米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
ウクライナ情勢が続く中、雇用統計はよかったものの米国株式市場は続落となっています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】米国株式市場は続落となっています。2月の雇用統計が強いものとなったのですが、ロシア軍がウクライナの原発を占拠するなどウクライナ情勢への不安懸念が悪化したこともあり商品関連が軒並み上昇し、株式市場にも重しになっていました。エネルギー関連銘柄は上昇している一方でリスクオフの動きは止まらず、米国債が買われて長期金利は下がっています。その影響もあり金融銘柄も大きく売られています。とはいえ、雇用統計は予想を上回る力強い結果となっており、失業率も低下し予想を下回っています。
- 【小型株】小型株で構成されるラッセル2000も下落しており、-1.55%下落しています。
- 【セクター】上昇したセクターはオルエコ中心となっています。特に金価格、原油、素材の高騰で金鉱株、エネルギー、公益が上がっています。またヘルスケア、不動産、生活必需品が若干ですが上がっています。多くのセクターが下落しており、特に仮想通貨関連銘柄や航空・旅行、半導体、ハイテク関連、金融、一般小消費財、通信なども下げています。またクリエネ、資本財、素材も若干下げています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は10銘柄ともに下げており-2.09%となっています。大きく下げたのはバイドゥが-5.11%、エヌビディアが-3.28%下げています。大型テックにもリスクオフの流れが来ています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年3月4日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年3月4日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、全面安だね
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
雇用統計
米2月雇用67.8万人増、予想大幅に上回る 失業率3.8%に改善
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米労働省が4日発表した2月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比67万8000人増と、市場予想の40万人増を大幅に上回った。
- 失業率は3.8%と、2020年2月以来の水準に改善。
- 米経済は地政学的な緊張の高まりのほか、物価上昇や金融引き締めなどの逆風に耐えられるとの楽観的な見方が強まった。
- 1月の雇用者数の増加幅は当初発表の46万7000人から48万1000人へ上方改定された。2月の市場予想は、20万人増から73万人増まで幅があった。
- 労働市場に30万4000人が新たに参入したにもかかわらず、失業率は1月の4.0%から0.2%ポイント低下。
- 時間当たり平均賃金は31.58ドルと、前月比ではほぼ横ばいにとどまったものの、前年同月比で5.1%上昇したほか、週当たり労働時間は34.7時間と、前月の34.6時間から増加した。
- キャピタル・エコノミクス(ニューヨーク)のシニアエコノミスト、マイケル・ピアース氏は「実体経済にかなりの勢いがあることが改めて示された」と指摘。
- 「米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを計画通りに進める自信につながる」と述べた。労働参加率は62.3%と、1月の62.2%から上昇。人口に占める労働力人口の割合は59.9%と、59.7%から上昇。共に20年3月以来の高水準を付けた。
- ただ、経済的な事情によりパートタイムで働く人の数は41万8000人増の410万人。働き口がなくて就職を諦めた人や、正規雇用を望みながらもパートタイムで働く人を含めた、より広範な失業率は7.2%と、前月の7.1%から上昇した。
- 業種別では、レジャー・接客が17万9000人増。新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大で大きな影響を受けていたが、全体の伸びを牽引した。このほか、外食が12万4000人、宿泊が2万8000人、それぞれ増加した。専門職・企業サービスは9万5000人増、小売は3万7000人増、製造は3万6000人増、建設は6万人増。
- 政府は2万4000人増加した。FRBのパウエル議長は今週の米連邦議会での証言で労働市場を「非常に引き締まっている」と表現し、3月15─16日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で25ベーシスポイントの利上げを支持した。インフレが想定通りに緩和しない場合は「より積極的に対応する用意」があると明言した。
- ロシアが先週、ウクライナに対する戦争を始め、米国と同盟国が各種のロシア制裁を発動して以来、原油価格は1バレル=100ドルを超えて急騰している。
- ウェルズ・ファーゴ(米ノースカロライナ州シャーロット)のシニアエコノミスト、サム・ブラード氏は「世界には今、ロシアとウクライナ紛争から高騰するインフレまで懸念されるニュースがたくさんある」とした上で、「しかし米国の雇用回復は殺伐とした状況の中で明るい話題となり続けている」と指摘した。
