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今回は配当金入金の報告と、その銘柄の考察についてまとめていきます。
今回、配当があった銘柄は「KLAテンコール(以下:KLA)【KLAC】」です。
使用しているSBI証券の明細には6月2日付けでの入金が確認をとれました。
注意:現在(更新日現在)は【KLA】を売却しております。詳しくは金融資産のポートフォリオ記事に記載しています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
KLAのチャート
KLAとは?【KLA】
KLAは半導体の検査装置の世界最大手の会社となります。(半導体装置としては世界5位)
シリコンウェーハの欠陥検査装置を販売しており、半導体やシリコンウェーハの量産ライン用ではシェアが100%というドル箱状態になっています。
半導体はより精密に、小型になっているることもあり、高純度のシリコンウェーハ欠陥検査の重要性は日に日に高まっている状態です。
2021年の1月~3月期における、シリコンウェーハの検査装置はKLAの売上は10月~12月より約3割増加しています。(+33.4%)
- ウェハ検査:33.4%増
- パターニング:33.8%増
- 特殊半導体プロセス:11.6%増
- プリント配線基板、ディスプレイ、電子部品検査:36.5%増
- サービス:14.7%増
- その他:-2.3%減
- 合計:26.7%増(前年比)
かなりいい数字だよね。決算については下記でまとめています。
パターニングもすごいね!で、パターニングってなんなの?
詳しくは説明できないけど、アプライドマテリアルズのホームページに記載があったので紹介しておくね
パターニングとは
パターニングとは…(クリックで下に詳細を表示します)
■パターニングは、デバイス製造プロセスの特定のステップにおいて、フォトリソグラフィーと光学マスクのプロセスを使用し、ウェーハ上に成膜した材料を除去してパターンを印刷します。デバイスの各層では、マスクで覆われていない領域で材料が成膜および除去され、次の層でまた新しいマスクが使用されます。*2
何言ってるかさっぱりわからないわね
うん、とりあえず、特殊な技術なんだろうね。絶対説明できない。詳しくしりたいひとはものづくり太郎さんの動画でも見てくださいw
半導体に関してはものづくり太郎さんに丸投げ定期
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■KLAは米国の精密機器メーカー。半導体やマイクロ電子機器産業向けに、プロセス制御機器や歩留まり解析システムを製造・販売する。主要製品はウエハー欠陥・異物検査装置、レチクル欠陥検査装置、相互接続検査装置、CD計測器、光学式オーバレイ計測機器、ウエハー膜厚・膜組成測定装置、プラズマチャンバー測定装置、ウエハー形状・特性測定装置、歩留まり・欠陥解析システムなど。(ヤフーファイナンスより))
競合他社としては、下記のようになります。
KLA【KLAC】の配当について
KLAの配当利率自体は高くなく、株価も上昇していることもあり1%台で推移しています。
株価が上がれば配当利率は下がっていくからね、仕方ないね
ただ少しではありますが、配当も増配傾向(連続11年増配)にありますので高配当銘柄としては物足りないですが、グロース株としては魅力たっぷりだと思います。
グロース株としては歴史のある会社で大規模ですが、半導体市場は右肩上がりで年7%以上の成長が今後も見込める50兆円市場です。
2030年には100兆円市場になると言われており、台湾セミコンダクター【TSM】やサムスン、インテル【INTC】などは大規模な設備投資が続くと考えられています。
魅力たっぷりで将来が明るいセクターのキーパーツだからね
KLA【KLAC】の配当推移
KLA【KLAC】の決算
4月29日に発表している決算をおさらいしていきます。
決算を見る(クリックで下に詳細を表示します)
■EPS:◎
- 発表:$3.85
- 予想:$3.61
- YoY:35.84%
- QoQ:15.84%
■売上高:◎
- 発表:$1.80B
- 予想:$1.75B
- YoY:21.11%
- QoQ:8.33%
売上、EPSとも毎回クリアしているところが好調さを伺えるね
次回の決算は8月4日に予定されてるね
配当の使い道
今回の配当は、別の銘柄の購入資金などに充てる予定です。
保有している株数もそこまでないので微々たる額なので再投資ではなく別の株などの購入資金に宛てます。
KLAを保有している目的
購入した動機
KLAを購入した動機は2つあって、ひとつは中長期的にも半導体は今後ますます伸びていくと確信しているからです。
もうひとつの理由としては、KLAの技術力の高さです。
半導体装置は非常に参入するには技術やノウハウが必要です。
半導体には様々な工程が複雑にありますが、KLAの装置なしでは製作することができません。
いわゆるニッチトップであるKLAは半導体市場においても今後もキーパーソンであり続けると思ったため購入した次第です。
今後の予定
2020年の年末、2021年の年始と比較しても株価の上昇は大きくはありません。
しばらくは調整局面もあるとは思いますが、世界的な半導体需要の高まりや今後のハイテク分野を支えるためにも半導体はますます重要です。
そうした未来を信じて「ガチホしていく!」といいたいところですが、半導体の3倍レバレッジのSOXLにシフトしようかと考えています。
KLA自体の銘柄が不安というわけではなく、さらに利益を追求した動きとして、KLA株を売却しSOXLにシフトする可能性はあります。
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