今回は、まだ未上場ながらも企業価値が高く、上場が期待される企業、いわゆるユニコーン企業を5社ご紹介していきたいと思います。(2021年11月現在)
ユニコーン企業というのは、馬にツノが生えたような空想の生物「ユニコーン」のように、非常に稀であり秘めたる「可能性」があるような「企業」のことを指します。
評価額が、10億ドル以上であり、創業が10年以内、未上場であることなどの条件を見対している企業を一般的にユニコーン企業と言ったりします。
では、さっそく期待のユニコーン企業のトップ5社を紹介します。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
目次
未上場の期待の海外企業「トップ5社」
- バイトダンス(中国)
- スペースX(アメリカ)
- ストライプ(アメリカ)
- クラーナ(スウェーデン)
- キャンバ(オーストラリア)
企業価値が高く、上場が期待されているユニコーン企業ですが上位5社はこの様になっています。
上場すれば多くの資金が更に集まることが予想されています。
個別に見ていきたいと思います。
バイトダンス(中国)
中国のバイトダンス(北京字節跳動科技)は香港市場での上場が期待されています。
もっとも企業価値が高く、知名度も高いバイトダンスですが私達にも馴染みのあるサービスであるTik Tok(ティックトック)を運営しています。
ショートムービーブームを起こし若年層を始め世界中で多くのユーザーを抱えています。
フィナンシャル・タイムズによれば2022年の初めまでの上場を目指しているということですが、中国当局の動きや、米国との貿易摩擦問題など多くの不安要素を抱えていることも頭に入れて置かなければなりません。
早ければ今年の第4四半期にも上々かもってウワサは出てるね
ティックトックは誰でも知ってるけど投資家はどう捉えるのか見ものだね
スペースX(アメリカ)
スペースXは言わずとしれたテスラのイーロンマスクがCEOを務めている宇宙開発の会社です。
フォーブスによれば、スペースXの企業価値は1000億ドルに達したといいます。(10兆円規模)
民間初の宇宙旅行や、衛生をつかった通信環境を整える計画(スターリンク)などがあり夢とロマンの塊でもあります。
イーロンマスクはスターリンクを分社化してIPOするというツイートもしていることからスペースXの動きにも今後注目していきたいです。
すでにNASA(アメリカ航空宇宙局)や、国防総省などとの契約に動いており何度も宇宙にロケットを飛ばしています。
夢とロマンの塊の企業だよね。
話がでかすぎてイメージができなかったけど確実に現実になってきてる感じがあるよね。
ストライプ(アメリカ)
ストライプはアメリカのフィンテック企業でオンライン決済などを手掛けています。
すでにIPOに乗り出しているとの報道もあり投資銀行や法律事務所との契約も行っています。
すでに企業価値は950億ドルあると言われており(9兆5000億円規模)、投資家からも注目されている企業というのがわかります。
メインの事業としてはオンライン決済となっていますが、導入企業としてはズーム【ZM】や、ショッピファイ【SHOP】、スラック【WORK】日本のクックパッドや日経新聞などもクライアントです。
オンラインの決済システムはすでに紹介したような企業で採用されている他、継続的な収入も見込めるため安定したビジネスモデルになりそうです。
ペイパルやスクエアという強敵がいるフィンテックの決済分野ですが今後どうなっていくのか気になるところです。
クラーナ(スウェーデン)
クラーナは以前もバイナウペイレイター(BNPL)でもご紹介しましたが「後払い決済」のフィンテック企業になります。
ソフトバンク・ビジョン・ファンドも出資しており、企業価値はすでに460億ドル規模になっています。(4兆6000億円規模)
ヨーロッパで最大のユニコーン企業として注目されていますし、先程紹介したストライプとの業務提携を発表しています。
この一連の報道から一時、ライバル企業でアメリカの後払い決済会社のアファームの株価を大きく下落させています。
BNPLは市場は大歓迎な雰囲気はあるものの、ヨーロッパを中心に規制の動きもあります。
イギリスでは広告の一部を規制したり、クラーナがあるスウェーデンでも決済の選択肢にBNPLを先に提供することが違法となってたりします。
拡大する市場と、規制する行政のせめぎあいが今後も続いていきそうですがヨーロッパ最大のユニコーン企業には今後も注目は集まりそうです。
キャンバ(オーストラリア)
ブラウザでデザイン支援ツールを提供しているオーストラリアのテック企業の「キャンバ」も有望な未上場企業です。
フォーブスによれば2021年9月時点の評価額は、400億ドルとなっています。(4兆円規模)
フォーブスの選ぶ有望なクラウド企業を選ぶ「Cloud 100」においても、2021年に上記であげたストライプにつぐ3位となっています。
Canvaは日本でも提供されておりブログのアイキャッチなどでもよく使用されたり多くのブロガーが紹介していたりします。(世界190カ国で展開)
最近では、プレゼンツールとしての機能を備えたりと様々な用途に利用されることからアドビ【ADBE】やWix.com【WIX】との競合となってきいます。
月間のアクティブユーザーは6000万人を超えており、大手企業(アメリカン航空、インテル、ズームなど)でも採用されています。
まとめと私見
今回は、期待のユニコーン企業を5社ほど紹介してきました。
投資するかしないかと言われれば「まだわからない」という卑怯な答えになってしまいます。
期待のユニコーン企業が順調に成長していくかどうかというのは、また別の話です。
しかしながら、現在のアメリカ、世界を牽引しているGAFAMやNASDAQ100銘柄のトップ100は少なくとも大きな期待とともに成長してきています。(一部除く)
今後の成長を見守りながら、「あの時注目していたのに、投資しておけばよかったな」となってもまた投資妙味に尽きるのかなと思います。
今後も不定期にはなると思いますが、ユニコーン企業に注目して記事を書いていきたいと思います。
あなたが注目するユニコーン企業はありますか?
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