米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
全面高となり反発しています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】全面高となった米国株市場です。生産者物価指数(PPI)が発表され予想を下回ったことも好感サれています。株価が下がり続ける中でFOMCの結果公表を前に買い戻しの動きも強まっていました。NASDAQとS&P500は4日ぶりの反発となっており、ダウは3日ぶりの反発です。
- 【セクター】多くのセクターが上昇しています。特に航空銘柄の反発が大きく全体で5.8%上昇しています。他にも前日下がったハイテク関連、半導体なども上がっていました。逆に下がったのはエネルギーセクターが下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+も反発しており、3.13%上昇して8銘柄が上がっていました。特に半導体のエヌビディアが7%、テスラが4.6%と好調で下落していのはアリババとバイドゥの中国銘柄です。
- 【予定】明日FOMCで利上げの話があるのでそこでFRBパウエル議長が何をいうか見どころです。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年3月15日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年3月15日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、反発して全面だったね
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:+1.81%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
生産者物価指数(PPI)
米2月PPI、前年比10%上昇 ガソリン急騰で
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米労働省が15日に発表した2月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比0.8%上昇した。
- 前年同月比でも10.0%上昇した。ガソリン価格などの高騰に押し上げられた。前月比の伸びは1月の1.2%上昇から幾分鈍化したものの、ロシアのウクライナ侵攻を背景に原油や他の商品価格が上昇する中、インフレは今後数カ月高止まりする見通しだ。
- ロイターがまとめたエコノミスト予想では、前月比0.9%上昇、前年同期比10%上昇だった。
- モノは前月比2.4%上昇と、前月の1.5%上昇から加速し、2009年12月以来の大幅な伸びを記録。ガソリンは14.8%急伸し、モノ全体の上昇分の約40%を占めた。
- 食品は1.9%上昇した。サービスは前月比変わらず。1月は1%上昇していた。運輸・倉庫サービスが1.9%上昇したものの、ポートフォリオ管理費の4.2%値下がりや、ホテルなどの宿泊費、衣料品、宝飾品などの価格下落によって相殺された。
- 変動が大きい食品とエネルギー、貿易サービス部門を除いたコア指数は前月比0.2%上昇。前年同月比は6.6%上昇。1月は前月より0.8%上がり、前年同月比6.8%上昇していた。今回の統計には、2月24日に始まったウクライナ侵攻後の原油・商品価格の急騰の影響は反映されていない。
- FHNフィナンシャルのシニアエコノミスト、ウィル・コンパーノール氏は「商品価格の上昇や世界の貿易の混乱が増幅する中、PPIは3月に大幅に上昇すると予想する」とし、「消費者物価の伸びが鈍化するためには、企業が目先、ロシアのウクライナ侵攻や中国での新たなロックダウン(都市封鎖)による影響に対応する必要がある」と述べた。
- インフレ率は、いずれの物価指標も米連邦準備理事会(FRB)が目指す2%を大幅に超えている。
- FRBが16日に利上げ開始を発表すると予想されており、エコノミストは年内に最大で7回の利上げを予想している。原油価格は30%を超えて上昇し、世界的な指標である北海ブレントは2008年以来の高値となる1バレル=139ドルを付けた。
- 15日には一時1バレル=100ドルを下回る水準まで下落したが、インフレは高止まりするとみられる。
- 米国の工場の主要な原材料供給源である中国での新型コロナウイルスの感染の再拡大がサプライチェーン(供給網)にさらなる圧力をかけているためだ。
- FHNフィナンシャルのチーフエコノミスト、クリス・ロー氏は「米国のインフレは今年前半に加速し、第4・四半期はそうならなかったとしても、第3・四半期はほぼ間違いなくさらに上昇するだろう」との見方を示した。
- インフレは、ロシアとウクライナの戦争が起こる前から既に問題になっていた。
- 新型コロナのパンデミック(世界的大流行)によって支出がサービスからモノにシフトし、政府からの数兆ドルもの支援策によって強い需要が生まれたが、供給は制約された。
- 新型コロナのまん延で何百万人もの労働者が労働市場を離れ、原材料を工場に、完成品を消費者に届けることが困難となったためだ。
- 政府は先週、2月の消費者物価指数の前年同月と比べた上昇率が1982年1月以来、約40年ぶりの大きさになったと発表した。
- ガソリン価格上昇を中心とする高いインフレ率により、エコノミストは今年の経済成長率の予想を引き下げている。
- 今のところパンデミックの間に家計に蓄えられた多額の貯蓄の効果により、景気後退(リセッション)が起こることは予想されていない。
アメリカ・PPI 生産者物価指数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 労働省が発表する生産者物価指数(PPI)は、国内生産者が販売する商品やサービスの価格を測定する指標です。
- PPIは製造段階別(原材料、中間財、最終財)や品目別、産業別などで分類されてます。
- PPIが上昇していれば、インフレの傾向であり、逆に下落すればデフレの傾向と見ることができます。
- PPIの変動は連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を推測する手がかりとなります。
- 予想より高い結果となれば米ドルにとって買い材料とされますが、予想より低い結果であれば米ドルにとって売り材料と解釈ます。*3
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に上がっているともいます。
グロースの方が良かったようね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国勢は一部不調のようだね
全体的には上がってるね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
多くのセクターが上昇しています。特に航空銘柄の反発が大きく全体で5.8%上昇しています。他にも前日下がったハイテク関連、半導体なども上がっていました。
下落したセクター
逆に下がったのはエネルギーセクターが下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- ソーシャルメディア関連銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アップルはなかなか上がってこないわね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
テスラ【TSLA】
テスラ、2週連続値上げ 中国では2モデルを約5%
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米電気自動車大手テスラは15日、中国と米国で値上げを実施した。過去1週間足らずで2回目の値上げとなる。
- ウェブサイトで明らかになった。
- 米国では全モデルの価格を引き上げた。
- また、中国で製造する一部の「モデル3」と「モデルY」を約5%値上げした。
- モデルYロングレンジの価格は37万5900元(約5万8952.68ドル)となった。
- 10日の1万元値上げ後にさらに1万8000元引き上げられた。モデル3パフォーマンスは36万7900元で、同じく10日に1万元引き上げられた後、1万8000元の値上げとなった。
- テスラはコメントを控えた。
- イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は13日のツイッターへの投稿で、テスラと同氏の宇宙開発ベンチャー、スペースXは、原材料と物流面で大きなインフレ圧力に直面していると述べていた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*8-
【TSLA】テスラの記事一覧
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
アリババ(阿里巴巴)【BABA】
中国テンセントとアリババ、1年強で時価総額計1兆ドル余り吹き飛ぶ
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- 中国のテクノロジー大手、テンセント・ホールディングス(騰訊)とアリババグループは1年1カ月前に香港株の下落局面が始まって以来、時価総額で合わせて1兆ドル(約118兆円)余りを失った。
- ブルームバーグがまとめたデータによると、ハンセンテック指数が2021年2月に高値を付けて以来、構成銘柄全体で消失した時価総額は計2兆1000億ドル。
- その半分強をアリババとテンセントの2社が占めている。政府が規制を強化する中、テクノロジー株はこの1年、中国株売りの矢面に立たされてきた。ハンセンテック指数はピークから65%下落。
- 当局がセクターの収益性抑制に動いたほか、景気減速で売上高の伸びが鈍化する懸念や、世界的な地政学的緊張の高まりで中国企業が米取引所からの上場廃止に追い込まれる可能性も重しとなっている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アリババ・グループ・ホールディングは中国の電子商取引・ITサービス持株会社。子会社を通じて、主に「Alibaba.com」で企業間電子商取引事業を展開する。オンラインショッピングサイト「タオバオ」、小売業者向けプラットフォーム「Tモール」、共同購入サイトの「ジュファサン」などを運営。クラウド関連の事業も展開。本社所在地は中国の杭州市。*9
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
インテル【INTC】
インテル、新半導体工場の建設地を独に決定 アイルランドも増強
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- 米半導体大手インテルは15日、大規模な新半導体工場の建設地にドイツを選定したと正式発表した。
- さらに、アイルランドにある既存の工場を増強するほか、フランスに設計・研究施設、イタリアに包装・組み立て施設を建設する。
- ドイツ東部、ザクセン・アンハルト州の州都マクデブルクに建設する2工場では、正規雇用3000人を始め、サプライヤーやパートナー企業全体で数万人の雇用を創出するという。
- アイルランドへの追加投資は120億ユーロに上る。
- イタリアには最大45億ユーロを投資する可能性がある。
- パット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)は9月、今後10年間で欧州に880億ドルを投じて半導体製造能力を高める計画を発表していた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■インテルは半導体チップ製造大手。ICとコンピューター技術を統合したプラットフォームを開発。主要製品はデスクトップパソコン、ノートパソコン、サーバー、ワークステーション、ストレージ用プロセッサー、チップセット、マザーボード、シャーシ、プロセッサーチップセット、ハードウエア・プラットフォーム、イーサネットコントローラー、Wi-Fi製品。*10
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
バンク・オブ・アメリカ【BAC】
BofA、中国でグリーンボンド引き受け倍増狙う-アジアESG強化
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- 米銀バンク・オブ・アメリカ(BofA)は、中国でグリーンボンドの引き受けを向こう2-3年で倍増させる方針だ。
- 成長著しい市場で事業を強化する。
- 同行の中国責任者を務めるワン・ウェイ氏がインタビューで明らかにした。
- ウェイ氏によると同行は2025年までに、カーボンニュートラル達成を目指す中国の顧客向けに500億ドル(約5兆9000億円)相当のグリーンボンドおよびサステナビリティー連動債(SLB)、株式、ローンの引き受けを計画している。
- 内部情報だとして匿名で語った複数の関係者によると、この計画により関連事業の収入は年間50%伸びる見込み。
- BofAはまた、プロジェクトファイナンスやエクイティファイナンス、ヘッジや投資商品にも力を入れており、アジアでのESG(環境・社会・企業統治)投資戦略に特化した資本市場チームの規模を倍にする。
- 同行の計画に詳しい関係者によると、現在3人の同チームに4人を新規採用して加える。
- ワン氏は「向こう数十年にわたり、中国はESGに非常に大きく注目するだろう」とし、「規律を整える多大な圧力がかかっている」と述べた。
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■バンク・オブ・アメリカは米国の大手銀行・金融持株会社。全米と世界40以上の国々で展開。預金口座、貸付、クレジットカード、証券仲介、保険と投資信託の販売のほか、加盟店向けカード決済サービス、企業・機関向け株式、債券引受、資産運用・管理、合併・買収アドバイスなどのサービスを提供。消費者不動産業サービスやグローバル資産・投資管理サービスも提供。*11
ロイヤル・ダッチ・シェル【SHEL】
シェル取締役、気候変動対策巡り環境保護団体が提訴を準備
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- 環境保護団体「クライアントアース」は15日、英石油大手シェルの気候変動対策が不十分だとして幹部らを提訴する準備を進めていると明らかにした。
- こうした事案は世界で初めてという。
- クライアントアースの弁護士らは、シェルの取締役らが低炭素社会への世界的な移行に向けた準備を怠り、英国会社法の定める取締役の義務に違反したとして、個人の責任を問うと説明した。
- シェル側には既に主張を伝えており、返答を待った上で英高等法院に訴状を提出するという。
- 訴訟手続きを進めるには、裁判所の承認が必要になる。
- シェルはロイターの取材に書面で回答し、同社がさらなる低炭素エネルギーの提供に向けた事業改革など、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」を支持するグローバル戦略を遂行していると説明。脱炭素を目指しながらエネルギーの安全保障などの重要ニーズに対応するには政府主導の効果的な政策が必要であり、こうした課題は訴訟では解決できないとの見解を示した。
- シェルは2030年までに同社事業で出る温暖化ガス排出量を半減させると公約している。
- だが、クライアントアースは、シェルが顧客に販売した自社製品の使用で生じる温暖化ガスの削減も盛り込んだ、「ネットゼロ(温暖化ガス排出の実質ゼロ)」目標はかなり不十分だと主張。
- このネットゼロ目標はシェルの事業計画にも予算にも反映されていないと指摘した。
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■ロイヤル・ダッチ・シェルはオランダのハーグに本拠地を置くオランダと英国の石油持株会社。原油・天然ガスの探鉱と生産のほか、ガスの液化と輸送、オイルサンドからのビチューメン抽出に従事。欧州、アジア、オセアニア、アフリカ、北米、南米で事業を展開。また、風力発電、代替エネルギー事業、石油製品と化学品の製造や販売も行う。*12
ボーイング【BA】
ボーイング737MAX、中国で運航再開準備か 19年から停止
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- 米航空機大手ボーイングの小型機「737MAX」が14日に米シアトルを出発し、中国にある完成工場に向かったことが業界筋の話で分かった。
- 2度の墜落事故を起こした同機は中国で3年間運航が停止されているが、再開される可能性が出てきた。
- 航空機の航路追跡サイトによると、中国東方航空傘下の上海航空の塗装を施した機体はハワイに着陸。
- 関係筋によると、ハワイでは複数日にわたる飛行で最初の燃料補給を行った。
- 中国浙江省舟山の完成工場では機体納入前に内装を施すなど仕上げ作業を行う。
- 2018年12月に稼働したが、その数カ月後に737MAXの2回目の墜落事故が起き、中国は同機の運航を停止した。
- ジェフリーズのアナリストは顧客向けノートで、中国で同機を納入することになれば19年3月以来初めてだと指摘。
- 「同国は元来、納入の17%を占めていたため、意義は大きい」とした。
- 中国は737MAXの墜落事故を受けて運航を停止した最初の国で、いまだに商業運航が再開していない唯一の主要市場だ。国内の新型コロナウイルス感染者増加を背景に、運航再開は当初の予想より遅れている。
- ボーイングは舟山の完成工場への737MAXの飛行についてコメントを控えた。
- 複数の関係者によると、中国の航空会社は、国内のコロナ感染拡大がここ2年で最も深刻になる中で航空需要が低下しているため、737MAXの運航再開を急いでいない。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ボーイングは米国大手の航空機メーカー。民間航空機部門は737、767、777、787型機を含む商業用ジェット機の製造や技術サポートを展開する。軍用機部門は「A160ハミングバード」や「AH-64アパッチ」など各種軍用機の製造や保守を行う。また通信ネットワークシステム、ミサイル防衛システム、有人宇宙飛行・着陸システムの開発、製造、サービスを展開する。*13
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- 防衛・軍事・航空宇宙関連銘柄
エクソン・モービル【XOM】
エクソンのテキサス州製油所労働者投票、USWの存続を決定
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- 全米鉄鋼労働組合(USW)は、米石油大手エクソンモービルのボーモント製油所(テキサス州)における労働者代表としての役割を存続するかの可否を決める投票で勝利した。
- 全米労働関係委員会(NLRB)が14日明らかにした。
- 労働協約交渉の決裂でエクソンは昨年5月に同製油所をロックアウト(施設封鎖)し、作業員を締め出していたが、10カ月にわたる対立は終息した。
- NLRBによると、投票は11月と12月に行われ、約500人の労働者が参加。労組に対する反対票は50%に届かなかった。
- 投票結果は同委が認定するまで非公式で、双方には異議申し立てのために7日間の猶予が与えられている。
- USWはエクソンの不当労働慣行などに関する告発状を同委に提出しており、その調査が完了した後で投票結果が正式に認定される。