- 金融市場は、1月の雇用統計と高インフレを受けて0.50%ポイントの利上げを織り込んでいた。
- しかし、ロシアとウクライナの戦争の影響が懸念される中、現在は想定外となっている。エコノミストは年内に最大7回の利上げを見込んでいる。
アメリカ・非農業部門雇用者数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米非農業部門雇用者数は、農業を除く分野で前月の間に雇用された人数の増減を測定する指標です。
- 労働省が発表する「雇用統計」の中核となる指標であり、失業率や平均時給とともに注視されています。
- 非農業部門雇用者数は米連邦準備制度理事会(FRB)も注目している指標であり、金融政策の決定にも影響を与えます。
- 毎月第1金曜日に発表されます。
- 予想より高い数値は米ドルの買い材料であるとされますが、予想より低い数値は米ドルにとって売り材料であると解釈されます。((investing.com)
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に下がってるね。
グロースの売られ方はすごいね、日々変化してるね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
世界的に真っ赤だね、ここまで赤いと悲惨だね。
エネルギーや素材関連の会社だけだね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターはオルエコ中心となっています。特に金価格、原油、素材の高騰で金鉱株、エネルギー、公益が上がっています。またヘルスケア、不動産、生活必需品が若干ですが上がっています。
下落したセクター
多くのセクターが下落しており、特に仮想通貨関連銘柄や航空・旅行、半導体、ハイテク関連、金融、一般小消費財、通信なども下げています。またクリエネ、資本財、素材も若干下げています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- ソーシャルメディア関連銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
10銘柄とも下げることも珍しくなくなってきたね!
むしろこの下げですんだことにホッとしてないよね。
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
マイクロソフト【MSFT】
マイクロソフト、ロシアでの新規販売を停止
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米マイクロソフトは4日、ロシアでの全製品およびサービスの新規販売を停止すると発表した。
- ブラッド・スミス社長によると、新規販売に加え、多くの業務を停止しているという。
- ハイテク企業はこのところ、各国政府からの要請に応じ、RTスプートニクなどロシア国営メディアの規制にも動き出している。
- すでにアップル、ナイキ、デル・テクノロジーズなど複数の大手企業がロシア事業の停止を表明している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■マイクロソフトは米国のソフトウエア大手。多様なコンピュータ向けにソフトウエアの開発、製造、ライセンス供与、サポートを展開。「ウィンドウズ」、サーバー、パソコン、OS、クライアントやサーバー環境向けアプリケーション、業務自動化・効率化アプリケーション、ソフトウエア開発ツールに加え、家庭用ビデオゲーム機器、タブレットを提供。本社はワシントン州。*7
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+銘柄
グーグル(アルファベット)【GOOGL】
グーグル、ロシアで広告販売停止
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アルファベット傘下グーグルは3日、ロシアでオンライン広告の販売を停止したと発表した。
- 検索サービスや動画共有サイト「ユーチューブ」、提携関係にある外部のパブリッシャー(コンテンツ提供者)も対象に含まれるとした。
- グーグルはオンライン広告収入が世界最大。
- 販売停止はロシアのウクライナ侵攻を受けた措置で、短文投稿サイトのツイッターや写真・動画共有アプリのスナップも広告販売を停止している。
- グーグルは「状況は急激に変化しており、引き続き適切なタイミングで最新情報を共有する」とした。
- 同社は既に、ロシア政府系メディアがグーグルのシステムで広告の売買を行うのを禁止し、抗議目的や戦争に反対する広告を除き、戦争を利用したマーケティングを阻止する措置を講じた。
- ロシアの通信監督当局は週初に、ロシア軍やウクライナ民間人の死傷者に関する不正確な情報を含む広告を取り下げるようグーグルに指示していた。
- 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、当局は3日、グーグルに対し、「ロシアの視聴者に間違った情報を伝える」ことが狙いの「偽政治情報」を含むユーチューブ広告を取り下げるよう要請した。
- ロシア当局は過去に、要請に従わなかった企業に罰金を科したり、サービスの提供を制限したりしている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アルファベットは米国の大手インターネット関連企業。検索サイト・グーグル「google.com」を運営するほか、検索エンジン、オンライン広告、クラウドコンピューティング、ソフトウエアなどIT関連製品とサービスを提供。携帯電話「アンドロイド」、ブラウザ「クローム」、インターネットテレビ「Google TV」等独自のOSを展開。本社はカリフォルニア州。*8
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- 5G関連銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
Google Boys グーグルをつくった男たちが「10年後」を教えてくれる―――ラリー・ペイジ&セルゲイ・ブリンの言葉から私たちはなにを 活かせるのか 三笠書房 電子書籍
- 発売日: 2014/12/04
- メディア: Kindle版
■
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
ロイヤル・ダッチ・シェル【SHEL】
シェル、ロシアのウラル原油を記録的ディスカウントで購入
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- 欧州最大の石油会社、英シェルはロシアの代表的な油種ウラル原油を記録的なディスカウントで購入した。
- ウクライナ侵攻後もロシア産品の購入を続けるという同社の姿勢を浮き彫りにしている。シェルが支払った価格は、現物原油取引の世界的指標であるデイテッド・ブレント(積載日確定後のブレント原油)をバレル当たり約28.50ドル下回る。
- 同社はトラフィグラ・グループから購入した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ロイヤル・ダッチ・シェルはオランダのハーグに本拠地を置くオランダと英国の石油持株会社。原油・天然ガスの探鉱と生産のほか、ガスの液化と輸送、オイルサンドからのビチューメン抽出に従事。欧州、アジア、オセアニア、アフリカ、北米、南米で事業を展開。また、風力発電、代替エネルギー事業、石油製品と化学品の製造や販売も行う。*9
エアビーアンドビー(Airbnb)【ABNB】
エアビー、ロシアとベラルーシでの全業務を停止-ウクライナ侵攻受け
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- 民泊仲介の米エアビーアンドビーはロシアとベラルーシでの全ての業務を停止する。
- ブライアン・チェスキー最高経営責任者(CEO)が3日夜のツイッター投稿で明らかにした。
- チェスキー氏は1日、ロシアのウクライナ侵攻への対応について、「あらゆることを検討している」と説明。最初の措置として、ウクライナからの避難民最大10万人に一時的な滞在先を提供すると発表した。
- 14カ国の政府に協力を求めたという。
- 同氏は先に、米国などによる制裁でロシア国内での事業が困難になったと述べていた。
- 国連は、ウクライナから最大400万人が避難する可能性があると予測している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■エアビーアンドビーは米国大手の民泊仲介サイト運営企業。主にバケーションレンタルなど宿泊施設や民宿の仲介サービスやトラベル情報を提供する。ホストとのメッセージおよび決済システムや、ゲストによるレビューやレーティングを提供する。宿泊施設の選択の幅を広げ、世界各地でサービスを展開する。本社所在地はカリフォルニア州サンフランシスコ。*10
ソニー【SONY】
ソニーとホンダ、25年にEV発売 カリスマ創業者の異業種がタッグ
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- ソニーグループとホンダは4日、電気自動車(EV)事業の提携で基本合意したと発表した。2022年中に合弁会社を設立し、25年にEVを投入する。
- ともにカリスマ的な創業者が戦後まもなくに設立し、比較されることの多い日本を代表するIT企業と自動車メーカーがタッグを組み、EV開発を加速する。新会社は車両の企画設計、開発、販売などを手掛け、初期モデルのEVはホンダの工場で生産する。
- ソニーのセンサーや通信、エンターテインメントの技術と、ホンダの車両開発や生産、アフターサービスのノウハウを持ち寄り、デジタル時代に合ったEVの投入を目指す。
- かねてからEV事業参入の検討を公言してきたソニーは、ソフトウエアなどサービスプラットフォームを開発し、新会社に提供する。
- ホンダ以外の自動車メーカーにも販売する。
- 4日午後に東京・品川の本社で会見した吉田憲一郎会長兼社長は、ホンダを相手に選んだ理由について「モビリティーの進化に挑戦したいとの思いを共有できた」と説明した。
- 同席したホンダの三部敏宏社長はソニーについて、創業者同士の親交が深く、「歴史的に文化的にシンクロするところの多い企業。(ともに)『らしさ』を求められる、世界でも稀有(けう)な企業」と相性の良さを評価。
- 「変化を傍観するのではなく、主体的に変革して新しい時代をリードする存在になりたい」と語った。きっかけは、将来の移動手段(モビリティ)の在り方を検討するホンダが、異業種との協業が必要と考え、両社の若手同士で勉強会を始めたこと。
- 三部社長は「(異業種の)化学反応、大きな可能性を感じた」と指摘。
- 両首脳が昨年末に会い、検討が加速した。EV市場は米テスラなどの新興企業が存在感を強めているが、両社で「化学反応を起こし、顧客の期待をはるかに超える車で戦っていきたい」と語った。ホンダは世界で販売する自動車を2040年にすべてEVと燃料電池車にする目標を掲げている。
- 三部社長は「独自の戦略も継続して進める」と説明し、新会社で投入するEVは「ホンダのブランドとは別物」と語った。
