米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
対ロシアによる経済制裁に対して神経質な展開となっていました。ダウとS&P500は3日ぶりの反落、NASDAQは3日続伸。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】対ロシアによる経済制裁に対して神経質な展開となっていました。ダウとS&P500は3日ぶりの反落、NASDAQは3日続伸となりハイテク関連、特にサイバーセキュリティ関連や、仮想通貨関連の銘柄がお仕上げていました。また防衛軍需関連の銘柄も上昇しています。金融株はロシアをSWIFT(国際銀行間通信協会)から除外するということもあり軒並み下落しています。
- 【小型株】小型株も若干の上昇をしておりラッセル2000は+0.35%となっています。
- 【長期金利】リスク資産である米国債が買われる展開となり金利は下がっています。
- 【セクター】上昇したセクターは原油高やパナソニックのリチウム電池の増産などを受けてクリエネが大きく上がっており、また仮想通貨関連も上がっています。またエネルギー、フィンテック、資本財、公益なども上がっていました。下落したセクターは、航空・旅行関連が下落し続けておりヘルスケアや半導体、通信なども下がっています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は+0.72%となっており、特にテスラが好調でした。3銘柄が下落しており、アマゾンと中国2銘柄が下落しています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年2月28日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年2月28日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、NASDAQはどうにか上がってたね
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
ウクライナ情勢
個別銘柄のニュースもロシア、ウクライナ情勢中心になってきてるね。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
グロースはどうにかプラスだけどバリュー株は弱かったね。
テスラがすごかったね、原油高になってるからEV移行も早まりそう。
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
好不調の銘柄がはっきりしてる感じだね、やっぱりウクライナ情勢がかなり影響してるね。
TSMCが大きく下がってるのが気になるね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターは原油高やパナソニックのリチウム電池の増産などを受けてクリエネが大きく上がっており、また仮想通貨関連も上がっています。またエネルギー、フィンテック、資本財、公益なども上がっていました。
下落したセクター
下落したセクターは、航空・旅行関連が下落し続けておりヘルスケアや半導体、通信なども下がっています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- ソーシャルメディア関連銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アリババとバイドゥが相変わらずだね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
グーグル(アルファベット)【GOOGL】
グーグルマップ、ウクライナの交通情報の表示停止 住民の安全理由
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アルファベット傘下のグーグルは27日、ウクライナのグーグルマップサービスで交通状態の現況情報機能や、店舗の人混みなどを比較できる機能を一時的に世界で使えなくしたことを確認した。
- 住民の安全のためで、地元当局などと協議した結果としている。ただ、海外の研究者らはロシアのウクライナ侵攻に関する情報を収集するため、オンラインサービスやソーシャルメディアなどを活用している。
- グーグルによると、ウクライナで運転者に交差点などの経路を誘導する機能ではライブ交通情報は引き続き使えるようになっている。
グーグルとメタ、ロシアメディアの広告規制 ウクライナ侵攻で
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アルファベット傘下のグーグルは26日、ロシアの国営メディアRTなどについて、ウェブサイトやアプリ、ユーチューブ動画で広告収入を得ることを禁止した。
- ロシアのウクライナ侵攻を受けた措置で、フェイスブックを運営する米メタも25日に同様の措置を発表している。
- ユーチューブは、「特別な状況」だとして、欧州連合(EU)などの対ロ制裁の対象に関連したチャンネルなどがユーチューブ上で収益を上げることを一時停止すると表明した。
- グーグルはその後、ロシア政府系メディアがグーグルの広告技術を利用してウェブサイトやアプリで収益を上げるのを禁止すると述べた。
- さらに、グーグルの広報担当者は、ロシアメディアはグーグルのツールを通じた広告の購入や、検索やGメールなどのサービスに広告を出すことができなくなると述べた。
- 「新たな展開を積極的に監視しており、必要なら追加の措置を講じることになる」と語った。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アルファベットは米国の大手インターネット関連企業。検索サイト・グーグル「google.com」を運営するほか、検索エンジン、オンライン広告、クラウドコンピューティング、ソフトウエアなどIT関連製品とサービスを提供。携帯電話「アンドロイド」、ブラウザ「クローム」、インターネットテレビ「Google TV」等独自のOSを展開。本社はカリフォルニア州。*7
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- 5G関連銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
Google Boys グーグルをつくった男たちが「10年後」を教えてくれる―――ラリー・ペイジ&セルゲイ・ブリンの言葉から私たちはなにを 活かせるのか 三笠書房 電子書籍
- 発売日: 2014/12/04
- メディア: Kindle版
■
メタ・プラットフォームズ(フェイスブック【FB】)
メタ、ロシア国営メディアのアカウント制限 ウクライナ政府が要請
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米メタ・プラットフォームズは、ウクライナ政府の要請を受けて同国内で運営するプラットフォームでロシア国営メディアなどの一部アカウントを制限している。
- 国際問題担当責任者のニック・クレッグ氏が27日、ツイッターへの投稿で明らかにした。
- クレッグ氏は「ウクライナは、ロシアでフェイスブック(FB)とインスタグラム(IG)へのアクセスを停止することも提案している。しかし、ロシアの人々は、戦争に対する抗議のために独立した情報源としてFBやIGを利用している」とも指摘。
- ロシア政府はこれらの活動を阻止するためにメタのプラットフォームをすでに制限しており、サービスを停止すれば「重要な時期に重要な表現を封じる」ことになると述べた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■フェイスブックはソーシャルネットワーク・ウェブサイト「facebook.com」を運営。主な機能に個人や団体のページの他、チャット、ライブストリーミング「facebookライブ」、仮想通貨「facebookクレジット」がある。また、モバイル端末間でテキスト送信を行う「messenger」、写真や動画を共有できる「instagram」も提供。*8
-
【FB】メタ(フェイスブック)の記事一覧
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
エヌビディア【NVDA】
エヌビディアへのサイバー攻撃、ウクライナ情勢に無関係
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米エヌビディアが最近受けたサイバー攻撃について、身代金要求型ウイルス「ランサムウエア」によるもので、ウクライナ情勢との関連性はない様子だと、事情に詳しい関係者1人が明らかにした。
- 詳細は非公開だとして匿名を条件に話したこの関係者によれば、今回のハッキングは比較的小規模で、地政学的な緊張によって促されたものではないと見受けられるという。
- エヌビディアは25日の早い段階で、同社コンピューターシステムに対する攻撃について調査していると明らかにしていた。米半導体企業で時価総額が最大の同社は「当社の事業と商業活動は途切れなく続いている」と声明で発表。
- 「本件の性質および規模の評価を続けており、現時点で共有可能な情報は他にない」とした。英紙テレグラフは先に、外部からの不正アクセスでエヌビディアの一部コンピューターシステムが最長2日間ダウンしたと報じていた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■エヌビディアはグラフィック・プロセッシング・ユニット(GPU)などのビジュアルコンピューティング技術を提供。PC向けグラフィックプロセッサ「GeForce」とメモリ製品を販売する。そのほかワークステーション向け「Quadro」、高性能コンピュータ向け「Tesla」や「3DVision」、モバイル通信向けに「Tegra」を展開。*9
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- 半導体銘柄
テスラ【TSLA】
テスラに買い強まる 200日線の上を再び回復
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- きょうはテスラに買いが強まっており、一時876ドル台まで上昇する場面が見られた。
- この日の上げで200日線の上を再び回復している。
- 同社の工場建設計画について、ドイツのブランデンブルク州の環境省が承認プロセスの最終段階にある述べた。
- また、ウクライナ危機で原油が急騰しており、ガソリン価格の上昇が懸念される中、電気自動車へ消費者の目が更に向くのではとの指摘も聞かれる。
- パナソニックが2024年3月末までにテスラ向けの新しいリチウムイオン電池の量産を日本の工場で開始すると発表。
- 4680フォーマットの新電池は、現在テスラが使用しているものより約5倍大きく、生産コスト削減と車両航続距離の向上が期待される。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*10
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
エクソン・モービル【XOM】
エクソンの取引銀行にも制裁、ロシア従業員への支払いに利用
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- 米エクソンモービルがロシアの従業員に給料を支払うため使っている銀行も米政府の制裁対象になったと事情に詳しい関係者2人が明らかにした。
- 関係者の1人によれば、エクソンはロシア事業を続けるため新たな金融機関の起用を急いでいる。
- 非公開情報だとして関係者はいずれも匿名を条件に語った。バイデン米大統領はウクライナ侵攻を受けたロシアのプーチン大統領に対する制裁措置が米消費者の重しになる石油・ガソリン価格の一段高を招かないよう取り組んでいるが、こうした状況は米制裁が自国のエネルギー業界に影響を及ぼしていることを示している。
- エクソンはコメント要請に応じていない。ホワイトハウスはエクソンの状況についてコメントを控えたが、サキ報道官の発言に言及。同報道官はABCの番組「ディス・ウィーク」で、「米国民と国際社会への影響を最低限に抑える一方で、プーチン大統領に対する影響と結果を最大化するようあらゆる措置を講じたい」と述べた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■エクソン・モービルは米国最大手のエネルギー会社。原油と天然ガスの探鉱と生産のほか、石油製品の製造、原油・天然ガス・石油製品の輸送などのエネルギー関連事業を手掛ける。また、オレフィン、芳香族化合物、ポリエチレン、ポリプロピレンプラスチックなどの石油化学品の製造のほか、発電事業にも出資。本社はテキサス州。*11
- S&P500構成銘柄
- 石油関連銘柄
ユナイテッド・パーセル・サービス【UPS】
UPSとフェデックス、ロシアとウクライナの取り扱い停止
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)とフェデックスの物流世界最大手2社は、ロシアとウクライナへの配送を停止したと明らかにした。
- ロシアのウクライナ侵攻を受けたもの。
- ウクライナ発着の取り扱いは中止、ロシアへ向けの配送も停止している。両社とも24日、侵攻に伴いウクライナへの発送を停止する方針を明らかにしていた。
- 両社とも、引き続きロシア領空を通過するかどうかは明らかにしていない。
- いずれもコメント要請に応じていない。
- ドイツポストもウクライナ発着の取り扱いを一時停止するとともに、ウクライナ領空の通過を避けているとの声明を発表した。
- ロシアでの業務を変更したかどうかには言及していない。
- ロイターが問い合わせたものの、現時点で回答を得られていない。
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■ユナイテッド・パーセル・サービス(通称UPS)は米国内外で小包や書類の宅配サービスを展開。小口貨物輸送、混載トラック輸送、税関手続き、物流関連テクノロジー支援、製品受注・発送管理、製品返品・修理管理などのサプライチェーンサービス、中小企業貸付、貨物保険、代金決済などの金融サービス、荷物梱包や発送サービスも提供する。*12
- 【UPS】ユナイテッド・パーセル・サービス
- S&P500構成銘柄
フェデックス【FDX】
