米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
全面安から一転反発で全面高へ。ウクライナ情勢で下落も一巡買い戻し展開へ。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】急落して始まった相場も急激に上昇し終わってみれば全面高の反発となった1日でした。ウクライナ情勢で下落していた株価も売りが一巡し買い戻しが行われた状態です。ただデッド・キャット・バウンスのような反発かもしれませんので引き続き警戒続きそうです。ダウは6日ぶりに反発、S&P500も5日ぶり、NASDAQは6日ぶりの反発で、3.34%上昇しています。
- 【小型株】小型株のラッセル2000も2.67%と反発しています。
- 【セクター】ハイテクグロース株中心に多くのセクターが反発しています。特にウクライナ情勢を受けてかサイバーセキュリティ銘柄の上昇が際立っています。またクリエネやクラウド関連、フィンテックや半導体なども上がっています。オルエコでは資本財、一般消費財、公益、ヘルスケアなども上がっています。一方でバリュー株は調子が良くなく、金鉱株や金融、旅行、エネルギー、素材株は下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】全体では、3.49%と大きく反発しており、9銘柄が上昇しています。決算悪かったアリババが下落しており香港では下げていましたが-0.70%程度になっています。ネットフリックス、エヌビディアが6%、マイクロソフトが5%上昇しています。
- 【予定】引け後にブロック(スクエア)、ビヨンドミートなどの決算が行われ時間外取引でも大きく変動しています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年2月24日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年2月24日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、売られた展開から徐々に戻していってかなり反発しているね。
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
詳しい情報は、15時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
前日のデイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
ウクライナ情勢
ウクライナ侵攻、米利上げ方針に影響せず=リッチモンド連銀総裁
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- 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は24日、ロシアによるウクライナ侵攻は、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ方針の背景となる論理的裏付けを変えることはないとの見解を示した。
- ただ、世界市場やコモディティー価格への影響は慎重に見る必要があると述べた。
- メリーランド州商工会議所に対するコメントで述べた。
- 米金利上昇の要因については「基礎的な需要が強い。労働市場はタイトで、インフレ率は高く広範囲に及んでいる」と分析した。
国際企業各社、ウクライナでの事業停止 一段の対ロ制裁に身構え
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- デンマークのビール大手カールスバーグや清涼飲料ボトラーのコカ・コーラHBCなど国際企業各社が、ウクライナでの事業を停止した。
- ロシアによるウクライナ侵攻を受け、西側諸国による一段の対ロ制裁に備える動きが出ている。
- カールスバーグは、ウクライナにある3醸造所で全ての生産を停止。
- コカ・コーラHBCは工場停止を含む緊急時対応計画を発動したと発表した。
- 米貨物輸送大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)と米宅配大手フェデックスはウクライナ国内外向けサービスを停止した。
- 海運大手APモラー・マースクも、2月末までウクライナへの寄港を停止し、黒海沿岸のオデッサの主要事務所を閉鎖した。
- 一方、ロシアへのエクスポージャーを持つ多くの企業は、欧米の制裁措置がどの程度広範囲に及ぶか、より明確になるのを待って行動する方針。
半導体大手各社、ウクライナ侵攻による供給網混乱は限定的と予想
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- 世界の半導体大手各社は、ロシアのウクライナ侵攻による供給網の混乱は限定的にとどまると予想している。
- 素材の在庫積み上げや調達の多様化を進めたことが奏功するためだ。
- だが業界関係者の間では、影響は長期にわたって続く恐れがあるとの声も聞かれる。
- 調査会社テックセットによると、ウクライナは米国の半導体製造に使われているネオンの90%以上を供給。
- ロシアは米国で使われるパラジウムの35%を提供している。