- 新会社で開発した技術やサービスは「ホンダのほうに取り込む可能性はある」と述べた。新会社が株式上場する可能性に関しては、「現段階では上場を否定する考え方はない。必要なら十分に可能性はある」(三部社長)、「上場を含めて柔軟に考えている」(吉田社長)とした。
- ソニーは今年1月、本格的にEV市場への参入検討と表明。試作車「VISION(ビジョン)─S」シリーズのセダンとスポーツ多目的車(SUV)を披露していた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■一般消費者・専門家・産業用途向けに、様々な種類の電子機器・装置・デバイスの開発・設計・ 製造・販売を行う。また、音楽作品の開発・制作から販売、及び楽曲の管理と特許、アニメーション作品の制作・販売、及びアニメーション作品を基にしたゲームアプリケーションの制作・販売の他、保険・金融業務も手掛ける。*11
- 日本株銘柄
スプランク 【SPLK】
スプランクが続伸 投資会社が筆頭株主に
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- ウェブデータ分析用ソフトウエア開発のスプランクが続伸。
- 前日は決算を受けて買いが強まっていたが、きょうは投資会社のヘルマン&フリードマン社が同社株を7.5%、14億ドル相当を保有しているとの報道が伝わり思惑を呼んでいる。
- ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が伝えた。この株式取得によりヘルマン&フリードマン社は筆頭株主になる。スプランクはWSJに対するコメントで「ヘルマン&フリードマン社は、われわれのビジネスの強さに対する自信を共有していることを嬉しく思っている」と回答したという。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■スプランクは、ソフトウェアプラットフォームを提供する米国企業。企業の重要なデータを活用し、リアルタイムのオペレーショナルインテリジェンスを実現するためのソフトウェア製品を提供する。同社製品は、フォーマットや情報源に関係なくデータを収集、索引、検索、調査、監視、分析を顧客に提供する。*12
- NASDAQ100構成銘柄
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
ブロードコム【AVGO】
ブロードコムが決算受け上昇 引き続き旺盛な需要を示唆
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 半導体の設計開発を手掛けるブロードコムが上昇。
- 前日引け後に11-1月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。
- 第2四半期の見通しも公表しており、売上高見通しが予想を上回っている。今回の決算は、大手IT企業といったデータセンター事業者やその他の顧客からの需要が引き続き旺盛であることを示唆した。
- 市場が不安視しているサプライチェーン問題や供給不足について同社のタンCEOは、「今年一杯と2023年の一時期については需要を満たすことができる。
- 同社は他の企業よりも積極的に供給不足に対処しており、供給を保証するために、通常よりもかなり前に注文が必要であることを顧客に告げている」と述べた。
- 同CEOはキャンセル不可ポリシーを制定し、デバイスメーカーが必要以上の注文をしていると判断した場合には、一部のビジネスを意図的に行わないようにしている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ブロードコムはシンガポールの半導体デバイス製造持株会社。主にアナログ半導体デバイスの開発者やサプライヤーに製品を提供する。主要市場はワイヤレス通信、有線インフラストラクチャーなど。同社アプリケーションは、スマートフォン、データネットワーキングおよび通信機器、エンタープライズ・ストレージおよびサーバ、ファクトリ・オートメーション、産業用設備に使用される。*13
- NASDAQ100構成銘柄
- 半導体銘柄
マーベルテクノロジー【MRVL】
マーベルは好決算も株価軟調 第3四半期ほどの驚きはなかったとの指摘も
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 半導体ソリューションを手掛けるマーベル・テクノロジーが前日引け後に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を若干上回った。
- また、粗利益率も予想を上回っている。
- 第2四半期のガイダンスも公表しており、予想を上回る見通しを示した。同社は声明で「5つの事業全てで売上高が伸びた。クラウド、5G、自動車が大きく貢献し、総売上高の40%を占めた。企業ネットワーク市場は、企業がより柔軟なハイブリッド・ワーカーのニーズに対応するためにインフラ基盤の整備を続けており、弊社のコンテンツ獲得とシェア拡大により、売上高が前年同期比64%増と、もう一つの成長の柱となっている」と述べた。
- ただ、株価は軟調。アナリストからは、「今回の第4四半期決算は第3四半期ほどの驚きはなく、同社は依然として厳しい供給制約により圧迫されている。第3四半期のような大幅な上方修正もなかった」との声が聞かれた。
