米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
3指数とも上昇しており、小売売上高と小売大手の決算が好調なのが要因です。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】3指数とも揃って上昇しています。インフレ懸念が高まる中で発表された小売売上高が好調な数字となり市場にいい影響を与えています。また小売の大手の決算もあり、ホーム・デポやウォルマートは市場予想を上回っています。またパウエルFRB議長の続投に関して市場は注目していきそうです。
- 【小型株】小型株のラッセルは寄り付きは下落していたものの持ち直して+0.17%となっています。
- 【個人成績】+0.34※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】長期金利はあまり変わらず0.68%プラスの1.63%となっています。
- 【セクター】上昇したセクターは、半導体が大きく伸びており、また一般消費財、ハイテク関係、ヘルスケア、フィンテック、資本財、エネルギー関連が上がっています。下落したセクターは、特に航空、金鉱株が下がっており、また旅行、通信、生活必需品、公益、素材などが若干下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】全体的にも上昇しており、+0.73%となっています。またテスラが大きく上がって(4.08%)おり、バイドゥ、ネットフリックス、アリババ、アップル、エヌビディアが上がっています。一方で下落したのはツイッター(-1.59%)とフェイスブック(-1.32%)、グーグル(-0.39%)、アマゾン(-0.14%)となっています。
- 【予定】決算も落ち着いてきましたが、小売関係の銘柄、エヌビディアの決算がまだありますので最後の山場となりそうです。またバイデン大統領からFRB議長のパウエル氏の続投に関して発表があるということもありますので注目していきたいです。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
- 【今日の結論】チェックポイント
- 2021年11月16日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2021年11月16日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、いい感じで上がってるね!
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:+0.34%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
仮想通貨関連については後述します。
レバレッジ投資信託の資産推移
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
小売売上高
米小売売上高、10月は予想上回る1.7%増 3カ月連続プラス
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米商務省が16日に発表した10月の小売売上高(季節調整済み)は前月比1.7%増と、市場予想の1.4%を超えて増加した。
- 増加は3カ月連続。
- 供給の制約が続く中、年末商戦が早めに始まったことで押し上げられたとみられ、インフレ高進が消費支出を抑制していない可能性を示唆した。
- 前年同月比では16.3%増加した。9月の小売売上高は0.8%増と、0.7%増から上方改定された。
- BMOキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、サール・グアティエリ氏は「雇用や賃金などの堅調な伸び、多くの家計における貯蓄の増加はインフレによる購買力への影響を相殺するに十分」と指摘。
- 「現時点で、消費者と経済の動向は堅調に今年を締めくくる見通し」と述べた。
- 内訳では自動車・部品が1.8%増と、前月の1.2%増から伸びが加速した。
- ガソリンスタンドも3.9%増。ガソリン価格の高騰を反映した。オンラインストアも4%増加した。
- 建築資材や家具、スポーツ用品、電化製品なども増加。一方、飲食店は横ばい、衣料品は0.7%減少した。
- 国内総生産(GDP)の個人消費項目に密接に関連しているとされる自動車、ガソリン、建設資材、外食を除くコア小売売上高は1.6%増。前月は0.5%増加していた。
- ウェルズ・ファーゴ(ノースカロライナ州)のシニアエコノミスト、サム・ブラード氏は「供給が逼迫する中、小売店が買い物客に早めのホリデーショッピングを勧めていることから、一部の消費が前倒しされた可能性が高い」としている。
アメリカ・小売売上高とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- 商務省が発表する小売売上高は、米国の様々な規模の小売店の売上を月毎に測定する指標です。
- 個人消費がGDPの約2/3を占める米国では、その動向を確認できる小売売上高は大変注目される指標でです。
- 同指標は個人消費や消費者信頼感とも相関性があり、米国の景気を確認する指標として重要なものといえます。
- 予想より高い結果となれば米ドルにとって買い材料とされますが、予想より低い結果であれば米ドルにとって売り材料と解釈されます。*3
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に上がっているんですけど、バリュー株は弱かったみたいだね。
グロースの大型、中型が調子いいね!
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国勢は好調のようだね
ブラジルの方は赤いけどw
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
結構大きく下げてるわね
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターは、半導体が大きく伸びており、また一般消費財、ハイテク関係、ヘルスケア、フィンテック、資本財、エネルギー関連が上がっています。
下落したセクター
下落したセクターは、特に航空、金鉱株が下がっており、また旅行、通信、生活必需品、公益、素材などが若干下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アップルはなかなか上がってこないわね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
グーグル(アルファベット)【GOOGL】
グーグル、豪に7.4億ドル投資へ 研究施設など設立
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米アルファベット傘下のグーグルは16日、オーストラリアに5年間で10億豪ドル(7億3600万米ドル)投資する方針を示した。
- オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)と提携して研究施設を設立したり、クラウドのインフラを拡充したりする計画だ。
- 豪議会は今年、グーグルなど大手プラットフォーム企業に、国内報道機関のニュース記事使用料の支払いを義務付ける法案を可決。
- グーグルは、豪でのサービス停止の可能性を示唆していた。
- グーグル豪法人の幹部は、投資計画は同国に多大な技術資源と投資をもたらすことになると述べた。
- モリソン首相は、「10億ドルの信任投票」と称し、STEM(科学、テクノロジー、エンジニアリング、数学)分野の雇用拡大につながると述べた。
- 豪シンクタンク、センター・フォー・レスポンシブル・テクノロジーは、グーグルの投資計画は目を引くニュースだが、税金を払ってくれさえすれば、豪の収入が増えると指摘した。
- グーグルのオーストラリア事業の年間利益は約50億豪ドル。納税額はその1%にも満たない。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アルファベットは米国の大手インターネット関連企業。検索サイト・グーグル「google.com」を運営するほか、検索エンジン、オンライン広告、クラウドコンピューティング、ソフトウエアなどIT関連製品とサービスを提供。携帯電話「アンドロイド」、ブラウザ「クローム」、インターネットテレビ「Google TV」等独自のOSを展開。本社はカリフォルニア州。*8
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- 5G関連銘柄
- ソーシャルメディア銘柄
Google Boys グーグルをつくった男たちが「10年後」を教えてくれる―――ラリー・ペイジ&セルゲイ・ブリンの言葉から私たちはなにを 活かせるのか 三笠書房 電子書籍
- 発売日: 2014/12/04
- メディア: Kindle版
■
アマゾン(Amazon.com)【AMZN】
アマゾンのオンライン診療サービス、米ヒルトンに提供へ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米ネット通販大手アマゾン・ドット・コムはオンライン診療サービス「アマゾンケア」を米国内でホテル大手ヒルトンに提供する契約を結んだと発表した。
- 金銭的な条件は明らかにしていない。
- アマゾンケアの利用者はメッセージやビデオ通話により受診することが可能で、一部の都市では自宅に医療専門家の訪問を受けられる。
- アマゾンは2019年にシアトル地域で従業員向けにサービスを開始し、今年の夏から外部への提供を全国で始めた。
- ヒルトンは公表されている顧客としてはフィットネス機器メーカーのプリコーに次ぎ2社目で、接客業界では初めてとなる。
- アマゾンケアのディレクター、クリステン・ヘルトン氏は15日の会合で、将来的には人工知能(AI)も重要な役割を果たすと述べた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アマゾン・ドット・コムは米国のオンライン小売最大手・テクノロジー企業。日用品、書籍、CD・DVD、ゲーム、家電、衣料品など広範な商品販売を世界各地で運営し、出品・受注・梱包・発送サービスを行い、会員制「アマゾンプライム」を展開。クラウド、デジタルストリーミング・サービスを提供、オンライン薬局も展開する。本社所在地はシアトル。*9
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- ネットショッピング関連銘柄【Eコマース銘柄】
エヌビディア【NVDA】
エヌビディアのアーム買収、英政府が安全保障の見地から調査を指示
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- 英政府は米半導体大手エヌビディアが計画している英半導体設計会社アームの買収計画を、安全保障の見地から調査するよう英競争・市場庁(CMA)に指示した。
- 調査次第では買収完了が予定より遅れる可能性がある。
- CMAは競争上の調査と並行して精査するよう指示された。
- ドリス・デジタル・文化・メディア・スポーツ相が16日に声明で発表した。
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■エヌビディアはグラフィック・プロセッシング・ユニット(GPU)などのビジュアルコンピューティング技術を提供。PC向けグラフィックプロセッサ「GeForce」とメモリ製品を販売する。そのほかワークステーション向け「Quadro」、高性能コンピュータ向け「Tesla」や「3DVision」、モバイル通信向けに「Tegra」を展開。*10
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- 半導体銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
ファイザー【PFE】
ファイザー、コロナ経口薬のジェネリック品認めることで合意
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- 米医薬品大手のファイザーは新型コロナウイルス感染症の経口治療薬について、低・中所得95カ国への供給を目的にジェネリック品(後発薬)製造を認めるライセンス契約に合意した。
- 同業のメルクは先月、同様の契約を結んでいる。
- 16日の発表資料によれば、ファイザーは国連が支援する医薬品特許プール(MPP)と合意。
- 開発中の治療薬が当局に承認された次第、MPPがジェネリックメーカーにサブライセンスを供与する仕組み。
- MPPとの合意に基づくジェネリック品の供給対象となっている95カ国は、世界人口の約53%を占める。
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■ファイザーは米国大手医薬品メーカー。循環器系、中枢神経系、鎮痛・抗炎症系、筋骨格系、感染症、泌尿器系、眼科系、ガン、内分泌系、ワクチンの薬剤を開発、製造、販売する。主要製品は「セレブレックス」、「チャンテックス」、「リピトール」、「リリカ」、「バイアグラ」など。新型コロナウイルス感染症ワクチンを開発。本社所在地はニューヨーク。*11
- S&P500構成銘柄
ソーファイ・テクノロジーズ【SOFI】
ソーファイ株下落、売り出しでソフトバンクGなどが株売却へ
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- ツイッター元幹部のアンソニー・ノト氏率いる米金融会社ソーファイ・テクノロジーズは15日、普通株5000万株の売り出しで、ソフトバンクグループやシルバーレイク・パートナーズなどの株主が株式を売却すると発表した。
- 発表資料によると、売り出し後もソーファイの発行済み株数は変わらず、売却資金は同社には入らない。
- 発表を受け、同社の株価は時間外取引で一時4.5%下落した。
- ソーファイは特別買収目的会社(SPAC)との合併を通じて株式を公開する取引が5月末に完了。
- 株価はそれ以降、約14%上昇している。
- 他の投資家もソーファイ株を手放している。
- ダン・ローブ氏率いるサード・ポイントは15日公表された7-9月(第3四半期)の当局への届け出で、ソーファイの株式をもはや保有していないと開示した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ソーファイ・テクノロジーズは米国のフィンテック企業。金融サービスプラットフォームを介し、オンラインバンキング、クレジットカードやデビットカードによる支出、学生ローンや住宅ローンなどの借入れ、仮想通貨や株などへの投資、退職後の貯蓄、そして生命保険や自動車保険などをカバーした利用者の経済的自立に役立つ商品・サービスを提供。本社所在地はサンフランシスコ。*12
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
ウォルマート【WMT】
ウォルマート、通期業績見通し上方修正 堅調な年末商戦見込む
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米小売大手ウォルマートは16日、通期の売上高・利益見通しを上方修正した。
- 世界的なサプライチェーンの混乱で、第3・四半期(8─10月)のマージンは圧迫されたものの、書き入れ時の年末商戦に玩具や衣料品などの需要が急増することを見込む。
- 通期の米既存店売上高は6%増超と予想。従来見通しは5─6%増としていた。
- 通期の調整後1株利益は約6.40ドルとし、従来の6.20─6.35ドルから引き上げた。
- 年末商戦を控え、米在庫は11.5%拡大。ウォルマートは商品の移動に自社の船舶を利用している。
- 合わせて発表した第3・四半期決算は、米既存店売上高(燃料除く)が9.2%増と、リフィニティブのまとめたアナリスト予想の7.04%増を上回った。食料品の需要拡大や来客数の増加が寄与した。
