みんな大好き宗教のお勉強だよ、うみの(@uminoxhiro)だよん。
東京に来た時にだれかに言われましたなぁ。
「宗教と政治とプロ野球の話はするな、無駄な争いを生むから」。
無理。全部大好き。
いま、世間を賑わせている「幸福の科学」。
女優の清水富美加さんが、幸福の科学に出家するということで、
幸福の科学が一躍世間の目にさらされております。
私の幸福の科学の認識は、大川隆法がすごい頑張ってるくらいの印象で、
結構目立った場所に施設があるんだなぁくらいの感覚だった。
実際実家の近くにも幸福の科学の施設はあったが、知人が幸福の科学に入ってると言った話は特に聞いたこともない。
時々本屋にいけば、大川隆法の書籍が並んでんなぁと思うこともあったが生活になんの影響もなく今日まで過ごしてきた。
幸福の科学とは?
幸福の科学(こうふくのかがく、英: Happy Science)は、日本発祥の宗教団体。世界100カ国以上に会員組織がある。世界通称として「Happy Science」を使用。関連団体に日本国外の宗教法人56の他、幸福の科学出版、幸福実現党、幸福の科学学園などがある。 本尊は主エル・カンターレ。根本経典は『仏説・正心法語』。創始者・総裁である大川隆法の代表作『太陽の法』をはじめ、歴史上の人物や政治家、著名人などの霊言を含む多数の出版物による布教スタイルが特徴である。
昔、政治系のYouTubeでかなり過激なこと言ってたような。
どちらかというと右側で、都知事選では女の人がすごい頑張ってたような。
すこし、調べたら出てきた。
七海ひろこだった。結構まともなこと言ってたという印象。
なぜか、宗教団体って信用ならないというか「怪しい」というイメージがついてとっつきにくいが今回は噛み砕いてなぜ人は宗教に入るのか、そして宗教に入ることによって得られる恩恵などをざっくり考えていこうと思う。
今回はこんなマトリクスを準備した。
宗教が嫌いな人も一緒に考えてもらえたら嬉しい。
私の実家は、年末年始お盆などは神社にいってなんかお祓い的なものを毎回してもらう。
祖父の代から結構寄付もしているみたいでなかなか熱心に神様を大切にしている。
仏教で言えば、浄土真宗に入っていると思う。
葬式も浄土真宗のしきたり(?)で行った。
神様仏様はわかりやすい宗教だが、日本人にとってそれらは宗教的な団体や活動をしているという感覚はあまりない。
こんな宗教だったんだと感じるは、葬式や法事くらいだろう。
今回、私がいう宗教というのはざっくり定義すると、毎週決まった行事で宗教組織のイベントに参加しなければならなかったりかなり所属意識が高めさせられるような団体のことを指す。
別にそれは宗教団体だけではないが、今回は宗教というくくりの中で話を進めていく。
宗教団体に属するメリット
人がなぜ宗教を信じるか、信じないかそういった話ではなく、
宗教団体に属することで受けられる恩恵を考えていく。
心が落ち着く
宗教という大きな見本があることによって、心が乱れたときの指南術が基本的に書いてある。
宗教を頼ることによって、メンタル的な部分で助かるということもあるだろう。
実際に宗教に入ったキッカケの多くは、心が弱っていたりすることが多い。
スポーツ選手なんかで言えば、成績が落ち込んだり、大きな怪我をキッカケに宗教にハマるという話も数多くあるくらいだ。
それだけ、宗教というのはメンタルに大きく関わってくる存在なのだ。
人脈が手に入る
同じ「志」を持つ者同士が分かり合えることは少なくない。
よって、共通した話題や状況を共感、分かち合うことで少なからず多くの人と接し親しくなる場面は増える。
多くの宗教が「困っている人を助けましょう」ということが経典には書いてあるはずだ。
よって、もしあなたが就職活動で困っているのであれば宗教に入り就職先を斡旋してもらえるかもしれない。
就職先だけではなく、ビジネスを行う上でも宗教は心強いネットワークを発揮する。
そういった面においては交流会などで名刺交換しただけの人脈()なんかよりもよっぽど役に立つだろう。
多くの経営者が、宗教や神仏をたいせつしている理由もここにあるのかもしれない。
宗教に入らないメリット
逆に宗教に入らない人のメリットはなんだろうか。
実はこれは非常に難しい。
人はなんらかの宗教に絡みながら生きている部分があるため、
完全に宗教に遮断された生活は日本においても不可能だろう。
制約を受けない
宗教には様々な制約が存在する。
有名なのはイスラム教のラマダンだろう。
ラマダーン(またはラマダン)(アラビア語: رمضان ペルシア語: 発音:Ramazan )は、ヒジュラ暦の第9月。この月の日の出から日没までのあいだ、イスラム教徒の義務の一つ「断食(サウム)」として、飲食を絶つことが行われる。
飲食ができないなんて、とてつもなくキツい制約だ。
腹が減ってはなんとかだ。
すくなからず、宗教には大小はあるが制約が存在する。
その部分がないのは大きなメリットと言えるだろう。
新興宗教にはお肉を食べてはだめだとか、
ヒンドゥー教では牛がだめだったり、食事制限がある宗教はデブには向かない。
神様を都合よく解釈できる
宗教を入らない最大のメリットは「神様」の存在だろう。
特に外国の宗教は日本の神様と違い、唯一神であり絶対神だ。
神様は1人だし、その神様は絶対的な存在という意味だ。
宗教に属していない日本人の多くは、「神様のおかげだね」というものの、
いたるところにいる神様のひとりを都合よく解釈しているだけだ。
つまり、「これはダメ」と神様が言ったところで言うことを聞かなくてもいいし、
別の神様は「OK」と言えばそっち側に付けばいいという考え方も可能だ。
神様によって選択肢を、神様に委ねるということをしなくてもいい。
宗教に入ることのデメリット
宗教に入ることによって受ける不利益について少し考えていく。
すくなからず、宗教に入ることによって、メリットもあるが逆にデメリットも有る。
怪しい、ヤバいという印象
実際宗教にハマっている人は、ハマっていない人にとってなかなか理解できない境地にいることが多く「怪しい」「騙されてる」「ヤバい」という印象を持たれかねない。
周りの評判や風聞を気にする人にとってはかなりのダメージだろう。
日本人はとくに周りの目を気にする人が多く、宗教にハマっている人なんてすぐに噂が広がる。
ちなみに、がっつりハマっている人は「騙されてる」という認識もなく、勧誘する際も困窮する人を助けて上げているという意識からだ。
それが、周りに与える影響を考えるとマイナスな部分も大きいだろう。
コストがかかる
宗教の多くは団体の維持などを理由に「お布施」が必要だ。
お賽銭程度、年に1回2回ならまだしも何万円も払ったり、仏壇や仏具を買わされたり、水晶なんか買わされている人をみると「大丈夫かな?」と思う。
確かに宗教は信者からお金を吸い上げているが、何かと維持にお金もかかっているだろう。
墓地の維持だったり、社会的に意義のあることもある。
ただし、日本の宗教団体(宗教法人)は非課税だし普通の法人と比較しても優遇されている。
優遇された税制と信者から多額の資金を集め、今回の用に芸能界や宣伝広告、政治の世界まで影響力を持っていることは疑いもない事実なのだ。
逆にお金を集金しない宗教など存在しない。
信者とかいて、「儲かる」と書くのはあながち間違っていることではない。
制約が多い(ある)
少し触れたが宗教には制約がある。
食べ物だけではない。日曜日には集会があったり、決まった時刻にお勤めしたりとなんらかの形で生活に密着している部分で制約がある。
それは、宗教への所属意識を高めると同時に、負担にならない程度のストレスを与えることによって忠誠を誓わせ、(神様のお陰で)なんらかの事があった時に助けてもらうためだ。
宗教に入らないデメリットを考えた
宗教に入っていないことで狙われる?
あなたが仮に宗教に入っていないとすれば、
さらに怪しい宗教から狙われる可能性が非常に高い。
宗教の勧誘は、どこかの宗教に属している人をひっくり返すよりも、
まだどこの宗教にも属していない人を勧誘するほうが簡単だと考える人のほうが多い。
勧誘を受けた際は、「創価学会にはいってますぅ」とでも言っておけばいいんじゃないかな。
宗教の壁は大きい
宗教に入っていないことであなたは、結婚が出来ないかもしれない。
逆に言えば愛する人がとある宗教に入っており宗教を理由に結婚を断られるというケースもあるかもしれない。
これは宗教に入っていないデメリットになるだろう。
しかしながら、この場合は逆のパターンも有る。
私の場合は空いての宗教は付き合う前にかならず聞いている。
キモいかもしれないが、へんな宗教だと結婚を前提には付き合うことは出来ないし、
正直、怖い。
宗教や言葉の壁を超えて愛する人だったらいいんだけどね。
宗教は歴史を作ってきた
宗教は戦争を起こす
戦争と言えば大げさだが宗教はことあるごとに争いを起こす。
価値観の違いがその溝を深め利害関係が一致せずやがて多くの人をの命を奪ってきた。
現在のイスラム国やキリスト教だけの話ではない。
日本の歴史上でも宗教を発端に多くの戦争が起きてきた。
織田信長も浄土真宗(一向宗)との戦争に何年もの時間を費やしたし、徳川家康も多くの家臣が宗教によって寝返ったことを経験している。
よって、時の権力者は宗教を味方につけ手厚く保護してきている。
ヨーロッパにおいても宗教は国造りの基本となりキリスト教はローマ帝国のバックアップで大きくなった。
世界の歴史と宗教は密接な関係がある。
だからこそ、私たちの生活に宗教が関わらないことはないし、何気ないことでも宗教の影響を大きく受けている。
最近では、クリスマス、ハロウィンもそうだが時期的にはバレンタイン。
これらも宗教的な儀式の1つだろう。
しかしながら宗教に入る入らないは別の問題で、
日本にいれば、いい意味でいろんな宗教をいいところだけ味わう事もできる。
薄く広くだ。
決してのめり込んで良いことだけではない宗教だが、完全に無視して生活ができないことだけはしっかりと心に刻んで生活していかなければならない。
宗教を信じるも信じないも自由な国にせっかく生まれたわけなのだから。
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