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「志のある三流は四流」というドラマカルテットのセリフをマジメに考えた

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ドラマ、カルテットで少し考えさせられるセリフがあったので真面目に考えて行こうと思った。

そもそもドラマカルテットには言葉遊びのようなセリフが多くあり、いろいろな言葉にハッとすることも多くある。

その中でも、

  • 注文に応えるのが一流
  • ベストを尽くすのが二流
  • 楽しくするのが三流
  • 志ある三流は四流

これらの一流から四流の定義についていろいろと考えさせられた。

セリフが正確なのかどうかは、はっきりと覚えていないが、ニュアンスはこんな感じだった。

 

すこし、一流から四流までの階層ピラミッドを作ってみた。

これで少し遊んでいきたいと思う。

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背景として

ドラマを見ていない人はなぜこのようなフレーズが飛び出したかわからないので、軽く開設する。

そんなのどうでもいいってひとは、読み飛ばしてOKOK!

カルテット(四重奏:四人で演奏する)を組んだ、主人公たちは日頃はバーみたいなところで演奏しているのだが、コネを仕方なく駆使して大舞台での脇役的な演奏をすることになる。

めったに無い機会ということもあるし、コネということも重なりプロデューサーみたいな人がプロかアマかわからないような彼らに、先程のセリフを言ったのだった。

 

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火曜ドラマ『カルテット』|TBSテレビ

 

仕事やスポーツをしている人はいろいろ考えさせられるセリフなのではないだろうか。

  • 注文に応えるのが一流
  • ベストを尽くすのが二流
  • 楽しくするのが三流
  • 志ある三流は四流

私は仕事をしていて大学までスポーツをしていた身なのでなにかと当てはめやすい。

プロ野球の世界で言えば、3割を期待されて当たり前のように3割を超えていたイチローだとか(かつての)。

オリンピックで金メダルを期待されて金メダルを取る選手。

彼らは間違いなく一流だろう。

 

  • ベストを尽くすのが二流

二流の言い訳としては、ベストは尽くしたけどダメだった。

ということだ。つまり、ベストは尽くして当然かつ結果を残さなければならない。

それが、一流。一生懸命やるのは当然なんだよ。プロなんだから。

と言いたいのだろう。

 

  • 楽しくするのが三流

そして、三流は「結果」にすらフォーカスしていない。

「楽しく」やればいい。

まさに運動会レベルのはなし、野球で言えば草野球。

本番を楽しめばいい!みたいなアドバイスをされた場合というのは「三流」と潜在的に思われているのだろう。

内心アドバイスした人は、緊張して固くなったりしてほしくないと思っているからだろう。

楽しんでなおかつベストを尽くし、結果を出す一流には到底及ばない。

 

そして、一番腑に落ちなかったのが、四流に対することばだ。

  • 志ある三流は四流

おそらく、ドラマで伝えたかったのは三流のクセに仕事を(志で)選んでんじゃねーぞ!と言っているのだろう。

ニュアンス的にはそんな感じだった。

 

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しかし、志ある三流は本当に四流だろうか。

私は、志がない三流は逆に五流以下ではないかと思う。

志というのは、目標、目的、夢、ビジョンなど未来へ向けての言葉だ。

しっかりと定義づけるとすれば、

 

こころ‐ざし【志】

㋐ある方向を目ざす気持ち。心に思い決めた目的や目標。「志を遂げる」「事、志と異なる」「志を同じくする」「青雲の志を抱く」

㋑心の持ち方。信念。志操。「志を高く保つ」 

志(ココロザシ)とは - コトバンク

 

ここでは、目的、目標ということにする。

 

はたして、志のない、三流に未来はあるのか?

私は志というのは非常に重要なものと思っている。

一方で、目標(志)に縛られて仕事を選んで、身を滅ぼすこともあるかもしれない。

結果が出ていないのに、大口を叩いて退職をしようとしている私のようだ。

身の程知らずと言うやつかもしれない。

 

でも、まってくれ志を捨てた先に何があるというのだ。

三流以上を目指さない、志などないという人にとっては「志」というのは必要ないだろう。

しかし、プロ、一流を目指す人にとっては絶対に失ってはならないものは、『志』なのだ。

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中途半端な志であれば、四流以下のドラマのセリフどおりになる。

もちろん、志あったとしても一流になれる世界ではない。

運、才能、年齢、タイミング…

どの世界においても一流と言われる人ごく僅かであり、

特に一流と言われる人は、タイミングや運も味方につけている。

「努力」と同じような感じ

例えば、よく聞くフレーズで「一流の人は必ず努力をしているが、努力したところで必ず一流の人になれるわけではない」

こんなフレーズ聞いたことあるだろう。私はこの言葉は本質を捉えていると思っている。

 

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図で言えば、こんな感じ。

努力している人でも一流の人は僅かである。

これは努力だけではなく同じように志も同じことだと思う。

 

親の七光りだろうが、天才だろうが一流と言われる人は必ず努力はしている。

才能が生まれたときからある天才は努力を努力と思っていない場合もある。

 

今回のセリフをストレートに受け入れてしまうと

今回の「志がある三流は四流」という言葉をストレートに受け入れてしまうと、

志があれば、四流に落ちてしまうじゃねーかとなってしまう。

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私はそうは思わない、一流の人も志を持っているし、一流を目指す人たちは必ず「志を持っている。」

 

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志が自分を引き上げる原動力なのは間違いない。

二流三流で甘んじている人にとっては、「志」など必要ない。

現状維持でいいのだから。

 

仕事を選ぶな、言われたとおりにやれ。

 

これは、多くの大人、上司が言ってくる。

確かに、上司の立場から言えば、「三流以下の分際で、仕事を選ぶなよ」

「なにが、夢だよ」と馬鹿にされるだろう。

仕事をきっちりやってくれなければ困るから。選ぶ選ばないとかそういうんじゃないんだよ。

 

ただし、志は捨てちゃダメだ。だめだめ。

 

そこで、捨てて三流として行きていきたいのであればそれでいい。

そんなちっぽけな志はトイレットペーパーの芯の中に入れてトイレに流してしまえ。(芯は流したらダメやで)

 

「仕事は選ばず、志は捨てず」。これが三流から一流を目指すべき人が上手く世渡り出来る方法だろう。

私のブログを読んでいる、三流以下の人は現場に満足しているのであれば、志は捨てて社畜という道を選んでいればいい。

しかし、社畜を抜け出したい、やりたいことがある、可愛い女の子とイチャハメラブラブしたいよ〜ぶひひと思う人は、捨てては行けない。童貞と志。

決して、捨ててはいけないのはお母ちゃんからもらった体とその中にに秘めたる志だと私は思っている。