投資をするのには勇気がいりますよね。
安心してください、それはなにも投資だけのことではありません。
なにか新しいことにチャレンジするには「勇気」必要ですし、「決断」が必要になります。
今回は、そんな「投資」をしたいけど「何をしていいか」わからないと言った人に対して背中を全力で押してあげられるように、投資のスタートの手助け記事を書いていきます。
全力で背中を押すのはいいけど、階段から突き落とすことはしないでね
イメージとしては、自転車に乗れない子供の背中を支えるイメージのつもりだから
今回はこういった流れでお伝えしていきます。
6つの段階に分けてお伝えしていきます。
投資をスタートする6ステップ
- まずは投資資金を確保しよう!
- 証券口座を開設しよう
- 投資先を選んでいこう
- 投資するタイミングを考えよう
- 投資に慣れてきたら個別株に投資してみよう
- 投資する上で覚悟したい4つのことを覚えておこう
では、内容に入っていきます。
- 投資をスタートする6ステップ
- 投資資金をまずは確保しよう!
- 証券口座を開設しよう
- 投資先を選んでいこう
- 投資するタイミングを考えよう
- 投資に慣れてきたら個別株に投資してみよう
- 投資する上で覚悟したい4つのことを覚えておこう
- まとめ
(初回公開日時:2022年1月30日)
投資資金をまずは確保しよう!
投資をするのには、まずは「お金」が必要になります。
生活資金とは別に、数ヶ月から数年つかわなくても大丈夫な充分な余裕資金を確保した上で投資をスタートしましょう。
目安としては、給料の半年分は程度は手元に現金でおいておき、それ以上のお金を余裕資金として考えましょう。
余裕資金に関しては、生活環境や家族構成などによっても変わって来ます。
独り身の人であれば、手元に3ヶ月分でも大丈夫だとは思いますが、最低でも給料の半年分くらいは現金として手元に残しておいたほうがいいと思います。
いざというときに助けてくれるのは「お金」ですのでカツカツの状態から投資をスタートするのはおすすめできません。
いざ下落局面などになってしまうと「不安」に押しつぶされそうになる場合がありますので、手元にはある程度のお金を持っておいたほうが保険になります。
といっても、投資信託や株の場合でも最悪の場合売却すれば手元に現金として戻ってくるので、安心してください。
売却しても1週間程度は時間がかかると考えておいたほうがいいです。
余裕をもって投資はスタートしましょう。
証券口座を開設しよう
投資を行うには、証券口座の開設が必要です。
証券口座を開設したあと、実際に投資商品が購入できるようになります。
フローとしては、
1.証券会社で証券口座の開設
2.証券口座に入金
3.投資商品を購入
このような流れになっています。
証券会社で証券口座の開設
おすすめなのは、ネットで売買ができるネット証券会社です。
ネット証券大手の「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」のどれかを選んで口座を開設してください。
町中にある証券会社でも口座は開設できますが、手数料などを加味すれば圧倒的にネット証券会社のほうがパフォーマンスに優れています。
ちなみに私のメインの証券会社は「SBI証券」です。
サブとして「楽天証券」を使っており、iDeCoでは「マネックス証券」を開設しています。
楽天などで買い物を良くする人は「楽天証券」でいいと思いますし、3社に関しては取り扱いの銘柄に若干の差はあるものの大きな差はないので好きな証券会社でいいと思います。
簡単な特徴としては、このようになります。
1つの証券会社にこだわることはないと思いますが、メインの投資先、あるいはNISA(ニーサ)は1つの証券会社になります。
証券口座に入金
次のステップとしては証券会社に入金する必要があります。
各証券会社の口座に自前の銀行口座から振り込みすることが出来ます。
提携している銀行口座であれば、口座への送金が無料だったり、即反映されたりします。
- SBI証券なら住信SBIネット銀行
- 楽天証券なら楽天銀行
都市銀行やゆうちょ銀行からも当然送金はできますのでご安心ください。
今後投資をしていく上で提携先の銀行口座が合ったほうが便利は便利だと思います。
毎回入金手続きするのも面倒だったりするからね
提携銀行なら口座から直接証券会社に送金しなくてもいいから楽だよ
投資商品を購入
最後のステップとしては、投資商品を実際に購入していきます。
なにからはじめたらいいのかという疑問の人はまず、このスタート地点にたどり着いてください。
いつでも投資商品が購入できる段階にあって、はじめて投資銘柄を選んだり投資ができるようになります。
では、次に投資先を選んでいくお手伝いをしていきます。
投資先を選んでいこう
次のステップは投資先の選択です。
投資先といっても様々な投資先がありますので、そこで悩んでいる人も多いと思います。
例えば、投資商品だけでも様々な種類があります。
株式、投資信託、金などのコモディティ、FXなどの為替、そして仮想通貨などがあり、何に投資すればいいのかというのは投資する上で大きな障害になると思います。
まず、初心者におすすめなのは「株式」または「投資信託」になります。
株式投資になれてから、為替や仮想通貨に投資してみたほうが段階的にはいいと思います。
投資経験の浅い人がいきなり、FXや仮想通貨投資をして失敗するって話はよくあるからね
自己紹介おつ
ゲームでもいきなり、レベル1の主人公がラスボスに挑戦したとしても簡単に倒されるだけなので、まずは自身のレベルアップをしていく必要があるのです。
株式投資の場合は、個別株やETFといった様々なものが株式市場に上場しています。
そこから銘柄を選定していき投資するわけですが、まずはインデックスファンドやインデックスに連動したETFから購入していくことをおすすめしています。
個別株に手をだすのは、もう少しレベルが上ってからで充分です。
投資信託というのは、証券会社などが売っている投資商品で様々な種類がありますが、なかでも初心者におすすめなのがインデックスファンドです。
インデックスファンドに投資することを「インデックス投資」といいます。
そもそもインデックスというのは、「指数」を意味します。
一番聞き馴染みのある指数で言えば、「日経平均株価」などではないでしょうか。
日経平均株価に連動した投資成績を目標としているため、日経平均株価に連動したインデックスファンドに投資することは、日経平均株価を構成する企業に投資することと同義になります。
なんども日経平均株価と言っていますが、日経平均株価に投資することはおすすめしません。
おすすめしないなら連呼しないでよ、紛らわしい
あくまでも「指数」の説明だから、それに一応日経平均株価の構成銘柄の企業に勤務している手前紹介しておかないとねw
初心者におすすめなのは、アメリカのインデックスファンドや、全世界に投資できるインデックスファンドへの投資です。
なぜ、日本のインデックスファンドに投資をおすすめしないかというと、結論を言えば「儲からない」からです。
アメリカや世界経済は順調に右肩上がりの成長をしているのと比較して、日本経済は停滞(衰退)し、経済は決して成長しているとは言えないからです。
理由は様々なありますが、わかりやすく言うと少子高齢化などが要因の1つです。
総務省の推計で2019年の9月の段階で65歳以上の高齢者人口は3588万人で、人口の28.4%にもなります。
人口は経済を押し上げる効果がありますし、生産的な人口は経済を支え成長させるからです。
よって人口という点では、アメリカや世界全体のほうが日本よりも成長しています。
他にも日本のインデックスファンドに投資しても儲からない点はいくつもありますが、ここでは触れません。
- 「でも投資するなら日本企業がいい」
- 「なんだかんだアメリカの企業とか知らないし」
そういった悩みもあると思いますが、私達が投資をする目的は資産を増やすことにあります。
まずその大前提を忘れてはいけません。
また、日本人が日本の銘柄や投資商品に投資してしまう罠を「ホームマーケットバイアス」といいます。
ホームマーケットバイアスについては別の記事で掘り下げて解説していますが、自国に投資しがちになってしまうバイアスのことです。
投資は儲かるか、儲からないかで決めることが大前提ですので目的を見失わないようにしましょう。
投資先の選択
では、初心者はつべこべ言わずに世界経済か、アメリカ経済のインデックスファンドに投資していきましょう。
初心者におすすめなインデックスファンドについては、別記事で詳しく解説しています。
少し紹介すると、おすすめのインデックスファンドは、
- 世界経済の成長に期待と分散投資ができる「全世界株式インデックスファンド」
- 世界を牽引する企業が多く含まれているアメリカの代表的なインデックス「S&P500インデックスファンド」
まずは、このどちらかに投資するのが「鉄板」です。
これらは日本の株式市場に上場もしていますが、投資信託でも購入できます。
投資で重要なのは、何に投資をするかです。
目的はあくまでも資産を増やすことです、リスクを少なく資産を増やしていくことが目的ですので、わざわざ前途多難で茨の道で儲かる見込み薄い「日本」に投資する必要はないと思います。
レベルが上がれば日本銘柄にも投資すればいいよ
投資レベルが低いうちから勝つことが難しい市場で勝負する必要はないからね
投資するタイミングを考えよう
そして次に大切なのは、「いつ投資するか」になります。
投資は、何に投資して、いつ投資するのかと言うのは非常に重要です、いつ投資すればいいのかというのは結論から言えば「いま」です。
「今でしょ」の使いやすさは異常だよね
投資初心者に陥りがちなのは、投資のタイミングを見計らってなかなか一歩が踏み出せないことにあります。
投資のタイミングははっきり言って「誰にもわからない」というのが本音です。
株式の価格がいま「高いのかやすいのか」それは誰にもわからないのです。
それを充分にわかった上でもやはり「高値」では買いたくないというのが本音かもしれません。
だれしも高値で買いたくないよね
ただ、いまの高値は将来の株価にとっては安値の可能性もあります。
それは、アメリカ経済や世界経済は右肩上がりで成長しているからです。
いつまでたっても投資できない人は、暴落局面や株価が下落した時を狙っているといいますが実際に株価が暴落したときに株を購入できる人はほぼいません。
株価が暴落しているときは、
- 「まだ下がるかもしれない」
- 「いまは買い時じゃない」
といった心理に見舞われるので結局、底値で株を買うことは出来ません。
それはプロの投資家も同じことだよね
そうなんだけど、投資初心者は底値を狙っているといって、結局下落局面で買える勇気は備わっていないと思うよ。そんな勇気があればとっくに投資していると思うし
投資タイミングに影響されない投資方法
仮にいまが高値としても、将来的な株価が上がっていくことを前提としていけば、「いま」が買い時なのがわかるかもしれませんが、それでも不安という人におすすめな投資方法は「ドルコスト平均法」と呼ばれる投資方法です。
投資の世界では一般的な投資方法なのですが、初めて聞く人にとっては「なんじゃそれ」となると思います。
ドルコスト平均法については、別記事で詳しく解説していますが、簡単にご説明しますと「定期的な買付、定額な買付」をおこなうことによって、株式の取得単価を平準にするという手法です。
高値で購入できる量は少なく、安値では多くの株を購入します。 機械的に定期的に定量的に購入していくため「平均的」高値づかみのリスクを抑えることが出来ます。
基本的に長期投資に関しては「ドルコスト平均法」が一般的に利用されています。
私自身もインデックスファンドをドルコスト平均法で積み立てています。
いつ買うのかという不安、疑問が解消されたのであれば実際に一歩踏み出して投資を行っていきましょう。
投資は怖くないですし、投資を行わないことのほうが損失が大きいということをあなたはもう理解していると思います。
だから、こうして投資を行う上でスタート地点に経とうとしているわけです。
ただ実際に投資できないのは、知識が少なく、少しの勇気を振り絞れないからです。
ただ、安心してください。
日本人の80%の人が「お金関する知識」に対して自信がないのです。
あなただけではありません、こうして投資に対して積極的な姿勢を持っているだけでも将来への不安を少し解消できるはずです。
あとは、少しだけ勇気を振り絞って投資を実践するだけです。
投資に慣れてきたら個別株に投資してみよう
次のステップとしては投資を実践して数ヶ月が経過したあとになります。
株価の変動や株式市場の知識がすこずつついてきたころには、あなたも立派な投資家です。
インデックスファンドやETFだけではなく「個別株」にも挑戦してみるとより投資の本質がわかってきます。
個別銘柄は、インデックスファンドよりリスクは大きいですがその分リターンも大きいです。
優良銘柄を探したり、将来伸びていきそうな会社に投資するという投資の楽しさにも触れることが出来ます。
投資する上で覚悟したい4つのことを覚えておこう
話をまとめる前に、投資をする前に「覚悟」すべきことをお伝えしておきたいと思います。
投資は誰でも簡単にできるようになりましたが、しっかりとリスクを加味した上で自己責任で行わなければなりません。
それを前提に、4つのことを覚悟しておきましょう。
- 元本がマイナスになることもある
- 安易に株式を売らないこと
- 長期的な視点に立つこと
- 人にあまり喋らないこと
1.元本がマイナスになることもある
投資にはリスクがあります。
当然ながら投資の時期などによっては投資資金がマイナスになることだってあります。
そういった事も踏まえて、充分な余裕資金で望まなければなりません。
マイナスになっても、選定銘柄がよければ長期的にみればきっと上向きになっていくと思います。
2.安易に株式を売らないこと
安易に購入した銘柄を売ることは避けましょう。
というのは、2つの理由があります。
ひとつは、アメリカ経済、世界経済は長期的にも右肩上がり成長しています。
安易に売却することで、結果としてリターンを取りこぼしてしまうことがあります。
2つ目の理由としては、売却して買い戻すということを繰り返すと必要以上にコストが掛かってしまいます。
売却には(利益が乗っていれば)税金がかかります。
売却手数料、買付の手数料もバカには出来ません。
信じた銘柄、覚悟を決めた銘柄に投資をすることは前提に長期的な視点で投資を行うべきなのです。
つまり、信じられる投資対象に投資すべきで、安直に銘柄を選定して売買するということは避けないといけません。
3.長期的な視点に立つこと
なんども連呼していますが、「長期的な視点」を持つ覚悟が必要です。
いくら世界経済やアメリカ経済が順調な右肩上がりということがわかっていても、短期的な下落や、局所的な暴落は幾度となく訪れます。
そういった局面に対しても、平静を保ち、将来性や数年先を見据えて投資することが重要なのです。
短期的な売買や、短期的な視点は投資の上級者やプロが行うことで投資初心者が踏み入れる領域ではありません。
まずは、長期投資でインデックスファンドに愚直に投資ししつづけて「レベルアップ」を図るべきです。
4.人にあまり喋らないこと
そして最後の項目は重要なことなのですが、投資マインドとは少し離れますが「人に必要以上のことはしゃべらない」ということです。
私達が思っている以上に、世間や他人は「投資」に対していいイメージを持っていません。
「投資=ギャンブル」といった価値観を持っている人も多く、また投資は危険だという説教を聞かされます。
そして、親戚が投資で失敗した話や、「やめたほうがいい」という話を聞かされるわけです。
なるべく投資の話は避けましょう。
あなたに投資をやめたほうがいいと言う人は、S&P500も知らなければ、ドルコスト平均法も知らない人です。
世界経済は右肩上がりで成長していて、日本だけが取り残されている現実を直視していない人です。
そんな人の意見は行く必要もないですし、あなた以上に投資に詳しいのであればきっとインデックス投資に対しては肯定的になるはずなのです。
投資をしていることを真っ先に否定してくる人は「思った以上に多い」ということは覚悟しておき、必要以上に投資については人には喋らないほうがいいです。
逆のパターンもあります。
あなたが投資で儲かった場合でも必要以上に人に喋らないほうがいいです。
「なにに投資しているの?」と聞かれても沈黙を貫きましょう。
仮に、あなたがおすすめした投資先で大事な人が「損失」を被った場合、その人は投資した自分を責めず「あなた」を責めます。
お金の恨みは怖いです。
あなたのせいで投資を初めて、あなたがおすすめした銘柄を仮に購入した場合、あなたはメンタルも忍耐力も就いているかもしれませんが、他人の銘柄やポートフォリオまで心配しなければなりません。
これは意外にストレスになります。
上昇局面はいいですが、下落局面では
- 「何か言われるかも」
- 「損をさせちゃった」
- 「申し訳ない」
そんな気持ちになってしまいます。
自分一人でもメンタルコントロールが難しい投資の世界において他人の心配までするというのは非常にキツいです。
実体験なんだけどね
投資をすすめるって本当に難しいからね
いくら自己責任といっても恨まれるものは恨まれるし、損失を出させてしまったときは本当につらいよ
誰に、損させたの?
大学の後輩に仮想通貨すすめて、かなり損させてしまったよ、なかなか気まずいもんだよ
だから、無難なインデックス投資がこのブログでのおすすめ投資先なんだねw
それもあるし、実際に自分も投資しているからね、ほんと投資している人は必要以上に人に喋らないほうがいい、まじで。
覚悟について、まとめてきましたが「投資」はあくまでも自己責任で自分の判断と決断によって行うものです。
損失はだれもカバーしてくれませんし、誰のせいでもありません。
有名なインフルエンサーがおすすめの銘柄を言ったとしても自分の判断で投資するのはいいですが、下落局面で逆恨みするのは筋違いです。
まとめ
今回は投資のはじめ方から、その後にす進むステップについてお伝えしてきました。
おさらいすると、6つのステップでお伝えしてきました。
- まずは投資資金を確保しよう!
- 証券口座を開設しよう
- 投資先を選んでいこう
- 投資するタイミングを考えよう
- 投資に慣れてきたら個別株に投資してみよう
- 投資する上で覚悟したい4つのことを覚えておこう
まずは、インデックス投資で長期的な視点にたちコツコツと愚直に投資していくことが投資への第一歩でありレベルアップの近道です。
投資は怖いものでもなく、人生を豊かにしてくれる手段の1つです。
ただ、使い方によっては損失や友情さえも失ってしまう非常に怖いものです。
使い方を間違えないように、まずは投資における第一歩を踏み出すこと、そして自身のレベルアップが重要になってきます。
あなたが投資を行う際の参考やひと押しになれたことを私は嬉しく思います。
その投資生活のスタートは小さなスタート似すぎませんが、偉大な一歩となることを信じています。
一緒に生活や老後への不安を解消するためにレベルを上げていきましょう。
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