- 一方、粗利益率は42ベーシスポイント(bp)低下した。総売上高は4.3%増の1405億3000万ドル。
- 調整後の1株利益は1.45ドルで、市場予想の1.40ドルを上回った。
- エバーコアのアナリスト、グレッグ・メリヒ氏は、供給制約やインフレ高進による影響で、ウォルマートの第4・四半期(11月─来年1月)の米粗利益率が10─30bp低下する可能性があると予想した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ウォルマート・ストアズは大手小売業者。米国50州とプエルトリコでディスカウントストア、スーパーセンター(食料品併売、平均面積18万2,000平方フィート)、ネイバーフッドマーケット(スーパーマーケット)のほか、会員制の大型ディスカウントショップ「サムズクラブ」を運営。また、26カ国で小売店やレストランを展開。*13
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- ネットショッピング関連銘柄【Eコマース銘柄】
ホームデポ 【HD】
ホームデポが決算受け上昇 パンデミック後も住宅修繕への支出増加継続を示す
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- ホームデポが上昇しておりダウ平均をサポート。
- 取引開始前に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、既存店売上高が予想を大きく上回ったほか、1株利益、売上高とも予想を上回った。
- 住宅修繕への北米の支出増加がパンデミック後も引き続き継続していることが示された。
- 同社のメネアCEOは声明で「柔軟性と敏しょう性が、住宅改善需要の継続的な高まりに対応することを可能にした」と述べた。
- 市場は小売大手がサプライチェーン問題や労働力不足を克服しているか注意深く見ているが、今回の決算は期待に沿う内容となった模様。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ホーム・デポはホームセンターチェーンの米国大手。各種建材、日曜大工用品、園芸用品を扱う。また、カーペット・床工事、キャビネット、キッチンカウンター、温水器、エアコンの据付工事などのサービスを提供。各店舗は全国ブランドのほか、「ビゴロ」、「エバービルト」、「ハンプトン・ベイ」、「ハスキー」、「リョービ」など自社・専売ブランドを扱う。*14
まとめ
- 【主要指数】3指数とも揃って上昇しています。インフレ懸念が高まる中で発表された小売売上高が好調な数字となり市場にいい影響を与えています。また小売の大手の決算もあり、ホーム・デポやウォルマートは市場予想を上回っています。またパウエルFRB議長の続投に関して市場は注目していきそうです。
- 【小型株】小型株のラッセルは寄り付きは下落していたものの持ち直して+0.17%となっています。
- 【個人成績】+0.34※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】長期金利はあまり変わらず0.68%プラスの1.63%となっています。
- 【セクター】上昇したセクターは、半導体が大きく伸びており、また一般消費財、ハイテク関係、ヘルスケア、フィンテック、資本財、エネルギー関連が上がっています。下落したセクターは、特に航空、金鉱株が下がっており、また旅行、通信、生活必需品、公益、素材などが若干下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】全体的にも上昇しており、+0.73%となっています。またテスラが大きく上がって(4.08%)おり、バイドゥ、ネットフリックス、アリババ、アップル、エヌビディアが上がっています。一方で下落したのはツイッター(-1.59%)とフェイスブック(-1.32%)、グーグル(-0.39%)、アマゾン(-0.14%)となっています。
- 【予定】決算も落ち着いてきましたが、小売関係の銘柄、エヌビディアの決算がまだありますので最後の山場となりそうです。またバイデン大統領からFRB議長のパウエル氏の続投に関して発表があるということもありますので注目していきたいです。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)
*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:Investing.com
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/map.ashx
*6:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*7:GoogleFinanceより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:ヤフーファイナンスより
*11:ヤフーファイナンスより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより