米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
米国株市場は3指数とも上昇し3日ぶりに反発した形になっています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】主要3指数は3日ぶりの上昇となっており、金融引締などFRBの政策に対して嫌気されておりハイテク株が売られる展開となっています。ただ売り一巡後は生活必需品やヘルスケア関連のディフェンシブ銘柄中心に買いが集まっていました。
- 【セクター】上昇したセクターは、ヘルスケアや金鉱株が好調で、エネルギーなどもあがっています。またサイバーセキュリティ、生活必需品なども上がっています。逆に下落したセクターは旅行関連が、航空関連が大きく下落しています。またハイテク関連の小型株も下がっているのが目立ち、クリエネやARK、フィンテックなども下落していました。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は全体的には-0.75%の下落で7銘柄が下落しています。特に中国銘柄の2社が大きく下がっています。上昇した3銘柄はテスラが1%あがったもののマイクロソフト、アップルは若干の上昇になっています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年4月7日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年4月7日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、若干だけど上がってるね!
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:-5.25%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
.
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
失業保険申請件数
新規失業保険申請16.6万件に改善、労働市場の引き締まり示唆
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米労働省が7日発表した2日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比5000件減の16万6000件となった。
- 第2・四半期に向け労働市場が一段と引き締まっていることを示唆し、高インフレ維持の一因になる可能性がある。
- 市場予想は20万件だった。州別ではミシガン、テキサスの両州での申請件数が大幅に減少し、カリフォルニア、オハイオ、ペンシルベニアの各州の増加を相殺した。
- 労働省は、コロナ禍による失業保険への影響の大部分が解消されたことを踏まえ、今回から集計方法を変更。
- 2017─21年までのデータも改定された。ブリーン・キャピタル(ニューヨーク)のシニア経済アドバイザー、コンラッド・デクワドロス氏は、新規失業保険申請件数は不安定で修正されやすいデータではあるが、労働市場が歴史的基準から見て極めて引き締まっていることが示されたと述べた。
- また、失業保険受給総数は3月26日までの1週間に1万7000件増加し、152万3000件となった。
失業保険申請数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米新規失業保険申請件数は、失業者がはじめて申請した失業保険給付の申請件数を測定する指標です。
- 労働省によりまとめられ、毎週木曜日に発表されます。
- 週次の失業保険申請件数は、速報性が高いため失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されており、雇用市場の健全性を測定する方法として使用されます。
- 予想より高い数値は米ドルにとって売り材料であるとされるが、予想より低い数値は米ドルにとって買い材料であると解釈されます。*3
コストコ・ホールセール【COST】
コストコが逆行高 3月の既存店売上高が予想上回る
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- きょうの米株式市場は全体的に売りが優勢となる中、コストコが逆行高となっている。前日引け後に3月の既存店売上高を公表しており、17.2%増と予想(11.2%増)を上回った。
- 4月3日終了の5週間の売上高も19%増の216億ドルとなっている。
- この発表を受けてアナリストからの目標株価引き上げも相次いでいる。
- 高価格が続けば、同社の倉庫への訪問や会員登録が増える可能性が高いという。食品と雑貨のカテゴリーと補助品が加速の主要なドライバーであったようだ。
- 高インフレの中で、全体的に米消費者へのコストの逆風が吹く中で、今回の報告は印象的な結果を示したとしている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■コストコ・ホールセールは、会員制の大型量販店チェーンを展開。米国、カナダ、メキシコ、英国、アジア、オーストラリアに約650店舗の販売網を持つ。幅広い品揃えの有名ブランドと自社ブランドの商品を低価格で販売、食料品、飲料、家電や家具などの耐久消費財、衣料や医薬品などの非耐久消費財を扱う。また、ガソリンスタンドや薬局も運営する。*4
フォード【F】
フォードが下落 アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- フォードが商いを伴なって下落。
- 株価は14ドル台に下落している。
- アナリストが投資判断を「買い」から「中立」に引き下げた。
- 自動車セクター全体をネガティブに格下げしたうえで、最近の下落にもかかわらず、市場はインフレ、生産への圧力、消費の弱さによるリスクをまだ過小評価していると指摘している。
- 半導体不足がピックアップ・トラックの生産に打撃を与え、半導体については年内の需要の3分の1程度しか確定できていない可能性があると指摘。
- 北米での生産減少により在庫がタイトになり、価格も高く維持される。
- しかし、それは経済が弱まった場合、パンデミック前の水準への回復のリスクとなるかもしれないという。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■フォード・モーターは米国大手の自動車メーカー。同社ブランド「フォード」と「リンカーン」を世界的に展開し、乗用車とトラックの製造と販売に従事。レンタカー会社、商用車顧客、リース会社、政府機関へ車両を販売、保守、修理、長期保証サービスなども提供する。また、融資、車両リース、自動車保険仲介サービスも扱う。本社はミシガン州。*5
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に上がってるけどトントンだね。
グロースのほうが若干良かったみたいだね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国勢は不調のようだね
半導体も軟調だね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターは、ヘルスケアや金鉱株が好調で、エネルギーなどもあがっています。またサイバーセキュリティ、生活必需品なども上がっています。
下落したセクター
逆に下落したセクターは旅行関連が、航空関連が大きく下落しています。またハイテク関連の小型株も下がっているのが目立ち、クリエネやARK、フィンテックなども下落していました。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- ソーシャルメディア関連銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
また中国銘柄が足を引っ張ってるよ…
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
マイクロソフト【MSFT】
マイクロソフト、欧米・ウクライナでロシアのハッカー攻撃阻止
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米マイクロソフトは7日、ロシア軍所属のハッカー集団がウクライナ、欧州連合(EU)、米国の標的にサイバー攻撃を試みたが、これを阻止したと明らかにした。
- 同社はブログへの投稿で、ハッカー集団を「ストロンチウム」と呼び、7つのインターネット・ドメインを使って米とEUの政府機関やシンクタンク、ウクライナのメディアなどの侵入を試みたと説明した。
- ロシア軍情報機関と関係があるハッカー集団は、他では「ファンシーベア」や「APT28」の名称で呼ばれている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■マイクロソフトは米国のソフトウエア大手。多様なコンピュータ向けにソフトウエアの開発、製造、ライセンス供与、サポートを展開。「ウィンドウズ」、サーバー、パソコン、OS、クライアントやサーバー環境向けアプリケーション、業務自動化・効率化アプリケーション、ソフトウエア開発ツールに加え、家庭用ビデオゲーム機器、タブレットを提供。本社はワシントン州。*10
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+銘柄
アマゾン(Amazon.com)【AMZN】
アマゾン、NY市での労組結成巡る投票で不当介入を訴え
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- 米インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムは6日、ニューヨーク市スタテン島の物流施設で同社として国内初の組合結成が決まった従業員投票について、結成に賛成票を投じるよう脅迫が行われており、不当な介入があったと訴えた。
- 独立政府機関の全米労働関係委員会(NLRB)はアマゾンに、労組の投票決定について4月22日まで異議の申し立てを認めている。
- NLRBへの提出書類によると、アマゾンは異議申し立てが「かなりの内容」であるとして、証拠提出のため期限を延長するよう求めている。
- 一方、アマゾン労働組合(ALU)のエリック・ミルナー弁護士は「ALUが従業員を脅したというのは実にばかげた話だ」と述べ、アマゾンの訴えを否定した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アマゾン・ドット・コムは米国のオンライン小売最大手・テクノロジー企業。日用品、書籍、CD・DVD、ゲーム、家電、衣料品など広範な商品販売を世界各地で運営し、出品・受注・梱包・発送サービスを行い、会員制「アマゾンプライム」を展開。クラウド、デジタルストリーミング・サービスを提供、オンライン薬局も展開する。本社所在地はシアトル。*11
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- ネットショッピング関連銘柄【Eコマース銘柄】
ヒューレットパッカード(HP)【HPQ】
HP株が14.8%上昇、バークシャーの株式取得で
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- 7日の米株式市場で、パソコン大手HPの株価が大幅上昇した。
- 米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイの株式取得が支援材料となった。
- バークシャーは6日、米証券取引委員会(SEC)への提出書類で、今週購入した1110万株を含めてHPの株式を約1億2100万株保有していると明らかにした。
- 保有比率は約11.4%で、42億ドル相当となる。HPの株価はこの日、前日比5.15ドル(14.8%)高の40.06ドルで取引を終了した。
- 一時、41.46ドルを記録した。
- HPは「バークシャー・ハサウェイは世界で非常に尊敬されている投資家であり、われわれはバークシャーを投資家として歓迎する」と声明を発表した。
- HPは、在宅勤務やリモート学習の増加に伴う需要拡大の恩恵を受けている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ヒューレット・パッカードは米国大手のコンピュータ・IT企業。HPの分社化によりエンタープライズ事業を切り離し、主にPC・プリンティング事業に特化する。「HP」ブランドを展開、デスクトップ型またはノートブック型パソコン、インクまたはレーザープリンター、スキャナー、その他の周辺関連機器などを開発、製造、販売する。本社はカリフォルニア州。*12
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
バイオジェン【BIIB】
バイオジェンのアルツハイマー薬、メディケアが給付対象大幅制限
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- 米厚生省のメディケア・メディケイド・サービスセンター(CMS)は、米バイオジェンがエーザイと共同開発したアルツハイマー病治療薬「アデュヘルム(一般名アデュカヌマブ)」のメディケア(高齢者・障害者向け医療保険制度)適用対象について、特定の臨床試験に参加する患者に制限する計画を最終決定した。
- 7日に発表された決定により、アルツハイマー病患者の大半はアデュヘルムへのアクセスを事実上阻まれる。
- ただ、CMSの当局者は、将来の大規模試験で臨床的利点が明確に示され、米食品医薬品局(FDA)から完全な承認を得たアルツハイマー病治療薬については、メディケアの適用対象をより幅広くするとした。
- CMSはアデュヘルムの適用対象を大幅に制限する暫定決定を1月に発表。
- これの撤回を働き掛けていたバイオジェンにとり、今回の最終決定は打撃となった。
- RBCキャピタル・マーケッツのアナリストは7日の調査リポートで、予想されていたものの「アデュヘルムの終わりを意味する公算が大きい」と分析。
- その一方で開発段階にある他のアルツハイマー病治療薬には「門戸を開いたままにした」と指摘した。
- これらにはイーライリリーやロシュが開発中の新薬が含まれる。エーザイも別のアルツハイマー薬候補の申請データの提出を既に開始した。
- CMSはアデュヘルムに対する厳しい姿勢を維持しながら、効果が確かなより新しい治療薬についてはメディケア給付への道筋を付けるといった妥協点を見いだした。
- バイオジェンの株価は7日の時間外取引で下落。ニューヨーク時間午後6時43分(日本時間8日午前7時43分)現在、1.1%安となっている。
- FDAが昨年6月にアデュヘルムを予想外に迅速承認した後の上昇を帳消しにしている。
- リリーの株価は時間外で一時0.5%高となったが、その後は上げ幅を縮小している。
- バイオジェンは7日、今回のCMSの決定は「前例のない」もので「新たな種類のアルツハイマー薬として最初にFDAに承認された唯一の治療薬であるアデュヘルムへのアクセスをメディケア受給者から事実上奪うものだ」と発表資料でコメント。
- こうした制限が「他の疾病分野のFDA承認薬に適用されたことはなかった」と指摘し、「選択肢を慎重に検討し、今回の決定による事業への影響をさらに検証した上で最新情報を提供する」とした。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■バイオジェンはバイオ医薬品企業。神経疾患治療の医薬品の開発・製造・販売に従事する。再発性多発性硬化症(MS)治療薬、クローン病治療薬、非ホジキンリンパ腫と関節リウマチ治療薬などが主要製品。また、潰瘍性大腸炎などの自己免疫疾患のほか、血友病、リンパ性白血病、非ホジキンリンパ腫の治療薬も扱う。本社はマサチューセッツ州ケンブリッジ。*13
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
ソーファイ・テクノロジーズ【SOFI】
ソーファイが下落 アナリストが同社のEBITDA見通しを下方修正
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- フィンテックのソーファイ・テクノロジーズが下落。
- アナリストが同社の2022年度のEBITDAの見通しを下方修正した。
- 米政府が学生ローン支払いの一時停止を延長したため、同社のEBITDA予想を0.42億ー1.00億ドルへ引き下げた。
- 市場のコンセンサスを約5%下回る。なお、同社はソフトバンクGのコンブ、メデイロス両氏から取締役再選を目指さない旨の通知を受けた。
- きのう米証券取引委員会(SEC)に提出した文書で明らかとなった。
