先週の株式の売買のご報告を行います。
長らく、配当目当てで購入していたエクソンモービル【XOM】株を売却し、新たにテラドック株を追加購入しました。
石油関連銘柄の大ダメージから抜け出せず
エクソンモービルは、大手石油会社ですが先日の原油安やコロナの影響、さらには今後のクリーンエネルギー時代に向けて「将来性」に対して不安視されています。
もちろん、まだまだ「石油」自体の需要はなくなることはないと思います。
ただこれからこの下部が、安定して「配当」と「成長(現状維持でもいいが)」を続けられるかという疑問にたいしては正直不透明感が強いです。
配当のほうは、安定していますし、ロイヤル・ダッチ・シェルと違い現状維持となっています。
インベスティングドットコムによれば、配当の権利確定日は、2020年08月12日となっております。
つまり、今季の配当はもらえる権利はありますので、この時点で売却を決意しました。 なお、どうサイトによれば配当利回りは、8.42%とかなりの高配当となっています。
どうにか配当利回りを含めた分で言えばプラスになったけどやっぱりこれから更に下げていきそうだなと思う
長期保有銘柄の代表作みたいなものだからね、エクソンは
無事に配当が出たら、新たに買うかは今の所考えていません。
さらに株価が下がれば、「配当」さえ出なくなる可能性もあります。 この状況で、配当が出なくなると更に売りが加速して見るに堪えないような株価になりそうです。
エクソンモービルなどの高配当株は配当を再投資することによって、複利の力を得ることが理想ですが現状私の投資方針はこういったバリュー株よりもグロース株(成長株)からのリターンのほうがいいという判断をしています。
テラドックヘルス【TDOC】急騰!慌てて買い増し!
買収で遠隔医療の覇者になれるか
一方で、タイトルにもあるようにテラドックヘルス買い増ししました。
リヴォンゴヘルスの買収から数日たったテラドックヘルスですが、買収翌日からは株価は急落しました。
しばらくして、徐々に株価は回復し買収発表のあった株価へと近づいてきました。 テラドックヘルスは、「遠隔医療」というジャンルでインターネットを使った問診などができるプラットフォームです。
コロナの影響もあり、通院するということに対して二次感染などのリスクが懸念される中、株価を伸ばしてきました。
まさに極力人との接触を防ぐという点ではステイホーム銘柄の一角とも言えます。 さらに、リヴォンゴヘルスを買収することによってさらに遠隔医療企業としての地位を固めています。
リヴォンゴヘルスは糖尿病患者向けの測定を自宅からできるキットなど手掛けています。
こういったシナジー効果が見込める中まだまだ「遠隔医療」という分野は「伸びる」のではと考えています。
ライバルは巨大プラットフォーマー
現在遠隔医療の分野では強さを見せていますが、この分野にも巨大ハイテク企業が狙っています。
AmazonがAmazonヘルスという事業をスタートさせていたり、Googleは私が愛用しているFitbitを買収しています。
もちろん、アップルにもアップルヘルスというアップルウォッチなどを使ったヘルスケア部門にも力を入れています。
こういった、巨大ハイテク企業と対決する前にも多くの顧客と信頼を手に入れて、「市場の独占」をいち早く行ってほしいものです。
とはいえ、非常に楽しみな銘柄でもありますのでまだまだ期待して株価が下がれば買い増しを行いたいと思います。
まとめ
今回の記事は、大きく2つの内容でした。
1つは今後配当が不透明であり、成長が厳しいと思われるエクソンモービル【XO】株の売却を行ったということです。
もう1つは、今後業界(市場)の成長と企業自体の成長が見込まれるテラドックヘルス【TDOC】の買い増しを行ったということです。 また月末には現在のポートフォリオを公開したいと思います。