
米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
主要指数は続落となり、FRBの金融引締への警戒感に加えロシアのウクライナをめぐる緊張感が高まりリスクオフの展開となっています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】主要指数は続落となり、FRBの金融引締への警戒感に加えロシアのウクライナをめぐる緊張感が高まりリスクオフの展開となっています。ただハイテク中心のNASDAQは変わらず、NASDAQ100は陽線で終わっています。ただ今週はロシアの動きも気になり、ウクライナのゼレンスキー大統領は水曜日にもロシア侵攻があるのではないかと報道がありました。
- 【小型株】ラッセル2000も下落し-0.46%となっています。
- 【個人成績】先週末のNASDAQの下落で大きくポートフォリオも痛手をくらっています。-8.54%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】金利も着実の上がっています。前日比+1.33%あがり米国債10年利回りは1.988%となっています。
- 【セクター】上昇したセクターは少なかったです。ロシアのウクライナ問題からか金価格が上昇し金鉱株が上昇しており、また一部グロース株も上昇しクラウド、一般消費財、eコマース銘柄、半導体、サイバーセキュリティ、フィンテックが上がっていました。下落したセクターは多く、特にエネルギー関連が売られるという展開になっています。また金融、ヘルスケア、クリエネ、公益などのオルエコ関連が売られてなにかのサインにも感じます。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】全体的な指数が下がっている中FANG+は反発しており+0.57%となっています。7銘柄が上昇し、テスラ、ネットフリックス、エヌビディア、アマゾンが好調でした。逆にメタは下落が続いています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね

- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年2月14日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年2月14日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、下がってるけどNASDAQ100はわずかながらプラスだね。
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:-8.54%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
デイリー記事はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
.
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に続落って感じだね。
グロースの方が良かったようね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
全体的に下がってる感じだね。
ロシアのウクライナ侵攻にかんしてやっぱり不安感もあるからね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
結構大きく下げてるわね
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターは少なかったです。ロシアのウクライナ問題からか金価格が上昇し金鉱株が上昇しており、また一部グロース株も上昇しクラウド、一般消費財、eコマース銘柄、半導体、サイバーセキュリティ、フィンテックが上がっていました。
下落したセクター
下落したセクターは多く、特にエネルギー関連が売られるという展開になっています。また金融、ヘルスケア、クリエネ、公益などのオルエコ関連が売られてなにかのサインにも感じます。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
メタの低迷が続いている感じはするね、いつか戻っては来ると思うけど
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
テスラ【TSLA】
テスラ中国製自動車販売、1月は5万9845台=業界団体
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 中国乗用車協会(CPCA)は14日、米電気自動車(EV)大手テスラが1月に販売した中国製自動車台数は5万9845台だったと発表した。
- 12月は7万0847台だった。テスラは上海でセダン「モデル3」とSUV(スポーツ用多目的車)「モデルY」を製造している。
- 中国EVメーカー、上海蔚来汽車(NIO)の1月販売台数は前年同月比33.6%増の9652台。
- 小鵬汽車(シャオペン)は1万2922台。
- CPCAによると、中国における1月の乗用車販売台数は全体で前年同月比4.5%減の211万台だった。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*7
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
インテル【INTC】
インテル、「ブロックチェーン半導体」発表 年内出荷へ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米半導体大手インテルは11日、暗号資産(仮想通貨)の利用拡大を商機と捉え、ビットコインの採掘や「非代替性トークン(NFT)」の発行などに用いられるブロックチェーン(分散型台帳)技術向けの新たな半導体を発表した。
- 新たな半導体は年内に出荷され、最初の顧客には米決済大手ブロック(旧スクエア)などが含まれるという。
- ブロックチェーンは、コンピューターネットワーク上の取引履歴を記録する公開台帳として使われ、近年注目を集めてきた。
- 技術の脱中央集権化をうたう「Web.3」や「NFTs」などの言葉も話題となっている。
- インテルによると、同社の半導体はエネルギー効率を加速度的に高めるもので、膨大な演算能力が必要で多くのエネルギーを消費するブロックチェーンのタスク処理を高速化するために設計されたという。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■インテルは半導体チップ製造大手。ICとコンピューター技術を統合したプラットフォームを開発。主要製品はデスクトップパソコン、ノートパソコン、サーバー、ワークステーション、ストレージ用プロセッサー、チップセット、マザーボード、シャーシ、プロセッサーチップセット、ハードウエア・プラットフォーム、イーサネットコントローラー、Wi-Fi製品。*8
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
シスコシステムズ【CSCO】
シスコがスプラングに買収提案も交渉決裂
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- ソフトウエアのスプランクが上昇。
- シスコシステムズ<CSCO>が買収提案を行っていたことが伝わっている。
- ただ、交渉はここ数週間に決裂したようだ。
- シスコはスプランクに200億ドル強で買収提案を行ったと伝わっている。アナリストからは、「理に適う買収ではあるものの、条件はもっと引き上げられる必要がある」とのコメントも出ていた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■シスコ・システムズはIPベースのネットワーク製品と関連通信製品を世界的に展開する米国大手。主要製品はLANスイッチ、サービス統合型ルータ、WANルータ、セキュリティーアプライアンス・ソフトウエア、ワイヤレスを含むネットワーク製品、クラウド化製品、オンデマンドコンテンツの視聴可能なソフトウエア「Videoscape」などを含む。*9
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
スプランク 【SPLK】
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■スプランクは、ソフトウェアプラットフォームを提供する米国企業。企業の重要なデータを活用し、リアルタイムのオペレーショナルインテリジェンスを実現するためのソフトウェア製品を提供する。同社製品は、フォーマットや情報源に関係なくデータを収集、索引、検索、調査、監視、分析を顧客に提供する。*10
- NASDAQ100構成銘柄
ウォルマート【WMT】
ウォルマート、従業員のマスク義務撤廃 ワクチン完了者が対象
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米ウォルマートは11日、新型コロナウイルスのワクチン接種を完了した米国の従業員について、州または自治体の指示がない限り、会社施設内でのマスク着用義務を即日撤廃すると社内に通知した。
- 社内向けのメモによると、薬局など医療関連部門で働く従業員や、顧客と接触する従業員には、ワクチンの接種状況にかかわらずマスク着用を義務付ける。
- 毎日の健康チェックについても、カリフォルニア、ニューヨーク、バージニア州以外の従業員は今月末で不要とする。
- アマゾン・ドット・コムも10日、ワクチン接種を完了した物流施設の従業員について、自治体が認めていれば11日からマスクなしの作業を可能にすると発表した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ウォルマート・ストアズは大手小売業者。米国50州とプエルトリコでディスカウントストア、スーパーセンター(食料品併売、平均面積18万2,000平方フィート)、ネイバーフッドマーケット(スーパーマーケット)のほか、会員制の大型ディスカウントショップ「サムズクラブ」を運営。また、26カ国で小売店やレストランを展開。*11
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- ネットショッピング関連銘柄【Eコマース銘柄】
ブラックストーン【BX】
豪クラウン、ブラックストーンの買収案を支持 63億ドル
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- オーストラリアのカジノ運営、クラウン・リゾーツは14日、米プライベートエクイティ(PE)大手、ブラックストーンが提示した最新の88億7000万豪ドル(63億ドル)の買収提案について、支持する方針を示した。
- 最新の提案による買収額は、クラウン株1株当たり13.10豪ドルで、前営業日の終値を5.7%上回る水準。
- ブラックストーンが昨年3月に提示した最初の買収額(1株当たり11.85豪ドル)を10.5%上回る。
- クラウンの株価は14日の取引で2%高の12.65豪ドルとなった。
- 買収価格は、新型コロナウイルス対策の行動制限やクラウンに対する規制当局の調査が実施される前の2019年の株価水準を下回ったが、スティーブ・マッキャン最高経営責任者(CEO)は株主に確実性がもたらされると指摘。
- 「非常に公正な価格」だと評した。
- ブラックストーンはクラウン株の約10%を既に保有している。クラウンはマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いで調査を受け、当局に対する虚偽報告も指摘されている。
- シドニーで1年以上前に開業予定だった旗艦カジノは営業免許が停止されたままで、稼ぎ頭であるメルボルンのカジノは2年間、政府が任命した監督役が経営に関与すると定められている。
- クラウン株を保有するホワイト・ファンズ・マネジメントのマネジングディレクター、アンガス・グルスキー氏は「規制上の多くの懸念を解消するのに、新たな保有構造に移行することは重要な第一歩になる」と指摘した。
- 買収案は今後、独立専門機関による判断と豪外国投資審査委員会(FIRB)およびカジノ規制当局の承認が必要となる。クラウン・リゾーツに対しては、競合の豪スター・エンターテインメント・グループや米投資会社オークツリー・キャピタル・グループが買収提案を行っていた。
- ただ、スターは買収案を取り下げ、クラウンとオークツリーとの交渉も打ち切られていた。第2・四半期に開催予定の株主総会で買収案の採決を行うという。クラウン創業者で資産家のジェームズ・パッカー氏は37%を保有する筆頭株主で、株主総会で承認に必要な75%の賛成票を得るためには、同氏の支持が必要になる。
- ブラックストーン・オーストラリアのシニアマネジングディレクター、クリス・タイナン氏は文書で、クラウンと法的拘束力のある合意を結べたことに「非常に満足している」と表明した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ブラックストーン・グループは米国の投資ファンド運用会社。グローバルな代替資産運用および金融顧問サービスを提供する。代替資産運用事業ではプライベートエクイティファンド、不動産ファンド、ヘッジファンド、セカンダリーファンドなどを扱う。また、金融・戦略的顧問、企業再編・再構築顧問、キャピタルマーケットなどのサービスも手掛ける。*12
■
ロッキード・マーチン【LMT】
ロッキード、エアロジェット買収断念-FTCによる差し止め提訴受け
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米防衛機器メーカー、ロッキード・マーチンは13日、防衛産業のサプライヤー、米エアロジェット・ロケットダイン・ホールディングスを44億ドル(約5080億円)で買収する計画を断念すると発表した。
- 米連邦取引委員会(FTC)は競争阻害の恐れがあるとして、合併差し止めを求める訴えを起こしていた。
- ロッキードのジェームズ・テイクレット会長兼最高経営責任者(CEO)は発表資料で、計画が実現すれば「米政府にとって大幅なコスト削減、スピードと効率の向上」につながるはずだったが、 「FTCの行動を考慮し、取引を打ち切ることが利害関係者の最善の利益になると判断した」と説明した。
- ロッキードはエアロジェットの推進システムを内製化する予定だったが、合併撤回により米国の防衛に不可欠な極超音速兵器の開発が難航する。
- 一方、先行きを巡り経営幹部らが対立し、委任状争奪戦に直面するエアロジェットにとっても問題を引き起こす。
- ロッキードの株価は年初来で12%近く上昇しているのに対し、 エアロジェットは16%下げている。
- FTCは訴状で、買収が実現すれば、ボーイングやレイセオンといった競合企業によるエアロジェットのエンジン技術へのアクセスを制限する「能力とインセンティブ」をロッキードに与えることになり、競争が損なわれかねないと主張していた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ロッキード・マーチンは軍事用航空機・宇宙関連機器の米国大手メーカー。主に米国政府向けにステルス型戦闘機を製造。戦闘機、輸送機、無人機などの軍事用航空機、ミサイル防衛システム、ミサイル発射管制装置、軍事用情報システムなどの開発・製造に従事。また人工衛星やその他宇宙関連輸送機の事業も行う。本社はメリーランド州。*13
- S&P500構成銘柄
フォード【F】
フォード、インドで輸出向けEVの生産を検討
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- フォード・モーターは11日、インドの工場で輸出向け電気自動車(EV)の生産を検討していることを明らかにした。
- 同社は昨年9月、黒字化の見通しがたたないことから、インドでの自動車生産を打ち切ると発表した。
- ただ、インド国内に2つ工場を残していた。 フォードは、インド国内の工場を輸出向けEV生産拠点とすることを検討していると声明を発表した。
- 一方、インド国内でEVの販売も検討しているかとの質問に対して同社広報担当者は「現時点で具体的な話はしていないが、将来的に検討の余地がないわけではない」と述べた。
- 同社は20年以上、インド国内事業の黒字化に苦慮してきた。生産を打ち切った時点でインドの乗用車市場に占めるシェアは2%未満にとどまっていた。
- 同社の再編についてアナリストは前向きな動きだと捉えている。 IHSマークイットのアソシエイトディレクター、Gaurav Vangaal氏は、こうした動きによりフォードは将来インドに再度進出することが可能になると指摘している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■フォード・モーターは米国大手の自動車メーカー。同社ブランド「フォード」と「リンカーン」を世界的に展開し、乗用車とトラックの製造と販売に従事。レンタカー会社、商用車顧客、リース会社、政府機関へ車両を販売、保守、修理、長期保証サービスなども提供する。また、融資、車両リース、自動車保険仲介サービスも扱う。本社はミシガン州。*14
- S&P500構成銘柄
リビアン・オートモーティブ【RIVN】
リビアン、ソロス氏のファンド約2000万株購入
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 電気自動車(EV)のリビアン・オートモーティブが上昇。
- 著名投資家ジョージ・ソロス氏率いるソロス・ファンド・マネジメントが2021年第4四半期にリビアン株を約2000万株購入した。
- 米証券取引委員会(SEC)への提出文書で明らかとなった。
- 購入時の株式価値は約20億ドルだったが、現在は約11.7億ドルまで低下している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■リビアン・オートモーティブは米国の電気自動車(EV)メーカー。主に電動ピックアップトラック「R1T」と電動スポーツユーティリティービークル(SUV)「R1S」の開発・製造に従事する。また、商用車市場において電動の配送用車両の開発・製造も手掛ける。本社所在地はカリフォルニア州アーバイン。*15
- EV関連銘柄
まとめ
- 【主要指数】主要指数は続落となり、FRBの金融引締への警戒感に加えロシアのウクライナをめぐる緊張感が高まりリスクオフの展開となっています。ただハイテク中心のNASDAQは変わらず、NASDAQ100は陽線で終わっています。ただ今週はロシアの動きも気になり、ウクライナのゼレンスキー大統領は水曜日にもロシア侵攻があるのではないかと報道がありました。
- 【小型株】ラッセル2000も下落し-0.46%となっています。
- 【個人成績】先週末のNASDAQの下落で大きくポートフォリオも痛手をくらっています。-8.54%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】金利も着実の上がっています。前日比+1.33%あがり米国債10年利回りは1.988%となっています。
- 【セクター】上昇したセクターは少なかったです。ロシアのウクライナ問題からか金価格が上昇し金鉱株が上昇しており、また一部グロース株も上昇しクラウド、一般消費財、eコマース銘柄、半導体、サイバーセキュリティ、フィンテックが上がっていました。下落したセクターは多く、特にエネルギー関連が売られるという展開になっています。また金融、ヘルスケア、クリエネ、公益などのオルエコ関連が売られてなにかのサインにも感じます。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】全体的な指数が下がっている中FANG+は反発しており+0.57%となっています。7銘柄が上昇し、テスラ、ネットフリックス、エヌビディア、アマゾンが好調でした。逆にメタは下落が続いています。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:INTC | Intel 株式-Investing.comより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより