね
どうしても政治的なイデオロギーが邪魔することもあると思うけど、逆らったことで権力は強大すぎるし時流に乗っかったほうが大量のお金が流れ込んでくるから、当然パフォーマンスは良くなるからね
- 国家には逆らうな(←そのままの意味)
逆らっては行けない「国策」とは?
その時々で国策というのは変わってきます。
国がITを推進しているときはITに補助金を始め多くのマネーが流れ込みます。
当然露出が増えて人々の関心も高まり株価は上がっていくものです。
日本においてこれからの「国策」を少し見ていくと、世界的な潮流でもある「脱炭素」というのは国策になっています。
環境問題に対する意識は年々高まっており、多くの企業が環境対策を行っています。
クリーンエネルギー分野や、電気自動車(EV)は日本も国策と言っていいと思います。
当然アメリカ政府も国策としてクリーンエネルギーや電気自動車の普及を推し進めています。
脱炭素に始まり、CO2の削減目標や再生可能エネルギーの積極的な利用などこのような政策は日本やアメリカ先進国ではまさに「国策」として行われています。
日本独自の国策といえば2021年に2020年に延期されたオリンピックがありましたが、オリンピック関連もまさに国策と言えたものです。
建築やインフラの整備、旅行関係への投資は多くあったわけです。
結果としてコロナで大きく情勢はかわってしまったものの国策としてオリンピックを推進していたのは間違いありません。
今後としては、「半導体」への投資や5G、6Gへの投資は国策として行われます。(世界中で) そういった意味でも世界の潮流(トレンド)は意識しなければなりません。
世界のトレンドは大きながなれとして変わっていくものだけど周期としては5年位は続くイメージ
国策なんかがポンポンと変わっても困るしね
いち早くトレンドを掴んで先行者利益として投資できれば大きなリターンが期待できるからね
国策に逆らうと痛い目にあう
一方で、国策に結果的に逆らってしまった例をお話ていきます。
例に上げると「中国」です。
中国はこれまでハイテク化などを推し進めていた一方で非常に国家のちからが強いです。
ある日突然、「国策」の変更をするという事が起きました。
例えば、学習塾の国営化などがそれに当たります。
高額になりすぎた民間の学習塾を国家主導でおこなうということで学習塾関連はまたたく間に下落していきました。
また、これまでハイテク化をおすすめていたにも関わらずゲームの規制などを行ったためゲーム関連株も大きく下落しています。
世界最大のオンラインゲーム市場と言われていた中国では「18歳未満は週末の1日1時間だけ」という「ゲーム禁止令」が出ています。
お母さんかよw
さらに課金額の上限まで決めたりしてるからねw
中国のIT大手のテンセント(騰訊)や、荒野行動などを手掛けるネットイース(網易)の株価は大暴落でした。
確かにネトゲなんかは廃人を生み出すからねw
「精神的アヘン」って言ってるらしいよw
自虐なのか?w
強すぎる国家権力の前では一企業はいくら大きな企業といえども「無力」になってしまいまいます。
成長産業をつぶしてまで共産党の思想を植え付けたいんだね
それこそ、国策なんだからイデオロギーは無視しないとね
ほんと中国の国策は読めないしリスクが高いね
国策に売りなし
「国策に逆らうな」と言う言葉に加えて、「国策に売りなし」という言葉もあります。
日本では、アベノミクスを始めとして様々な国策が展開されていました。
国策に乗じた企業は売上を伸ばしていきます。
当然アメリカでも同様でクリーンエネルギーやコロナ関連のワクチン「ワープスピード計画」などに乗じたヘルスケア、バイオテック企業の株価は軒並み上昇しました。
今後の世界的な潮流、「国策」にも注目してニュースをチェックしていくのも自分の資産を増やすために必要かもしれません。
まとめ
今回は、投資格言として「国策に逆らうな」を紹介してきました。
世界には様々なトレンドがあります。
その中でも大きなトレンドや小さなトレンドがあります。
その潮流に乗りながら投資をすることが資産を増やすチャンスでもあります。
一方で国策に逆らった場合は資産を減らしてしまう場合がありますのでニュースには耳を傾けることが重要です。
トレンドやニュースなんか見たくないという人は、自動的に銘柄が入れ替わるようなインデックス投資なんかがいいと思います。
トレンド合わせたテーマ型のETFや投資信託を選ぶという選択肢もありますし市場をまるごとカバーしたファンドなども多くあります。
私の場合はハイテク関連の銘柄を多く含んだNASDAQ100に対して投資を行っています。
今後来るであろうトレンド、まさに国策の中心である半導体やクリーンエネルギー、5G、AIなどの関連銘柄も多く含んでいます。 よかったら参考にしてみてください。
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