- 届け出によると、両氏の決定に関連して、ソフトバンクG関連会社からは社外取締役候補1人を含む取締役候補3人を指名する権利を放棄するとの通知も受けたという。
- これについて同社は、運営や方針、慣行を巡る意見の相違の結果ではないとしている。
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■ソーファイ・テクノロジーズは米国のフィンテック企業。金融サービスプラットフォームを介し、オンラインバンキング、クレジットカードやデビットカードによる支出、学生ローンや住宅ローンなどの借入れ、仮想通貨や株などへの投資、退職後の貯蓄、そして生命保険や自動車保険などをカバーした利用者の経済的自立に役立つ商品・サービスを提供。本社所在地はサンフランシスコ。*14
ロブロックス【RBLX】
ロブロックス、アナリストが「買い」でカバレッジ開始
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- オンラインゲームのロブロックスは軟調なスタートとなっているものの、きょうはアナリストが投資判断を「買い」でカバレッジを開始したことが伝わっている。
- 目標株価は59ドル。
- 同社の健全なソフトウェア強化のパイプラインを評価している。
- 同社は第4四半期の決算を受けて市場予想が大幅に引き下げられたが、現在のコンセンサスは妥当と考えているという。
- 同社のバリュエーションは同業他社と比較すれば割高となっているが、同社の戦略的地位、急成長、製品強化の健全なパイプラインを考慮すれば、それは正当化できるという。
- 同社の時価総額は今後12カ月間の予想売上高の8.8倍となっており、4.2倍ー6.9倍で取引されている競合他社に比べれば、割高な株価設定となっている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ロブロックスは米国のソフトウェア企業。オンラインゲーム・プラットフォームの運営およびゲーム制作システムを開発する。ユーザーである開発者やクリエイターが独自のゲームを作成できるデザインツール「Roblox Studio」を開発。また、その他のユーザーが作成されたゲームをプレイできるプラットフォームを提供する。ゲーム内通貨による収益は開発者と同社で分割される。*15
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
コナグラブランズ【CAG】
コナグラ・ブランズが通期1株利益の見通しを下方修正
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 加工食品のコナグラ・ブランズが取引開始前に12-2月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を若干上回った。
- 中核売上高も予想以上の増収を見せている。
- しかし、市場はガイダンスを嫌気している模様。
- 通期の1株利益の見通しを下方修正しており、コスト圧力を理由に挙げていた。
- アナリストからは、1株利益の下方修正自体は全く意外ではなかったが、引き下げ幅は予想より若干大きい可能性があるとの評価も聞かれた。
- 第3四半期の予想を上回る1株利益は広告宣伝費の2桁削減とアーデント・ミルズの好調に助けられたという。
- ただ、株価は下げて始まったものの、売り一巡後は買い戻されプラス圏に浮上している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■コナグラ・ブランズは米国の大手食品メーカー。全国ブランドや自社ブランドの各種メインディッシュ、調味料、スナック、デザートなどの冷凍、冷蔵、常温食品を扱う。家庭用食品は「バンケット」、「シェフ・ボヤーディ」や「ヘルシー・チョイス」、業務用食品は「コナグラ・ミルズ」、「ラム・ウェストン」などのブランド名で提供する。本社所在地はイリノイ州シカゴ。*16
まとめ
- 【主要指数】主要3指数は3日ぶりの上昇となっており、金融引締などFRBの政策に対して嫌気されておりハイテク株が売られる展開となっています。ただ売り一巡後は生活必需品やヘルスケア関連のディフェンシブ銘柄中心に買いが集まっていました。
- 【セクター】上昇したセクターは、ヘルスケアや金鉱株が好調で、エネルギーなどもあがっています。またサイバーセキュリティ、生活必需品なども上がっています。逆に下落したセクターは旅行関連が、航空関連が大きく下落しています。またハイテク関連の小型株も下がっているのが目立ち、クリエネやARK、フィンテックなども下落していました。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は全体的には-0.75%の下落で7銘柄が下落しています。特に中国銘柄の2社が大きく下がっています。上昇した3銘柄はテスラが1%あがったもののマイクロソフト、アップルは若干の上昇になっています。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:I米国 失業保険申請件数Investing.com
*4:ヤフーファイナンスより
*5:ヤフーファイナンスより
*6:参照:https://finviz.com/map.ashx
*7:参照:https://finviz.com/map.ashx
*8:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*9:GoogleFinanceより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより
*16:ヤフーファイナンスより