
米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
今週もリスクオフの動きからもスタートしております。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】主要指数が下落し、今週もリスクオフの動きが続いています。バイデン政権、経済対策への不透明感に加え世界で広がるオミクロン株の影響が大きく市場に不安を与えています。
- 【小型株】小型株も大きく下落しています。ラッセル2000は-1.57%となっています。
- 【個人成績】-2.07%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】金利が上昇しており3.58%伸びて10年債利回りは1.428%となっています。
- 【セクター】非常に厳しい株式市場でしたが、上がったセクターは公益セクターのみでした。ほぼすべてのセクターが下落しています。特に下落が目立ったのはハイテク関連や小型株が中心となっており、クリエネ、フィンテック、SNS、素材、金融、一般消費財、旅行、資本財、エネルギー関連が下がっています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は9銘柄が下落(-1.79%)しています。特にアリババが-5.95%、テスラ、バイドゥが3%を超える下落になっています。上昇したのはネットフリックスで1.19%と上昇しています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2021年12月20日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2021年12月20日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、下がってるね
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:-2.07%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
当ブログの投資成績につきましては資産管理、家計簿アプリのマネーフォワードを活用しています。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に上がっているともいます。
グロースの方が良かったようね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
全体的に下がってるね
もう終わりだよ。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
結構大きく下げてるわね
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
非常に厳しい株式市場でしたが、上がったセクターは公益セクターのみでした。
下落したセクター
ほぼすべてのセクターが下落しています。特に下落が目立ったのはハイテク関連や小型株が中心となっており、クリエネ、フィンテック、SNS、素材、金融、一般消費財、旅行、資本財、エネルギー関連が下がっています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アップルはなかなか上がってこないわね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
テスラ【TSLA】
テスラのマスク氏、今年の納税額は110億ドル超と明かす
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は19日、ツイッターで、今年は110億ドル強の税金を納めると明らかにした。
- 民主党のウォーレン上院議員はマスク氏が米タイム誌の「今年の人(パーソン・オブ・ザ・イヤー)」に選ばれたのを受け、マスク氏は納税して「他人に無心する」のをやめるべきだとツイートしていた。
- マスク氏はこれに反応し、「今年は米国人として史上最高額を納税する」と投稿した。マスク氏は過去数週間で140億ドル分に近いテスラ株を売却した。
テスラのマスク氏、今年の納税額は110億ドル超と明かす https://t.co/bawuhrwjxe #イーロンマスク $TSLA
— うみひろ@はてなブログ「ウミノマトリクス」 (@uminoxhiro) 2021年12月20日
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*7
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
アリババ(阿里巴巴)【BABA】
中国アリババ、海外事業に主眼 国内苦戦で
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 中国電子商取引(EC)大手のアリババ・グループは17日、投資家向けのイベントを行い、海外の電子商取引事業に主眼を置く方針を示した。
- アリババはこの1年、中国国内で苦戦を強いられ、新たな成長源を求めている。
- 次期最高財務責任者(CFO)に今月任命されて初めて公の場に姿を現した徐宏氏は、海外事業が「重要な成長の原動力の1つになる」と指摘。
- グループ傘下の物流会社「菜鳥(ツァイニャオ)」は、売上高の57%を海外で得ていると強調した。
- これに先立ち、アリババは東南アジア向けサービス「ラザダ」の流通取引総額(GMV)目標を1000億ドルに設定したと表明。
- ラザダは2021年9月までの1年間で210億ドルのGMVを生み出したとされる。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アリババ・グループ・ホールディングは中国の電子商取引・ITサービス持株会社。子会社を通じて、主に「Alibaba.com」で企業間電子商取引事業を展開する。オンラインショッピングサイト「タオバオ」、小売業者向けプラットフォーム「Tモール」、共同購入サイトの「ジュファサン」などを運営。クラウド関連の事業も展開。本社所在地は中国の杭州市。*8
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
ウォルト・ディズニー【DIS】
ディズニー、「YouTube TV」と番組配信で合意-契約切れた後
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米ウォルト・ディズニーは19日、グーグルの「ユーチューブTV」プラットフォームに自社制作番組の提供を続けることで合意した。
- 先の契約が切れた後、視聴できなくなっていたスポーツ専門チャンネルESPNや他のネットワークへのアクセスが復活した。
- ディズニーとグーグルの動画サービス部門の間で交わされていた先の契約はニューヨーク時間17日午後11時59分(日本時間18日午後1時59分)に切れた。ディズニー側は「一時的な混乱だ」と説明した。
- ディズニーは19日の発表文で「市場に見合う適正な条件に達するためのグーグルの協力に感謝する」と表明した。
- ディズニーがグーグルと交渉したチャンネルにはESPNのほか、ABC、FX、ディズニー・チャンネルが含まれる。
- 今回の合意は、消費者がオンデマンドの動画配信サービスを好み料金が高額なケーブルテレビの契約を解消する傾向にあってテレビ業界が置かれている不安定な立場を反映している。
- ディズニーのようなTVチャンネルのオーナーは売上高と利益のかなりの割合を番組配信会社からの手数料収入で確保している。
- ただユーチューブTVなどオンライン業者は自らをコストが低めの代替業者と位置付け、多くのチャンネル構成に対して支払う手数料が高いことに不満をつのらせている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ウォルト・ディズニーは米国の総合エンターテインメント企業。メディア部門ではABCテレビとその他8局に加え、「ESPN」、「ABCファミリー」などのケーブルチャンネル、ESPNラジオネットワーク、ラジオ局35局を運営。リゾート部門はフロリダ州で「ディズニー・ワールド」、カリフォルニア州で「ディズニー・リゾート」を所有。劇場映画やDVDの制作も行う。*9
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
ゼネラルモーターズ【GM】
GMトップと自動運転車構想やIPO巡り対立-クルーズCEO解任劇
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- 自動運転車スタートアップ企業クルーズのダン・アマン最高経営責任者(CEO)は16日午後、ミーティングのさなかに米ゼネラル・モーターズ(GM)のメアリー・バーラCEOから電話で解任を告げられた。
- 事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。GMはクルーズの過半数株式を保有する。GM自動運転部門クルーズのCEO退任-理由不明、時間外で株価下落部外者やクルーズ社員には突然に見えたこの出来事は、何カ月も前から下地があった。
- バーラ、アマン両氏は、クルーズがタクシーサービス投入に向け準備している画期的な自動運転技術の重点をどこに置くかを巡り意見が合わなかった。
- バーラ氏とGM取締役会はこうした技術を高級車キャデラックやリテール販売の自動運転車、新たな電動トラック部門の配送車製造に生かすことなど壮大なビジョンを提唱していた。
- こうした事業機会やその潜在的価値は計り知れない。
- かつてGM経営トップの座をバーラ氏と争ったアマン氏は、最終的にはこれら全てにオープンな姿勢を示したが、重要な項目で同意しなかった。
- まず、クルーズはその資産の利用を広げる前にタクシー事業開始に専念すべきだと考えた。また、有能な人材勧誘に向け株式を確保できるよう、早めのクルーズ上場をバーラ氏とGM取締役会に望んだ。
- アマン氏の見解に詳しい関係者2人が語った。極論から言うと、こうした意見対立は支配権の問題だった。
- バーラ氏と取締役会が共有するビジョンは、GMがクルーズを切り離さないことで利益率の高いロボタクシー事業を確保するとともに、他の自動運転車・サービス展開に向けクルーズ資産により直接的なアクセスを得ることだった。
- クルーズはGMの運転支援機能も向上できる可能性もあった。ただこうした協業が十分うまくいっていたとは考えられていない。
- GM以外からも出資を受けるクルーズは法的に別の事業体だが、アマン氏(49)はバーラ氏とGM取締役会に支配される憂き目に遭った。
- GM側のビジョンと一致しなければ、終わりだった。クルーズがGMにとっていかに不可分な存在か、そしてバーラ氏が起用する新CEOの下でクルーズがどう運営される可能性が高いかがうかがえる。
- アマン氏に電話や電子メールでコメントを求めたが、返答はなかった。同氏の下、クルーズはパートナーのマイクロソフトやTロウ・プライス・アソシエーツ、ホンダ、ソフトバンクグループのビジョン・ファンドから60億ドル(約6800億円)余りの資金を集め、その価値を300億ドル超と評価されている。
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■ゼネラル・モーターズは米国大手自動車メーカー。北米で「ビュイック」、「キャデラック」、「シボレー」、「GMC」のほか、北米外で「宝駿」、「キャデラック」、「アルフェオン」、「ホールデン」、「オペル」、「ボクスホール」、「五菱」のブランド名で乗用車とトラックを製造。自動車販売代理店のほか、レンタカー会社、商業顧客、政府機関へ販売。*10
- S&P500構成銘柄
ニオ【NIO】
中国EVメーカーNIO、新型セダン発表-テスラ「モデル3」に挑む
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- 中国の電気自動車(EV)メーカー、蔚来汽車(NIO)は18日、同社2台目となるEVセダン「ET5」を発表した。
- 米テスラのEV車で最も人気の高い「モデル3」に真っ向から勝負を挑むことになる。 NIOの李斌最高経営責任者(CEO)が18日、蘇州で行われた年次イベントで発表した。
- 「ET5」の最低価格は、政府の補助金適用前で32万8000元(約584万円) で、バッテリーのレンタルサービスを利用した場合は25万8000元となる。
- 最もベーシックなタイプで1回の充電で550キロメートル走行可能。テスラが中国で製造したエントリーレベルの「モデル3」の価格は、補助金適用後で25万5652元となっている。
- 「ET5」は9月に発売予定。NIOは1月に同社初のEV高級セダン「ET7」を発表しており、納車は来年3月の予定。
- 李氏はこれをテスラの「モデルS」の競合車と位置付けている。
- NIOは2022年にも新型EVを発表する見込みだ。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ニーオはケイマン諸島籍の自動車メーカー。高性能な電気自動車の設計・開発・販売を手掛ける。AIシステムを搭載したSUVタイプの「ES8」やコンセプトカー「EVE」、また、スーパーカー「EP9」などを展開する。顧客向けの娯楽・イベントスペース「NIO House」、充電システム及び設備の「NIO Power」などのサービスも充実。本社所在地は中国・上海市。*11
- 中国銘柄
- EV(電気自動車)銘柄
パランティアテクノロジーズ【PLTR】
パランティアが下落 アナリストから弱気なコメント伝わる
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- データ分析ソフトを手掛けるパランティア・テクノロジーズが下落。
- アナリストから弱気なコメントが伝わっており、来年も株価は軟調な動きが続く可能性を指摘している。
- 来年の同社株は12ドルー16ドルの範囲で取引されるリスクがあるとしている。今年の同社株は19%下落。
- 米議会の予算審議に応じた政府契約の“欠乏”、競争激化、不安定な政府契約、新たな感染関連作業の縮小、および、大規模契約のサイクル長期化などを背景として挙げている。
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■パランティアテクノロジーズは米国のデータ分析企業。米軍、国防総省、FBI、CIAといった機関及び大企業向けにビッグデータの分析・解析を行う。主要な解析プラットフォームは防衛及び諜報機関アナリスト向けのGotham(ゴッサム)と民間セクター向けのFoundry(ファウンドリー)で、リスク対策及び業務効率化を目指す。本社所在地はコロラド州デンバー。*12
ノババックス【NVAX】
ノババックスの新型コロナワクチン、EU当局が条件付き承認を勧告
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米バイオテクノロジー企業ノババックスが開発した新型コロナウイルスワクチンに対し、欧州医薬品庁(EMA)が条件付き承認を勧告した。
- 同社製ワクチンはウイルスの一部のタンパク質を使う組み換えタンパクワクチンと呼ばれる種類で、承認されれば欧州初となる。
- EMAは20日、勧告を発表した。勧告を受けて、欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会が近く決定を下す見通し。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ノババックスは、臨床段階の米国バイオ医薬品企業。組換えナノ粒子ワクチンおよび抗原性補強剤の発見、開発、商業化に従事する。呼吸器合胞体ウイルス、季節性インフルエンザと新型インフルエンザのための臨床開発などの感染症に対象を当て遺伝子組み換えによるワクチンを開発する。*13
モデルナ【MRNA】
モデルナのブースター、オミクロン変異株に対する抗体を37倍増加
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- モデルナの新型コロナウイルスワクチンは3回目の投与によりオミクロン変異株に対する抗体レベルが上昇したと、同社が発表した。
- 20日の発表によると、認可された量である50マイクログラムのブースター接種によって中和抗体が37倍増加した。
- 100マイクログラムの場合、抗体レベルは2回接種の83倍に増加したという。
- データはそれぞれの量のブースター接種を受けた20人の血清に基づき接種後29日目に測定したものだという。
- 同社はオミクロン株に特化したワクチンの開発も進めており、来年初めに臨床試験開始を計画している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■モデルナは米国のバイオ医薬品メーカー。メッセンジャーRNA(mRNA)を利用した医薬品を開発する。細胞に指令を出し、細胞内たんぱく質を生成する新しい治療法により予防ワクチン、がんワクチン、腫瘍内免疫療法、局所再生治療法、全身細胞内治療法などのパイプラインを保有。新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発。本社所在地はマサチューセッツ州ケンブリッジ。*14
- NASDAQ100構成銘柄
- 新型コロナウイルス向けワクチン、治療薬銘柄
バイオジェン【BIIB】
バイオジェンが「アデュヘルム」の卸売価格引き下げ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- バイオジェンは日本のエーザイと共同開発したアルツハイマー病治療薬「アデュヘルム(一般名アデュカヌマブ)」について、卸売価格を引き下げると発表した。
- 同社によると、来年1月から、米国でのアデュヘルム点滴静注100mgの卸売価格を50%引き下げる。
- 保険が適用され、専門医療施設へのアクセスの確保がされれば、来年に米国で約5万人が治療開始できる可能性があるという。
- 同社はまた、22年の一連のコスト削減策を実施し、多発性硬化症のジェネリック医薬品の継続的参入と、アデュヘルムの取り込みの遅れによって影響を受けると予想される収益との調整を改善すると発表した。
- コスト削減策により、年間で約5億ドルの節約が見込まれるという。その大部分は2022年に実現されるとしている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■バイオジェンはバイオ医薬品企業。神経疾患治療の医薬品の開発・製造・販売に従事する。再発性多発性硬化症(MS)治療薬、クローン病治療薬、非ホジキンリンパ腫と関節リウマチ治療薬などが主要製品。また、潰瘍性大腸炎などの自己免疫疾患のほか、血友病、リンパ性白血病、非ホジキンリンパ腫の治療薬も扱う。本社はマサチューセッツ州ケンブリッジ。*15
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
ブラックストーン【BX】
ブラックストーン、NY高級賃貸市場の回復に賭ける-1000億円買収へ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米投資会社ブラックストーンは、ニューヨーク・マンハッタンのダウンタウンにある高級賃貸マンションの買収で合意に近づいている。
- 同社はニューヨークの不動産の回復力に賭ける取引を続けている。
- ブラックストーンは、居住用の超高層ビル「8スプルース・ストリート」をブルックフィールド・アセット・マネジメントとヌビーンから9億3000万ドル(約1060億円)で買収することで交渉が進んだ段階にある。
- 事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。また、ブルックフィールドが開発したオフィスビル「1マンハッタン・ウエスト」の持ち分49%を取得することでも合意に近づいており、その価値を28億5000万ドルと評価する内容となる見込みという。
- ブラックストーンとブルックフィールドの担当者はいずれもコメントを控えた。ブルックリン橋に近い「8スプルース・ストリート」は建築家フランク・ゲーリー氏が設計。
- 多くの意味でNY市不動産市場の回復を象徴する存在になっている。トレップによると、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の最初の年に、同ビルの入居率は75%を割り込んでいた。
- コロナ禍を受け、人々が在宅での仕事や勉強に適した居住スペースを郊外に求めるようになったことから、マンハッタンの賃貸住宅の空室率は2020年のほとんどの期間、過去最高水準にあった。
- ただ、今年はワクチン接種の推進で生活の正常化がある程度進み、賃貸不動産市場の活動は上向いた。
- 今秋にはマンハッタンの家賃が記録上最大の上昇となった。関係者によれば、11月時点で「8スプルース・ストリート」の入居率は95%に回復している。
- ブルックフィールドは18年にフォレスト・シティ・リアルティー・トラストを買収した際、このビルを手に入れた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ブラックストーン・グループは米国の投資ファンド運用会社。グローバルな代替資産運用および金融顧問サービスを提供する。代替資産運用事業ではプライベートエクイティファンド、不動産ファンド、ヘッジファンド、セカンダリーファンドなどを扱う。また、金融・戦略的顧問、企業再編・再構築顧問、キャピタルマーケットなどのサービスも手掛ける。*16
AT&T【T】
AT&Tが小幅に3日続伸 アナリストの投資判断引き上げが相次ぐ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- AT&Tが小幅に3日続伸。
- きょうはアナリストの投資判断の引き上げが伝わっている。投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を30ドルとした。
- 来年の通信株について前向きな見解を示している。
- 来年の通信株はケーブル株よりも好位置にあり、携帯トレンドの可視性の高さ、インフラの追い風、短期的材料、新たな収入源からの潜在的上昇、などが示唆されているという。
- その中でもAT&TとTモバイルUSは最良の選択だと指摘している。
- 先週は別のアナリストから同様の見解が伝わり、投資判断引き上げが相次いでいる。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■AT&Tは米国の通信業持株会社。主に携帯電話事業を展開、子会社AT&Tモビリティを通じて米国内の企業や個人に市内・長距離携帯電話、ローミングサービスを提供。また、インターネット接続、専用回線、DSL、IPテレビ「U-verse」、ブロードバンド、IP電話、ウェブホスティングなどのサービスを提供。本社はテキサス州ダラス。*17
- S&P500構成銘柄
オラクル【ORCL】
オラクル、医療情報技術のサーナー買収発表-現金3兆円超の大型案件
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- 米ソフトウエア大手オラクルは、電子カルテなどを提供する米医療情報技術会社サーナーを約283億ドル(約3兆2110億円)で買収することで同社と合意した。
- 医療業界の大規模な顧客ベースをオラクルのクラウド事業やデータベースビジネスに取り込む。
- 買収は全額現金で行われ、オラクルにとっては過去最大の案件となる。
- 両社の20日発表によれば、オラクルはサーナー1株に対し95ドルを支払う。
- オラクルの株価は一時2%下落。
- サーナーの株式は重要ニュース発表前として売買が停止されている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■オラクルは米国の大手ソフトウエア企業。主にデータベース、アプリケーション、ソフトウエアの開発、製造に加え、サポート、保守、運用管理サービスを企業向けに提供。また、ハードウエア事業はサーバーとストレージシステムの販売、技術サポートを展開する。サービス事業はクラウドサービス、コンサルティングなどを手掛ける。本社はカリフォルニア州。*18
- S&P500構成銘柄
まとめ
- 【主要指数】主要指数が下落し、今週もリスクオフの動きが続いています。バイデン政権、経済対策への不透明感に加え世界で広がるオミクロン株の影響が大きく市場に不安を与えています。
- 【小型株】小型株も大きく下落しています。ラッセル2000は-1.57%となっています。
- 【個人成績】-2.07%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】金利が上昇しており3.58%伸びて10年債利回りは1.428%となっています。
- 【セクター】非常に厳しい株式市場でしたが、上がったセクターは公益セクターのみでした。ほぼすべてのセクターが下落しています。特に下落が目立ったのはハイテク関連や小型株が中心となっており、クリエネ、フィンテック、SNS、素材、金融、一般消費財、旅行、資本財、エネルギー関連が下がっています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は9銘柄が下落(-1.79%)しています。特にアリババが-5.95%、テスラ、バイドゥが3%を超える下落になっています。上昇したのはネットフリックスで1.19%と上昇しています。
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*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより
*16:ヤフーファイナンスより
*17:ヤフーファイナンスより
*18:ヤフーファイナンスより