米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
全面高の1日になりました、パウエルFRB議長の発言に市場が好感しています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】全面高となりNASDAQは続伸ということになっています。米国債10年債利回りが下落したこともありハイテク株中心に買われる動きがあり、また原油高でエネルギー関連の銘柄の上昇が目立っています。パウエルFRB議長の発言が市場への安心感とつながりマイナスで始まった株価も上昇していきました。
- 【小型株】ラッセル2000も上昇しており、1.05%となっています。
- 【個人成績】-0.30%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【セクター】全体的に上昇敷いている中、特に上がったセクターとしてはエネルギー関連やフィンテック、旅行、半導体、航空銘柄、サイバーセキュリティなども上がっています。下落したセクターは少なく、不動産と公益セクターのみが下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は+1.53%と10銘柄とも上がっています。中でもアリババが3.03%、バイドゥが2.85%、Amazon2.4%と去年まで出遅れてた3銘柄が特に上がっていました。
- 【予定】消費者物価指数、そして決算関連も始まってきますので油断は禁物です。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2022年1月11日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2022年1月11日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、全面高でショートカバー中心だったけどハイテクが結構買われてたね!
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- 前日比:-0.30%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
パウエルFRB議長、インフレ抑制で必要なら「利上げを追加実施」
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的にあがっていますが、グロース株が強かったね。
ショートカバーが多かったみたいだけどしっかり反発してよかったね!
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
全体的に好調だね、世界的にもこうやって上がる日は久しぶりな感じがする
中国も好調で一安心だね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
下げてる銘柄が少ないね!
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
全体的に上昇敷いている中、特に上がったセクターとしてはエネルギー関連やフィンテック、旅行、半導体、航空銘柄、サイバーセキュリティなども上がっています。
下落したセクター
下落したセクターは少なく、不動産と公益セクターのみが下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
中国銘柄中心に全面高だね!
久しぶりにこんだけ上がると明日が怖いけどねw
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
アップル【AAPL】
アップル、韓国アプリストアに代替決済システム導入へ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アップルは韓国のアプリストアで同社以外の決済システムの使用を認める計画を提出した。
- 韓国の通信規制当局が11日明らかにした。
- 同国では大手アプリストア運営会社が自社決済システムの使用をソフトウエア開発企業に強制することを禁止する法律が9月に施行された。
- これを受けて韓国放送通信委員会(KCC)はアップルと米アルファベット傘下のグーグルに法令順守のための計画を策定するよう求めていた。
- グーグルは昨年11月、新たな法律に従い、韓国で代替決済システムを容認すると発表した。
- アップルは発表文で「アップルは韓国の法律を尊重しており、韓国の才能あるアプリ開発者と協力してきた。韓国のユーザーに利益をもたらす解決策を巡りKCCおよび開発者コミュニティーと協力することを楽しみにしている」とした。
- KCCによると、アップルは現行の30%よりも低いサービス手数料の代替決済システムを容認する方針だという。
- アップルは手数料率や適用時期などの詳細を明らかにしていないが、KCCによると、さらなる詳細をKCCと協議する予定だという。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*7
テスラ【TSLA】
テスラ中国製自動車販売、12月は7万台超え過去最高
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 中国乗用車協会(CPCA)は11日、12月の米電気自動車(EV)大手テスラの中国製自動車の販売台数が前年同月のほぼ3倍となる7万0847台(うち輸出用245台)になったと発表した。
- 2019年に上海で製造を開始して以来、月間ベースで過去最高となった。
- これまでの過去最高は10月の5万6006台。
- 11月の販売台数は5万2859台、うち輸出は2万1127台。
- ロイターの算出によると、2021年通年では47万3078台だった。
- 19年末に出荷を開始したテスラの上海工場は、中国国内のほか、日本やドイツなど世界向けにセダン「モデル3」とSUV(スポーツ用多目的車)「モデルY」を製造している。
- CPCAによると、中国EVメーカー、上海蔚来汽車(NIO)の12月販売台数は前年同月比49.7%増の1万0489台。
- 小鵬汽車(シャオペン)は1万6000台。
- 独フォルクスワーゲン(VW)は、中国で12月に「ID. 」シリーズのEVを1万3787台超販売したと発表した。
- 1万台超えは4カ月連続。
- CPCAによると、12月の国内乗用車販売台数は計214万台と前年同月比7.7%減少した。
テスラ、ニッケル供給確保で合意-タロン・メタルズとバッテリー向け
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 電気自動車(EV)メーカー、米テスラは鉱山会社タロン・メタルズからニッケル供給を受けることで合意した。
- 自動車メーカー各社は需要急増が見込まれるバッテリー用金属などEV部品へのアクセス確保を急いでいる。
- タロンの10日の発表文によると、テスラはタロンの「タマラック」プロジェクトで生産されたニッケル精鉱7万5000トンを購入する。
- 価格はロンドン金属取引所(LME)のニッケル現金決済価格と連動した水準となる。
- ミネソタ州を所在地とするタマラックはタロンとリオ・ティント・グループのニッケル・銅・コバルト合弁事業だが、商業生産はまだ始まっていない。
- テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は持続的な調達の難しさを理由に将来的なニッケル供給確保への懸念に繰り返し言及してきた。
- 同社は約半年前にも、ニッケル供給合意を英・オーストラリア系BHPグループと結んでいる。
- タロンによると、同社はタマラックで2026年1月1日までに商業生産を実現するため「商業面で合理的な取り組み」を実施する。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*8
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
AMD(アドバンスド・マイクロ・デバイシズ)【AMD】
AMDが上昇 アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- AMDが上昇。
- アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を155ドルに引き上げた。前日終値から17%の上昇余地。
- 今年のデータセンター部門は10%台後半の力強い伸びが期待されるとしている。
- 自身の四半期ごとのサプライチェーンに対する調査結果では、大部分が建設的だったと指摘した。
- 半導体業界は広範囲に需要拡大の余地を残しているという。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アドバンスド・マイクロ・デバイシズは米国の半導体メーカー。コンピュータ、グラフィックス、家電市場向けマイクロプロセッサの製造、販売に従事。コンピュータ搭載用のx86マイクロプロセッサ、ノート型パソコン、ワークステーション、サーバーに使用されるチップセットなどを提供。同社製品は「AMD」の商標名で展開。本社はカリフォルニア州サニーベル。*9
インテル【INTC】
インテル、新CFOにマイクロンのジンスナー氏を起用 株価は軟調
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- インテルが前日引け後に新CFOにマイクロンのジンスナー氏を起用すると発表した。
- 1月17日付で就任する。
- 現CFOのデービス氏は5月に退任する予定で、引き続き同社で顧問役を務めるという。ジンスナー氏は最近までマイクロンのCFOを務めていた。
- 今回のジンスナー氏のCFO起用についてアナリストからも高評価が伝わっており、「インテルは現在、半導体業界で最高のCEOの1人と最高のCFO1人を擁するドリームチームがある」とのコメントも聞かれた。
- 「ジンスナー氏がCFOを務めたすべての上場企業で営業利益率を高めてきた。しかし、今回の採用によって、製造の遅れや市場シェア損失という同社が直面している課題に変化はない」とも語っている。
- ただ、IT・ハイテク株への売りは続いており、同社株も軟調なスタートとなっている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■インテルは半導体チップ製造大手。ICとコンピューター技術を統合したプラットフォームを開発。主要製品はデスクトップパソコン、ノートパソコン、サーバー、ワークステーション、ストレージ用プロセッサー、チップセット、マザーボード、シャーシ、プロセッサーチップセット、ハードウエア・プラットフォーム、イーサネットコントローラー、Wi-Fi製品。*10
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
IBM【IBM】
IBMが反落 アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- IBMが反落しておりダウ平均を圧迫。アナリストが投資判断を「中立」か「売り」に引き下げ、目標株価も従来の136ドルから124ドルに引き下げた。
- 10-12月期(第4四半期)の業績に対する短期的リスクとバリュエーションの高さから、向こう12カ月間の同社株は脆弱と述べた。
- 同社株は過去3年と5年の平均ターンを上回って取引されているという。これまでの同社の予想を下回る決算の歴史にもかかわらず、投資家は1桁台半ばの経営陣による利益見通しを支持していることが示されている。
- さらに、今年および来年の利益見通しも自身の予想よりも10%高いとも指摘した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■IBM(インターナショナル・ビジネス・マシンズ)は米国のIT大手企業。主にコンピュータ関連製品とITコンサルティング事業を展開する。事業はグローバル・テクノロジー・サービス、グローバル・ビジネス・サービス、ソフトウエア、システム、金融で構成される。また、IT業務の外部委託やソリューションの提供、システム・サーバーの販売などを手掛ける。*11
ノキア【NOK】
ノキア、21年利益予想を上方修正 ベンチャーファンド投資が寄与
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- フィンランドの通信機器大手ノキアは11日、2021年の利益予想を上方修正した。ベンチャーファンド投資が寄与するという。
- 同社は21年の比較可能ベースの営業利益率を12.4─12.6%と予測。
- 従来予測は10─12%だった。
- 純売上高の予測は217億─227億ユーロで、従来予測のレンジ内だった。
- 第4・四半期の主力事業はほぼ予想通りだが、ベンチャーファンド投資など他の営業利益が予想を上回ったという。
- 同社は来月3日に通期決算を発表する。
- 22年の比較可能ベースの営業利益率は11─13.5%になる見通し。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ノキアはフィンランドの電気通信機器メーカー。移動・固定通信事業者向け通信機器、ネットワーク機器を扱うほか、携帯電話、マルチメディア機器、携帯端末周辺機器の製造、販売、および企業向けモバイルソフトウエア、ネットワークアクセス製品、セキュリティー製品を提供。また、地図サービス「HERE」やライセンス事業を手掛ける。*12
メルク【MRK】
メルクのコロナ飲み薬、オミクロン株に有効の見込み
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米製薬大手メルクの幹部は10日、自社が開発した新型コロナウイルス感染症の飲み薬「モルヌピラビル」について、作用の仕組みを踏まえるとオミクロン株や他の変異株にも効果を示す可能性があるとの見方を示した。
- メルク・リサーチ・ラボラトリーズのプレジデント、ディーン・リ氏はJPモルガン主催のイベントで「オミクロン株に効果を示すと強く確信している。分子内のメカニズムはオミクロン株に作用するもので、今後出てくるあらゆる変異株にも有効だと推測する」と述べた。
- オミクロン株に対するモルヌピラビルの有効性に関するデータはまだ公表されていないが、メルクが昨年11月時点で最新情報として公表したデータでは、入院や死亡を30%減少させる効果が示された。
- この薬は米食品医薬品局(FDA)が12月に承認し、日本や英国、インドなどでも承認されている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■メルクは米国の医薬品大手。医薬品、ワクチン、動物用医薬品、コンシューマーケア製品の発見、開発、製造、販売を行う。循環器・糖尿病、がん、骨・呼吸器、皮膚科・眼科、感染症、中枢神経、女性疾患の分野でブランドを展開。ペット用ワクチンや予防薬を提供。抗ヒスタミン剤「クラリトン」や便秘薬「ミララックス」などを扱う。*13
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- 新型コロナウイルス向けワクチン、治療薬銘柄
モデルナ【MRNA】
モデルナ、22年売上高185億ドルと予想 ワクチン契約で過去最高
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米製薬大手モデルナは10日、2022年の売上高が新型コロナウイルスワクチンの供給契約を背景に過去最高の185億ドルになるとの見通しを明らかにした。
- 同社は変異株に対応した最新の追加接種用ワクチン候補を含め、追加契約分を約35億ドルと見込む。
- 昨年11月時点で22年の売上高は170億─220億ドルと予想していた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■モデルナは米国のバイオ医薬品メーカー。メッセンジャーRNA(mRNA)を利用した医薬品を開発する。細胞に指令を出し、細胞内たんぱく質を生成する新しい治療法により予防ワクチン、がんワクチン、腫瘍内免疫療法、局所再生治療法、全身細胞内治療法などのパイプラインを保有。新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発。本社所在地はマサチューセッツ州ケンブリッジ。*14
- NASDAQ100構成銘柄
- 新型コロナウイルス向けワクチン、治療薬銘柄
リビアン・オートモーティブ【RIVN】
EVメーカーのリビアン、COOが退任-時間外取引で株価一段安
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米電気自動車(EV)メーカー、リビアン・オートモーティブのロッド・コープス最高執行責任者(COO)が先月退任していたことが明らかになり、同社の株価は10日の通常取引終了後の時間外取引で一段安となる場面があった。
- リンクトイン上のプロフィルによると、2020年3月からリビアンでCOOを務めていたコープス氏は先月退職した。
- 同社は10日の発表文で、コープス氏は「われわれが増産に向けて動く中でチームに継続性をもたらすため、数カ月前から段階的な引退を開始していた」と説明。
- 同氏の職務は経営陣全体に分散して引き継がれたという。リビアン株は10日の通常取引を5.6%安の81.44ドルで終了。年初からの下げ率が21%に達していた。
- その後の時間外取引では一時5.3%安の77.16ドルと、新規株式公開(IPO)価格の78ドルを下回った。
- コープス氏の退任については、米紙ウォールストリート・ジャーナルが先に報じていた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■リビアン・オートモーティブは米国の電気自動車(EV)メーカー。主に電動ピックアップトラック「R1T」と電動スポーツユーティリティービークル(SUV)「R1S」の開発・製造に従事する。また、商用車市場において電動の配送用車両の開発・製造も手掛ける。本社所在地はカリフォルニア州アーバイン。*15
- EV関連銘柄
スターバックス【SBUX】
スタバ、NYの店舗が組合結成 国内2店舗目
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米大手コーヒーチェーン、スターバックスのニューヨーク州バッファローにあるジェネシーストリート店で10日、労働組合が結成された。
- 米国内直営店で労組が結成されるのは2店舗目となる。
- 全米労働関係委員会(NLRB)が、同店舗で先月行われた投票結果を認定した。投票結果を巡っては、米サービス従業員国際労働組合(SEIU)傘下のワーカーズ・ユナイテッドが、別店舗の従業員が投じた票が複数含まれているとして異議を唱えていた。
- NLRBはこれらの票を無効にすることに同意、最終的な投票結果は賛成15票、反対9票となり、労組が結成されることになった。
- スターバックス側は10日以内にNLRBに決定見直しを求めることができる。同社の広報担当者は「スターバックスでは組合を通さず、パートナーとして共に歩む方が良いという信念を明確にしており、その信念は変わっていない」と述べた。
- また、同社は選択肢を検討しており、票が除外された従業員も投票すべきと考えているとした。最初に労組結成が認定されたバッファローのエルムウッドアベニュー店では先週、新型コロナウイルス感染増加の中、安全な労働環境が確保されていないとしてバリスタらがストに入った。
- 組合員によると、安全な営業に十分なスタッフが確保できたとして従業員らは10日、業務に戻った。スターバックスでは昨年秋以降、少なくとも他の7都市の店舗で労組結成を求める声が上がっている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■スターバックスは、世界50カ国以上でコーヒーショップチェーンを展開。コーヒー豆を焙煎し販売するほか、ドリップコーヒー、イタリア風のエスプレッソコーヒー、アイス飲料、デザート、コーヒー関連器具、各種紅茶、音楽CDを販売する。また、その他流通網(食料品店、大型ディスカウントストア、フードサービス産業)を通じてコーヒーと紅茶製品の販売も行う。*16
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
まとめ
- 【主要指数】全面高となりNASDAQは続伸ということになっています。米国債10年債利回りが下落したこともありハイテク株中心に買われる動きがあり、また原油高でエネルギー関連の銘柄の上昇が目立っています。パウエルFRB議長の発言が市場への安心感とつながりマイナスで始まった株価も上昇していきました。
- 【小型株】ラッセル2000も上昇しており、1.05%となっています。
- 【個人成績】-0.30%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【セクター】全体的に上昇敷いている中、特に上がったセクターとしてはエネルギー関連やフィンテック、旅行、半導体、航空銘柄、サイバーセキュリティなども上がっています。下落したセクターは少なく、不動産と公益セクターのみが下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は+1.53%と10銘柄とも上がっています。中でもアリババが3.03%、バイドゥが2.85%、Amazon2.4%と去年まで出遅れてた3銘柄が特に上がっていました。
- 【予定】消費者物価指数、そして決算関連も始まってきますので油断は禁物です。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:INTC | Intel 株式-Investing.comより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより
*16:ヤフーファイナンスより