米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
3日連続で下落しクラッシュしています。
特にロシア・ウクライナ情勢を受けて原油高となっており景気減速懸念、インフレなどを警戒されてスタグフレーションの懸念が浮上しています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】米国株市場は3日連続で下落しクラッシュしています。特にロシア・ウクライナ情勢を受けて原油高となっており景気減速懸念、インフレなどを警戒されてスタグフレーションの懸念が浮上しています。ハイテク関連も売られており、NASDAQは最高値から20%以上の下落をしており、弱気相場入りとなっています。
- 【小型株】小型株も大きく売られており、ラッセル2000は-2.48%と下落しています。
- 【セクター】上昇したセクターは少ないです。ウクライナ情勢を受けての金価格の上昇に伴い金鉱株や原油高、素材高のためクリエネ、エネルギーセクターが上昇しています。ほぼすべてのセクターが大きく下がっている状況です。その中でも航空関連は11%と大幅下落しており、旅行や一般消費財、仮想通貨関連、ハイテク関連や、金融、通信、なども下げています。また素材銘柄は一部下落しているもののセクターでみると、-3.55%も下げています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+も大幅に下落し-4.41%となって大型テックも終始売られていました。10銘柄すべてマイナスとなっています。特にエヌビディアが-6.91%、メタが6.29%、バイドゥが-6.04%と大幅下落になっています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年3月7日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年3月7日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、全面安だね
私のポートフォリオのパフォーマンス
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に大きく下がってるよね。
グロースの方が下げ幅が大きいね。
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
エネルギー系や素材系はなんとか上がってるけど、その分ほかがひどいね。
どの国をみても悲惨だね…。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターは少ないです。ウクライナ情勢を受けての金価格の上昇に伴い金鉱株や原油高、素材高のためクリエネ、エネルギーセクターが上昇しています。
下落したセクター
ほぼすべてのセクターが大きく下がっている状況です。その中でも航空関連は11%と大幅下落しており、旅行や一般消費財、仮想通貨関連、ハイテク関連や、金融、通信、なども下げています。また素材銘柄は一部下落しているもののセクターでみると、-3.55%も下げています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- ソーシャルメディア関連銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アップルはなかなか上がってこないわね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
ネットフリックス【NFLX】
ネットフリックス下落 ただ、長期投資家には魅力的な水準にあるとの指摘も
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- ウクライナ危機が依然として混沌とする中、IT・ハイテク株への売りは続いており、ネットフリックスも軟調な動きが続いている。
- 一方、アナリストからは、長期投資家にとっては魅力的な水準にあるとの指摘も出ている。
- 1月の決算発表以来、同社株は30%近く下落しているが、加入者の伸びに対する弱気な見方は織り込んだという。
- 長期的な強気な見方で、ブロードバンドと携帯電話接続による恩恵から、同社の長期的な加入者数の伸びは1500万件以下よりも2000万件以上の可能性が高いという。
- 投資判断は「買い」、目標株価は600ドルとしているが、あくまで忍耐強い投資家向けの推奨とも付け加えている。
ネットフリックス、ロシアでのサービス停止 国営放送も追加せず
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米ネットフリックスは、ロシアでのサービスを停止した。
- 広報担当者が6日、明らかにした。同社は数日前、ロシアのウクライナ侵攻による影響を評価するため、ロシアでの今後のプロジェクトと買収案件を全て一時停止していた。
- 広報担当者は「現地の状況を踏まえ、ロシアでのサービスを停止することを決定した」と述べた。
- 同社は先月末、ロシアの規制で国営放送の配信が義務付けられることになったにもかかわらず、現在の状況で国営放送をサービスに追加する計画はないとも表明していた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
ネットフリックスは、オンラインDVDレンタルと映画やテレビ番組のインターネット配信(ストリーミング配信)を提供する米国企業。ストリーミングサービスはパソコン、携帯端末のほか、家庭用ゲーム機でも利用できる。米国をはじめ、カナダ、中南米、英国、アイルランドでストリーミングサービスを展開。
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
テスラ【TSLA】
テスラのドイツ新工場、地元州政府が生産開始を条件付き承認
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- ドイツのブランデンブルク州は4日、米電気自動車(EV)メーカー、テスラに対してベルリン近郊のグリューンハイデにおける新たな自社工場「ギガファクトリー」が生産を始めることを条件付きで承認した。
- 当初予定されていた稼働開始は昨年夏で、ようやく承認にこぎ着けた。新工場が生産を開始すれば、テスラは欧州の顧客に「モデルY」をより迅速かつ安価に供給できる。
- ここ数カ月は上海の工場で欧州の需要に応じる態勢となっていた。ただテスラが実際に毎年50万台のEV生産に乗り出すためには、まず水資源利用や大気汚染対策などで課せられた多くの条件をクリアしなければならない。
- また同社は、できる限り現地調達を行うため、周辺地域のさまざまな部品サプライヤーとの協議に入っている。
- テスラのマスク最高経営責任者(CEO)は、欧州EV市場で優位に立つ独フォルクスワーゲン(VW)との競争に勝つことを目指しており、新工場はこうした取り組みにとって重要な役割を担う。
- 現在の欧州EV市場におけるVWのシェアは25%、テスラは13%だ。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*7-
【TSLA】テスラの記事一覧
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
ボーイング【BA】
ボーイング、ロシアからチタン購入停止 エアバスは継続
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米航空機大手ボーイングは7日、ロシアからのチタン購入を停止したと発表した。
- ボーイングは「かなりの」チタン在庫があるとし、「ロシアからのチタン購入を停止した」と明らかにした。
- ロシアのVSMPOアビスマは世界最大のチタン生産業者。欧州の航空機大手エアバスはロシアからの購入を続けるとしている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ボーイングは米国大手の航空機メーカー。民間航空機部門は737、767、777、787型機を含む商業用ジェット機の製造や技術サポートを展開する。軍用機部門は「A160ハミングバード」や「AH-64アパッチ」など各種軍用機の製造や保守を行う。また通信ネットワークシステム、ミサイル防衛システム、有人宇宙飛行・着陸システムの開発、製造、サービスを展開する。*8
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- 防衛・軍事・航空宇宙関連銘柄
アメリカンエキスプレス【AXP】
アメックス、ロシアとベラルーシで事業を停止
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米クレジットカード大手アメリカン・エキスプレス(アメックス)は6日、ロシアとベラルーシで全ての事業を停止すると発表した。
- 「ロシアによるウクライナの人々への不当な攻撃が続いていることを踏まえ、同国での全事業を停止する」と説明。
- 「ベラルーシでの事業も全て停止する」とした。
- 同業ビザとマスターカードも5日、ロシアでの事業を停止すると明らかにしていた。
- 米決済サービス大手ペイパル・ホールディングスも5日、ロシアでのサービスを停止した。
- アメックスは、世界で発行している同社のカードがロシアの加盟店やATMで使えなくなるとした。
- また、ロシアで国内銀行が発行したカードは国外で使用できなくなる。
- 同社は米国や国際的な制裁措置の影響を受けるロシアの銀行との関係をすでに停止したと明らかにした。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アメリカン・エキスプレスは銀行持株会社で、主要子会社アメリカン・エキスプレス・トラベル・リレーテッド・サービシズを通じて事業を展開。クレジットカード発行、法人向け銀行業務、プライベートバンキング、投資信託などの金融事業のほか、トラベラーズチェックの発行、旅行代理業務、旅行傷害保険などの旅行関連事業を手掛ける。*9
ロイヤル・ダッチ・シェル【SHEL】
シェル、ドイツの一部卸売業者に対し暖房油の販売を制限
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 欧州最大の石油会社の英シェルは、ドイツの一部卸売業者に対して暖房油の販売を制限する。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。
- シェルはスポット販売の削減について、ロシアのウクライナ侵攻でエネルギー市場がひどくゆがみ、深刻な不足状態に陥ったため、引き続き契約上の義務を確実に果たせるようにすること目的だと説明した。
- 同社が買い手に送付した電子メールの内容をブルームバーグが確認した。
- シェルの広報担当からはこれまでコメントを得られていない。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ロイヤル・ダッチ・シェルはオランダのハーグに本拠地を置くオランダと英国の石油持株会社。原油・天然ガスの探鉱と生産のほか、ガスの液化と輸送、オイルサンドからのビチューメン抽出に従事。欧州、アジア、オセアニア、アフリカ、北米、南米で事業を展開。また、風力発電、代替エネルギー事業、石油製品と化学品の製造や販売も行う。*10
オキシデンタル・ペトロリウム【OXY】
アイカーン氏、米オキシデンタル株全て売却
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 物言う株主として知られる米投資家のカール・アイカーン氏は米石油・ガス大手、オキシデンタル・ペトロリアムの保有株の残りを売却し、同社株から完全撤退した。
- 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が6日報じた。
- WSJによると、アイカーン氏はオキシデンタルの取締役会宛ての書簡で株式売却について伝えた。
- 同氏が送り込んだ取締役2人は辞任するという。
- アイカーン氏はかつて、同社株約10%を保有していた。
- 同氏の投資会社アイカーン・エンタープライゼズの担当者は、報道内容を確認した。
- アイカーン氏はオキシデンタルによる石油・ガス開発大手、アナダルコ・ペトロリアムの買収を批判し、2019年以降、同社取締役会への対立姿勢を鮮明にしてきた。
- オキシデンタルからコメントは得られていない。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■オキシデンシャル・ペトロリウムは米国の石油とガスの探鉱・生産会社。石油・ガス部門は原油、天然ガス液、コデンセート、天然ガスの探鉱、開発、生産を行う。化学品部門は基礎化学品とビニールの製造を行う。中流工程・販売・その他部門はガス収集・処理工場を操業し、資源の調達、輸送、貯蔵を行う他、パイプラインを所有、運営する。*11
バークシャー・ハサウェイ【BRK-B】
バークシャー、50億ドル超のオキシデンタル株保有
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の投資会社バークシャー・ハサウェイが米石油・ガス大手オキシデンタル・ペトロリアムの株式を50億ドル以上保有していることが分かった。
- 4日夜に米証券取引委員会(SEC)に提出された資料によると、バークシャーは3月2─4日にかけてオキシデンタル株6140万株を取得。
- 保有株は合計で発行済株式総数の10%近くに当たる9120万株になったという。
- また、バークシャーはオキシデンタル株8390万株を1株当たり59.62ドルで取得できる新株予約権も保有している。
- オキシデンタル株価は7日、一時4.6%高の58.77ドルとなったが、その後は下げに転じている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway Inc.)は多様な事業を運営する持株会社所有の子会社である。【事業内容】同社の事業は、GEICO、Berkshire Hathaway Primary Group、General Re Corporation、Berkshire Hathaway Reinsurance Groupなどの保険事業、鉄道システムの運営に行うBurlington Northern Santa Fe, LLC事業、規制電気およびガス会社を含むBerkshire Hathaway Energy事業、工業用・民生用・建築用製品を含む多様な製品の製造業者を含む製造事業、食料品と非食料品の卸売販売に行うMcLane Company事業、小規模航空機所有権プログラム、航空パイロット訓練及び各小売業を含む多様なサービスの提供者を含むサービスおよび小売業、並びに製造住宅および関連消費者金融、輸送機器、製造およびリース、及び家具リースを含む金融と金融商品事業を含む。*12
ベッド・バス・アンド・ビヨンド【BBBY】
物言う投資家、米ベッド・バスに戦略的選択肢の検討求める
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米ゲーム専門店のゲームストップの取締役会会長で「物言う株主」として知られるライアン・コーエン氏は6日、米生活雑貨用品店ベッド・バス・アンド・ビヨンドの株式を10%近く保有しており、同社に売却も含め戦略的選択肢を模索するよう求めている。
- ペット用品のネット通販を手がけるチューイーの共同創業者でもあるコーエン氏は、ベッド・バス・アンド・ビヨンドの戦略が野心的過ぎるとし、経営トップの報酬も高額で市場シェア奪還に失敗していると批判している。
- コーエン氏は同社の取締役会への書簡で、事業の強化と需要に見合った在庫構成に焦点を当てるべきだと指摘。
- 乳幼児向け製品を手掛ける事業の分離や会社全体の売却を含めた戦略的選択肢を検討する必要があるとの見方を示した。
- ロイターが書簡を確認した。書簡でコーエン氏は、自身の投資会社RCベンチャーズを通じて、ベッド・バス・アンド・ビヨンドの株式9.8%を保有していると述べている。
- 同社株は過去1年で43.55%下落した。
- ベッド・バス・アンド・ビヨンドとコーエン氏はコメントの要請に応じていない。コーエン氏のベッド・バス・アンド・ビヨンドへの出資については米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が最初に報じた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ベッド・バス・アンド・ビヨンドは米国の生活用品小売チェーン企業。主に寝具、バス・キッチン用品、インテリア小物、小型家電、ボディーケア用品、化粧品、ギフトなどを扱う。「ベッド・バス・アンド・ビヨンド」の他、「ワールド・マーケット」、「クリスマス・ツリー・ショップ」、「バイバイ・ベイビー」などが傘下。本社所在地はニュージャージー州ユニオン。*13
ドアダッシュ【DASH】
ドアダッシュ、英デリバルー買収検討も合意せず
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 食事宅配を手掛ける米ドアダッシュはフードデリバリーサービスの英デリバルー買収を検討したが、双方が合意に至らなかったと、英日曜紙サンデー・タイムズが報じた。
- 同紙によると、ドアダッシュは欧州での事業拡大計画推進に向け買収を検討し、デリバルーと昨夏に会合を持った。
- しかし、ドアダッシュはフィンランドのフードデリバリー企業ウォルト・エンタープライゼズを約80億ドル(現在のレートで約9200億円)で買収することを決めた。
- デリバルーは2021年3月にロンドン市場に上場したが、その後、株価が低迷している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ドアダッシュは米国のデリバリー・サービス企業。主にレストランの料理やその他宅配サービスを提供する。消費者がオンラインで料理や食料品を注文し、レストランやマーケットから宅配サービスを展開するアプリを開発。配達人はDasherと呼ばれ、ローカルから全国チェーンのレストランやファストフード店をカバーする。本社所在地はカリフォルニア州サンフランシスコ。*14
- フードデリバリー関連銘柄
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
ウーバー・テクノロジーズ【UBER】
ウーバー、第1四半期コア利益予想を上方修正 配車好調
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米配車大手ウーバー・テクノロジーズは7日、2022年第1・四半期のコア利益予想を上方修正した。
- 空港での配車利用の急増や事業所再開の増加により、配車サービス事業の業績が予想していたより早く回復しているのが要因。
- ウーバーは、2月の食品注文も引き続き高水準だったことを明らかにした。株価は時間外取引で約5%上昇し、同業のリフトの株価も上昇した。
- ウーバーの報告によると、22年第1・四半期(1─3月)の調整後の利払い・税・償却前利益(EBITDA)を従来予想の1億─1億3000万ドルから1億3000万─1億5000万ドルへ引き上げた。
- ダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は「モビリティー事業は予想していたよりずっと早く新型コロナウイルスのオミクロン変異株の影響から立ち直っている」とし、消費者は旅行や通勤、ナイトライフのために配車サービス利用を熱望していると言及した。
- コスロシャヒ氏は、最も収益性が高いルートの一つである空港の総予約は2月に前月比増加率50%を超え、これからの旅行シーズンには過去最高水準となる見通しだとの見方を示した。
- 新型コロナのパンデミック(世界的大流行)によって多くの人が在宅勤務に移行してから2年超が経過し、いくつかの企業がスタッフをオフィスに戻している。パンデミックのピーク時に食料・日用品のオンライン注文への依存が前より高まり、ウーバーのデリバリー事業が勢いづいた。
- ウーバーによると、2月の配車サービス利用は、パンデミック前の19年2月の水準まであと10%に迫る水準まで回復。
- 2月のモビリティー事業の総予約は、19年2月と比べて95%まで回復した。デリバリー事業は、2月の総予約が過去最高を記録した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ウーバー・テクノロジーズは米国の配車サービス企業。世界各地においてアプリ上での配車サービスを展開し、UberBLACK、UberX、UberPOOLなど乗客数や車種に応じたライドシェアリングを提供する。また、UberEatsによるレストランからのデリバリー、患者の病院送迎サービス、貨物輸送・宅配サービスなども提供する。本社所在地はサンフランシスコ。*15
まとめ
- 【主要指数】米国株市場は3日連続で下落しクラッシュしています。特にロシア・ウクライナ情勢を受けて原油高となっており景気減速懸念、インフレなどを警戒されてスタグフレーションの懸念が浮上しています。ハイテク関連も売られており、NASDAQは最高値から20%以上の下落をしており、弱気相場入りとなっています。
- 【小型株】小型株も大きく売られており、ラッセル2000は-2.48%と下落しています。
- 【セクター】上昇したセクターは少ないです。ウクライナ情勢を受けての金価格の上昇に伴い金鉱株や原油高、素材高のためクリエネ、エネルギーセクターが上昇しています。ほぼすべてのセクターが大きく下がっている状況です。その中でも航空関連は11%と大幅下落しており、旅行や一般消費財、仮想通貨関連、ハイテク関連や、金融、通信、なども下げています。また素材銘柄は一部下落しているもののセクターでみると、-3.55%も下げています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+も大幅に下落し-4.41%となって大型テックも終始売られていました。10銘柄すべてマイナスとなっています。特にエヌビディアが-6.91%、メタが6.29%、バイドゥが-6.04%と大幅下落になっています。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:Investing.com
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより