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【クソガキ騒動】WBCで山田のホームランをキャッチしたクソガキくんが大炎上したあれ【幻弾少年】

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野球の世界一を決める大会、WBC (ワールドベースボールクラシック:以下WBC)で珍事件が起きた。我が愛する東京ヤクルトスワローズ所属の山田哲人がホームラン級の打球を飛ばしたのだが、少年のファン(以下:クソガキ)がフェンスの乗り越えて手を伸ばしグラブでキャッチして、記録は二塁打になってしまったのだ。試合としては勝ち越しの得点となったが、ホームランと二塁打の違いは野球をあまり知らない人でもその重みがわかるだろう。
事件はそれだけでは終わらなかった。クソガキはホームランを取り消しただけではなく、キャッチしたボールをドヤ顔でtwitterにアップしやきう民、ネット住民に油を注いだ。
案の定、瞬間的に情報は拡散されることとなり彼の本名や高校などの情報も一気に露呈される事となる。数時間の間twitterのトレンドにはクソガキ、ホームランなどの関連ワードが並び続けた。
これが今回の炎上事件の流れだ。

クソガキのホームランを取り上げたマスコミ各紙

スポーツ新聞を中心に各紙が取り上げてるね。

クソガキが炎上騒ぎに発展した背景と要因

では何故このような炎上がtwitterから度々起き個人情報などが晒される結末になってしまったのかそれを紐解いていく。

ポイントは大きく分けて3つ。

  1. 国際大会
  2. 完全なるルール無視
  3. ドヤ顔twitter報告
世界一を決める国際試合

今回の大会は野球の世界一決める非常に大きな大会であり、一部ではあるが国民の注目度は非常に高い大会だ。特にマスコミを中心にキャンペーンを大々的に打ち出していることもあり普段野球を見ない層にもアプローチがかかっている。他のスポーツとは違い野球は日本で最も盛んなスポーツであり国民の関心度も高い。加えて世界一を2度この大会で優勝している日本は世界の各国からもマークされている。特にその開幕戦とすれば尚更だろう。更にホームラン級の打球を打ったのは山田哲人である。彼は日本球界では超がつくほどのスーパースターであり、メジャー球団のスカウトからも大変注目されてあるほどの逸材だ。そんな彼がこの大舞台で日本の勝ち越しホームランを打った、取り消しとなると注目されずにはいられないだろう。

フェンスを越えてキャッチは完全なるルール無視

もちろんクソガキも大舞台で興奮していたということもあるだろうが、フェンスを越えてキャッチはルール無視どころか試合状況を一変させるかもしれなかった。
サッカーで言えば、ゴールに入る直前キーパーの横をすり抜けたボールを観客がキャッチしゴールを止めてしまうといった状況かもしれない。そのボールがポストに当たろうと完全なゴールに入るルートだろうが大問題だ。
ゴルフだとカップインする手前に観客が飛び出してきてボールを止めるようなもんだ。決して許される行為ではない。
もしファールゾーンでエキサイトシートなどで手を伸ばして行われたとなればここまで燃えることはなかったはずだ。もちろんマナー違反ではあるが、ファールであれば試合状況に影響することは少ない。

 

  • フェアゾーンでの事であったこと
  • チーム初ホームランであったこと
  • 勝ち越しの得点であったこと

 

これだけでも炎上する要素は盛りだくさんだ。
アメリカのメジャーリーグでも同じようなことが起きているが、ファールゾーンですら新聞社から名指して晒し上げられてあるとtwitter炎上なんて可愛いものだろう。
興奮してとってしまったんやろなぁと大人な対応をしようとしていた人達に油を注いだのは、3つ目の彼自身の行動だ。

自らtwitterにキャッチしたボールと自身をドヤ顔でアップ

ヤクルトファンだけではなく、日本代表をリアルタイムで応援していた人は怒っていた。状況は緊迫した接戦だったし、ホームランを取り消されたことによってこの試合はどう流れが変わるのかわからないという状況だったからだ。するとクソガキくんはtwitterでキャッチしたボールをアップロードしているではないか。ボールだけアップするならともかく、腹が立つくらいのドヤ顔でだ。これは普段から優しいやきう好きのお兄さんたちに草を燃やし尽くすくらいのガソリンをばら撒いたようなものだ。この蛮行にやきう民からtwitter民に情報は文字通り光の速さで伝わり情報は拡散された。顔だしに加えて高校名なども実名アカウントであったため容易に個人情報なども出回った。

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この3つポイントが重なり合いホームランキャッチクソガキくんの黒歴史となって半永久的に語り継がれることになる。

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普段のシーズンのホームランをキャッチしたことであればここまで燃えるなかっただろうが、WBCともなると試合のハイライトは大会中永遠に流れる。なおかつ山田の打席ごとにこの映像は全国民、世界中に流されるだろう。シーズンに入っても同様にこの映像は使われるだろうし、年末の珍プレー好プレーにも選出され兼ねないプレイだ。すでにtwitterやニコニコ動画、YouTubeでもコラ画像や動画は出回っている。仕事が早い。おもちゃとして、素材として今後使われ続けるだろう。

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気持ち悪いのは擁護してる奴ら

私が嫌悪感を抱いたのは、そんなクソガキくんを擁護というか、クソガキで遊んでるやつらを批判して好感度アップを狙っているクソガキくんでポイント稼ぎマン達だ。彼らは、twitterなどで彼を擁護する発言をすることで自分はそんなことしない、晒してるやつらはクソガキよりクソガキだと批判。住所なんて特定されてもないのに特定されたと勘違い、断定し批判。

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そんな好感度狙ってどうするんだと、心の底から嫌悪感抱いた。クソガキを出汁に「私はいい人」「晒しなんてしない」「ネットの悪事には関与していない」と言っている。

 

そもそも、晒行為などに対して批判することは別に悪いことではないが、完全にクソガキがどう考えても悪い。そんなリスクも考えずにtwitterでアップロードし、自らの人生の汚点を残すような行為を晒したのだ。晒し行為を批判することに寄って、晒し行為を助長しているとも言える。知らない人がそのツイートを見たら気になるだろう。一度炎上したら批判しようがなにしようが、飽きるまで、あるいは怒りが収まるまでは収集付かないのだから。

 

さっそくおもちゃ扱いされる

私は翌日WBC日本代表対オーストラリア戦を観戦した。序盤から試合は緊迫する投手戦を呈する。トイレ休憩中に日本代表の投手菅野が被弾する。いわゆるドームランだが、twitterを見れば昨日のホームランキャッチをしたクソガキがさっそく「ネタ」として登場しているではないか。

 

クソガキくんに対してオトナな対応をした山田

勝ったからよかったね

試合は日本代表が勝利し、クソガキに対しての矛先は若干沈下傾向にある。仮に負けていた場合にはとんでもない批判の対象になっていただろう。侍ジャパン初ホームランを強奪された山田ファン、ヤクルトファンはとても悲しい思いにかられたに違いないが、勝利すればすべてが許される(わけではないが)

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山田から幻弾少年へ「またグラブ持って応援に来て」

www.nikkansports.com

クソガキとはさすがにマスコミはいえないけど、「幻弾少年」に名前つけられてるのは流石に笑うわ。内容はこうだ。

(前略)喜びにわくロッカー室で着替えているときだった。何となく無音のテレビに目をやると、あのシーンが流れていた。手が止まった。目に入ったのは捕球直後に大喜びする、丸刈り頭。「グラブを持って来てくれたんだから、野球少年なんでしょうね」。責める気持ちなど、わくはずがなかった。 

そしてこの日の朝、歯を磨きながら、ふと、丸刈り頭のことが気になった。スマートフォンを手に取った。「うつろな表情で、フードをかぶったまま。青ざめていた」とあった。落ち込んでいると知った。だから、伝えたかった。「僕は全然気にしてない。だから野球を嫌いにならず、またグラブを持って応援に来てほしい」。絶対に打ちたかった。 それだけではない。侍ジャパンの試合に、グラブを持って来た少年だ。「これも何かの縁だし、将来プロ野球選手になって、一緒に『あんなことがあったね』と懐かしい話ができるように頑張ってほしい。僕も完璧な本塁打を打てるように頑張ります」。山田から少年へ。幻弾は、それ以上の価値を生んだ。

 拡散されたから、山田も目に入ったんだろうな。とは言え山田は素晴らしいコメントを残している。逆にこれで山田がキレた対応をしても面白かったかもしれない。(山田が炎上してた。)

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とは言え、クソガキことホームランキャッチ幻弾少年の行為は許されないし、許す気もない。大人げないとかそういった批判は受け付けるが野球ファンとしては黙っている訳にはいかない、今後、第二のクソガキが出ないように語り継がれるだろう。

対戦相手が、韓国で韓国、中国代表のホームラン級のボールを取ってさらに、日本が勝利していたら国際問題になっていたかもしれない。まだ日本代表で山田のような紳士でよかった。二度とこんなことが起きないで欲しいと思った事件でした。十分反省して巨人戦のホームランをキャッチすれば私は彼を許してあげるかもしれない(手のひらくるくる)。

そういえば観戦したからWBCのサムライマフラーゲットした