- エクソンの広報担当は「労組員らの投票で、USWは存続する予定だ」と話した。労働者は新たな6年契約に同意し、今月から現場復帰している。
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■エクソン・モービルは米国最大手のエネルギー会社。原油と天然ガスの探鉱と生産のほか、石油製品の製造、原油・天然ガス・石油製品の輸送などのエネルギー関連事業を手掛ける。また、オレフィン、芳香族化合物、ポリエチレン、ポリプロピレンプラスチックなどの石油化学品の製造のほか、発電事業にも出資。本社はテキサス州。*14
- S&P500構成銘柄
- 石油関連銘柄
バークシャー・ハサウェイ【BRK-B】
バークシャー株価が一時50万ドル、ディフェンシブ性で人気化
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- 米バークシャー・ハサウェイの株価が14日、一時初めて50万ドルに到達した。
- ウクライナ情勢やインフレ加速で米株式市場に動揺が広がる中、ディフェンシブ銘柄と位置付けられている同社株に買いが入っている。
- バークシャーのクラスA普通株式は年初から10%上昇しており、S&P総合500種が12%下落しているのとは対照的だ。
- 同社の時価総額は約7310億ドルで、米国内で6番目に大きい。フォーブス誌によると、同社株16.2%を持つ著名投資家ウォーレン・バフェット氏の個人資産は1192億ドルに上り、世界長者番付で5位。バークシャーは昨年、営業利益ベースで274億6000万ドルの過去最高益を上げた。傘下の保険大手ガイコや鉄道会社BNSF、バークシャー・ハサウェイ・エネルギーが寄与した。
- バークシャーに約43億ドル投資し、同社株を保有するスミード・キャピタル・マネジメントのビル・スミード最高経営責任者(CEO)は、バークシャーは「現場主義で中小企業のような企業活動に特化している」と分析。
- 「会社の規模は大きいが、テクノロジー株ではない。投資家はそれに安心感を覚えている」と指摘した。
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■バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway Inc.)は多様な事業を運営する持株会社所有の子会社である。【事業内容】同社の事業は、GEICO、Berkshire Hathaway Primary Group、General Re Corporation、Berkshire Hathaway Reinsurance Groupなどの保険事業、鉄道システムの運営に行うBurlington Northern Santa Fe, LLC事業、規制電気およびガス会社を含むBerkshire Hathaway Energy事業、工業用・民生用・建築用製品を含む多様な製品の製造業者を含む製造事業、食料品と非食料品の卸売販売に行うMcLane Company事業、小規模航空機所有権プログラム、航空パイロット訓練及び各小売業を含む多様なサービスの提供者を含むサービスおよび小売業、並びに製造住宅および関連消費者金融、輸送機器、製造およびリース、及び家具リースを含む金融と金融商品事業を含む。*15
フォード【F】
フォード、欧州でEV強化 2024年までに7モデル投入へ
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- 米自動車大手フォードは14日、欧州で新たな電気自動車(EV)7車種を発売する計画を明らかにした。
- 乗用車3モデルと商用車4モデルを2024年までに投入する。
- 26年までに欧州で60万台以上のEV販売を目指す。
- 同社は年間200万台以上のEVを世界で販売し、26年までに調整後営業利益率を10%にする目標を掲げているが、今回の計画は目標達成に寄与するという。独フォルクスワーゲン(VW)との提携も強化。
- VWの車台(プラットフォーム)を利用し、欧州市場向けにEVを生産する。
- 生産台数は6年間で120万台と、従来の計画の2倍となる。
- これに伴い、フォードの独ケルンの拠点に20億ドルを投資するほか、24年に新たなバッテリー組立工場を稼働する。
- また、韓国のSKイノベーション子会社とトルコのコチ・ホールディングとニッケル電池を製造する合弁事業を設立することで、拘束力のない了解覚書も締結した。
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■フォード・モーターは米国大手の自動車メーカー。同社ブランド「フォード」と「リンカーン」を世界的に展開し、乗用車とトラックの製造と販売に従事。レンタカー会社、商用車顧客、リース会社、政府機関へ車両を販売、保守、修理、長期保証サービスなども提供する。また、融資、車両リース、自動車保険仲介サービスも扱う。本社はミシガン州。*16
ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ【ZM】
ズーム・ビデオが上昇 アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ
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- ズーム・ビデオが上昇。
- アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を124ドルに設定した。
- 前日終値よりも30%高い水準を示唆。
- 同社株は8月のピークから75%以上下落している。
- 同アナリストは「現行水準での投資判断の引き上げに戸惑いを覚えていることは認める。
- ただ、われわれは現在の経営陣を高く評価しており、同社がプラットフォームの幸福の野望を実現するうえで、現在の評価は何の信ぴょう性もない」と述べた
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■ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは米国のソフトウェア開発企業。クラウドプラットフォームを使用したマルチデバイス対応のビデオ会議、音声会議、チャット、ウェブセミナーなどのビデオコミュニケーションサービスを企業向けに提供。独自のデータ圧縮技術により、モバイル回線でも安定したサービスの提供を実現。本社所在地はカリフォルニア州サン・ホゼ。*17
- NASDAQ100構成銘柄
ジェイビル【JBL】
ジェイビル、アナリストが米国株のフォーカス・リストに取り上げ
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- 製造受託サービスのジェイビルが上昇。
- 同社は今週に決算発表を予定しているが、アナリストが米国株のフォーカス・リストに取り上げた。
- アマゾンや他のクラウド・プロバイダーからの新規ビジネスが好調で、少なくとも今後1年間は供給よりも需要が多くなるほか、現地生産へのシフトにより、営業利益率の向上も期待できるとしている。
- 3月16日に第2四半期決算を発表する予定だが、その結果はサプライチェーン問題を反映している可能性がある。
- しかし、同社はこれらの課題を他社よりも上手く切り抜けることができるはずだとも指摘した。
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■ジェイビルは米国の電子機器受託製造サービス会社。航空宇宙、自動車、コンピューター、家電、防衛、産業機器、医療機器、ネットワーク機器、周辺機器、ストレージ、電気通信などの各業界に、電子回路設計、コンピューター支援設計、製品検証・検査、システム組み立て、受注処理、アフターサービスなどを提供。*18
まとめ
- 【主要指数】全面高となった米国株市場です。生産者物価指数(PPI)が発表され予想を下回ったことも好感サれています。株価が下がり続ける中でFOMCの結果公表を前に買い戻しの動きも強まっていました。NASDAQとS&P500は4日ぶりの反発となっており、ダウは3日ぶりの反発です。
- 【セクター】多くのセクターが上昇しています。特に航空銘柄の反発が大きく全体で5.8%上昇しています。他にも前日下がったハイテク関連、半導体なども上がっていました。逆に下がったのはエネルギーセクターが下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+も反発しており、3.13%上昇して8銘柄が上がっていました。特に半導体のエヌビディアが7%、テスラが4.6%と好調で下落していのはアリババとバイドゥの中国銘柄です。
- 【予定】明日FOMCで利上げの話があるのでそこでFRBパウエル議長が何をいうか見どころです。
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*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:Investing.com
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/map.ashx
*6:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*7:GoogleFinanceより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:INTC | Intel 株式-Investing.comより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:Investing.com
*16:ヤフーファイナンスより
*17:ヤフーファイナンスより
*18:ヤフーファイナンスより