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今回は、資産を増やすための投資戦略についてお伝えしていきます。
私は現在、日経平均株価の構成銘柄になお連ねる企業の一員としてサラリーマンを続けています。
いわゆる社畜ではありますが、生活を豊かにするために投資を行っています。
資産運用と言っても、資産には優先順位があります。
(初回公開日時:2021年7月21日)
生活費の確保
まずいちばん重要視しなければならないのは、生活費です。
生活費の確保は、なによりも重要で必要最低限の生活を送れるだけの資金は準備しておきましょう。
その中で、備えるべき将来に対して資産を構築していく必要があります。 私が参考にしているのは、アメリカの投資家「ジム・クレイマー氏」です。
アメリカの投資番組のMCであり、自身も投資家である彼の言葉を参考にしています。 投資を行う目的をまずは明確にする必要があります。
投資を行う目的は2つあります。
- 一つは、老後に備えること
- そして2つ目は収入を補うこと
この2点になります。
日本でもCS放送の日経CNBCやCNBCのYouTubeでも見ることができるよ!
老後に備えること【失敗は許されない】
老後の資金というのは、失敗が許されません。
将来に渡って、リスクの少ない投資先でしっかりと資金をためていく必要性があります。
日本にもiDeCoなどの制度があるため、うまく活用して老後の資金を作っていきましょう。
老後の資金を投資で賄う場合は、極力リスクはとれません。
安定的に計画的に積み立てて行く必要があります。
若いときにはリスクが取れる
ジム・クレイマー氏が言うには年齢によって取れるリスクが変わってきます。
つまり、若いうちに「勝負」に出る必要もあるということです。
しかし、50歳、60歳となっていけば老後はもう目の前になり勝負にでることもできなくなっていきます。
仮想通貨で結構勝負に出てるつもりなんだけどなかなか当たらないわ。
そんな人生は甘くないってことだね。
20代は50%までリスクが取れる
20代はまだ失敗してもやり直せるチャンスがあります。
当然、老後への積立の貯蓄を行いながら我も、グロース株やトレンドに乗っかって収入と資産を増やす努力が必要になります。
30代になれば、ライフイベントも増えてきます。
もちろん、子供ができれば子供の教育費にもお金がかかってくるので、できれば子供がいないうちに資産を増やしておきたいですね。
ジム・クレイマー曰く、30代はリスクの取れる許容範囲は40%だといいます。 40%はグロース株に投資したり、トレンドに乗っかったり、あるときは投機に手を出して資産をふやすチャレンジを行っていきましょう。
40代になれば、資産の30%程度にそのリスク許容度は下がっていきます。
50代は20%、60代は10%にまで減少していきます。
それは年齢を重ねるにつれて「やり直し」が効かなくなるからです。
大事なのは余裕資金と老後資金をしっかりと分けること
大切なことは、お金の使いみち、つまり投資先をしっかりと分けるということです。
老後資金はしっかりと積み立てておきながら、老後に向けたポートフォリオを形成していきます。
インデックスファンドに投資しながら配当は再投資します。
一方で、余裕資金ができたら成長株投資や投機などでチャンスをしっかりとものにしていく必要があります。
あくまでも、老後に向けた資金と余裕資金での投資をしっかりと分ける必要があります。
絶対に老後の資金には手を出さないようにしましょう。
老後資金を毎月1万円程度で30年間運用する場合、1,000万円貯める方法については、下記の記事に詳細を記載しています。
私はこの方法で老後の不安はある程度解消されていますので、「投機」に資金を回して資産を増やしていきたいと思っています。
インデックスファンドに月に3万円積立て資産形成をすることは別に悪いことではありません。
しかしながら、現在の生活を抜け出したりもっといい生活を送りたいと思ったら、「勝負」に出る必要もあります。
3万円をインデックスファンドに投資して30年間年利8%で運用した場合は、4,000万円になります。
充分な老後ですし、リスクは極力少ないので無難にしたいのであれば、月々に積立投資を行うべきです。
しかし、もっとはやくリタイヤしたい場合であれば元金を増やしていく必要が出てきます。
確実に増える見込みがある、投資先を見つけて資産を増やして運用していくことで、年利10%以上を狙っていきましょう。
運用成績にばらつきは出るものの、年間で10%は頑張ればいけます。 といってもNASDAQやGAFAMなどの成長株に投資すればいけます。
年間に36万円(月々3万円)を10%で10年間運用していきます。
複利(ふくり)をうまく活用して、資産を増やしていくのです。
10年後には360万円が600万円になっています。
600万円を元手に更にリスクをとりながら、投資するもよしインデックスファンドに打ち込むもよしです。
複利についてまだあまり理解が足りていない人はこちらの記事から詳しい情報を掲載しています。
私の目標としては、2030年までに金融資産を1,000万円に乗せることを目標にいまは余裕資金で運用しています。
毎月の投資金額を3万円とすれば、運用成績20%にしなければなりません。
それはちょっと厳しいんじゃない?
20%はさすがにね。
毎月の投資額を増やすしかないね
20%は厳しいので、毎月の投資額を倍増して5万円にします。(1万円はiDeCo) 4万円を10年間運用した場合は、15%の成績を残す必要があります。
30代のうちに1,000万円を作ることをまずは目標にこれからも「伸びそうな株」やトレンドを追いかける必要があります。
投資スタイルは人によって変わる
投資が好きな人は私のように日々のトレンドを追いかけたりできるかもしれません。
しかし、投資に別に興味がなかったり企業を調べたりするのが苦手な人は、S&P500に着実に投資すればいいだけです。
インデクス投資さえやっていけば、15年間で確実にプラスになってきた実績があります。
これで安定的に年6~8%の成績を出すことができるわけです。
まとめ
今回は、年齢によって、リスクの許容範囲が変わってくるということと、年齢である一定のパフォーマンスを出すことで資産のステージを上げるということを趣旨にお伝えしてきました。 若いうちには、リスクが取れるということを忘れてはいけません。
何度もお伝えしますが重要なことは、「老後資金」と生活費そして、「リスク投資」のお金はしっかりと「分ける」ということです。
闇雲に、フルインベストメントといって全ツッパしても後悔しか産まないと思います。
資産をしっかりと分けて、取れる範囲のリスクをとっていき資産のステージをともにあげていきましょう。
参考図書
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
- お題「あなたが行っている株式投資」
- お題「サラリーマンが投資を行う」
- お題「気になる金融銘柄」
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