契約書・社内文書などいまだに私達の仕事やプライベートでも「ハンコ」は使われています。
私は営業職なので、見積書を作るときはエクセルの書式に金額などを記入した後に印刷して、ハンコを押します。
上司の許可をもらうために、上司に提出します。
それを確認した上司はハンコを押して、私はその書類を受け取ります。
その後、その書類はスキャンに賭けられて再びメールで送信されます。
さて、そのハンコは本当に必要なのでしょうか?
IT化やペーパーレスといったことを声高に叫びながら真っ先になくすべき文化が底にはあるのではないでしょうか。
ハンコ文化はレジ袋よりよっぽど環境に不可を与えてると思うよ
そこで、今回はハンコ文化を撲滅すべく、脱ハンコに関する銘柄を3つほどご紹介して「ハンコ文化反対運動」を応援していきたいと思います。
米国株から1つ、そして日系企業から2つご紹介していきます。
- ドキュサイン【DOCU】
- (NECネッツアイ【1973】)
- GMOクラウド【3788】
- 弁護士ドットコム【6027】
では、一つずつ見ていきたいと思います。
ドキュサイン【DOCU】
私が気になっている銘柄の一つのドキュサインです。
電子署名では頭一つ出たSaaS企業としてコロナの影響もあり大きく株価を伸ばしてきました。
すでに、世界180ヵ国以上、56万社以上の企業で利用されています。
日本でも大手企業を中心に顧客が多く今後もシェアを伸ばしていくことが予想される大本命です。
2020年5月に日本の販売代理店として、「NECネッツアイ【1973】」が「合意・契約プラットフォーム DocuSign Agreement Cloud」の提供を開始したと発表しています。
DocuSignを含めた文書管理関連のソリューションで、2022年度までに累計売上10億円を目指すということです。
日本でも本格的に普及しそうだね
GMOクラウド【3788】(GMOグローバルサイン・ホールディングス)
今回は、脱ハンコということで日本企業にも頑張ってほしいということで日本の企業もご紹介します。 まずは、GMOグループのGMOクラウドです。
9月には電子署名を意識してか、「GMOグローバルサイン・ホールディングス」と社名を変更します。
GMOグループはコロナにおいてもまっさきにリモートワークを導入したということでニュースになりました。
DocuSign社とテクノロジーパートナーシップを締結しています。 株価も日系企業らしからぬ暴騰ぶりを見せています。
日本株のグロース株を探している人は検討する余地もあるかもしれません。
GMOもドキュサインと事業提携したんだね
ますます日本にもドキュサインが浸透してきそうだね
弁護士ドットコム【6027】
弁護士ドットコムはその名の通り、弁護士と相談者をつなぐプラットフォームです。
当然、弁護士は法律のプロですから書類の有効性などには詳しく日本においてはかなりの信頼性を持っていそうなものです。
弁護士ドットコムが運営する電子契約サービス「クラウドサイン」は、着実にコロナの影響もありシェアを伸ばしていくことが予想されます。 すでに同社のHPからは大手企業がクラウドサインを活用していることがアピールされています。
電子署名・電子契約書のメリット
いまだに「紙の書類」のほうが安全だと思っている頭が化石の用になっている人も多いですが、実際に電子化したほうが様々なメリットがあると思います。
スピード
電子契約においては、紙の契約よりも圧倒的なスピードが違います。
例えば、遠方の場合は郵送や宅急便で送るといった手間が入ります。
または、社内でハンコを回す場合も、現物の書類がどこにあるのか、わかりませんがひと目でチェックできます。
特にビジネスに於いてはスピードというのは今後ますます重要性を持ってきます。
紙の書類で契約書にハンコを押してもらうのが営業の仕事だと思っている老害たちはさっさとシュレッダーに引きちぎられてほしいものです。
コスト
電子化における場合は、大変なコスト削減にもなります。
先程の遠方の場合は、「郵送」コストに加えて、「印紙」を貼り付けたり、封筒に入れたりと書類というのはお金がかかります。
もちろん、「紙代」もかかってきます。 それに加えて、低コストで安全に活用できる電子署名においてはパソコンですべてが完結します。
書類の保管コスト
どこの事務所でも「書類」が棚に膨大に保管されていませんか?
私がいまの事務所でもそうですが、かつて勤めていた会社でも大量の書類が倉庫や棚に眠っていました。
そういった、書類は保管コストということで見えない支出を計上しています。 もちろん、重要な書類は本社に送ったりしてその書類を重要に保管しなければなりません。
紙というのは1枚では薄っぺらいですが重ねればその分かさばりますし重さもあります。 さらにいくら丁寧に保管したと言え、書類を探すのは大変手間です。(手間はコスト)
安全性(信頼性)
ハンコに日付がついているハンコありますよね。
そのハンコはいつ押したのかがわかるようになっています。 非常にわかりやすいです。 しかしながら、そのハンコの日付は「本当なのか」ということです。
電子署名に関しては、履歴はしっかりと残ります。 当然、いつ押したかわからないハンコよりは信頼性がありますよね。
また、ハンコはダイソーでもキャンドゥでも売っています。(一般的な名字であれば) つまりいくらでも偽造することができるということです。
本当に、本人がそのハンコを押したかどうかという信頼性は果たしてあるのでしょうか?
電子署名の場合は、その人にしかわからないパスワードなどを経由しなければなりません。
当然、本人以外は署名できないようになっています。 ハンコは、本人以外でもバンバン押せます。 ハンコに優位性はありません。
まとめ
ハンコについて今回は、脱ハンコ銘柄のご紹介とこれからハンコ文化が不要なのかを説明してきました。 話をまとめると、コロナの影響でテレワークやリモートワークといった働き方が普及してきました。
その一方で障害となっていたのは、「ハンコ文化」です。 そのハンコ文化もこのコロナの影響で「邪魔じゃね」と思うような人が増えてきたということです。
マジで要らないと思うわ
そういった背景がありながらこれからハンコ文化はますます廃れていくと思います。 その中でも国内外で電子署名・脱ハンコを推し進めている企業をご紹介しました。
私はドキュサインに関しては買いたいなと思っています。 ハンコ文化についてあなたはどう思われますか? よかったら意見を聞かせてください。
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*1:NECネッツエスアイ、電子署名による合意・契約プラットフォーム「DocuSign Agreement Cloud」を提供 - クラウド Watch