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■フェデックスは大手物流サービス会社。「フェデックス」ブランド名で各種輸送業務を提供。主に、国際速達便輸送、宅配サービス、小包混載サービス、小口貨物輸送、貿易事業・税関手続き関連サービスのほか、北米で即時配送サービスを展開。また、コピー・印刷、販促物作成、オンライン印刷などのサービスを提供。本社はテネシー州メンフィス。*13
- S&P500構成銘柄
ファーストホライズン【FHN】
ファースト・ホライズンが30%の大幅高 トロント・ドミニオン銀が買収へ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 銀行のファースト・ホライズンが30%の大幅高。
- カナダの大手トロント・ドミニオン銀(TD)【TD】が134億ドルで買収することで合意した。
- ファースト・ホライズンの株主に対して1株25ドルの現金を支払う。先週末終値よりも37%高い水準。
- トロント・ドミニオンにとっては過去最大の買収となる。ファースト・ホライズンは米12州で412支店を展開し、110万人以上の個人・法人顧客を有している。
- テネシー州とルイジアナ州では主要な地位を占め、フロリダ州、カロライナ州、バージニア州では存在感があり、アトランタ、ダラス、ヒューストンでは重要な足がかりを持っている。
- TDのマスラニCEOは、「今回の買収により、米国内の隣接市場で即座に存在感と規模を確保し、米南東部全体で成長のための大きな機会を得ることができる」と語った。
- TDは資産総額約6140億ドルの全米トップ6の銀行の1つになることができるという。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ファースト・ホライズン・ナショナルは米国の銀行持株会社。主要子会社ファースト・ホライズン銀行を通じて預金、貸付、投資、ファイナンシャルプラニング、信託、資産運用・管理、クレジットカード、債券販売・取引、デリバティブ取引、ファンドマネジメントなどの総合的な金融サービスを提供。本社所在地はテネシー州メンフィス。*14
ロイヤル・ダッチ・シェル【SHEL】
シェル、ロシアの全事業から撤退 「サハリン2」も対象
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 石油大手シェルは28日、主要な液化天然ガスプラントを含むロシアの全事業から撤退すると発表した。
- 声明で、サハリン沖の石油・天然ガス開発プロジェクト「サハリン2」からも手を引くと表明。
- ロシアからの撤退が低炭素エネルギーや再生可能エネルギーへの転換計画に影響を与えることはないとした。また、ロシアとドイツを結ぶバルト海のガスパイプライン「ノルドストリーム2」への関与も終了する。
- シェルによると、ロシアからの撤退により減損が発生する見込み。
- ロシアの事業に関連する非流動性の保有資産は2021年末で約30億ドルという。
- ベン・ファン・ブールデン最高経営責任者(CEO)は声明で「当社は欧州の安全保障を脅かす無意味な軍事侵攻の結果、ウクライナで人命が失われたことに衝撃を受けており、遺憾に思っている」と述べた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ロイヤル・ダッチ・シェルはオランダのハーグに本拠地を置くオランダと英国の石油持株会社。原油・天然ガスの探鉱と生産のほか、ガスの液化と輸送、オイルサンドからのビチューメン抽出に従事。欧州、アジア、オセアニア、アフリカ、北米、南米で事業を展開。また、風力発電、代替エネルギー事業、石油製品と化学品の製造や販売も行う。*15
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
バークシャー・ハサウェイ【BRK-B】
バークシャーが土曜日に決算発表 バフェット氏による株主への手紙も公表
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが26日土曜日に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、営業利益は72.9億ドルと前年比45%増加した。
- 鉄道・公益・エネルギー部門の利益が増加した。また、昨年は積み上がった巨額の現金の一部を過去最大の自社株買いに充てたことも明らかにしている。
- 昨年実施した自社株買いは総額271億ドルと、バフェット氏が2018年に対応を積極化させた以降で最大規模となった。
- バフェット氏は毎年恒例の「株主への手紙」を公表。長年のビジネスパートナーであるマンガー氏の名前を挙げ、「チャーリーと私はこれまでも時々、現在と同様のキャッシュヘビーのポジションを耐え忍んできたことがあった。こうした時期は決して心地よいものではない。だが永久に続くわけでもない」と書簡で説明した。
- バークシャーの保有現金は1467億ドルと、過去最高に近い水準となっている。
- 株主への手紙ではまた、最有力の後継者と見なされているアベル氏が同社のサステナビリティー(持続的安定)への取り組みについて説明している箇所があった。
- バフェット氏がアベル氏に書簡のスペースを与えた格好。
バフェット氏、投資機会不足に苦慮 現金が過去最高水準
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米バークシャー・ハザウェイを率いる著名投資家ウォーレン・バフェット氏は26日、毎年恒例の「株主への手紙」を公表し、良い投資機会が不足しているとして巨額の現金保有を続ける意向を示した。
- バークシャーは2020年と21年に合計517億ドル相当の自社株買いを実施したが、現金保有はなお1467億ドルと過去最高水準に近い。
- バフェット氏は「(株式市場には)われわれを興奮させるものがほとんどない」と説明。
- また「現在は買収よりも社内の機会の方がはるかに良いリターンを生み出している」と述べ、大型買収に消極的な考えを示した。
- 巨額の現金保有については、バークシャーが抱える災害保険など保険事業の損失に対する備えだと説明した。
- バークシャーの2021年の営業利益は、前年比25%増の274億6000万ドルと過去最高を記録。
- うち3分の1以上を鉄道のBNSFとバークシャー・ハザウェイ・エネルギーが生み出した。
- 純利益は2倍以上の898億ドルで、アップル、バンク・オブ・アメリカ、アメリカン・エキスプレスなどの投資収益が貢献した。
<4つの柱>
- バフェット氏は書簡で、保険事業、BNSF、バークシャー・ハザウェイ・エネルギー、アップル株を「4大」要素とし、「われわれの目標は、耐久性のある経済的強みと一流の最高経営責任者(CEO)を兼ね備えた企業に意義ある投資をすることだ」と述べた。
- また「オールドファッションな利益」を好むと説明。一方で不正な利益の『調整』が、株価上昇局面で多くなったと指摘した。
- 大量の現金所有は、保険部門のヘッジの役割を担っていると説明。手元現金は300億ドル以上を維持すると約束した。これまでは最低200億ドルと言っていた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway Inc.)は多様な事業を運営する持株会社所有の子会社である。【事業内容】同社の事業は、GEICO、Berkshire Hathaway Primary Group、General Re Corporation、Berkshire Hathaway Reinsurance Groupなどの保険事業、鉄道システムの運営に行うBurlington Northern Santa Fe, LLC事業、規制電気およびガス会社を含むBerkshire Hathaway Energy事業、工業用・民生用・建築用製品を含む多様な製品の製造業者を含む製造事業、食料品と非食料品の卸売販売に行うMcLane Company事業、小規模航空機所有権プログラム、航空パイロット訓練及び各小売業を含む多様なサービスの提供者を含むサービスおよび小売業、並びに製造住宅および関連消費者金融、輸送機器、製造およびリース、及び家具リースを含む金融と金融商品事業を含む。*16
- S&P500構成銘柄
まとめ
- 【主要指数】対ロシアによる経済制裁に対して神経質な展開となっていました。ダウとS&P500は3日ぶりの反落、NASDAQは3日続伸となりハイテク関連、特にサイバーセキュリティ関連や、仮想通貨関連の銘柄がお仕上げていました。また防衛軍需関連の銘柄も上昇しています。金融株はロシアをSWIFT(国際銀行間通信協会)から除外するということもあり軒並み下落しています。
- 【小型株】小型株も若干の上昇をしておりラッセル2000は+0.35%となっています。
- 【長期金利】リスク資産である米国債が買われる展開となり金利は下がっています。
- 【セクター】上昇したセクターは原油高やパナソニックのリチウム電池の増産などを受けてクリエネが大きく上がっており、また仮想通貨関連も上がっています。またエネルギー、フィンテック、資本財、公益なども上がっていました。下落したセクターは、航空・旅行関連が下落し続けておりヘルスケアや半導体、通信なども下がっています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は+0.72%となっており、特にテスラが好調でした。3銘柄が下落しており、アマゾンと中国2銘柄が下落しています。
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*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより
*16:Investing.com