- また、「供給制約は今年の株価のブレーキになりそうだが、今後、ボトルネックはさらに解消される。データセンターと企業ネットワーキング部門は引き続き堅調な伸びを示すだろう。バリュー志向の強い市場において、同社のバリュエーションは依然高過ぎると考えるが、マルチプルがさらに低下すれば、より積極的になるだろう」との指摘も聞かれた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■マーベル・テクノロジー・グループは高性能ASSP(特定用途向け汎用IC)を提供するバミューダの半導体メーカー。システム・オン・チップ(SoC)のアナログ集積回路(IC)、ミックスドシグナルIC、デジタル信号処理、埋め込みマイクロプロセッサを設計、開発。主要製品はリードチャンネルIC、ハードディスクコントローラ、データストレージ製品など。*14
- NASDAQ100構成銘柄
ギャップ【GPS】
ギャップが好決算 視界が改善し始めたとの評価
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- アパレルのギャップが前日引け後に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株損益の赤字は予想ほどではなかった。
- 既存店売上高は予想を下回っている。
- 通期の1株利益の見通しは予想を上回った。
- アナリストからは、視界が改善し始めたとの評価や、今年は魅力的な回復ストーリーが期待できるとのコメントも聞かれた。
- ただ、株価は取引開始直後こそ上昇して始まったものの、直ぐに戻り売りに押されている。
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■ギャップは衣料品小売店。「ギャップ」、「オールド・ネイビー」、「バナナ・リパブリック」、「パイパーライム」、「アスレタ」、「インターミックス」のブランド名で紳士、婦人、子供用カジュアル衣料、アクセサリー、パーソナルケア用品を小売・オンライン販売する。米国、欧州、アジア、中東、アフリカに直営店およびフランチャイズ店を展開。*15
コストコ・ホールセール【COST】
コストコは好決算も株価下落 材料出尽くし感も
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- コストコホールセールが引け後に11-1月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、既存店売上高、会費などの主要指標において予想を上回った。
- アナリストからは、「インフレやサプライチェーン問題がある中で、同社は他の小売企業よりも有利な立場にある。
- 業績以外にも会費値上げの可能性や新たな特別配当の支払いが、株価上昇の材料になる」との前向きなコメントが聞かれた。
- また、「第2四半期のEBITマージンが予想を上回っており、その回復力は同社のビジネスモデルと実行能力を証明する。
- そのほか、会員数の増加と更新率の向上もプラスに働く」とのコメントも聞かれた。
- ただ、株価は冴えない反応。
- 決算を期待して前日まで6日続伸しており、材料出尽くし感が出ているのかもしれない。
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■コストコ・ホールセールは、会員制の大型量販店チェーンを展開。米国、カナダ、メキシコ、英国、アジア、オーストラリアに約650店舗の販売網を持つ。幅広い品揃えの有名ブランドと自社ブランドの商品を低価格で販売、食料品、飲料、家電や家具などの耐久消費財、衣料や医薬品などの非耐久消費財を扱う。また、ガソリンスタンドや薬局も運営する。*16
- S&P500構成銘柄
まとめ
- 【主要指数】米国株式市場は続落となっています。2月の雇用統計が強いものとなったのですが、ロシア軍がウクライナの原発を占拠するなどウクライナ情勢への不安懸念が悪化したこともあり商品関連が軒並み上昇し、株式市場にも重しになっていました。エネルギー関連銘柄は上昇している一方でリスクオフの動きは止まらず、米国債が買われて長期金利は下がっています。その影響もあり金融銘柄も大きく売られています。とはいえ、雇用統計は予想を上回る力強い結果となっており、失業率も低下し予想を下回っています。
- 【小型株】小型株で構成されるラッセル2000も下落しており、-1.55%下落しています。
- 【セクター】上昇したセクターはオルエコ中心となっています。特に金価格、原油、素材の高騰で金鉱株、エネルギー、公益が上がっています。またヘルスケア、不動産、生活必需品が若干ですが上がっています。多くのセクターが下落しており、特に仮想通貨関連銘柄や航空・旅行、半導体、ハイテク関連、金融、一般小消費財、通信なども下げています。またクリエネ、資本財、素材も若干下げています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は10銘柄ともに下げており-2.09%となっています。大きく下げたのはバイドゥが-5.11%、エヌビディアが-3.28%下げています。大型テックにもリスクオフの流れが来ています。
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*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ソニー・グループADR(Sony Group Corporation ADR)【SONY】の株価・基本情報|米国株|株探(かぶたん) - 株探
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより
*16:ヤフーファイナンスより