- パラジウムはセンサーやメモリーに使われている。日本のある半導体業界関係者は「半導体メーカーは直接的な影響を感じていないが、メーカーに半導体生産のための素材を供給している企業は、ネオンやパラジウムといった素材をロシアとウクライナから調達している」と指摘。
- 「これらの素材の需給は既に逼迫しているため、供給がさらに圧迫されれば、価格を押し上げる可能性がある。その結果、半導体価格の値上げにつながる恐れがある」と述べた。
- だが各社は、近年の供給網混乱や紛争を受けて、こうした事態に備えている。
- 半導体メーカーのマイクロン・テクノロジーは「ロシアとウクライナ間の緊張に伴って素材の供給が混乱する可能性があるとの説は、半導体業界にとって懸念すべき問題だ」と指摘。
- しかし同社は「調達先を多様化」してきたと説明した。
- 台湾積体電路製造(TSMC)、サムスン電子、インテルなどの半導体メーカーに半導体製造装置を供給しているオランダのASMLは23日、同社はネオンの代替調達先を調査していると明らかにした。
- 韓国の半導体大手SKハイニックスのリー・ソクヒー最高経営責任者(CEO)は先週、記者団に対し、同社は半導体の素材を「大量に確保」しているため「心配する必要はない」と語った。
- インテルは影響は全くないと予想していると表明。グローバルファウンドリーズは、直接的なリスクを想定しておらず、ロシアとウクライナ以外から調達できるよう柔軟な態勢を取っていると説明した。
- 台湾の半導体大手、聯華電子(UMC)も同様だ。半導体受託製造で世界最大手のTSMCは「現時点では」コメントを拒否するとしている。台湾の半導体検査・封止企業のASEテクノロジーは「今のところ」素材の供給は安定していると説明した。
国内総生産(GDP)改定値
GDP、第4四半期は7.0%増に上方改定
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- 米商務省が24日に発表した2021年第4・四半期の実質国内総生産(GDP)改定値は、年率換算で前期比7.0%増だった。速報値の6.9%増から小幅上方改定された。
- 新型コロナウイルスのデルタ株感染拡大の影響が和らいだ。
- 第3・四半期は2.3%増だった。12月にはオミクロン株の感染が拡大し、景気の勢いは弱まったかに見えたものの、その後、経済活動は回復している。このところ発表された経済指標によると、1月の小売売上高は急上昇し、2月の企業活動も活発化した。
- 第1・四半期のGDP成長率見通しは大方が2.0%を下回っているが、予想を上振れする可能性もある。
失業保険申請数
米新規失業保険申請23.2万件に改善、予想以上に減少
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- 米労働省が24日に発表した今月19日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1万7000件減の23万2000件となった。
- 市場予想(23万5000件)以上に減少し、労働市場の回復に弾みが付いていることを示唆した。
- ハイフリークエンシー・エコノミクス(ニューヨーク州)のチーフ米国エコノミスト、ルベーラ・ファルーキ氏は「ウイルスによる混乱が解消され、企業が一段と通常業務に戻ったため、申請件数は減少傾向が続いている。
- 全体として、人手不足の中で労働需要が堅調であることから、解雇は低水準にとどまるだろう」と述べた。
- 調整前の申請件数は2万4824件減の21万4873件。
- ミズーリ州のほか、ニューヨーク州、オハイオ州、テネシー州、フロリダ州、ニュージャージー州でも大幅に減少した。
- 一方、ミシガン州は大幅に増加した。
- 12日までの1週間の継続受給件数は11万2000件減の147万6000件。1970年3月14日以来の低水準となった。
失業保険申請数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米新規失業保険申請件数は、失業者がはじめて申請した失業保険給付の申請件数を測定する指標です。
- 労働省によりまとめられ、毎週木曜日に発表されます。
- 週次の失業保険申請件数は、速報性が高いため失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されており、雇用市場の健全性を測定する方法として使用されます。
- 予想より高い数値は米ドルにとって売り材料であるとされるが、予想より低い数値は米ドルにとって買い材料であると解釈されます。*3
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に上がっていいますがバリュー株は調子が上がっていません。
グロースが全体を牽引していたみたいだね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
ヨーロッパはやっぱり上がりきってないね
ロシアとの結びつきがアメリカよりも大きいからね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
モデルナはずっと下落してたけど決算で相当上がったね
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
昨晩大きく反発したとはいえ、今週の下落はまだまだ大きいし今後の先行きも不透明だよね。
正直昨日こんなにあがるとおもってなくて絶望してた人も多かったと思うわ
上昇したセクター
ハイテクグロース株中心に多くのセクターが反発しています。特にウクライナ情勢を受けてかサイバーセキュリティ銘柄の上昇が際立っています。またクリエネやクラウド関連、フィンテックや半導体なども上がっています。オルエコでは資本財、一般消費財、公益、ヘルスケアなども上がっています。
下落したセクター
一方でバリュー株は調子が良くなく、金鉱株や金融、旅行、エネルギー、素材株は下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- ソーシャルメディア関連銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
全体では、3.49%と大きく反発しており、9銘柄が上昇しています。決算悪かったアリババが下落しており香港では下げていましたが-0.70%程度になっています。
ネットフリックス、エヌビディアが6%、マイクロソフトが5%上昇しています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アップルはなかなか上がってこないわね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
アリババ(阿里巴巴)【BABA】
アリババ、増収率10%で上場後最低 10─12月期、競争激化で
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 中国の電子商取引大手アリババ・グループ<9988.HK、BABA.N>が24日に発表した2021年10─12月期決算で売上高は前年同期比約10%増の2426億元(383億7000万ドル)となり、2014年の上場後の四半期増収率として最も低かった。
- 四半期の増収率が20%を下回ったのは初めてで、中核事業の伸び悩みと競争激化が響いた。
- 中国景気が減速し、消費者が支出を控えたのも打撃となった。
- リフィニティブのデータによると、アナリストらの売上高予想の平均は2463億7000万元だった。
- 出店業者がアリババのウェブサイト上の広告や宣伝にどれだけお金を使ったかを追跡する重要指標である顧客管理収入(CMR)は前年同期より1%減った。アリババの総売上高の41%を占めるこの部門の収入が減少したのは、同社の上場以来初めて。
- 昨年11月の中国のインターネット通販イベント「独身の日」では販売総額(GMV)が8.5%増と、過去最低の伸びにとどまった。
- アリババの株価は、ニューヨーク市場での取引開始前に約3%下落した。
- ロシアがウクライナへの全面侵攻を開始後の世界的な株価の下落を受け、決算発表前には約5%下落していた。
- アリババは、バイトダンス(北京字節跳動科技)が所有する「抖音(Douyin)」や「快手(Kuaishou)」といったライブ配信型販売で活況を呈している競合企業にも押されている。
- アリババは21年第3・四半期に新たな成長分野を強調するため、公表する事業セグメント別業績の一部を再編成した。
- 国際商取引は164億5000万元に達し、18%伸びた。
- 食品宅配アプリなどの地元消費者向けサービスは121億4000万元となり、27%増えた。
- アント・グループの7―9月期利益は約176億元だった。
- アリババは、アントからの利益を1四半期遅れで計上している。
アリババが事業戦略を転換、顧客維持に焦点-当局の締め付けが影響
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- 中国の電子商取引運営大手、アリババグループは積極的な市場シェア拡大を目指すのではなく、顧客維持へと戦略の方向転換を図る。
- 同社は過去1年余り、当局のあらゆる規制対象となってきた。同社が24日発表した昨年10ー12月(第3四半期)決算は上場して以降で最も低い増収率となった。
- 中国当局による国内のテクノロジーセクターに対する締め付けが業績に大きな打撃を与えていることが浮き彫りになった。
- アリババの張勇最高経営責任者(CEO)はアナリストとの電話会見で、「当社は国内で購買力を持つ顧客を事実上、すべて取り込んだ」と述べ、「当社の狙いを新たなユーザー獲得よりも顧客維持に転換していく」と続けた。
- 中国政府は2020年にアリババ傘下で金融サービス企業のアント・グループに新規株式公開(IPO)計画の中止を迫ったほか、一連の改革を求め、アリババの事業モデルは弱体化した。10ー12月期の売上高は前年同期比9.7%増。
- 政府が同社の調査を開始する前は40%を超える伸びが普通だった。
- 純利益は74%減の204億元(約3720億円)だった。
- 年間アクティブ利用者数は4300万人増加し、12億8000万人と予想を上回った。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アリババ・グループ・ホールディングは中国の電子商取引・ITサービス持株会社。子会社を通じて、主に「Alibaba.com」で企業間電子商取引事業を展開する。オンラインショッピングサイト「タオバオ」、小売業者向けプラットフォーム「Tモール」、共同購入サイトの「ジュファサン」などを運営。クラウド関連の事業も展開。本社所在地は中国の杭州市。*8
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
ユナイテッド・ヘルス【UNH】
米司法省がユナイテッドヘルスによるチェンジ・ヘルスケアの買収阻止へ
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- 米司法省はユナイテッドヘルス【UNH】によるチェンジ・ヘルスケア【CHNG】の買収を阻止するよう裁判所に提訴した。
- 米司法省は、「今回の買収は、民間の医療保険市場および医療保険会社が使用する技術の市場において、保険請求を処理し医療費を削減するための競争を阻害する」と主張している。
- 買収が成立すれば、ユナイテッド・ヘルスに競合の医療保険会社の競争上重要な情報を大量に入手させることになるとも主張している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ユナイテッドヘルス・グループは米国の医療保険会社。企業、公共機関、個人に各種医療保険プランを提供するほか、疾病、健康、薬剤に関する情報や医療貯蓄口座、移動医療サービスなどの各種サービスを提供。また、医療関連の情報管理サービス、ソフトウエア開発、コンサルティングおよびアウトソーシングサービスを手掛ける。*9
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
モルガン・スタンレー【MS】
モルガンS、ブロック取引業務への米当局調査巡り情報開示
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米モルガン・スタンレーは規制当局への届け出で、ブロック取引業務に関するマンハッタンの連邦検察当局による調査について情報開示した。
- 同行は昨年8月以来、検察当局からの情報提供要請に対応していると説明。
- ブロック取引業務のさまざまな側面に関する調査に関連し米証券取引委員会(SEC)からの要請にも2019年6月以来、応じているとした。
- 同行はこれらの調査に協力していると届け出で明らかにした。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■モルガン・スタンレーは米国の金融持株会社。米国内外で事業を展開。資金調達、合併・買収のアドバイス、事業再編支援、不動産・プロジョクト融資、貸付、投資調査、株式・債券の販売、売買、値付けのほか、自己勘定投資サービスの提供。投資商品仲介、投資顧問、資金計画、年金・保険商品の販売、信託業務、不動産や未公開株式への投資、運用サービスの提供。*10
- S&P500構成銘柄
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
モデルナ【MRNA】
モデルナの2022年ワクチン受注、小幅増にとどまる-コロナ懸念後退で
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- 米バイオ医薬品メーカー、モデルナでは新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチンの受注が過去6週間に小幅な伸びにとどまった。
- 新型コロナを巡る懸念が弱まる中、同社は競合他社とワクチンの市場シェアを競っている。
- メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンを製造するモデルナは、新型コロナワクチンの2022年販売について、これまでに190億ドル(約2兆1900億円)相当の契約を結んだと明らかにした。
- 1月に発表した185億ドルからは増えた。
- ただ、同社の2021年10-12月(第4四半期)決算によると、22年の購入オプション契約は30億ドルで、1月に発表した35億ドルを下回った。
- モデルナは30億ドルの自社株買いプログラムも発表した。
- オミクロン変異株感染の勢いが弱まる中、コロナ感染件数は世界的に減少している。
- 一方、米ノババックスなど新たなワクチンメーカーが市場に参入している。
- モデルナの10-12月期は利益が1株当たり11.29ドルで、売上高は72億1000万ドル。
- アナリスト予想は1株利益が10.17ドルで、売上高は68億4000万ドルだった。
- 同社によれば、21年の新型コロナワクチンの最終売上高は177億ドル。
- 1月に発表した暫定売上高の175億ドルをわずかに上回った。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■モデルナは米国のバイオ医薬品メーカー。メッセンジャーRNA(mRNA)を利用した医薬品を開発する。細胞に指令を出し、細胞内たんぱく質を生成する新しい治療法により予防ワクチン、がんワクチン、腫瘍内免疫療法、局所再生治療法、全身細胞内治療法などのパイプラインを保有。新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発。本社所在地はマサチューセッツ州ケンブリッジ。*11
- NASDAQ100構成銘柄
- 新型コロナウイルス向けワクチン、治療薬銘柄
イーベイ【EBAY】
イーベイが決算受け下落 ガイダンスが期待外れ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- ウクライナ情勢の緊迫化により、きょうの米株式市場は急落して始まる中、イーベイも下落して始まっている。
