米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
米国市場は主要指数が上昇しており、FOMCのパウエル議長が発言後上がっていきました。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】主要指数は上昇しています。注目度の高かったアメリカ連邦公開市場委員会(以下FOMC)でテーパリングの終了時期、また来年の利上げについて明確な見通しが示されたことで市場の不透明感が払拭されました。来年3度の利上げの見通しということで市場予想とも一致しておりFRBパウエル議長が発言した後株価は上昇しています。
- 【小型株】小型株も引けにかけて上昇していき、ラッセル2000も1.65%と上昇しています。
- 【個人成績】0.29%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】米国債はほとんど変動しておらず、+1.07%上昇し1.458%となっています。
- 【セクター】多くのセクターが上昇しています。特にハイテクを中心に半導体やサイバーセキュリティ、ヘルスケア、フィンテック、クリエネ、公益、不動産、一般消費財、生活必需品などが上がっています。特に下落していませんが、金鉱株が下落しているのとエネルギー銘柄も若干ですが下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は1.9%と上昇しており、7銘柄が上昇しました。中でもエヌビディアが7.49%と大幅上昇しています。また3銘柄下落していますが中国銘柄のバイドゥ、アリババが下落しています。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2021年12月15日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2021年12月15日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、FOMCで安心感があったのか上がってるね。
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:+0.29%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
仮想通貨関連については後述します。
レバレッジ投資信託の資産推移
.
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
FOMC
FRB、22年に3回利上げ想定 量的緩和3月終了へ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米連邦準備理事会(FRB)は14─15日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、インフレ目標が達成されたとして、パンデミック(世界的大流行)下で実施していた債券買い入れプログラムを来年3月に終了し、2022年末までに0.25%ポイントずつ3回の利上げを実施する方針を示した。
- パウエル議長は会見で、米経済は急速に改善しており、資産買い入れプログラムによる支援はもはや必要なく、従来想定より早く終了させることが適切と指摘。「私の見解では、最大雇用に向け急速に進展している」と述べた。
- 新たな経済見通しでは、来年のインフレ率を2.6%と9月時点の2.2%から上方修正したほか、失業率は完全雇用に近い3.5%に低下すると見込んだ。また、インフレ率を目標の2%に回帰させるために、政策金利は現行のゼロ近辺から22年末に0.90%、23年に1.6%、24年に2.1%へと継続的に引き上げる必要があるとした。声明で、インフレ率が2%を超える中で、労働市場が完全雇用に戻るまで現行のゼロ近辺の政策金利を維持することが適切とした。
- また、声明からはインフレが「一過性」との文言が削除され、代わりにインフレ率が「しばらくの間」目標の2%を超えたことを認めた。
- 債券買い入れプログラムについては縮小ペースを倍増させるとし、3月までに終了させる方針を示した。
- ただ、パウエル議長はバランスシートの縮小に着手するかどうかについてまだ決断していないとし、今後のFOMCで議論していくと述べた。
- FRBは労働市場の一段の改善を利上げの条件としたものの、新たな政策見通しは大きな経済ショックがない限り、利上げが来年実施されることにほぼ疑いを持たせない内容となった。
- 政策当局者18人全員が22年末までに少なくとも1回の利上げが適切と示唆した。新型コロナウイルスのオミクロン変異株を巡る懸念はあるものの、FRBは来年の経済成長率見通しを4.0%と9月時点の3.8%から引き上げた。
- パウエル議長は、オミクロン株が経済にどれほど高いリスクをもたらすかは不明だが、これまでの経験から人々は適応することを学んでおり、オミクロン株に直面しているとしても資産買い入れプログラムの縮小加速は適切だと強調した。
- また、パンデミック(世界的大流行)が近く終息するとは考えておらず、このような環境下で通常の労働市場が何たるかを評価するのは困難だと指摘。
- パンデミックが抑制されれば、労働市場が「実際にどのような状態になり得るか」についてより良い見立てが可能だが、すぐには難しいと語った。
- FOMCの結果を受け、米国株は緩やかに上昇し、米債利回りも上昇。ドル指数は強含んだ。
- また、15日のフェデラル・ファンド(FF)金利先物市場が織り込む、来年4月までに0.25%ポイントの利上げが実施される確率は約90%となった。
- 5月までに利上げが実施される確率は100%。3月まででは50%となった。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に上がっているともいます。
グロースの方が良かったようね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国勢は不調のようだね
半導体やトヨタも好調だし、中国以外はいいねw
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
下げた銘柄はこれだけだから相当少ないね。
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
多くのセクターが上昇しています。特にハイテクを中心に半導体やサイバーセキュリティ、ヘルスケア、フィンテック、クリエネ、公益、不動産、一般消費財、生活必需品などが上がっています。
下落したセクター
特に下落していませんが、金鉱株が下落しているのとエネルギー銘柄も若干ですが下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
久しぶりにエヌビディアが上がってるね!
中華銘柄がやられてるけどもう慣れてきたね。
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
アップル【AAPL】
アップル、米とカナダの3店舗が一時休業 新型コロナ感染拡大で
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アップルは15日、フロリダ州マイアミ、メリーランド州アナポリスとカナダ首都オタワにある3店舗の営業を一時休止すると発表した。
- 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、従業員の感染リスクが高まっているため。米国とカナダでは幾つかの地域で感染者が増え続けており、カナダ政府は国民に対して海外渡航の自粛を要請している。
- アップルは14日、米国内の全店舗で入店客と従業員のマスク着用を求める方針を明らかにした。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*7
テスラ【TSLA】
テスラを現・元女性従業員6人が提訴、工場でセクハラ横行と主張
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米テスラの現・元従業員6人は、セクシュアルハラスメント(セクハラ、性的嫌がらせ)疑惑を巡り同社を提訴した。
- カリフォルニア州フリーモントにある同社の工場は、進歩的な地域の中心部にある最先端の企業が所有する施設というよりも、粗野なフラタニティ(男子学生社交クラブ)に近いと主張した。
- 6人はアラメダ郡の州地裁に14日に提出したそれぞれの訴状の冒頭で「テスラは労働者を尊重する安全な環境を培っていると公的に主張しているが、実際にはフリーモントの工場で働く女性をセクハラが横行する悪夢のような状況に何年もさらしてきた」と主張した。テスラはコメントの要請に応じていない。
- 訴状では、男性の同僚や上司からの嫌がらせや、それに関する苦情が社内で報告された際のテスラからの不十分な対応について詳述されている。
- 先月もフリーモント工場に勤務する女性が同社をセクハラで提訴していた。
- 今回の6人の提訴については米紙ワシントン・ポストが先に報じていた。
テスラ従業員が同僚射殺か、加州工場で-ライフル所持し警察に出頭
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米電気自動車(EV)メーカー、テスラのカリフォルニア州フリーモント工場に勤務する従業員が工場の駐車場で同僚に殺害されたもようだ。
- フリーモント警察が13日の声明文で明らかにした。
- 警察の発表によると、死亡した従業員は工場のシフトを終えて職場を離れようとした際に駐車場で射殺された。
- 同じ工場に勤務する容疑者は、事件当日に被害者と口論になり、その後職場を放棄していた。
- 警察は出頭してきた29歳の男を逮捕。実弾が装填(そうてん)されたライフル銃を所持し、現場で見つかったケーシングと一致した。
- 犠牲者の身元確認は検視結果待ちという。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*8
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
ロイヤル・ダッチ・シェル【RDSB】
シェル、米太陽光発電会社セービオン買収へ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 英・オランダ系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルは14日、豪金融大手マッコーリー傘下のグリーン・インベストメント・グループから、太陽光発電会社の米セービオンを買収すると発表した。
- 温室効果ガス排出実質ゼロの達成に向けた取り組みの一環で、太陽光発電資産の拡大を目指す。買収額は非公表。
- シェルはこれまでに米太陽光発電会社シリコン・ランチに出資しており、今回の買収はこれに加わる形だ。
- セービオンは多数の顧客向けに、18ギガワット(1800万キロワット)超規模の太陽光発電および電力貯蔵施設を開発している。
- シェルは昨年、石油・ガス部門で過去最大規模の戦略を打ち出し、2050年までに温室ガス排出量を実質ゼロにする方針を示していた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ロイヤル・ダッチ・シェルはオランダのハーグに本拠地を置くオランダと英国の石油持株会社。原油・天然ガスの探鉱と生産のほか、ガスの液化と輸送、オイルサンドからのビチューメン抽出に従事。欧州、アジア、オセアニア、アフリカ、北米、南米で事業を展開。また、風力発電、代替エネルギー事業、石油製品と化学品の製造や販売も行う。*9
マクドナルド【MCD】
マクドナルド、来年米国で代替肉バーガーの販売拡大へ
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- 米マクドナルドは来年、植物由来の代替肉を提供する米ビヨンド・ミートと提携し、米国内で代替肉バーガーの販売を大きく拡大する計画だ。
- 金融機関のアナリスト2人が明らかにした。両社は今年11月、国内8カ所で代替肉パティ「マックプラント」を使ったバーガーの販売試験を開始。
- アナリストによると、各店舗の販売は1日最大70個と、試験を拡大してもよいと判断できる水準に達した。
- マクドナルドは14日、ロイターに対して詳細の提供を控えた。ビヨンドからはコメント要請への返信がなかった。
- マクドナルドが米国内1万3500カ所以上の店舗で大々的に代替肉バーガーを販売するようになれば、ビヨンド・ミートを筆頭に代替肉メーカーにとって追い風となりそうだ。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■マクドナルドは米国の大手ファストフード・チェーン企業。主力のハンバーガーに加え、朝食メニュー、サラダ、コーヒーや清涼飲料、デザートなどを提供する。売上は直営店とフランチャイズ加盟店から成り、事業は米国、欧州、アジア太平洋・中東・アフリカの地域別部門で構成される。店舗数では「サブウェイ」に次ぎ世界2位。本社はイリノイ州オーク・ブロック。*10
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
JPモルガン・チェース【JPM】
Pモルガン、ピント共同社長に株式報酬を付与-約2500万ドル相当
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米銀最大手JPモルガン・チェースは、ダニエル・ピント共同社長に約2500万ドル(約28億5000万円)相当の特別株式報酬を付与した。
- ピント氏は来月、単独社長に昇格する。
- 15日の規制当局への届け出によれば、JPモルガンの報酬委員会はピント氏に対し、株式評価益権の形で75万オプションを付与した。
- 報酬について、届け出は「ピント氏に新たな役職で今後も長年にわたり卓越した指導力を発揮してもらいたいという、委員会の強い希望を反映している」と説明。
- 「今回のオプションはピント氏が受け取る通常の年間報酬の一環ではなく、定期的に付与されることはない」と付け加えた。
- ピント氏は、ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)の緊急時における代理と広く認識されている。ブルームバーグ・ニュースの算出によれば今回付与された株式報酬は、条件と行使価格に基づくと、現時点では名目ベースで約2500万ドルの価値を持つ。
- JPモルガンの株価が現在の水準から50%上昇した場合、ピント氏に付与されたオプションは税引き前で6000万ドル、株価が2倍となった場合は1億2000万ドル近い価値を持つことになる。
- 一方で、ピント氏がオプションを行使可能となる時期に株価が現在の水準を下回っている場合は、このオプションは無価値となる。
- JPモルガンの広報担当はオプションの価値についてコメントを控えた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーは米国の大手金融持株会社。JPモルガン・チェース・バンクは米国23州で銀行業務に従事。チェース・バンクUSAはクレジットカード発行を手掛ける。非銀行系のJPモルガン・セキュリティーズは投資銀行、債券・株式業務を行う。米国外の約60カ国において金融事業を展開する。本社はニューヨーク。*11
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
スターバックス【SBUX】
中国8都市がスタバ店舗を緊急検査、期限切れ材料使用報道受け
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- 米大手コーヒーチェーン、スターバックスが中国東部の無錫市にある2店舗で食品の安全基準が守られていなかったことが確認されたと発表した問題で、中国8都市の市場規制当局がスタバ各店舗の検査を実施したと明らかにした。
- 今回の検査は、無錫市の2店舗で飲み物に期限切れの材料が使用されていたという13日付の国内紙報道を受けて行われた。
- スターバックスは報道後、違反行為を謝罪し、中国国内の5000以上の店舗で点検と従業員教育を実施するとの声明を出した。
- 蘇州市の市場監督管理局は14日、市内のスタバ226店舗を検査したところ、うち18店舗で不正な販売・購入記録、ふたがかぶせられていないゴミ箱、従業員のマスクなしでの作業といった問題が見つかったと発表した。
- また、15日の地元メディアの各報道によると、上海、南京、長沙、無錫、合肥、銀川などのスタバ各店舗についても、各市当局が緊急検査を実施した。上海と合肥の規制当局は問題は見つからなかったとしている。
- その他の当局は検査結果を公表していないか、食品安全関連の問題を発見していない。スターバックスの広報担当者は検査について質問したロイターに対し、13日に出した自社の声明文を参照するよう求めた。
- スターバックスの直近の決算報告によると、中国の店舗は10月3日時点で5360店と米国以外では最も多い。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■スターバックスは、世界50カ国以上でコーヒーショップチェーンを展開。コーヒー豆を焙煎し販売するほか、ドリップコーヒー、イタリア風のエスプレッソコーヒー、アイス飲料、デザート、コーヒー関連器具、各種紅茶、音楽CDを販売する。また、その他流通網(食料品店、大型ディスカウントストア、フードサービス産業)を通じてコーヒーと紅茶製品の販売も行う。*12
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
ロク【ROKU】
ロクが大幅安 ITCが特許侵害で差し止め アナリストからは過剰反応との声も
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- ロクが大幅安。同社の一部製品が特許を侵害しているとして、ユニバーサル・エレクトロニクスが提訴している問題で、米国際貿易委員会(ITC)がロクに対して、特許を侵害しているとし、それらの製品の輸入と販売を差し止めるよう命じた。
- バイデン大統領の審査期間が満了した後、2022年1月9日に執行される予定。
- ただ、アナリストからは楽観的な見解も出ており、ニュースのヘッドラインが示唆するほどロクの業績への影響は限定的で、市場のネガティブな反応は行き過ぎとの見方も出ている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ロクは米国のエンターテインメント企業。同社ユーザーにテレビ番組や映画のストリーミング・サービスを提供、スポーツ、音楽、ニュースのコンテンツも提供する。また、インタラクティブなビデオ広告やブランドスポンサーなどの広告商品も展開する。同社は小売業者や流通業者を通じて、製品・サービスを提供する。本社所在地はカリフォルニア州ロスガトス。*13
イーライリリー【LLY】
イーライリリーが上昇 取引開始前にガイダンスを公表
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 医薬品のイーライリリーが商いを伴って上昇。
- 取引開始前にガイダンスを公表しており、通期見通しを1株利益、売上高とも上方修正した。
- 来年度の通期見通しも公表し、売上高は今年度よりも減収を見込んでいるが、1株利益は増益の見通しを示している。
- 新製品の成長が新型ウイルス向けの抗体の需要低下を相殺すると見ているようだ。
- 同社のアシュケナージCFOは「弊社の主要な成長分野の製品への継続的な取り込みと今後の販売計画は、少なくとも2030年まで収益を伸ばすと確信している」と語った。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■イーライ・リリーは米国の製薬会社。主にヒトと動物用医薬品の開発・製造・販売に従事する。同社ヒト医薬品は糖尿病などの内分泌系、神経系、心臓血管系の疾患やがんに対する治療薬を含み、インスリン製剤「Humalog」が主力。動物用医薬品はエランコ・アニマル・ヘルスにおいて、牛・豚・鶏向けの抗生物質やペット用医薬品を扱う。本社所在地はインディアナポリス。*14
- S&P500構成銘柄
- ヘルスケア関連銘柄
- 新型コロナウイルス向けワクチン、治療薬銘柄
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
レナー【LEN】
レナーが決算受け時間外で株価7%下落
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 住宅建設のレナーが引け後に9-11月期決算(第4四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を下回ったほか、第1四半期の見通しも出荷、住宅粗利益率とも予想を下回った。
- 時間外で株価は7%の下落。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■レナーは大手の住宅建築業者。住宅建設事業は一戸建て住宅、連棟式住宅を「レナー」のブランド名で建設、販売するほか、宅地の仕入れ、開発、販売を行う。フロリダ、カリフォルニア、テキサス、ニュージャージー、メリーランド、バージニア、アリゾナ、コロラドなどで事業を展開。住宅購入者に住宅ローンを提供するほか、権原保険と住宅購入契約手続きを手掛ける。*15
- S&P500構成銘柄
まとめ
- 【主要指数】主要指数は上昇しています。注目度の高かったアメリカ連邦公開市場委員会(以下FOMC)でテーパリングの終了時期、また来年の利上げについて明確な見通しが示されたことで市場の不透明感が払拭されました。来年3度の利上げの見通しということで市場予想とも一致しておりFRBパウエル議長が発言した後株価は上昇しています。
- 【小型株】小型株も引けにかけて上昇していき、ラッセル2000も1.65%と上昇しています。
- 【個人成績】0.29%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】米国債はほとんど変動しておらず、+1.07%上昇し1.458%となっています。
- 【セクター】多くのセクターが上昇しています。特にハイテクを中心に半導体やサイバーセキュリティ、ヘルスケア、フィンテック、クリエネ、公益、不動産、一般消費財、生活必需品などが上がっています。特に下落していませんが、金鉱株が下落しているのとエネルギー銘柄も若干ですが下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は1.9%と上昇しており、7銘柄が上昇しました。中でもエヌビディアが7.49%と大幅上昇しています。また3銘柄下落していますが中国銘柄のバイドゥ、アリババが下落しています。
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*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより