投資の神様と言われている著名投資家のウォーレン・バフェット氏の保有銘柄をこの記事では紹介していきます。
ウォーレン・バフェットは世界的な著名投資家のなかでも最も有名な投資家として世界中の投資家に影響を与える人物になります。
そのバフェットの保有銘柄や売買などを知っておくことでバフェットがどのような考え方や、そしてどのような銘柄やセクターに注目しているのか、わかるかもしれません。
投資を学ぶ上で世界でももっとも成功している投資家の銘柄を知っておくことは決して損ではないのでぜひとも一緒に勉強していきましょう。
バフェット銘柄の注意事項
ウォーレン・バフェットは投資界隈では世界的にも非常に影響力と資金力を持っており、バフェットに投資をされた銘柄が暴騰することや、逆にバフェットが売却した銘柄が大幅な下落をすることもあります。
バフェットの保有銘柄に関しては、4半期ごとの報告書によって公開されてるよ
いわゆるバフェット銘柄ってやつだね
バフェットが投資をしたからと言って必ずしも上がって行くというわけではありませんし、イナゴのように食いついて高値づかみする可能性もあります。
過去に、金鉱株や航空株などを短期的に売買していたこともありました。
バフェットはバリュー投資家
基本的にはバフェットの投資戦略は「長期保有」というスタンスと言われているため短期的な利益を求めておらず中長期的な利益を追求しています。
なお、グロース株には基本的には投資をせずに、価値があり、市場に評価されず割安感を感じる銘柄に投資する「バリュー投資」と言われています。
ウォーレン・バフェット氏が運営している資産運用、投資会社の「バークシャー・ハサウェイ」の株価はこのような推移になっています。
バークシャー・ハサウェイのチャート
ウォーレン・バフェットの保有銘柄【2022年5月】
特徴としてまとめると、
株主総会
株主総会はオマハで3年ぶりとなる対面形式で行われました。
世界中から多くの株主が集まり、バフェットとチャーリー・マンガーが登壇しました。
今回の総会にはJPモルガンのジェイミー・ダイモンCEOや、アクティビジョン・ブリザードのCEO、アップルのティム・クックCEOも出席しています。
バフェットが語った内容としては、FRBの政策に対しては批判はしていません。 ただ、現在の物価上昇はパンデミックによる大規模な景気刺激策が原因であると述べています。
チャーリー・マンガー氏はビットコインに対して発言しており、「投資しない場所」と明言しています。
ビットコインについてはバフェットも同様の姿勢を示しており、「ビットコインは何も生み出さない」と発言していました。
バークシャー・ハサウェイの売買
追加投資
- オキシデンタル・ペトロリアム株を14%取得(バークシャー・ハサウェイの保有率では8位になっています)
- マイクロソフトが買収予定となっているゲーム会社のアクティビジョン・ブリザードへの追加投資
- パソコンメーカーのヒューレット・パッカード【HPQ】の追加投資
- 石油化学、プラスチック製品を製造するセラニーズ【CE】の追加投資
売却など
- 医薬品のアッヴィ【ABBV】、ブリストル・マイヤーズスクイブ【BMY】を売却
- 1989年から超保有していたウェルズ・ファーゴ【WFC】を全売却(徐々に減らしていたが、全売却)
保有株割合
一覧でも表示していますが、バークシャー・ハサウェイで保有している銘柄の保有割合を円グラフにしました。
こうしてみるとやはり、アップルの割合が非常に大きく、バークシャー・ハサウェイの興隆をアップルが支えていると言っても過言ではないです。
【バフェット関連銘柄】 週間&年間 騰落率マトリクス
◆
◆
保有割合が円の大きさになります。
横の軸が年間の軸になり、縦軸が1週間になります。
短期的、中期的に調子のいい銘柄は右上になり、短期、中期的に調子が上がらない銘柄は左下に行くようになっています。
(グーグルスプレッドシートよりグーグルファイナンスを読み込んでいるため更新状況からうまく表示されないこともありますのでご注意ください)
まとめ
世界的な著名投資家であり多大な影響をもたらすウォーレンバフェットの保有銘柄を勉強するだけでも非常に勉強になることが多いと思います。
自分との違いやバフェットが「考えてそうなこと」を考えるだけでも勉強になるのではないでしょうか。
高年齢となり投資手腕などを疑う声もありますが、まだまだその影響力は多大です。
批判されようが、影響力があることは間違いありません、バフェットから学ぶことは多いはずですのでこれからも一緒に勉強してけたらと持っています。
この記事が参加しているお題(クリックで下に表示します)