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アメリカと中国の対立が深まる中、今後は東南アジアやインドに中国にある生産工場が移行すると予想されます。
加えて、インド新興国株として2000年代には注目を浴びていたBRICsの一角として台頭してきたインドです。
しかしながら、2010年台に入ると経済は鈍化して、世界のマネーはアメリカに戻っていきました。
しかしながら、世界でも2番目の人口を抱えているインドは、非常にポテンシャルが高くこれからの経済の発展は約束されているようなものです。
そこで、今回はインド経済の発展を予想して先回りに投資しておきたいという人向けに、インド向けのおすすめのETFを2つご紹介します。
- ウィズダムツリー・インド株収益ファンド【EPI】
- ヴァンエック・ベクトル・インド小型株ETF【GLIN】
- インド株個別銘柄
- タタ・モーターズ【TTM】
- インフォシス・テクノロジーズ【INFY】
- ICICI銀行【IBN】
- まとめ
(初回公開日時:2021年7月20日)
私も最近はアメリカ中心に投資をしていますが、そろそろ別の新興国にも目を向けたいと思っています。
実際に、中国、インドに対しても投資を介しています。
特にインド銘柄についてはすべてプラスの成績になり、2倍以上の株価をすでに叩き出していいる銘柄もあります。
おすすめのETFは2つあります。
- ウィズダムツリー・インド株収益ファンド【EPI】
- ヴァンエック・ベクトル・インド小型株ETF【GLIN】
2つのETFの大きな違いは、大型株で攻めるか、それとも中・小型で攻めるかのシナリオです。
もちろん、ETFには多くの企業の株が組み込まれているので片方だけでも分散投資にはなります。
ウィズダムツリー・インド株収益ファンド【EPI】
WISDOMTREE INDIA EARNINGS FUND
【EPI】の内容
インドの大企業を中心に構成されたETFです。
インドの株式市場、「インドSENSEX」に上場しています。
残念ながら私はインドに入ったことありませんので、あまり馴染みのない企業ばかりですね。
だからこそ、知識が浅い人がほとんどだと思います。
こういうときにこそ、詰め合わせパックの「ETF」がおすすめですね。
ヴァンエック・ベクトル・インド小型株ETF【GLIN】
ティッカーシンボルが、2020年5月にSCIFからGLINに変更になっています。*1
内容
MVISインド・スモールキャップ指数に連動する米国籍ETFとなります。
素材、金融、資本財、消費財、ITなどの190以上の小型株に投資しています。
インド株個別銘柄
SBI証券などでADR(米国預託証券)で購入することが出来ます。
(ADRはインドで発行された株式をアメリカの預託銀行が購入してアメリカに上場しているものになります。すべての株式がADRで購入できるわけではありませんので注意してください)
今回紹介するのインドの個別銘柄
- タタ・モーターズ【TTM】
- インフォシス・テクノロジーズ【INFY】
- ICICI銀行【IBN】
実際もう少し面白そうな企業はありましたが、取り扱いがない場合は多いため今回はこの3つの企業を紹介していきます。
タタ・モーターズ【TTM】
タタ・モーターズはインドでも日本人には聞き馴染みのある企業ではないでしょうか。
ムンバイに本社を構える自動車メーカーです。
インド最大の自動車会社です。
商用車(バス・トラック)部門では世界5位につけており、インド国内では商用車のシェアの60%を持っている。
乗用車部門では、インド国内2位のシェアとなっています。(1位はスズキ・インディア)
インド国内のほか、タイ王国、アルゼンチン、南アフリカに工場を構えております。
特筆すべきは2点あります。
欧州自動車メーカーの技術が集まる
タタ・モーターズはイギリスの自動車メーカーであった、ランドローバー、ジャガーなどを買収しております。
さらにイタリアのフィアットと合弁会社を作り事業を行っています。
インドを代表する財閥企業
タタ・モーターズは、タタ・グループといわれるインドを代表する財閥企業の一角です。(インド3大財閥のひとつ。ほかはビルラグループ、リライアンスグループ)
連結売上ではトップを走り続けているのが、タタ・グループです。
インドのありとあらゆる産業に幅広く財閥の手が回っているため、豊富な資金力がありインドの成長とともにさらなる利益の拡大が見込まれます。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■タタ・モーターズはインドの自動車メーカー。大型・中型・軽自動車、トラック、バス、乗用車の他個人・公共交通機関用にハイブリッド車、油圧ショベル、クレーン、ホイールローダなどの建設機械を設計・製造・販売する。同社の自動車は欧州、アフリカ、中東、東南アジア、南アジア、南米で販売される。*2
インフォシス・テクノロジーズ【INFY】
インドのカルナータカ州バンガロールに本社機能を置く世界有数のITコンサルティング会社です。
1999年にインド企業都市は初めて、NASDAQに上場を果たした会社です。
インドといえば、数学が強いという印象がある人も多いと思います。
さらに公用語もヒンディー語と英語ということで非常にIT系の分野でも世界に進出しております。
日本にも支社があり、競合はアクセンチュアやIBMなどになります。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■インフォシスはインドのITコンサルティング・ソフトウエア企業。30を超える国々の顧客に広範なエンド・ツー・エンドのビジネス・ソリューションを展開し、グローバル・デリバリ・モデル(GDM)を使用したデザイン、開発、実行、メンテナンス、管理などソフトウエアとプロセスのライフサイクル全般にソリューションを提供する。*3
ICICI銀行【IBN】
インドの市中銀行としては、インドで2番目の規模の銀行です。
経済が発展すれば、伸びるのが銀行です。
1955年に世界銀行とインド政府によって設立されました。
設立の目的は、中長期のプロジェクト・ファイナンスを提供することを主目的とする金融機関として設立されました。
1999年にニューヨーク証券取引所に日本を除くアジアの銀行として初めて上場しています。
まとめ
今回は、今後インドについて伸びるであろうと思わる株をまとめていきました。
インドがこれから世界経済を支えていくことは明白です。
よって私もコツコツインドにお金を回していこうかなと思っています。
といっても、個別銘柄については投資できないこともあるし、まだまだ情報が少ないのでETFか今回紹介した大きな会社中心になってくると思います。
明日、明後日バク上げ!という短期的な目線ではないですが、「インド」についてはこれから注視していきたいと思います。
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