
米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。
昨晩の米国株市場は寄り付き後は下落していたもののプラスマイナスゼロまで戻ってきました。
毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。
ブログを読みに来てくださってありがとうございます。
昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。
今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ
そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。
【今日の結論】チェックポイント
- 【主要指数】全体としてはヨコヨコという結果になっていましたが、市場が開いたあとはテスラを始め大きく下落していましたが徐々に戻っていく展開になっています。今週決算発表がある小売店の決算が現在のインフレ懸念に大きく関わってくるという見方もあるため様子見をしている投資家も多かったのかもしれません。
- 【小型株】ラッセル2000は売られており、-0.45%となっているため、小型株が景気の先行指標となるのであれば警戒しないければなりません。
- 【個人成績】1.90%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】長期国債は+2.59と少し上昇し10年債利回りは1.62%となっています。
- 【セクター】上昇したセクターは、公益が大きく上がっております。またエネルギー、航空、SNS、不動産、通信、生活必需品などが若干上がっています。下落したセクターはクラウドストライクが大きく下がりサイバーセキュリティが大きく下落しています。またクリエネ、ARK関連、ヘルスケア、フィンテック素材、旅行銘柄なども下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】全体としては若干の下落をしており、-0.26%となっています。テスラが大きく下落していましたが-1.94%まで戻しています。またエヌビディア、バイドゥが1%を超える下落しています。好調だったのは、フェイスブック、ツイッターが調子良かったです。
- 【予定】ウォルマート、ターゲットやメイシーズなどの小売店の決算発表がある今週に加え、さらにエヌビディアの決算発表もあります。油断できない11月後半戦ですが気を引き締めて見守りたいですね。
投資に対しての注意事項…(クリックで下に詳細を表示します)
この記事は私が投資している銘柄を中心に主要指数・セクター別の動きなどをまとめていきます。主に私が投資しているのはハイテクグロース株でありFANG+銘柄とNASDAQ100になります。レバレッジ型の投資やハイテクグロース株には元本を大きく損なうリスクも有るためご注意ください。投資に対してはリスクを許容した上で投資してください。本記事・ブログにおいての個別銘柄・投資信託・ETFなどについては売買を推奨するものではありませんので予めご理解の上、お読みください。本ブログに掲載された銘柄において損失を被った場合においても責任は一切負いません。
先に言い訳をさせていください、出社前の朝の時間に作成しており誤字脱字・数字の間違いなどがある場合があります。帰宅後すぐに修正しますのでご承知の上お読みください
社畜はつらいわね
目次:
- 【今日の結論】チェックポイント
- 目次:
- 2021年11月15日の主要指数と投資成績
- 気になるニュース
- 長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
- 米国株市場(S&P500)の状況
- 世界の株価
- 中国の状況
- インド株の状況
- NASDAQ100の様子
- NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
- セクター別の考察
- 上昇したセクター
- 下落したセクター
- FANG+銘柄
- FANG+の注目銘柄
- 注目個別銘柄
- 注目決算の銘柄
- まとめ
まずは、指数と私のパフォーマンスからお伝えします。
まずは指数からね
2021年11月15日の主要指数と投資成績
この項目では指数と私のポートフォリオの金額の増減をお伝えします。
主要指数
今日は全体的に言えば、ヨコヨコ状態だったね
私のポートフォリオのパフォーマンス
昨日の結果を踏まえて、私のポートフォリオのパフォーマンスはこの様になっています。
- うみひろ:+1.90%
詳しい情報は、12時ごろに公開予定の「投資成績」の記事を御覧ください!
前日の投資成績はこちらから
※私のポートフォリオには「投資信託」が含まれているため前日の成績だけではなく前々日の結果が含まれています。
※元本を引いた運用損益の結果となっています。
あと、この数字には仮想通貨(暗号資産)の状況については組み込まれていなわよ
仮想通貨関連については後述します。
レバレッジ投資信託の資産推移
毎日レバレッジ型の投資信託に積立投資をしています。
今日のレバレッジ投資信託の結果です。
気になるニュース
気になるニュースをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
個別銘柄のニュースについては「注目銘柄」で紹介します。
米SEC、ヴァンエックのビットコイン現物ETF上場計画を却下
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米証券取引委員会(SEC)は12日、暗号資産(仮想通貨)ビットコインを直接保有する上場投資信託(ETF)の計画を却下した。
- ビットコイン先物に連動する初のETFが先月上場した後、ビットコインの現物に投資するETFもようやく承認を得るとの期待感が広がっていた。
- SECが却下したのは、ヴァンエックが申請していたビットコインETFのCboeグローバル・マーケッツへの上場計画。
- SECはビットコイン市場は不正利用されやすいため、現物価格に基づくETFは証券規制に違反する恐れがあるとの懸念をあらためて示した。
- SECは発表文で、同委は上場先の取引所に対しビットコイン関連の「規制市場」との間で包括的な監視共有契約を締結するか、詐欺や価格操作行為などを防止する措置が十分であることを証明することを求めているが、この要件が満たされていないと指摘した。
- ビットコインはSECの却下を受けて下げ幅を拡大。ブルームバーグの集計データによれば、ニューヨーク時間13日午前0時(日本時間同午後2時)時点で6万3711ドルと、12日午後5時時点から0.6%下げた水準。
長期金利の動きと恐怖指数【VIX指数とVXN指数】
ここでは、ハイテクグロース株に大きく影響のある長期金利(米国10年債)の動きと、恐怖指数(VIX指数とVXN指数)をまとめます。
恐怖指数は投資家の心理状態を数値化しているものとして多くの投資家が参考している指数よ
長期国債(米国10年債利回り)
長期国債とグロース株の関係とは…(クリックで下に詳細を表示します)
基本的に長期国債と、グロース株については「逆相関」の関係があるといいます。長期国債が上がれば、グロース株が売られてグロース株の値段が下がってしまいます。リスクの高いハイパーグロース株よりも安全資産である国債の利率があがればお金が「安全で稼げる」方に流れると行った感じです。
長期国債が上がっていくとハイテクグロース株にとっては逆風になっていくわ
一般的にハイテクグロース株とは逆相関関係にあると言われてるね
恐怖指数
VIXの動き(S&P500)
VXNの動き(NASDAQ100)
VIX指数とVXN指数について(恐怖指数)とは…(クリックで下に詳細を表示します)
- VIX指数はS&P500、VXN指数はNASDAQ100に対する恐怖指数です。
- 平常時のVIXは、だいたい10〜20程度
- 30を超えてくる場合は警戒領域
- NASDAQ100の恐怖し指数を表すVXNは、だいたい30〜39程度(30台で推移)
- 40を超えてくる場合は警戒領域
- 2008年9月 リーマン破綻 48.4
- 2008年10月 リーマンショック 89.53
- 2020年3月 コロナショック 85.47
米国株市場(S&P500)の状況
S&P500ヒートマップ
まずは、S&P500のヒートマップを御覧ください。
S&P500グロース【IVW】orバリュー【IVE】
全体的に上がっているともいます。
グロースの方が良かったようね
SPYのチャート
これはS&P500のETFである【SPY】のチャートになります
※【SPY】「SPDR S&P500 ETF」
SPYとは…(クリックで下に詳細を表示します)
SPYは正式名称「SPDR S&P500 ETF」でNY【SPY】、東京証券取引所【1557】にも上場しています。1993年1月に設定されたS&P500(S&P 500 Index)に連動した米国において最初のETFです。
S&P500個別銘柄の上昇率上位
S&P500個別銘柄の下落率上位
投資が不安、苦手、勉強したくないという人はこの本を読んで毎日このブログをチェックすることとETFやインデックスファンドを購入しておけば大丈夫よ!
ジャック・ボーグルとは…(クリックで下に詳細を表示します)
ジョン・クリフトン・“ジャック”・ボーグルはアメリカ合衆国の投資家、実業家、慈善家です。世界初の個人投資家向けのインデックス・ファンドを設定した人物です。幅広い投資家に低コストで投資ができる機会を与えた人物としても知られています。「インデックス・ファンドの父」とも呼ばれています。経費率の比較的安価なETFで有名なヴァンガードグループを創設者です。2019年食道がんで死去。
世界の株価
ここでは、アメリカに上場(ADR)している世界の株式を中心に見ていきます。 主に、中国株・インド株を中心に見ていきます。
ワールドヒートマップ
アメリカ以外のアメリカに上場している株式(ADR)の状況です。
中国勢は不調のようだね
全体的に赤が目立ってるよね。
中国の状況
中国株のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
中国株にも頑張ってもらわないとね。
インド株の状況
少額ながらインド株にも投資しているのでインド銘柄も見ていきます。
インド株銘柄のADR情報は、セクター別の記事にて掲載しています。
コロナや、宗教、貧富の差などに問題点はあるけど、これから魅力的な市場であることは間違いないので、インドにも今後とも注目していきたいですね
インドの個別株についてはこの記事で解説してるわよ
NASDAQ100の様子
ここでは、NASDAQ100に対しての分析を行います。
NASDAQに対して結構投資してるのよね?
iDeCo(イデコ)もそうだけど、レバナスや積立でもNASDAQ100に投資してるからね。かなり影響度合いは大きいよ
QQQのチャート
NASDAQ100個別銘柄の騰落率上位
次にNASDAQ100銘柄のうちで騰落率が比較的高かった銘柄をピックアップしていきます。
NASDAQ100で上がった銘柄
NASDAQ100で下がった銘柄
結構大きく下げてるわね
◆◆◆
▶▶次はセクター別の市場の動きを見ていきたいと思います。
▶▶セクター別に大きな動きがあるのか注目してトレンドを掴んでいきたいですね!
◆◆◆
セクター別の考察
本日のセクター別のパフォーマンスはこの様になっています。
セクター別パフォーマンス(1日と1週間)
※下記のETFとは構成銘柄が違うため若干の乖離はあります。
上昇したセクター
上昇したセクターは、公益が大きく上がっております。またエネルギー、航空、SNS、不動産、通信、生活必需品などが若干上がっています。
下落したセクター
下落したセクターはクラウドストライクが大きく下がりサイバーセキュリティが大きく下落しています。またクリエネ、ARK関連、ヘルスケア、フィンテック素材、旅行銘柄なども下落しています。
セクターについて…(クリックで下に詳細を表示します)
産業分類について、S&P、FTSE Russellは11の産業分類を行っていますが、ヴァンガード社のETFを参考にさせていただきます。 不動産はスパイダーシリーズを採用しています。- エネルギー(Energy):【VDE】
- 素材(Materials):【VAW】
- 資本財(Industrials):【VIS】
- 一般消費財(Consumer Discretionary):【VCR】
- 生活必需品(Consumer Staples):【VDC】
- ヘルスケア(Health Care):【VHT】
- 金融(Financials):【VFH】
- 情報技術(Information Technology):【VGT】
- 通信サービス(Communication Services):【VOX】
- 公益事業(Utilities):【VPU】
- 不動産(Real Estate):【XLRE】
注目セクターについては、セクター別の記事にて紹介しています。
- 金融銘柄、フィンテック銘柄、BNPL銘柄
- 中国株、インド株銘柄のADR銘柄
- 半導体銘柄(半導体メーカー、半導体装置)
- ワクチン銘柄(ワクチン銘柄と治療薬銘柄)
- 仮想通貨関連銘柄(マイニング、取引所銘柄など)
- eコマース銘柄(ネットショッピング関連銘柄)
- 5G関連銘柄(通信など5G関連銘柄)
- クラウド銘柄(SaaS企業やクラウド関連銘柄)
- オンラインカジノ銘柄(スポーツベッティングやオンラインカジノ銘柄)
- クリーンエネルギー銘柄
- 旅行、航空銘柄(旅行関係、航空会社関連銘柄)
◆◆◆
▶▶次は私が注視している主要銘柄になります。
▶▶ポートフォリオに対する影響力が大きい銘柄を中心に紹介していきます!
◆◆◆
「ウォール街ランダムウォーカー」とは…(クリックで下に表示します)
投資家にとっての教科書であり、「ウォール街の教科書」と称される書籍です。 1973年に原著が発売されてからすでに半世紀以上が経過したいまでも増版されているロングセラーです。 投資を始めている人でこの書籍を読んでいない人は絶対に読むべき1冊です。 バブルの歴史やファンダメンタル対テクニカルやアクティ対パッシブなど詳しく書かれていると同時中身が古びない内容で書かれています。 特にこの本を参考にした記事や理論は多く、ベースとなる知識など投資家のまさに教科書的な存在として、ウォール街の教科書として書かれています。 読んだことがない人は絶対に読みましょう。
FANG+銘柄
この項目では主要銘柄の動きを見ていきたいと思います。
主に私が投資している個別銘柄やFANG+インデックス銘柄などを見ていきたいと思います。
私がメインと投資している銘柄のNASDAQ100への寄与度も高く、S&P500に対しても非常に影響力が大きい銘柄となっています。
今日のFANG+銘柄
今日のFANG+indexのパフォーマンスはこうなっています。
内訳としてはこの様になっています。
テスラは絶好調でしたね!
アップルはなかなか上がってこないわね
レバFANGがメインだとこれらの銘柄が重要になってくるからね!
かといって投資信託なんだし、個別で売買できるわけじゃないじゃん?
そうだけど、個別に注目しておくことは重要だよ。
FANG+の注目銘柄
グーグル(アルファベット)【GOOGL】
グーグルを独禁法違反で再提訴、米テキサス州など
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米国のテキサス州を中心とした複数の州は、既に支配的となっている広告事業を強化するために強圧的な手法を用い、反トラスト法(独占禁止法)に違反したとしてアルファベット傘下のグーグルを再提訴した。
- グーグルは、独占的な行為を行ったとする司法省からの提訴を含め、いくつかの訴訟に直面している。
- 欧州連合(EU)欧州委員会がグーグルに反競争的行為の制裁金を科し、グーグルが欧州一般裁判所(一審、ルクセンブルク)に不服を申し立てた件で、同裁判所は10日、グーグルの不服申し立てを退けた。
- 12日遅くにニューヨークの連邦裁判所に提出された修正訴状は、グーグルがオンライン広告を支配して競争を排除しようとする中、広告主に対して独占的かつ強圧的な戦術を用いていると非難。
- グーグルが2013年に「プロジェクト・バーナンキ」と呼ばれる秘密のプログラムを使用し、入札データを利用して自社の広告購入を有利にしていたことも俎上に載せた。
- アルファベット、およびテキサス州司法長官事務所からは今のところコメントを得られていない。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アルファベットは米国の大手インターネット関連企業。検索サイト・グーグル「google.com」を運営するほか、検索エンジン、オンライン広告、クラウドコンピューティング、ソフトウエアなどIT関連製品とサービスを提供。携帯電話「アンドロイド」、ブラウザ「クローム」、インターネットテレビ「Google TV」等独自のOSを展開。本社はカリフォルニア州。*7
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- 5G関連銘柄
- ソーシャルメディア銘柄

Google Boys グーグルをつくった男たちが「10年後」を教えてくれる―――ラリー・ペイジ&セルゲイ・ブリンの言葉から私たちはなにを 活かせるのか 三笠書房 電子書籍
- 発売日: 2014/12/04
- メディア: Kindle版
■
エヌビディア【NVDA】
エヌビディアのアーム買収、英が安全保障上の調査へ
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米半導体大手エヌビディアによる300億ポンド(400億ドル)の英半導体設計大手アーム買収計画について、英政府は反トラストと国家安全保障上の懸念を巡り掘り下げた調査を命じる見通し。
- 英紙サンデー・タイムズが報じた。ドリーズ英デジタル・文化相が来週、「第2段階」の調査を行うよう競争・市場庁(CMA)に指示する見通しという。
- エヌビディアは2020年9月、ソフトバンクグループからアームを買収することで合意。政治家や競合社、顧客からの反発に直面した。
- アームの技術はクアルコムやサムスン電子、アップルといった競合する半導体メーカーが独自のプロセッサーを製造するのに利用されている。
- 半導体メーカーは、エヌビディア傘下ではアームが中立の立場を維持できないと懸念している。
- エヌビディアはこれまで、懸念に根拠はないと主張している。
- ただ、CMAは8月、エヌビディアによるアーム買収について、競争を阻害し競合企業の弱体化につながる可能性があるとの見解を示した。
- 掘り下げた調査は6カ月前後かかる見通し。政府はその後に買収を阻止するか、承認するかなどを決定する運びだ。
- デジタル・文化省は、サンデー・タイムズの報道についてコメントを避けた。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■エヌビディアはグラフィック・プロセッシング・ユニット(GPU)などのビジュアルコンピューティング技術を提供。PC向けグラフィックプロセッサ「GeForce」とメモリ製品を販売する。そのほかワークステーション向け「Quadro」、高性能コンピュータ向け「Tesla」や「3DVision」、モバイル通信向けに「Tegra」を展開。*8
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
- 半導体銘柄
テスラ【TSLA】
テスラ、弱気相場入りに近づく-最高値からの下げ率が一時20%超える
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 米電気自動車(EV)メーカー、テスラの株価が弱気相場の領域に接近している。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が保有株を大量に売却し、テスラ株はこの1週間で大きく下げた。
- マスク氏はさらに売る可能性を示唆している。
- 15日の取引で一時5.3%下落し、今月4日に付けた過去最高値1229.91ドルから下げ率が20%を超えた。
- その後は下落幅を縮め、終値は1.9%安の1013.39ドルと、最高値を約18%下回る水準。終値ベースで直近の高値から20%下げると弱気相場入りとなる。
- 最近の下げは、マスク氏が保有するテスラ株の10%を売却する案を示し、ツイッター上の投票で賛否を問うたことがきっかけだった。同氏はその後、約70億ドル(約7990億円)相当の株式を売却した。
- アマゾン・ドット・コムやフォード・モーターが出資する米EVメーカー、リビアン・オートモーティブの上場も、テスラ株への下押し圧力となった可能性がある。
- 機関投資家にとって、これまでEV分野の保有対象はテスラに限られていたが、今後はリビアンがまっとうな選択肢となり得ると一部で指摘されている。
- リビアンの株価は15日にさらに15%上昇。新規株式公開(IPO)以降の上昇率は91%に達した。
テスラ、弱気相場入りに近づく-最高値からの下げ率が一時20%超える https://t.co/9HYT2JQjTS $TSLA #米国株 $RIVN
— うみひろ@はてなブログ「ウミノマトリクス」 (@uminoxhiro) 2021年11月15日
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■テスラは米国の電気自動車メーカー。電気自動車と関連製品の開発・製造・販売に従事する。同社初の電気自動車はスポーツカー「ロードスター」、続いてセダン「モデルS」、SUV「モデルX」「モデルY」、新型セダン「モデル3」を展開する。充電・蓄電の電力システムも製造。地域別売上は米国が約50%を占める。本社はカリフォルニア州パロアルト。*9
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
- FANG+構成銘柄
注目個別銘柄
気になる個別銘柄を見ていきたいと思います。
バークシャー・ハサウェイ【BRK-B】
バークシャー、ビザとマスターカードの持ち分減らす-7~9月
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- 資産家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイが、米決済ネットワーク運営のビザとマスターカードの株式の持ち分を減らしたことが分かった。
- 同社はまた、製薬会社アッヴィとブリストル・マイヤーズスクイブの持ち株も減らした。
- 15日に公表された届け出によれば、バークシャーは7-9月(第3四半期)にアッヴィに関して30%、ブリストル・マイヤーズスクイブについては16%それぞれ持ち分を減らした。
- またビザの持ち分は4.3%減り、マスターカードは6%減少した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway Inc.)は多様な事業を運営する持株会社所有の子会社である。【事業内容】同社の事業は、GEICO、Berkshire Hathaway Primary Group、General Re Corporation、Berkshire Hathaway Reinsurance Groupなどの保険事業、鉄道システムの運営に行うBurlington Northern Santa Fe, LLC事業、規制電気およびガス会社を含むBerkshire Hathaway Energy事業、工業用・民生用・建築用製品を含む多様な製品の製造業者を含む製造事業、食料品と非食料品の卸売販売に行うMcLane Company事業、小規模航空機所有権プログラム、航空パイロット訓練及び各小売業を含む多様なサービスの提供者を含むサービスおよび小売業、並びに製造住宅および関連消費者金融、輸送機器、製造およびリース、及び家具リースを含む金融と金融商品事業を含む。*10
- S&P500構成銘柄
インテル【INTC】
インテルの中国での半導体増産計画、ホワイトハウスが退ける-関係者
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- バイデン政権は米インテルによる中国での増産計画について、安全保障上の懸念を理由に退けたことが事情に詳しい複数の関係者の話で分かった。
- 米国の半導体不足問題の解決策として打ち出された同案は頓挫した。
- 関係者が匿名を条件に話したところでは、半導体メーカー最大手のインテルは四川省成都にある工場を使ったシリコンウエハー製造を提案。
- 2022年末までに稼働させ、世界的な供給不足の緩和を図る計画だった。
- 同社は一方で、米国での研究と生産を強化するため連邦政府の支援も求めている。
- バイデン政権は半導体供給不足への対応を急ぐ一方で、重要部品の生産の米国回帰を目指している。
- インテルの中国計画はこうした目標にはそぐわないことから、当局者は提示された計画を思いとどまるよう強く求めたと関係者は話した。
- インテルは発表文で、「技術革新や経済に不可欠な半導体に対する旺盛な需要への対応に役立つ別の解決策」に引き続きオープンな姿勢であることを明らかにした。
- ホワイトハウスの報道官は具体的な取引や投資に関してコメントを控えた上で、人権侵害や米国の国家安全保障を脅かす活動に資する可能性のある「最先端の能力を、中国が米国の技術やノウハウ、投資を利用して開発するのをバイデン政権は阻止することに重点を置いている」と説明した。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■インテルは半導体チップ製造大手。ICとコンピューター技術を統合したプラットフォームを開発。主要製品はデスクトップパソコン、ノートパソコン、サーバー、ワークステーション、ストレージ用プロセッサー、チップセット、マザーボード、シャーシ、プロセッサーチップセット、ハードウエア・プラットフォーム、イーサネットコントローラー、Wi-Fi製品。*11
- NYダウ構成銘柄
- S&P500構成銘柄
- NASDAQ100構成銘柄
ボーイング【BA】
ボーイング、中国の737MAX運航承認近い兆候「勇気づけられる」
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- 米ボーイングは、中国からの737MAXの受注と同国への納入が近く可能になるとの楽観的見方を示した。
- 中国の規制当局は先週、2年半余りにわたる737MAXの運航停止を近く解除する可能性を示唆した。
- ボーイングの民間航空機部門の責任者スタン・ディール氏は14日のインタビューで、「われわれは期待を寄せている。貨物機の注文が幾つか入ってきていることに勇気づけられている」と指摘。
- バイデン米大統領と中国の習近平国家主席が今週「会談することも分かっており、これらは全て心強い兆候だ」と述べた。
- 中国民用航空局(CAAC)は先週、737MAXの運航再開に向けた同機の変更・改修案を巡る意見公募を行った。
- これは同機の運航再承認が近い可能性を示唆している。米国では約1年前に運航再開が承認されている。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ボーイングは米国大手の航空機メーカー。民間航空機部門は737、767、777、787型機を含む商業用ジェット機の製造や技術サポートを展開する。軍用機部門は「A160ハミングバード」や「AH-64アパッチ」など各種軍用機の製造や保守を行う。また通信ネットワークシステム、ミサイル防衛システム、有人宇宙飛行・着陸システムの開発、製造、サービスを展開する。*12
ロイヤル・ダッチ・シェル【RDSB】
「シェル」に社名変更へ-二重株式構造を解消し英国企業に
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- 英・オランダ系の石油会社ロイヤル・ダッチ・シェルは15日、株式構造を簡素化する計画を発表した。
- 税法上の拠点をオランダから英国に移し、社名も「シェル」に変更する。
- アンドルー・マッケンジー会長は発表資料で、1国の監督下に置かれることで「競争力が増す」と説明。
- 「好機を捉え、エネルギー移行期に主導的な役割を果たしやすくなる」とコメントした。ロイヤル・ダッチ・シェルは英国で法人登記する一方、税法上の本拠地をオランダに置いている。
- 二重株式構造だが、これを解消する。
- 同社は株主の承認を得た上で社名をシェルに変更する方針。
- 企業構造の簡素化を認める特別決議は株主投票に諮られる。株主総会はオランダのロッテルダムで来月10日に開催予定。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■ロイヤル・ダッチ・シェルはオランダのハーグに本拠地を置くオランダと英国の石油持株会社。原油・天然ガスの探鉱と生産のほか、ガスの液化と輸送、オイルサンドからのビチューメン抽出に従事。欧州、アジア、オセアニア、アフリカ、北米、南米で事業を展開。また、風力発電、代替エネルギー事業、石油製品と化学品の製造や販売も行う。*13
アメリカンタワー【AMT】
アメリカン・タワーがコアサイト買収交渉、評価約100億ドル
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- 不動産投資信託(REIT)のアメリカン・タワーは、データセンターREITのコアサイト・リアルティーの買収で交渉中であることが事情に詳しい複数の関係者の話で分かった。
- 交渉が非公表であることを理由に関係者が匿名を条件に話したところによると、両社はコアサイトを約100億ドル(約1兆1400億円)と評価する全額現金での買収を早ければ今週発表する可能性がある。
- ただ、交渉は土壇場で決裂する公算もあるという。コアサイトの株価は12日に前日比2.3%高の166.59ドルで終了。
- 時価総額は約84億ドルだった。アメリカン・タワーはほぼ変わらずの272.10ドルで終了。
- 時価総額は約1240億ドル。
- アメリカン・タワーの担当者はコメントを控えた。コアサイトの担当者に取材を試みたが、返答は得られていない。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■アメリカン・タワーは、マルチテナント型ビル上のアンテナ空間をリースする米国の持株会社。子会社を通じ、ワイヤレス、放送通信塔やネットワーク施設、屋上管理やリースおよび共有の発電機の賃貸及び管理を提供。通信塔サイトの取得、ゾーニングやサービスの許可、構造解析サービスを含むタワー関連サービスを提供する。*14
クラウドストライク【CRWD】
クラウド・ストライクが反落 アナリストが「売り」でカバレッジ開始
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- サイバーセキュリティのクラウド・ストライクが反落。
- アナリストが投資判断を「売り」、目標株価を247ドルでカバレッジを開始した。
- 同社はここ数年の急成長したが、次世代の低価格のEDRとの競争に直面しており、代替策が求められているという。
- 現在のシェア獲得のペースを維持することはより困難となり、特にテレワークの追い風が正常化し始めると、2022年にかけて売上高の伸び鈍化の不確実性がもたらされる可能性があるという。
- 時価総額が2023年(カレンダーベース)の売上高予想の約26倍を超えた時点でリスク・リワードは好ましくない水準になるという。
- ※EDR(Endpoint Detection and Response)
- ネットワークに接続されているエンドポイントからログデータを収集、解析。
- 不審なサイバー攻撃を検知し、管理者に通知するセキュリティ・ソリューション。
この銘柄の紹介:…(クリックで下に詳細を表示します)
■クラウドストライク・ホールディングスは米国のサイバーセキュリティテクノロジー持株会社。子会社を通じて、SaaSサブスクリプションベースでサービスを提供。ファルコン(Falcon)・プラットフォームを介して次世代エンドポイント保護、脆弱性管理を含むIT運用、脅威インテリジェンスの活用などを取り扱う。本社所在地はカリフォルニア州サニーベール。*15
- NASDAQ100構成銘柄
- サイバーセキュリティ銘柄
ダラーツリー【DLTR】
ダラー・ツリーが大幅高 物言う株主が18億ドルの株式を保有
ニュースを見る…(クリックで下に詳細を表示します)
- ディスカウントストアのダラー・ツリーが大幅高。
- 先週末に物言う株主として知られる投資会社マントル・リッジ社が18億ドルの株式を保有したと伝わった。
- ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が伝えた。
- マントル・リッジは株主価値を上昇させるために同社に圧力をかけているという。
- また、アナリストの投資判断引き上げも伝わっており、「買い」に引き上げ、目標株価も171ドルとしている。
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■ダラー・ツリーは米国のディスカウントストア・チェーン。日常雑貨を1ドル均一で販売する。各店舗は家庭用品、食器、掃除用品、食品、スナック類、化粧品、一般医薬品、ペット用品に加え、クリスマス商品などの季節商品などを幅広く取り揃える。米国48州とカナダで「ダラー・ツリー」、「ダラー・ジャイアント」、「ダラー・ビルズ」などの店名で約5,000店舗を展開。*16
- S&P500構成銘柄
注目決算の銘柄
注目の決算が行われております。
主要かつ、注目決算をピックアップしてお伝えしていきます。
タイソン・フーズ【TSN】
タイソンフーズが決算受け株価上昇 販売量は減少も価格上昇が補う
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食肉のタイソンフーズが上昇。
取引開始前に7-9月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。
労働市場がひっ迫している中で、食肉の販売量は各種類で減少がみられたものの、それ以上に価格上昇が売上高を支えた。
牛肉と豚肉の販売量は前年比で2桁の減少を示したが、第4四半期が前年度の第4四半期よりも日数が少なかった点も一部影響したとしている。
人件費や輸送費のコストは上昇しているものの需要は力強いようだ。
なお、2022年度の通期売上高見通しは予想を上回っている。
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■タイソン・フーズは食肉加工業者。鶏肉、牛肉、豚肉、加工食品、関連食品の製造、流通、販売に従事。養鶏、養豚、鶏・牛・豚のと畜場処理・解体、枝肉の部分肉と精肉への加工、精肉のパック詰め、精肉加工品の製造、未調理鶏肉・牛肉・豚肉、冷凍・冷蔵鶏肉・牛肉・豚肉食品のほか、ベーコン、ピザトッピング、サンドイッチ用加工肉、トルティーヤなども製造。*17
- S&P500構成銘柄
ウィーワーク【WE】
米ウィーワークの第3四半期、赤字幅縮小 オフィス需要が回復
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- ソフトバンクグループが出資する米シェアオフィス大手ウィーワークが15日に発表した第3・四半期(9月30日まで)決算は、赤字幅が縮小した。
- 新型コロナウイルス対策の緩和を受け、オフィス需要が回復して稼働率が上昇した。今回の決算発表は上場後初めてとなる。
- 第3・四半期の純損失は8億4430万ドル。
- 前年同期は9億9950万ドルの損失だった。損失には、主に減価償却と資産の減損による2億6200万ドルの一時費用が含まれている。
- 9月30日時点の稼働率は59%で、前年同期比9%上昇。
- 総会員数は57万8000件に増加した。前年同期は54万2000件だった。
米ウィーワークの第3四半期、赤字幅縮小 オフィス需要が回復 https://t.co/ZFWcXrsAp5 $WE #米国株
— うみひろ@はてなブログ「ウミノマトリクス」 (@uminoxhiro) 2021年11月15日
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■ウィーワークはアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市 に本社を置く、起業家向けのコワーキングスペースを提供するアメリカの企業。 2019年1月The We Companyへブランド変更し、オフィスシェア事業のwework、共同生活型デザインのアパート運営のwelive、小学校を運営するwegrowの3つの事業に再編*18
- ソフトバンク出資銘柄
まとめ
- 【主要指数】全体としてはヨコヨコという結果になっていましたが、市場が開いたあとはテスラを始め大きく下落していましたが徐々に戻っていく展開になっています。今週決算発表がある小売店の決算が現在のインフレ懸念に大きく関わってくるという見方もあるため様子見をしている投資家も多かったのかもしれません。
- 【小型株】ラッセル2000は売られており、-0.45%となっているため、小型株が景気の先行指標となるのであれば警戒しないければなりません。
- 【個人成績】1.90%※個人の成績に付きまして詳しくは別記事にてご紹介しています。(12時ごろ公開予定)
- 【長期金利】長期国債は+2.59と少し上昇し10年債利回りは1.62%となっています。
- 【セクター】上昇したセクターは、公益が大きく上がっております。またエネルギー、航空、SNS、不動産、通信、生活必需品などが若干上がっています。下落したセクターはクラウドストライクが大きく下がりサイバーセキュリティが大きく下落しています。またクリエネ、ARK関連、ヘルスケア、フィンテック素材、旅行銘柄なども下落しています。※セクター別の構成銘柄の騰落率については個人成績記事にて掲載しています。
- 【FANG+】全体としては若干の下落をしており、-0.26%となっています。テスラが大きく下落していましたが-1.94%まで戻しています。またエヌビディア、バイドゥが1%を超える下落しています。好調だったのは、フェイスブック、ツイッターが調子良かったです。
- 【予定】ウォルマート、ターゲットやメイシーズなどの小売店の決算発表がある今週に加え、さらにエヌビディアの決算発表もあります。油断できない11月後半戦ですが気を引き締めて見守りたいですね。
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*1:サムネイル画像の見方:中央部に主要指数を表示しています。両側にセクター別にプラスとマイナスのセクターを表示しています。注目銘柄は今回の記事でニュース記事、決算情報などをピックアップした個別銘柄になります。また下部のFANG+の銘柄は右側がプラス、左側がマイナスとわかるようにしています。
*2: https://sekai-kabuka.com/shisuu.html
*3:参照:https://finviz.com/map.ashx
*4:参照:https://finviz.com/map.ashx
*5:参照:https://finviz.com/groups.ashx
*6:GoogleFinanceより
*7:ヤフーファイナンスより
*8:ヤフーファイナンスより
*9:ヤフーファイナンスより
*10:Investing.com
*11:INTC | Intel 株式-Investing.comより
*12:ヤフーファイナンスより
*13:ヤフーファイナンスより
*14:ヤフーファイナンスより
*15:ヤフーファイナンスより
*16:ヤフーファイナンスより
*17:ヤフーファイナンスより
*18:Wikipediaより