米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
消費者物価指数が発表されましたが予想の範囲内ということもあり主要3指数は上昇しています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】主要3指数は上昇しており、S&P500指数は最高値を更新しています。CPI(消費者物価指数)が発表され非常に高い数字が出されたものの予想の範囲内ということで、恐れたほど高い伸びにならず安心感につながっています。GMやフォードといった自動車メーカーが非常に好調で、またマイクロソフト、アップルなどの大型テックも絶好調でした。
- 【小型株】一方で小型株は軟調でラッセル2000は-0.38%となっています。
- 【個人成績】-0.20%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【セクター】大型のハイテクが市場を牽引する中、物価上昇も予想の範囲内ということもあり生活必需品、情報技術、半導体、ENERGY、素材、不動産、公益などが上がっています。一方で下落した銘柄は小型のハイテク銘柄が弱かったです。クラウド関係やeコマースが下落しまた旅行、航空銘柄も下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は若干のプラスで0.26%となっています。上昇した銘柄としてはアップル、テスラは好調で、アリババ、バイドゥの中華銘柄とネットフリックス、アルファベットは微増です。一方で、ツイッターとアマゾン、エヌビディア、メタが下落しています。
- 【予定】FOMCが控えることと、既存のワクチンがオミクロン株にたいしてどのような影響があるのか発表があるとされていますので株式市場も大きく左右されそうです。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2021年12月10日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2021年12月10日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、上がってるね!
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:-0.20%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
仮想通貨関連については後述します。
レバレッジ投資信託の資産推移
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毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
#レバレッジ投資 #レバナス #レバFANG+ #レバATMX #ナスレバ #レバレッジNASDAQ100
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
消費者物価指数(CPI)
CPI、11月は前年比6.8%上昇 39年ぶりの高い伸び
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米労働省が10日発表した11月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年同月比6.8%上昇と、伸びは10月の6.2%上昇から加速し、1982年6月以来約39年ぶりの大幅な伸びを記録した。
- 供給制約下で商品やサービスのコストが広範囲にわたり上昇した。米連邦準備理事会(FRB)によるテーパリング(量的緩和の縮小)加速を促す可能性がある。
- 前月比では0.8%上昇。10月は0.9%上昇していた。
- ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.7%上昇だった。
- ガソリンが前月比6.1%上昇したことが主な押し上げ要因となった。
- 10月も同じ幅で上昇していたが、原油価格のこのところの下落を踏まえると、ガソリン価格はすでにピークを付けた可能性がある。
- 食品は前月比0.7%上昇。果物、野菜、食肉などの価格上昇を反映し、自宅で消費する食品は0.8%上昇した。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は前月比0.5%上昇。前月は0.6%上昇だった。
- 前年同月比では4.9%上昇。1991年6月以来の大幅な上昇となった。前月は4.6%上昇していた。
- 帰属家賃は前月比0.4%上昇。新車は前月比1.1%上昇。世界的な半導体不足で自動車の生産が制約を受ける中、8カ月連続で上昇した。
- 航空券は前月比4.7%上昇。ただ新型コロナウイルスのオミクロン変異株の出現で航空旅行需要が減退する可能性があり、航空券価格が一段と上昇する公算は小さいとみられている。
- ウェルズ・ファーゴ(ノースカロライナ州)のシニアエコノミスト、サム・ブラード氏は「供給不足は来年まで続く可能性が高く、サービス業の価格も上昇傾向にあるため、インフレは改善する前に悪化する」と予想。
- シティグループ(ニューヨーク)のエコノミスト、ベロニカ・クラーク氏は「コアインフレ率の上昇傾向が続けば、最近物価安定の責務をより重視するようになったFRBにとってタカ派的なリスクが生じ、最初の利上げ時期が早まる可能性が高まることを示唆する」と述べた。
- キャピタル・エコノミクス(トロント)のチーフエコノミスト、ポール・アシュワース氏は「循環的な物価上昇圧力が大きく高まっていることを示す証拠が増えていることが、FRBにとって最大の問題になっている」と指摘。
- 「総合インフレ率はピークに達したと考えているが、来年の上半期にかけて緩やかにしか低下しないだろう。コアインフレ率については、循環的な物価上昇圧力の高まりにより、長期間にわたりFRBの目標を上回り続ける」との見方を示した。
アメリカ・CPI 消費者物価指数とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 消費者物価指数(CPI)は労働省が毎月発表しており、消費者が購入する商品とサービスの価格変動を測定します。
- 米国における購買傾向の変動およびインフレを測定する重要な手段であり、金融政策を決定する上で参考にする重要指標でです。
- 予想より高い結果となれば米ドルにとって買い材料とされますが、予想より低い場合は米ドルにとって売り材料と解釈されます。(investing.com))
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に上がっているともいます。
グロースの方が良かったようね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
全体的にまちまちって感じだね、シンガポールのシーはかなり下落してるけど。
アリババとバイドゥが上がってればいいからねw
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
ペロトン最近ずっと下げてるよね。
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
大型のハイテクが市場を牽引する中、物価上昇も予想の範囲内ということもあり生活必需品、情報技術、半導体、ENERGY、素材、不動産、公益などが上がっています。
下落したセクター
一方で下落した銘柄は小型のハイテク銘柄が弱かったです。クラウド関係やeコマースが下落しまた旅行、航空銘柄も下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
寄り付きで上がってマイ転したから今日は下落の日かとおもいきや引けにかけて上がってるね!
やっぱりアップル最強だね。なにげにテスラもプラスで終わってるのも大きいね。
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
アップル【AAPL】
ほんとつよいね、アップルは…最高値更新だね。
アップルウオッチ巡り顧客提訴-電池膨張で画面割れ、けがすると主張
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 「アップルウオッチ」は期待外れで、けがにつながる欠陥があるとして、ユーザー4人がアップルを提訴した。
- 集団訴訟を求めアップルを訴えた4人は、同社が製品のコンパクトさにこだわるあまり、バッテリーの膨張を許容する十分なスペースを内部に設けなかったと主張。
- その結果、アップルウオッチの画面が外れたり、割れたり、粉々になったりする恐れがあり、「重大で不当に危険な安全上の問題」だと、カリフォルニア州オークランドの連邦地裁に提出した訴状で指摘した。
- 訴状には、うち1人がシリーズ3の画面が外れた際に深く切れたとする腕の写真が含まれている。
- この4人は、アップルが欠陥を知りながらアップルウオッチを発売し、さまざまな消費者保護法に違反したと主張。
- 2015年の第1世代から昨年までのモデルの購入者を対象とした集団訴訟を目指している。今年のモデルは対象外だという。
- アップルにコメントを求めたが、今のところ返答はない。
- 同社は19年、シリーズ2と3のアルミニウムモデルの画面が割れた場合、無料で取り換えるプログラムを発表。
- ウェブサイトで「ごくまれに」両モデルの「画面の縁の丸みを帯びた部分に亀裂が生じる可能性があることが判明しました」としている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事し、主要製品は「Mac」、「iPhone」、「iPad」、「iPod」、「Apple Watch」、「Apple TV」などの消費者製品で、「iOS」や「iCloud」、「ApplePay」なども展開する。デジタルコンテンツやアプリも販売する。*7
テスラ【TSLA】
マスク氏、「仕事やめてインフルエンサーに転向検討」とツイート
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米電気自動車メーカー、テスラのマスク最高経営責任者(CEO)が9日、CEOをやめてインフルエンサーになることを「考えている」とツイッターに投稿した。「いまの仕事をやめて、フルタイムのインフルエンサーになることを考えている。どう思う?」とツイートした。
- 詳細には踏み込まず、真剣に辞任を考えているかは不明。
- マスク氏は1月、決算発表後の電話会議で、あと数年はテスラのCEOでいるとの見通しを示した上で、「もう少し自由な時間があったらと思う」と述べていた。
マスク氏、「仕事やめてインフルエンサーに転向検討」とツイート https://t.co/lU9fvkuqbD $TSLA #米国株 #イーロンマスク
— うみひろ@はてなブログ「ウミノマトリクス」 (@uminoxhiro) 2021年12月10日
こいつのツイッター停止させろよw
愉快犯だね、わざとやってるよw
マスク氏、自社株1100億円相当を追加処分-売却は5週連続
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は約9億6300万ドル(約1100億円)相当の同社株を追加売却した。
- マスク氏が保有していたテスラ株を手放したのは5週連続。米証券取引委員会(SEC)への9日付届け出によると、同氏は220万株相当のストックオプションを行使し、これに伴う納税義務を果たすために93万4091株を売却した。
- テスラ株の持ち分10%を売却する是非をツイッター投票で問うて以来、マスク氏がこれまでに処分した自社株はおよそ1100万株となった。
- 同氏の行使可能なストックオプションの規模を考慮に入れなければ、持ち分の10%を処分するという目標達成にはさらに600万株の売却が必要だ。
- マスク氏が持ち株を減らし続ける中、テスラの株価はピークの11月4日から18%下げている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*8
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
マイクロソフト【MSFT】
マイクロソフトのニュアンス買収、EU独禁当局が承認へ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米マイクロソフトによる米ソフトウエア会社ニュアンス・コミュニケーションズ買収について、欧州連合(EU)の反トラスト(独占禁止)当局からの無条件承認が得られる見通しとなった。
- 3人の関係筋が明らかにした。
- マイクロソフトは4月、人工知能(AI)や音声認識技術を手掛けるニュアンスを約160億ドルで買収すると発表した。
- 米国とオーストラリア当局からの承認はすでに下りている。EU当局は買収の可否を21日までに決定する。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■マイクロソフトは米国のソフトウエア大手。多様なコンピュータ向けにソフトウエアの開発、製造、ライセンス供与、サポートを展開。「ウィンドウズ」、サーバー、パソコン、OS、クライアントやサーバー環境向けアプリケーション、業務自動化・効率化アプリケーション、ソフトウエア開発ツールに加え、家庭用ビデオゲーム機器、タブレットを提供。本社はワシントン州。*9
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
モデルナ【MRNA】
モデルナ株が急落、季節性インフルワクチンの治験結果が期待外れ
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- 10日の米株式市場で、医薬品メーカーのモデルナが急落。
- 同社が示した季節性インフルエンザワクチン候補の治験結果を受けて、市場に流通している別のワクチンと同様のようだとの見方が広がった。
- モデルナは同社のワクチンについて、成人を対象とする初期治験でインフルエンザ全4種に対する抗体を増やしたと明らかにした。
- モルガン・スタンレーのアナリスト、マシュー・ハリソン氏のリポートによれば、今回の治験結果は広く使用されている仏サノフィの「フルゾンHD」と変わらないようだ。
- フルゾンHDは高用量製剤で、65歳以上に使われる。モデルナの株価は10日の取引で一時14%安。
- 季節性インフルエンザワクチンはモデルナにとって、価値ある新たな収入源となる可能性がある。
- 同社の売り上げは現在、新型コロナウイルスワクチンが全てを占めている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■モデルナは米国のバイオ医薬品メーカー。メッセンジャーRNA(mRNA)を利用した医薬品を開発する。細胞に指令を出し、細胞内たんぱく質を生成する新しい治療法により予防ワクチン、がんワクチン、腫瘍内免疫療法、局所再生治療法、全身細胞内治療法などのパイプラインを保有。新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発。本社所在地はマサチューセッツ州ケンブリッジ。*10
- NASDAQ100構成銘柄
- 新型コロナウイルス向けワクチン、治療薬銘柄
ブラックストーン【BX】
ブラックストーン、GICから豪物流ファンドの持ち分取得 15億ドル
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- 米大手投資会社ブラックストーンは10日、シンガポールの政府系投資ファンド(SWF)のGICからオーストラリアの物流関連ファンド 「デクサス・オーストラリアン・ロジスティクス・トラスト(DALT)」の持ち分49%を21億豪ドル(15億米ドル)で取得すると明らかにした。
- ブラックストーンの不動産投資戦略「コアプラス」の投資案件でアジア最大となるという。
- DALTの残りの持ち分は豪デクサスが保有する。 デクサスによると、DALTのポートフォリオはシドニーとメルボルンで約90%を占め、Eコマース(電子商取引)の成長を支える伝統的な物流施設を中心に投資している。
- ブラックストーンは今年、メルボルンの貸し倉庫資産やシドニー中心街の高層オフィスビルを取得している。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ブラックストーン・グループは米国の投資ファンド運用会社。グローバルな代替資産運用および金融顧問サービスを提供する。代替資産運用事業ではプライベートエクイティファンド、不動産ファンド、ヘッジファンド、セカンダリーファンドなどを扱う。また、金融・戦略的顧問、企業再編・再構築顧問、キャピタルマーケットなどのサービスも手掛ける。*11
■
トヨタ自動車【TM】
トヨタ、部品不足で国内工場の一部停止を拡大 計9000台に影響
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- トヨタ自動車は10日、国内工場の一部稼働停止を拡大することを明らかにした。東南アジアからの部品調達が滞ったことなどが原因。
- すでに停止している2ラインで稼働しない日を増やすとともに、挽回生産のために設けた休日稼働を4ラインで取りやめる。
- 対象となるラインで生産しているのは高級ブランド「レクサス」と「ランドクルーザー」。
- すでに停止した分と合わせると約9000台に影響が出る。
- 2022年3月期の世界生産の計画台数の900万台は維持する。
- 8日の夜勤から止めていた田原工場(愛知県田原市)と生産子会社のトヨタ自動車九州の宮田工場(福岡県宮若市)の各1ラインを、さらに13日から15日まで停止する。
- また、田原工場の1ラインで18日と25日に、トヨタ車体の富士松工場(愛知県刈谷市)の1ラインと吉原工場(愛知県豊田市)の2ラインで18日に予定していた休日稼働を取りやめる。
- ベトナムの部品調達先で従業員の出勤率が低下しているほか、日本国内の物流が逼迫しているためとしている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■トヨタ自動車(トヨタ)は、自動車業界に於ける事業を展開。 会社はまた、金融およびその他の業界で事業も行う。 トヨタはおよそ190の国と地域で車両を販売。 トヨタの自動車市場は、日本、北米、欧州、アジア。
インテル【INTC】
インテルCEO、台湾とマレーシアを来週訪問-初のアジア出張
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- 売上高で世界最大の半導体メーカー、米インテルのパット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)は来週、台湾とマレーシアを訪れる。
- 同社の業績好転にとってアジアでの製造がいかに重要であるかを説明する方針だ。ゲルシンガー氏の出張日程には台湾積体電路製造(TSMC)首脳との会合も含まれている。
- 事情に詳しい関係者が明らかにした。
- インテルCEOに今年就任した同氏にとって、就任後初のアジア出張となる。
- バイデン米政権は国内の半導体研究・製造への約520億ドル(約5兆9000億円)の支援を盛り込んだ法案の議会可決・成立を目指している。
- 米下院は半導体業界支援法案の速やかな可決を-レモンド商務長官ゲルシンガー氏は、TSMCや韓国のサムスン電子など外国の半導体メーカーは同法案の財務支援を受けるべきではないと主張している。
- TSMCとサムスン電子はいずれも米国に半導体工場を建設する計画だ。インテルとTSMCはコメントを控えた。
- 半導体を受託生産するファウンドリー最大手のTSMCは、アップルやクアルコム、ソニーグループなどを顧客として抱えている。
- ゲルシンガー氏は、新型コロナウイルスの感染拡大で工場の操業停止に見舞われたマレーシアも訪問する。
- インテルは一部の半導体パッケージング業務をマレーシアに頼っている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■インテルは半導体チップ製造大手。ICとコンピューター技術を統合したプラットフォームを開発。主要製品はデスクトップパソコン、ノートパソコン、サーバー、ワークステーション、ストレージ用プロセッサー、チップセット、マザーボード、シャーシ、プロセッサーチップセット、ハードウエア・プラットフォーム、イーサネットコントローラー、Wi-Fi製品。*12
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
ウィーワーク【WE】
ソフトバンクG、米ウィーワーク社債5.5億ドル分売却
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- ソフトバンクグループは共用オフィス運営大手ウィーワークが経営難に陥った際に金融支援の一環として引き受けた社債のうち、5億5000万ドル分を割引価格で売却した。
- 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が伝えた。社債は利率5%、2025年7月満期。
- FTが関係者の話として伝えたところによると、額面1ドル当たり約0.86ドルで売却したという。
- この結果、利回りは他のウィーワーク債を上回る9.75%に上昇した。
- ソフトバンクGは19年、新規株式公開(IPO)計画が頓挫したウィーワークが資金繰りに窮したのを受け、株式の追加取得や融資、社債の引き受けによる金融支援を発表していた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ウィーワークはアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市 に本社を置く、起業家向けのコワーキングスペースを提供するアメリカの企業。 2019年1月The We Companyへブランド変更し、オフィスシェア事業のwework、共同生活型デザインのアパート運営のwelive、小学校を運営するwegrowの3つの事業に再編*13
- ソフトバンク出資銘柄
AMCエンターテインメント【AMC】
AMCが下落 アロンCEOが持ち株を売却
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- 映画館運営のAMCが下落。
- アロンCEOが持ち株を売却していたことが明らかとなった。
- 米証券取引委員会(SEC)への提出文書によると、965万ドル分の株式を売却したという。
- 12月7日に31万2500株を売却。
- 同CEOはこれまでにも2500万ドルを超える株式を売却して来た。
- 同社の経営幹部は報酬として取得した株式を定期的に販売している。
- 同社はミーム株の中心銘柄に挙げられているが、同CEOはその恩恵を受けているようだ。
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■AMCエンターテインメント・ホールディングスは、米国の演劇事業の持株会社。AMCエンターテインメント、アメリカン・マルチシネマなどの子会社や間接子会社を通じ、主に米国の首都圏に位置する劇場でサービスを展開。主に北米で合計4976スクリーンを持つ345映画館の持分を所有し、運営する。カンザス州のリーウッドに本社を置く。*14
スターバックス【SBUX】
米スタバ、初の労組結成をNY州の従業員が賛成多数で承認
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- 米大手コーヒーチェーン、スターバックスのニューヨーク州バッファローにある3店舗で労働組合結成の是非を問う従業員投票が実施され、エルムウッドアベニュー店では労組加入を19対8の賛成多数で承認した。
- これにより、米国内で初めて同社に労組が立ち上げられる見通しだ。
- 同店の従業員は、米サービス従業員国際労働組合(SEIU)傘下のワーカーズ・ユナイテッドに入る。
- キャンプロード店の従業員は反対が12人と賛成の8人を上回り、労組加入を拒絶。もう1つの店はまだ投票結果が確定していない。
- 今回投票した従業員は計100人余りと、スターバックスの米店舗で働く約22万人のごく一部にとどまった。ただ1つの店舗とはいえ、労組加入に道が開かれたことで、全米にある8000カ所強の直営店に追随する動きが出てくる可能性がある。
- 既にバッファロー地域の別の3店舗や、アリゾナ州の1店舗は政府の独立機関、全米労働関係委員会(NLRB)に労組加入を嘆願している。
- スターバックス北米部門のロッサン・ウィリアムズ社長は投票後に社員向けの書簡で、今後も社員の声に耳を傾けると述べ、結果は暫定的でパートナーとの関係がすぐに変わることはないと説明した。
- 米国では既に人手不足が深刻化し、大半の大手小売店や飲食チェーン業界で賃金引上げが広がっている中で、多くの企業は従業員が新たな労組を結成してさらに発言権を強める流れを注視している。
- こうした中、スターバックスの投票は注目されていた。
- アナリストは今回の結果が他の企業の労組結成の動きを後押しする可能性があると指摘する。
- サンフランシスコ州立大学の労働問題を専門とするジョン・ローガン教授は「(組合に入る)従業員は小規模だが、今回の結果は象徴的な意味合いがある」と説明した。
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■スターバックスは、世界50カ国以上でコーヒーショップチェーンを展開。コーヒー豆を焙煎し販売するほか、ドリップコーヒー、イタリア風のエスプレッソコーヒー、アイス飲料、デザート、コーヒー関連器具、各種紅茶、音楽CDを販売する。また、その他流通網(食料品店、大型ディスカウントストア、フードサービス産業)を通じてコーヒーと紅茶製品の販売も行う。*15
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
ゼネラルモーターズ【GM】
米GM、電気自動車製造に40億ドル超える投資へ ミシガン州2工場
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- 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が電気自動車の製造拡大に向け、米ミシガン州の2工場に40億ドルを超える投資の実施を検討していることが10日、公表された文書のほか関係筋の話で明らかになった。
- 文書によると、GMは韓国LG化学傘下のLGエナジーソリューション(LGES)と連携し、25億ドルを投じてミシガン州ランシング近郊に電池工場を建設することを提案。
- このほか関係筋によると、電気自動車の製造に向け、デトロイト北方のオリオンタウンシップにある組立工場を20億ドルかけて改修することを検討している。
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■ゼネラル・モーターズは米国大手自動車メーカー。北米で「ビュイック」、「キャデラック」、「シボレー」、「GMC」のほか、北米外で「宝駿」、「キャデラック」、「アルフェオン」、「ホールデン」、「オペル」、「ボクスホール」、「五菱」のブランド名で乗用車とトラックを製造。自動車販売代理店のほか、レンタカー会社、商業顧客、政府機関へ販売。*16
- S&P500構成銘柄
フォード【F】
フォードが20ドル台後半 01年8月以来の高値に上昇
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- フォードが商いを伴って買われており、20ドルを回復している。
- 20ドル台後半まで上昇しており、2001年8月以来の20年超ぶりの高値に上昇している。
- 同社は電気自動車(EV)の先導役として期待が集まっている。
- きょうは同社が予約を受け付けていた電動ピックアップトラックの「F-150ライトニング」の予約を一時取り止めたと伝わった。
- 来月から別の予約システムに移行するという。同社はサプライヤーに2023年1月までに年間最大8万8000台の生産を見込んでいると語ったという。
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■フォード・モーターは米国大手の自動車メーカー。同社ブランド「フォード」と「リンカーン」を世界的に展開し、乗用車とトラックの製造と販売に従事。レンタカー会社、商用車顧客、リース会社、政府機関へ車両を販売、保守、修理、長期保証サービスなども提供する。また、融資、車両リース、自動車保険仲介サービスも扱う。本社はミシガン州。*17
- S&P500構成銘柄
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
コストコ・ホールセール【COST】
コストコが決算受け上昇 既存店売上高が予想上回る
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- コストコが上昇。
- 前日引け後に9-11月期決算(第1四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益、売上高とも予想を上回った。
- 同社のガランティCFOはアナリストとの説明会で「比較的的を絞った商品選択が在庫維持の上で、多種多様な商品を販売する小売店と比較して有利となり、サプライチェーン問題を管理する上で有利となった」と述べた。
- それでも、輸入コンテナの約79%が平均51日の遅延を起こしているという。アナリストからもポジティブなコメントが聞かれた。
- 今回の既存店売上高の力強い伸びは同社の市場シェア拡大を反映している可能性があると指摘している。
- また、メンバーシップの更新率にも言及しており、自動更新のほかエグゼクティブメンバーの割合増加が上昇をけん引しているという。
- これらのメンバーは通常の個人会員のゴールドメンバーを2.5ー3.0倍上回っており、売上高の約70%を占めているという。
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■コストコ・ホールセールは、会員制の大型量販店チェーンを展開。米国、カナダ、メキシコ、英国、アジア、オーストラリアに約650店舗の販売網を持つ。幅広い品揃えの有名ブランドと自社ブランドの商品を低価格で販売、食料品、飲料、家電や家具などの耐久消費財、衣料や医薬品などの非耐久消費財を扱う。また、ガソリンスタンドや薬局も運営する。*18
- S&P500構成銘柄
ルルレモン・アスレティカ【LULU】
ルルレモンが軟調 傘下のミラー社のコスト増分は注視
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- ヨガウエアのルルレモン・アスレティカが前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想の範囲だったものの、既存店売上高や1株利益は予想を上回った。
- 利益率も予想を上回っている。
- ただ、株式市場の反応は冴えない。
- ホリデーシーズンの第4四半期のガイダンスが予想を下回ったことが嫌気されているようだ。
- 傘下のコネクティド・フィットネスのミラー社の下方修正が影響した。アナリストからは目標株価を引き上げる動きも出ている。
- 「サプライチェーン問題の影響がある中で、第3四半期のトレンドは力強かった。ガイダンスも堅調だったとしている。ただ、同社全体の利益に対して、ミラー社のコスト増分は注視する必要がある」と述べた。
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■ルルレモン・アスレティカは米国でスポーツウエアをデザイン、製造、販売。「ルルレモン・アスレティカ」と「イヴィヴア・アスレティカ」のブランド名で女性・男性・子供用スポーツウエアを展開。米国に211店舗、カナダに57店舗、オーストラリアに26店舗、ニュージーランドに5 店舗、シンガポールに1店舗の合計302店舗を展開。*19
- NASDAQ100構成銘柄
オラクル【ORCL】
オラクルが決算受け大幅高 クラウド関連が好調
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- オラクルが大幅高。
- 前日引け後に9-11月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。
- クラウド関連が好調だった。
- 同社はクラウド事業の拡大に努め、アマゾンやマイクロソフト、アルファベットなど競合他社とのギャップを埋める努力を継続してきた。
- 今回はその成果が出た格好となった。
- 同社のキャッツCEOは声明で「今回の力強い結果はインフラとアプリケーションのクラウド事業が22%成長したことによって促進された。年間の売上高は110億ドルに近づいている」と述べた。
- 今回の決算を受けてアナリストからの投資判断や目標株価の引き上げが相次いでいる。「第2四半期の結果とガイダンスは、今後の成長加速の可視性を示した。また、同社の積極的な資本配分はこの先の需要に信頼感を高めていることを示唆する指標とも言える」と語った。
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■オラクルは米国の大手ソフトウエア企業。主にデータベース、アプリケーション、ソフトウエアの開発、製造に加え、サポート、保守、運用管理サービスを企業向けに提供。また、ハードウエア事業はサーバーとストレージシステムの販売、技術サポートを展開する。サービス事業はクラウドサービス、コンサルティングなどを手掛ける。本社はカリフォルニア州。*20
- S&P500構成銘柄
ブロードコム【AVGO】
ブロードコムが決算受け上昇 100億ドルの自社株買いプログラムも発表
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- 半導体の設計開発を手掛けるブロードコムが上昇。
- 前日引け後に8-10月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。
- 第1四半期の見通しも公表しており、売上高見通しが予想を上回っている。また、100億ドルの自社株買いプログラムも発表した。
- データセンター向け半導体が好調だった同社のタンCEOは声明で「一連の買収により弊社を4000億ドル規模の半導体業界の中で最も多角化された1社に育て上げた。アップルのアイフォーンからデータセンターに至る幅広い製品の需要を占う上で、同社の見通しは重要な窓口となっている」と述べた。
- 今回の決算を受けてアナリストからの目標株価引き上げも相次いでいる。
- ネットワーク事業を中心に法人向けの需要回復が力強かったほか、クラウドも引き続き好調だったと指摘した。
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■ブロードコムはシンガポールの半導体デバイス製造持株会社。主にアナログ半導体デバイスの開発者やサプライヤーに製品を提供する。主要市場はワイヤレス通信、有線インフラストラクチャーなど。同社アプリケーションは、スマートフォン、データネットワーキングおよび通信機器、エンタープライズ・ストレージおよびサーバ、ファクトリ・オートメーション、産業用設備に使用される。*21
- NASDAQ100構成銘柄
- 半導体銘柄
チューイ【CHWY】
チューイーが決算受け大幅安 アナリストからの目標株価引き下げが相次ぐ
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- ペット用品のオンライン販売を手掛けるチューイーが大幅安。
- 前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、EBITDAは予想を大きく下回った。
- 第4四半期の売上高見通しが予想を下回ったことも嫌気されている。今回の決算を受けてアナリストからの目標株価引き下げが相次いだ。
- 今年度のEBITDAの見通し引き下げとコスト圧力を理由にしている。アクティブユーザーの伸びは緩やかなものの、下半期のコスト増が収益を圧迫し続けている。
- これを理由に自身の22年度の売上高予想を約3%下方修正したほか、貨物および仕入れコストの増加で、第4四半期時点のEBITDAを最大8000万ドルに下方修正したと述べた。
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■チューイは米国のペット関連商品オンライン販売企業。主に犬、猫、魚、鳥、小動物、馬、は虫類などのペット向けに各種ブランドのペットフード、ペット用品、ペット用医薬品などを販売。同社の通販サイトやモバイルアプリを通じて消費者に提供する。高品質な商品、適正価格、迅速な配送や対応などのカスタマーサービスを提供する。本社所在地はフロリダ州ダニアビーチ。*22
まとめ
- 【主要指数】主要3指数は上昇しており、S&P500指数は最高値を更新しています。CPI(消費者物価指数)が発表され非常に高い数字が出されたものの予想の範囲内ということで、恐れたほど高い伸びにならず安心感につながっています。GMやフォードといった自動車メーカーが非常に好調で、またマイクロソフト、アップルなどの大型テックも絶好調でした。
- 【小型株】一方で小型株は軟調でラッセル2000は-0.38%となっています。
- 【個人成績】-0.20%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【セクター】大型のハイテクが市場を牽引する中、物価上昇も予想の範囲内ということもあり生活必需品、情報技術、半導体、ENERGY、素材、不動産、公益などが上がっています。一方で下落した銘柄は小型のハイテク銘柄が弱かったです。クラウド関係やeコマースが下落しまた旅行、航空銘柄も下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】FANG+は若干のプラスで0.26%となっています。上昇した銘柄としてはアップル、テスラは好調で、アリババ、バイドゥの中華銘柄とネットフリックス、アルファベットは微増です。一方で、ツイッターとアマゾン、エヌビディア、メタが下落しています。
- 【予定】FOMCが控えることと、既存のワクチンがオミクロン株にたいしてどのような影響があるのか発表があるとされていますので株式市場も大きく左右されそうです。
- 今週もお疲れさまでした!
- 来週の火曜日の更新は出張のためおやすみします。
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*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:INTC | Intel 株式-Investing.comより
*13:Wikipediaより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより
*16:ヤフーファイナンスより
*17:ヤフーファイナンスより
*18:ヤフーファイナンスより
*19:ヤフーファイナンスより
*20:ヤフーファイナンスより
*21:ヤフーファイナンスより
*22:ヤフーファイナンスより