「飲みに行きませんか?wwwwww」
カナダから戻って半年が経つという。留学した「あいつ」から急にtwitterで連絡が来た。私もちょうど暇だったということも有り、ご飯を食べながら色々話を聞きたいと思った。
出会いは3年前
奴との出会いは3年前。ニコニコ生放送で偶然知り合った。そして共通のゲームをすることになり、ゲーム内ではあるが良好な関係だった。
突然奴は、「留学しますwwwwwwwっw」と言い出した。九州からトロントへ向かう前に東京で焼肉をごちそうした。
それから3年。再び私の前に現れた。

- 作者: 藤田直晴,加藤普章,宮澤淳一,小畑精和,佐藤信行,細川道久,藤本陽子,日本カナダ学会
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2009/04
- メディア: 単行本
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成長したのは身長だけではなかった
twitterでLINEIDを教え合い新宿で待ち合わせ。正直に言えば顔も思い出せない。電話番号を聞き「ここ!」とコンタクトを取る。
中学を卒業し単身カナダへ留学した彼は身長は伸び大人になっていた。日本で言う高校時代を経て合っているわけだから身長が伸びていてもおかしくはないだろう。よくよく考えれば10歳ちかく離れている。私も歳をとったものだ。
これからやりたいことがたくさんある
カナダでの暮らし、現在の仕事の話、未来への話・・・
希望に満ち溢れている彼とは対象に苦労話や辛いことなどしか話すことが出来ない自分に奴は「うみひろさんにあこがれて東京でがんばっているんですよwwww」と。
現在、ITの営業をしているとのこと。いわゆる使い捨て営業マンのような仕事をしている。テレアポ、飛び込み・・・ザ営業と言った感じのものだ。
年下と喋ることが少なくなった私はよく喋っていたと自分でも思う。仕事では先輩しかおらず後輩と話すことなどなくなってしまった。単身東京、カナダへいく行動力、そしてまだ20歳にもならない若さ本当に羨ましかったし話が進む。
まだまだこれから
少々おっさん臭い話をしてしまったかもしれないが、奴の眼差しは純粋無垢そのもので、すべてを吸収しようと必死に感じた。
話を聞けば、仕事で行き詰まっている点があったので、私の意見を率直に伝えた所、「そんなやり方があったんですね」とびっくりしていた。まさに年の功だろう。
気づけば23時を回りラストオーダーだった。久しぶりの再開に時間はあっという間にながれていたが、これから奴は面白いことをたくさんしてくれる。そんな可能性を秘めていた。
海外から見た日本
日本とカナダでは大きく文化がちがう。箸の持ち方すら変だと感じた。日本とカナダのギャップ、流行っている音楽、YouTubeなど参考になるべき点はいくつかあった。外から見つめる日本と中から見える日本ではやはり温度差があったようで、英語力などを活かしたサービスをこれから考えているということだ。
サラリーマンに落ち着いている自分が恥ずかしい
私も3年前カナダへ見送ったときはまだまだイケイケドンドンのニートで正直怖いもの知らずだった。しかし、いつの間にか彼女や未来の家庭などを考え出し始めて人生そのものについて「守り」に入っていた部分がある。
改めて思ったのは若さというのは武器だし、吸収力も半端ない。その一方でそういった彼ら、「向上心、野心に満ち溢れた若者」を食い物にするような人がいることも事実だ。私もそういった人たちに騙されたこともあるし、よく話を聞く。それも経験なのかもしれないが、私はあまりにも「守り」に入りすぎているんじゃないかなと感じてしまった。
守りながら攻める方法
サラリーマン社畜として、片手間で副業のビジネスを行うという守りの体制からいかにして攻めに転じるのか、リスクをとるのかその活路を見いだせていない。
起業、起業というが明確なビジネスモデルやプランなども固まっていない。そろそろ本気で動き出さないと私の人生は社畜で本当に終わってしまうのではないかという不安を感じた。若い時にいろいろ経験することは非常にいいことだと思う。ニートになってゲームにハマるような意気込みでは結局30手前で守りの社畜ブロガーにしかなれないだろう。
やつから学んだこと
今回私がやつから学んだこと気づいたことは多い。率直に「若さ」が羨ましい。それは心から思った。しかし、それは悔やんでも悔やみきれないし、時間は元に戻すことはアインシュタインでも無理だ。ここからどう私が挑戦し結果を出すかは私次第。若さを武器に仕事ができるような歳でもなくなったと素直に感じた。
今回の会食はチャレンジ精神、向上心私に現在欠けているものを見つめ直すいい機会になった。
若さを言い訳にしていたら何にもできないよね!