- 前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。
- ただ、ガイダンスが冴えず、1株利益、売上高とも予想を下回る見通しを示している。
- パンデミック時に得た勢いは経済再開で買い物客が対面購入に戻るにつれて衰えている。
- 同社のアクティブバイヤーは1億4700万人と前年比9%減少。
- サイト上の総取引額も10%減少した。
- 今回の決算を受けてアナリストからの目標株価引き下げも相次いでいる。
- 特にガイダンスが期待外れだった点を指摘。今回の決算は総取引額(GMV)の成長に対する持続的な圧力が示唆されたと指摘。
- 成長率の低下は2022年も続くことが予想され、アクティブバイヤーの総数は当面減少し続けるだろうとの指摘も聞かれた。
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■イーベイは世界最大級のオークションサイトを運営する米国のインターネット通信販売業者。買い手と売り手の取引を可能にするオークションサイト「eBay.com」、スポーツチケット「StubHub」、価格比較サイト「Shopping.com」、アパート・住宅賃貸情報サイト「Rent.com」などを運営する。決済サービス「ペイパル」と「Bill Me Later」を提供する。*12
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- ネットショッピング関連銘柄【Eコマース銘柄】
ネットアップ【NTAP】
ネットアップが決算受け大幅安 供給問題ぼ影響が指摘される
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- ストレージのネットアップが大幅安。
- 前日引け後に10-12月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。
- ただ、株価は冴えない反応。
- ベンチャー企業のクラウド自動化のフィラミント社の買収を発表したが、金額は非公開としている。
- また、ガイダンスで第4四半期の1株利益は予想を下回る見通しを示したものの、通期では予想を上回る1株利益の見通しを示している。
- アナリストからは、供給問題が利益率に与えている影響が指摘されている。サプライチェーン問題が予想以上に大きな逆風となっており、それが成長の妨げになっているという。
- 一方、すでに実施されている価格変更により、今後数四半期はその影響が軽減されるはずだとも述べた。
- 株価は割安であり、投資家は供給問題がピークに達したという確信を得るとともに、同社の成長に対する自信を深めるだろうとも語った。
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ネットアップは米国のITソリューション会社。企業向けストレージシステム、データ管理ソフトウエア製品と関連サービスを展開。主要製品はオペレーティングシステム、データ管理・保護ソフトウエア、ストレージ管理・アプリケーション統合ソフトウエア、ネットワーク仮想化ソフトウエア、FAS(ファブリック接続型ストレージ)製品群、ストレージシステムなど。*13
- S&P500構成銘柄
まとめ
- 【主要指数】急落して始まった相場も急激に上昇し終わってみれば全面高の反発となった1日でした。ウクライナ情勢で下落していた株価も売りが一巡し買い戻しが行われた状態です。ただデッド・キャット・バウンスのような反発かもしれませんので引き続き警戒続きそうです。ダウは6日ぶりに反発、S&P500も5日ぶり、NASDAQは6日ぶりの反発で、3.34%上昇しています。
- 【小型株】小型株のラッセル2000も2.67%と反発しています。
- 【セクター】ハイテクグロース株中心に多くのセクターが反発しています。特にウクライナ情勢を受けてかサイバーセキュリティ銘柄の上昇が際立っています。またクリエネやクラウド関連、フィンテックや半導体なども上がっています。オルエコでは資本財、一般消費財、公益、ヘルスケアなども上がっています。一方でバリュー株は調子が良くなく、金鉱株や金融、旅行、エネルギー、素材株は下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】全体では、3.49%と大きく反発しており、9銘柄が上昇しています。決算悪かったアリババが下落しており香港では下げていましたが-0.70%程度になっています。ネットフリックス、エヌビディアが6%、マイクロソフトが5%上昇しています。
- 【予定】引け後にブロック(スクエア)、ビヨンドミートなどの決算が行われ時間外取引でも大きく変動しています。
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*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:I米国 失業保険申請件数Investing.com
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/map.ashx
*6:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*7:GoogleFinanceより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより