米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
3日連続の上昇になっています、出来高が少なく売る人も少なかったという印象でした。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】主要指数は3日連続の上昇で、S&P500にいたっては最高値を更新する強さを見せています。明日は休みでクリスマス前ということもあって出来高も少なく、売り手が少なかったです。FDAがメルクの治療薬を承認し、オミクロン株の重症化リスクも低いということが市場に好感されていました。
- 【小型株】小型株も強く、ラッセル2000は+0.89%と上昇しています。
- 【個人成績】+1.67%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【セクター】ほとんどのセクターが上昇しております。特に航空株などの工業株や小型のグロース株なども好調です。下落したセクターはほとんど泣く、公益と不動産が若干の下落になっていました。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】全体で1.06%と順調にあがっており、9銘柄が上昇していました。特にテスラが5.76%と牽引していましたが他の銘柄は微増といったところです。一方で、ネットフリックスが若干(-0.02%)の下落をしています。
- 【予定】金曜日の米国株市場はお休みとなっています。皆様よいクリスマスを!
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2021年12月23日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2021年12月23日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、順調反発してあがってきてるね!
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:+1.67%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
レバレッジ投資信託の資産推移
.
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
米失業保険申請20.5万件とほぼ横ばい、パンデミック前の水準維持
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米労働省が23日に発表した18日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比でほぼ変わらずの20万5000件となり、パンデミック(世界的大流行)前の水準を引き続き下回った。
- 市場予想は20万5000件だった。12月初には1969年以来の低水準まで減少していた。ライトソンICAPのエコノミスト、ルー・クランダル氏は「12月は通常、一時解雇が増加するが、今年は例年より緩やかで、その結果、季節調整後の失業保険申請件数は過去最低水準になった」と述べた。
- 州別では、ミズーリ州とペンシルベニア州が大幅に減少。一方、カリフォルニア州は増加した。オックスフォード・エコノミクスの米国担当リードエコノミスト、ナンシー・バンデン・ホーテン氏は「労働市場がタイトな状況の中で一時解雇が引き続き少ないため、失業保険申請件数は20万件前後で推移する」と想定。
- 新型コロナウイルスのオミクロン変異株による感染拡大によって申請件数が増加するかもしれないが、「現時点では企業は事業継続に努めているようだ」と述べた。
- 先週の申請件数は、政府が12月の雇用統計の非農業部門雇用者数を調査した期間に当たる。
- 12月11日までの1週間の継続受給件数は前週から8000件減の185万9000件と、2020年3月中旬以来の低水準だった。
失業保険申請数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米新規失業保険申請件数は、失業者がはじめて申請した失業保険給付の申請件数を測定する指標です。
- 労働省によりまとめられ、毎週木曜日に発表されます。
- 週次の失業保険申請件数は、速報性が高いため失業率や非農業部門雇用者数の先行指標として注目されており、雇用市場の健全性を測定する方法として使用されます。
- 予想より高い数値は米ドルにとって売り材料であるとされるが、予想より低い数値は米ドルにとって買い材料であると解釈されます。*3
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
出来高は少なかったんですが、全体的にも上がってて良かったね。
若干だけどグロース株のほうが良かったみたいだね!
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
ニュースにもあったけどJD以外はだいぶ良くなってるね!
やっぱり株価は上がった日のほうが気分がいいね!
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
結構大きく下げてるわね
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
ほとんどのセクターが上昇しております。特に航空株などの工業株や小型のグロース株なども好調です。
下落したセクター
下落したセクターはほとんど泣く、公益と不動産が若干の下落になっていました。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アップルはなかなか上がってこないわね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
テスラ【TSLA】
テスラが米国で精製の車載電池用グラファイト調達へ、豪シラーと合意
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米電気自動車(EV)メーカーのテスラは、豪資源企業シラー・リソーシズがルイジアナ州で精製する計画の車載電池用グラファイト(黒鉛)の大半を調達することで合意した。
- 中国が車載電池用グラファイト市場をほぼ独占する中、テスラは重要素材の供給確保を急ぐ。
- シラーの発表文によると、同社はテスラに当初4年間、負極材に使うグラファイトを供給するほか、同州ビディリアの工場拡充を条件に追加購入のオプションに付与した。
- 同工場はモザンビークで採掘したグラファイトを精製する計画で、EV業界やリチウムイオン電池製造業界向けに負極用素材を供給する米国初の基地となる。
- 中国は負極材に使うグラファイトの精製をほぼ独占しており、ブルームバーグNEFによると、その需要は2020年代末までに5倍に増加する見通し。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*8
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
インテル【INTC】
インテル、中国に謝罪 新疆製品の使用禁止巡り
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- 米半導体大手インテルは23日、部品メーカーに中国・新疆ウイグル自治区の製品や労働力の使用禁止を通告したことについて、中国国民に謝罪した。
- 中国内で反発が強まっていることを受けた措置。
- 同社は部品メーカーに宛てた12月付の年次書簡で「サプライチェーン内で新疆の労働力を利用したり、新疆から製品やサービスを調達することがない体制を確立するよう義務付けられている」とし「複数の政府」が導入した規制に従った措置だと説明していた。
- この書簡は複数の言語で同社のウェブサイトに掲載されたが、中国の国営メディアやソーシャルメディアでインテルへの批判が相次ぎ、同社製品の不買運動を呼び掛ける声も出ていた。
- インテルは23日、対話アプリ「微信(ウィーチャット)」の公式アカウントに中国語の声明を掲載し、問題の書簡について、同社の立場を表明したものではなく、米国法の順守を表明したものだったと説明。
- 「尊敬する中国の顧客、パートナー、国民に迷惑をかけたことを謝罪する。インテルは、信頼の置ける中国の技術パートナーとなり、中国との共同開発を加速することを目指す」と表明した。
- 中国外務省報道官は会見で、インテルが事実を尊重し、何が正しく何が誤っているかを見分けることを期待すると述べた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■インテルは半導体チップ製造大手。ICとコンピューター技術を統合したプラットフォームを開発。主要製品はデスクトップパソコン、ノートパソコン、サーバー、ワークステーション、ストレージ用プロセッサー、チップセット、マザーボード、シャーシ、プロセッサーチップセット、ハードウエア・プラットフォーム、イーサネットコントローラー、Wi-Fi製品。*9
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
メルク【MRK】
米FDA、メルクのコロナ経口薬を承認 高リスクの成人対象
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- 米食品医薬品局(FDA)は23日、米メルクの新型コロナウイルス経口治療薬「モルヌピラビル」について、重症化リスクの高い成人に対する使用を許可した。
- FDAは前日、米ファイザーの新型コロナ経口治療薬「パクスロビド」の緊急使用を承認。米国でもオミクロン変異株の感染が急拡大する中、自宅で服用可能な飲み薬は新型コロナ感染症の新たな対策として期待されている。
- メルクが米リッジバック・バイオセラピューティクスと共同開発したモルヌピラビルは、リスクが高い新型コロナ患者に感染初期に投与した場合、入院と死亡が約30%低下。
- FDAは重症化リスクが高い成人、および他の治療法が選択できない患者が軽・中度の症状を示している場合にモルヌピラビルの使用を認めた。
- ただ、骨と軟骨の成長に影響が出る可能性があることから、18歳以下への使用は許可しなかった。
- ファイザーのパクスロビドは12歳以上に対する使用が許可されたほか、高リスクの新型コロナ患者の入院と死亡を引き下げる効果は約90%。
- メルクの治療薬の有効率がファイザーと比べて低いことで、将来的な販売に影響が出るとの見方も出ている。
- 米政府はファイザーの治療薬を1回当たり530ドルの価格で1000万回分、メルクの治療薬を1回当たり700ドルで最大500万回分、それぞれ調達する契約を結んでいる。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■メルクは米国の医薬品大手。医薬品、ワクチン、動物用医薬品、コンシューマーケア製品の発見、開発、製造、販売を行う。循環器・糖尿病、がん、骨・呼吸器、皮膚科・眼科、感染症、中枢神経、女性疾患の分野でブランドを展開。ペット用ワクチンや予防薬を提供。抗ヒスタミン剤「クラリトン」や便秘薬「ミララックス」などを扱う。*10
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- 新型コロナウイルス向けワクチン、治療薬銘柄
アストラゼネカ【AZN】
アストラゼネカのワク
チン、3回接種でオミクロン株に効果
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- 英製薬大手アストラゼネカは、自社の新型コロナウイルスワクチンについて、3回接種すればオミクロン変異株に有効だとのオックスフォード大学の臨床試験データを明らかにした。
- データは現時点で査読雑誌に公表されていない。3回接種後のオミクロン株に対する抗体の量は、新型コロナに感染し自然治癒した人の抗体の量よりも多かった。
- 3回接種後のオミクロン株に対する中和抗体の量は、ワクチンを2回接種した人のデルタ株に対する中和抗体の量とほぼ同水準だったという。
- 同社の幹部は「オミクロン株の理解が進めば、T細胞の反応で重症化と入院に対して持続的な効果が得られることが判明するだろう」と述べた。
- 米ファイザー・独ビオンテックと米モデルナも、3回の接種でオミクロン株に対する効果が得られるとの見解を示している。
- アストラゼネカは21日には、オミクロン株に対応したワクチン生産に向けて英オックスフォード大学と取り組んでいると発表した。
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■アストラゼネカはイギリスの大手製薬企業。循環器、消化器、感染症、神経科学、腫瘍、呼吸器関連の医療用医薬品を提供。中国、ブラジル、インド、ロシアなどの新興諸国を含む100カ国超で事業を展開。主要製品は乳がん治療薬、高コレステロール症治療薬、抗精神病薬、喘息治療薬、心不全治療薬、前立腺がん治療薬、高血圧・狭心症治療薬など。本社はロンドン。*11
ブラックストーン【BX】
ブラックストーン、格安ホテル「モーテル6」の売却検討
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- 米投資会社ブラックストーンの不動産部門は、格安ホテルブランド「モーテル6」の売却を検討している。
- 同ホテルの持ち株会社G6ホスピタリティーを10億ドル(約1140億円)余りと評価する取引になる可能性がある。
- 事情を知る複数の関係者が明らかにした。同関係者の一部によると、ブラックストーンは、アドバイザーと協力し、G6の買い手候補の関心を探る初期段階にある。
- G6は「モーテル6」のほか、長期滞在型の低価格ホテル「スタジオ6」も所有。
- ブラックストーンは2012年にこれらホテルブランドをフランスのホテル運営会社アコーから19億ドル規模の取引の一環として買収。
- 届け出によると、米国内の「モーテル6」は昨年末時点で約1200カ所で、そのうち1050カ所余りがフランチャイズ加盟店の所有だった。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ブラックストーン・グループは米国の投資ファンド運用会社。グローバルな代替資産運用および金融顧問サービスを提供する。代替資産運用事業ではプライベートエクイティファンド、不動産ファンド、ヘッジファンド、セカンダリーファンドなどを扱う。また、金融・戦略的顧問、企業再編・再構築顧問、キャピタルマーケットなどのサービスも手掛ける。*12
JDドットコム【JD】
テンセント、JDドットコム保有株を配当に-独禁対応の側面も
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 中国のテンセント・ホールディングス(騰訊)は23日、電子商取引大手JDドットコム(京東)保有株の大半を特別配当として配分すると発表した。
- JDに対する投資からは撤退に近い状況となり、他にも主要出資先から離れるのではないかとの懸念が広がっている。
- テンセントは香港取引所への届け出で、JDのクラスA株4億5730万株を配分することを明らかにした。
- 22日終値で1277億香港ドル(約1兆8700億円)相当。持ち株全体の約86.4%、JDの発行済み株式のほぼ15%に当たる。
- テンセントの劉熾平社長は23日付でJDの取締役を退任する。
- JDが発表した別の資料によると、配当実施後のテンセントのJD株保有比率は約2.3%に下がる見通し。
- 23日の香港株式市場で、JDドットコム株が一時11%安。
- テンセントが出資する美団や快手科技、ビリビリ(嗶哩嗶哩)なども値下がり。
- 一方、テンセントは一時5.8%上昇した。中国当局は他社を犠牲にして特定の企業を優遇する閉鎖的なエコシステムの維持など独占的慣行を巡り、国内テクノロジー大手に対する処分を進めている。
- HHSCアセッツ(HK)のエグゼクティブディレクター、チェン・ダ氏は「今回の投資撤退は完全なサプライズというわけではなく、独禁調査への対応と読むこともできる。
- 規制当局は大手テクノロジー企業で目立った『派閥型』のパターンが生まれる事態を望んでいない」と解説。
- 「こうした集まりを幾分壊す始まりと解釈されることになりそうだ」と話した。
- テンセントの戦略は発展段階の企業に投資し、将来的な取り組みに必要な資金を自前で賄うことができるようになれば投資を回収するというものであり、JDはその段階に達したと考えていると同社は説明。
- このため、JD保有株の大半を株主に還元するのに「適当なタイミングだと判断した」という。
- 両社は今後も「戦略的パートナーシップなどを含め、互恵的な事業関係を維持する」とした。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■JDドットコムは英領ヴァージン諸島籍のオンライン販売会社。小売ウェブサイト「jd.com」を通じて、セレクションと価格に重点を置いた商品を消費者に直接販売する。また、第三者による製品販売が可能なプログラム「オンライン・マーケットプレイス」を展開。オンライン及び直接支払いオプションの他、カスタマーサービスを提供。本社は中国北京市。*13
まとめ
- 【主要指数】主要指数は3日連続の上昇で、S&P500にいたっては最高値を更新する強さを見せています。明日は休みでクリスマス前ということもあって出来高も少なく、売り手が少なかったです。FDAがメルクの治療薬を承認し、オミクロン株の重症化リスクも低いということが市場に好感されていました。
- 【小型株】小型株も強く、ラッセル2000は+0.89%と上昇しています。
- 【個人成績】+1.67%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【セクター】ほとんどのセクターが上昇しております。特に航空株などの工業株や小型のグロース株なども好調です。下落したセクターはほとんど泣く、公益と不動産が若干の下落になっていました。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】全体で1.06%と順調にあがっており、9銘柄が上昇していました。特にテスラが5.76%と牽引していましたが他の銘柄は微増といったところです。一方で、ネットフリックスが若干(-0.02%)の下落をしています。
- 【予定】金曜日の米国株市場はお休みとなっています。皆様よいクリスマスを!
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:I米国 失業保険申請件数Investing.com
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/map.ashx
*6:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*7:GoogleFinanceより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:INTC | Intel 株式-Investing.comより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより