米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
続落で始まった市場も後半にかけて買われる展開になっています。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】ダウとS&P500は若干の上昇をしているものの金利の上昇によってNASDAQは下落しています。オルエコ中心に調子よく米国を中心に原油の備蓄を放出するということを発表しそれに産油国が反発していることで原油高が進んでいる状態です。市場があいた段階で前日から調子の悪かったハイテク関連も引けにかけては買われる展開になっています。
- 【小型株】小柄株のラッセル2000も若干下落しており、-0.15%となっています。
- 【個人成績】投資信託の反映はなく個別株で-0.13%となっています。※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】金利は引き続き上がっており、1.67%となっています。
- 【セクター】上がった銘柄としては昨日に引き続きエネルギーや金融、不動産が上がっています。オルエコ中心に、上昇しています。また不動産、生活必需品、公益、素材、資本財も若干プラスになっています。下落セクターはハイテク関連を中心に下落しています、また金も下落しており金鉱株も下がっています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】全体としては-0.89%と下落しています。また7銘柄が下落しており、特にテスラが-4.14%と大きく下落しています。上昇した3銘柄はバイドゥ、Apple、Amazonでした。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2021年11月23日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2021年11月23日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、上がってるけどハイテクは弱かったね。
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:-0.13%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
仮想通貨関連については後述します。
レバレッジ投資信託の資産推移
.
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
PMI、11月は56.5に低下 労働力不足など重し
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- IHSマークイットが23日公表した11月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は56.5と、10月の57.6から低下した。
- 労働力や原材料の不足が重しとなった。
- 指数は50が景気拡大・縮小の節目となる。IHSマークイットのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「米経済は引き続き好調だが、今回の低下は米経済が持続的な供給上の制約への対応に苦戦していることを強調している」と述べた。
- 投入価格指数が10月の74.1から78.1に大幅上昇。
- 2009年の調査開始以来最高となった。
- これらの価格上昇は消費者に転嫁されており、高インフレが当面続く可能性がある。
- 内訳ではサービス業PMIが57.0と10月の58.7から低下。
- ロイターのまとめたアナリスト予想は59だった。サービス業は米経済の3分の2以上を占める。
- IHSマークイットによると、サービス業で報告された未完成の作業は過去2番目に速いペースで積み上がっているという。
- 一方、製造業では供給上の制約があるにもかかわらず、新規受注が相次ぎ、製造活動が回復。製造業PMIは59.1と、10月の58.4から上昇した。市場予想は59だった。
- 製造業は米経済の12%を占める。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に上がっているけど感覚としては下がってる感じだよね。
グロースの方が悪かったね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国勢は不調のようだね
半導体が・・・・。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
結構大きく下げてるわね
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上がった銘柄としては昨日に引き続きエネルギーや金融、不動産が上がっています。オルエコ中心に、上昇しています。また不動産、生活必需品、公益、素材、資本財も若干プラスになっています。
下落したセクター
下落セクターはハイテク関連を中心に下落しています、また金も下落しており金鉱株も下がっています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
全体的に厳しいね!
アリババとバイドゥが別れてるのは珍しいねw
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
テスラ【TSLA】
テスラ、テキサス州の新工場に10億ドル超投資
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米電気自動車(EV)大手テスラは、米テキサス州オースティンに建設している新工場に10億ドルを超える投資を行う。
- 同社がテキサス州当局に提出した文書で分かった。19日に提出された文書によると、建設中の工場には組み立てなどを行う5つの施設があり、合計の床面積は約400平方メートル、総工費は10億6000万ドル。
- 着工は2020年夏で、今年12月31日までに建設作業を終える予定。
米テスラ、テキサス州の新工場に10億ドル超投資=文書 https://t.co/Xww0ch5s5e $TSLA #米国株
— うみひろ@はてなブログ「ウミノマトリクス」 (@uminoxhiro) 2021年11月23日
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*7
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
JPモルガン・チェース【JPM】
JPモルガン、金融システム上最も重要な銀行に FSBが再指定
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 主要国の金融当局でつくる金融安定理事会(FSB)は23日、破綻した場合に世界の金融安定が脅かされかねない「世界的にシステム上重要な銀行」のリストを更新し、JPモルガン・チェースが再び世界で最もシステム上重要な銀行となった。
- BNPパリバとゴールドマン・サックスも1段階引き上げられた。
- 約10年前の世界金融危機時に銀行が公的資金で救済されたことを受け、規制当局は世界的にシステム上重要な銀行を毎年選出している。
- 選出された銀行は重要度の区分に従って追加的な自己資本の蓄積やリスク資産の抑制などの義務が課される。
- 今回の変更により、JPモルガンはリスク加重ベースで資産の2.5%の自己資本上乗せが義務付けられる唯一の銀行となる。
- BNPパリバとゴールドマンも資本上乗せ幅が増加するが、これらの銀行はすでにFSBの要件を上回る資本バッファーを有している。
JPモルガン、金融システム上最も重要な銀行に FSBが再指定 https://t.co/41c0wcp44H $JPM #米国株
— うみひろ@はてなブログ「ウミノマトリクス」 (@uminoxhiro) 2021年11月23日
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーは米国の大手金融持株会社。JPモルガン・チェース・バンクは米国23州で銀行業務に従事。チェース・バンクUSAはクレジットカード発行を手掛ける。非銀行系のJPモルガン・セキュリティーズは投資銀行、債券・株式業務を行う。米国外の約60カ国において金融事業を展開する。本社はニューヨーク。*8
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
マイクロンテクノロジー【MU】
マイクロンが4日続伸 アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 半導体のマイクロン・テクノロジー.が4日続伸。
- きょうはアナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を95ドルに引き上げたことが伝わった。
- 最新の調査により、メモリ製品に対するポジティブな需要動向が確認されたとしている。
- PC、サーバー、および携帯市場の需要が改善しており、DRAMおよびNANDメモリの価格設定が支援される可能性があるという。
- ただし、需要が来年上半期に改善されたとしても、その価格設定への影響は以前の予想よりは控えめになる可能性もあるとも指摘した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■マイクロン・テクノロジーは米国の半導体製造会社。ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)、NANDフラッシュメモリ、NORフラッシュメモリ、相変化メモリ、FLCOSマイクロディスプレイ、マルチチップパッケージ製品、相補型金属酸化皮膜半導体(CMOS)イメージセンサーなどの半導体デバイスを提供。本社所在地はアイダホ州ボイシー。*9
- 【MU】マイクロンテクノロジー
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- 半導体銘柄
- 5G関連銘柄
ペロトン・インタラクティブ【PTON】
ペロトンが5日続落 昨年6月以来の低水準に下落
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- ホームフィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブが5日続落。
- 株価は41ドル台まで下落し、2020年6月以来の低水準に下落している。
- 今月初めの決算を受けての急落から反転の兆しが全く見られていない。
- 決算では通期売上高見通しを最大10億ドル下方修正したほか、加入者と利益率の予想も下方修正し、パンデミック後の経済再開への適応に苦戦していることが浮き彫りになっている。
- ロックダウン中は顧客がホームフィットネスに殺到。しかし、経済活動が再開し、人々もジムに復帰しつつある中で、同社の機器への需要は大きく後退している。
- 加えて、サプライチェーン問題やインフレ、輸送コストの上昇も重石となっている状況。
- 企業のデータリサーチを手掛けるSサイエンス社の調査によると、11月14日週の前週比の受注が減少を示したことが明らかとなっている。
- 前年比では60%の減少を示したという。
- ホリデーシーズンの需要も期待薄で、投資家からの見切り売りが続いている模様。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ペロトン・インタラクティブは米国のフィットネスサービス企業。トレッドミル、フィットネスバイクなどのフィットネス関連機器の開発・販売に従事。また、オリジナルエクササイズ動画や音楽のコンテンツ制作・配信、ライブ・イベントのストリーミング配信を通して顧客が自宅で本格的なトレーニングを行える環境作りを提案。本社所在地はニューヨーク。*10
- NASDAQ100構成銘柄
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ【ZM】
ズーム・ビデオが決算受け下落 力強い需要示すも会員の伸び鈍化
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- ビデオ会議システムのズーム・ビデオが前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。
- ガイダンスも公表し、通期見通しを上方修正している。
- オフィスや学校などの経済活動は再開したものの、依然として力強い需要が示された。
- しかし、株価は冴えない反応。
- 従業員数10人以上の法人会員が2四半期連続で予想を下回ったことが嫌気されている模様。
- 経済活動再開が進む中で、第3四半期は18%増に留まり、事業の伸びを巡る懸念が高まった。第2四半期は36%増。
- それ以前は87%の伸びを示していた。
- 市場は、多くの対面活動が再開される中、パンデミックでユビキタスツールとなった同社のオンライン会議プラットフォームが、マイクロソフトやアルファベットのグーグルなどの企業との競争激化の中で、広く使用されているかどうかを注意深く見守っている。
- 今年の同社株はほぼ30%下落したが、この下げで同社が計画していたコールセンター用ソフトウェアベンダーのファイブ9との147億ドルの買収合意が9月に破談となり、成長への別の道が途絶えていた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは米国のソフトウェア開発企業。クラウドプラットフォームを使用したマルチデバイス対応のビデオ会議、音声会議、チャット、ウェブセミナーなどのビデオコミュニケーションサービスを企業向けに提供。独自のデータ圧縮技術により、モバイル回線でも安定したサービスの提供を実現。本社所在地はカリフォルニア州サン・ホゼ。*11
- NASDAQ100構成銘柄
ベストバイ【BBY】
米ベスト・バイ、年末商戦期の売上高見通し予想下回る 商品不足で
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米家電量販大手ベスト・バイが23日発表した第4・四半期(11月─2022年1月)の既存店売上高見通しはアナリスト予想を下回った。
- 重要な年末商戦が商品不足による打撃を受けると予想している。
- ベスト・バイは第4・四半期の既存店売上高が前年同期比で2%減─1%増になるとの見通しを示した。
- リフィニティブのIBESデータは0.1%増を予想しており、ベスト・バイの見通しの中間値はそれを下回る。
- ベスト・バイの株価は今年に入って40%近く上昇したが、23日は一時15%強急落した。
- 年末商戦に向けて小売業者は在庫確保に向けた圧力を受けている。輸送の停滞、アジアの工場の閉鎖、原材料の不足などが世界のサプライチェーン(供給網)に支障を来しているためだ。
- 電子機器用の半導体不足により、ソニーグループやマイクロソフトの最新家庭用ゲーム機といった需要が高い一部製品の入手が困難になっている。
- 一部のアナリストは、米アップルのiPhone最新機種の供給が年末商戦に打撃を受ける可能性があると警告している。
- iPhoneやゲーム機の新機種は大量に売れるのに加え、他の商品も購入する顧客を引き寄せる磁石となるためベスト・バイにとって非常に重要だ。
- 調査会社グローバルデータのマネージングディレクター、ニール・ソーンダース氏は「アップルのiPhone新機種や新しいノートパソコンを手に入れるのは非常に困難だ。これらの商品は理論上では休暇が近づくにつれて売り上げを伸ばすはずだが、在庫は依然低い水準だ」と指摘した。
- このような供給状況を踏まえ、ベスト・バイは先月開始した年会費200ドルの新しい会員プログラムの特典として、年末商戦で「最も入手困難な商品」を入手しやすくすることを盛り込んだ。
- しかし、プログラム開始に当たっての関連費用や、一部商品の出荷を早めるための費用の増加によって利益率が低下した。
- 米小売業大手のウォルマートやターゲットなども同様の問題を抱えている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ベストバイは家電、コンピューター、携帯電話、娯楽ソフトウエア、ホームオフィス製品の大手小売チェーン。「ベストバイ」、「ベストバイ・モバイル」、「ファイブ・スター」、「ギーク・スクワッド」、「マグノリア・オーディオ・ビデオ」、「コネクト・プロ」、「パシフィック・セールス」、「フォン・ハウス」などの店名で小売店とオンライン販売を米国内外で展開。*12
- S&P500構成銘柄
ダラーツリー【DLTR】
ダラー・ツリーが最高値更新 新たな大株主の存在で決算をやり過ごしている面も
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 1ドルショップのダラー・ツリーが買われており最高値を更新。
- 取引開始前に8-10月期決算(第3四半期)を発表しており、ファミリーダラー部門が好調で既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益も予想をやや上回った。ガイダンスも公表しており、通期の1株利益、売上高とも従来見通しからレンジを狭めたものの予想の範囲内ではある。
- 決算はさほど買いを強めるような内容ではないものの、アナリストからは、大半の投資家は新たな大株主として浮上した投資会社マントル・リッジの存在と、1.25ドルの価格帯の商品を2000店舗で展開する計画の発表で、今回の決算をやり過ごしている面もあるとの解説も出ている。
- 投資家はマントル・リッジが存在することで最終的に売上高と収益性が向上することを期待し続ける可能性があるという。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ダラー・ツリーは米国のディスカウントストア・チェーン。日常雑貨を1ドル均一で販売する。各店舗は家庭用品、食器、掃除用品、食品、スナック類、化粧品、一般医薬品、ペット用品に加え、クリスマス商品などの季節商品などを幅広く取り揃える。米国48州とカナダで「ダラー・ツリー」、「ダラー・ジャイアント」、「ダラー・ビルズ」などの店名で約5,000店舗を展開。*13
- S&P500構成銘柄
まとめ
- 【主要指数】ダウとS&P500は若干の上昇をしているものの金利の上昇によってNASDAQは下落しています。オルエコ中心に調子よく米国を中心に原油の備蓄を放出するということを発表しそれに産油国が反発していることで原油高が進んでいる状態です。市場があいた段階で前日から調子の悪かったハイテク関連も引けにかけては買われる展開になっています。
- 【小型株】小柄株のラッセル2000も若干下落しており、-0.15%となっています。
- 【個人成績】投資信託の反映はなく個別株で-0.13%となっています。※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】金利は引き続き上がっており、1.67%となっています。
- 【セクター】上がった銘柄としては昨日に引き続きエネルギーや金融、不動産が上がっています。オルエコ中心に、上昇しています。また不動産、生活必需品、公益、素材、資本財も若干プラスになっています。下落セクターはハイテク関連を中心に下落しています、また金も下落しており金鉱株も下がっています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】全体としては-0.89%と下落しています。また7銘柄が下落しており、特にテスラが-4.14%と大きく下落しています。上昇した3銘柄はバイドゥ、Apple、Amazonでした。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより