ウミノマトリクス:世界を勝手に4分割

世界を勝手に4分割。独自の視点と方法で問題を解決していこう。4年のニート生活に終止符を打ち、社会人の端くれとして野に放たれた1人の物語と思惑 @uminoxhiro

アフリカの子供も、同級生も助けられない現実社会

あなたはおばあちゃんを助ける?

目の前でおばあちゃんが急に倒れたとする。

すぐさま、手を差し伸べる事ができる人と、出来ない人がいる。

状況がちがったらどうだろうか。

 

そこはド田舎。

 


Rice


 

見渡す限り田んぼが広がり、5メートル前を歩いていたおばあちゃん以外に誰の姿も見えない。

そんな状況でおばあちゃん急に倒れたらあなたはどうするだろうか?

すぐさま助けるだろう。何も考えずに。

 

一方で、そこは東京、渋谷のハチ公前広場。

見渡すばかり人だらけだ。どれだけ見渡しても上の広告を含めても人だらけだ。

一歩前のおばあちゃん急に倒れ込んだ。

あなたはどうする?

2パターンの人間

世界には2パターンの人がいる。

正義感の強さとは関係なしに、他人の目を気にして生きていく人と他人の目を意識しない人だ。

 

実際に渋谷でおばあちゃん倒れても、「誰か」が助けてくれるだろう。

でも、多くの人が目の前で起きた現実とは別の視点で自分を見つめている。

周りの人にどう思われるか。

そればかり気にしてしまう。

 

面白い記事がバズっていたので目に止まった。

togetter.com

 

小さな子どもに質問された。

「アフリカの子供のためには、お金や学校を建てて一生懸命になってるのに、クラス、同級生の子供を助けようとしないのか。」

これは、私たちの本質を捉えたするどい質問だろう。

 

内容はよく読んでいないが、

色々なことを考えさせられたタイトルだったのでご紹介させて貰った。

 

あなたの会社は?

あなたの会社ではどうだろうか?

あなたの学校では?

 

CSRNPOや寄付などはするが、会社に命を削って尽くしている社員に会社は手を差し伸べてくれますか?

 

今回はこのような、マトリクスを用意した。

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このマトリクスで少し、人間の醜い部分を一緒に考えていこうではないか。うへへ。

人間は目の前のことから目をそらす

地球の裏側の行ったこともないような国の子供達がつらそうな思いをしている写真が電車の広告などによくある。

1回のワクチンの値段やら、ミルクの値段やら比較されて。

 

確かに、生まれた環境が違っただけでどれだけ不幸な目にあってんだよ。と、同情したくなる気持ちもある。

しかしながら、地球の裏側だぜ?

誰の子供かもわからない、自分の生活も精一杯なんだぜ?

 

海外の子供達に寄付してる俺カッケー

「私(ぼくちん)、アフリカの子供にワクチンをあげたの」

そんな自慢をする人など最近いない。(だろう)

 

確かに言いふらすようなことではないが、言ってもいいくらい立派なことだ。

素晴らしい。

だが、それを強要することはナンセンスだよね。

宗教家ならまだしも、好きでやってる、自尊心で施してあげているという満悦感に個人で浸って欲しい。

 

海外の有名人が寄付しているから

よく海外のセレブが寄付を行っているのがニュースになり、キャンペーンを行っている。

 

EXPO 2015. Mangiare tutti

 

そういったイメージ戦略もあり、多くの資金が寄付団体やNGOを通じて世界に富を分配している。(ように感じる)

確かに、あの人がやってるなら私もやってみようと思ったり、知らない世界のことを知る切っ掛けにもなり、いいことだと思う。

寄付することが悪いこととは言っていない、むしろすごいことだ。

誰にも気づかれずに寄付できる

誰にも気づかれずに、寄付する方法だって最近はある。

インターネットを通じて簡単に寄付することもできる。

だれにも見られずに可能だ。クリックで救える命がある。とかなんとか。

周囲の目を気にしなくていい。そんな環境がそこにあれば、あなたはすぐさまおばあちゃんを助けただろう。

 

アフリカの子供達を助ける人たちの理由はこんなところだろう。

  • 優越感、自己顕示欲
  • 有名人などのキャンペーン
  • 誰にも知られずに送金可能
  • 単純に優しい

単純に優しいというのは急遽付け足させて貰った。

そういう人も中にはいる(はずだ)。

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ちなみに、私は天使のように優しいよ。

同級生を助けるような人こそ天使

仮に、あなたは中学生だとする。

周囲は、幼い発展途上でまだまだ発育しそうなカラダを持った中学生だらけだ。

しかしながら、その中に1人だけヤンキーグループから目を付けられてしまったおとなしいクラスメイトがいる。

教科書を隠したり、靴に画鋲を入れたり、体操服をブルマにされたり…

悪質で陰湿なイジメが毎日のように行われている。

あなたは救世主となれるか?

さて、あなたはその子を助けることが出来るか。

 

私は出来ない。

 

恥ずかしながら、いまのこのメンタル状態では出来ないだろう。

誰の目にもそれは「イジメ」とわかる。

そんな環境において、誰かが助けるという状況は学園ドラマの主人公クラスの登場を待つか、いじめられっ子に最強の助っ人が現れるくらいしかないのだ。

School

自分じゃなくてよかった

だれしも、次のターゲットにはなりたくないし、わざわざそんなリスクを背負って助けようともしない。

その気持はすごくわかる。

かわいそうとは感じても、自分じゃなくてよかったくらいにしか思っていない。

しかしながら、それが本音だろう。

よっぽど正義感があるか、縁が深い人だけだろう。

(小さい頃からの友達、近所、大好きな人。)

 

今回の、「アフリカの人は助けて、同級生が助けられない」という本質はここにある。

 

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逆にアフリカの人を援助しない人たちの心境

アフリカに行ったことがある人はどれくらいあるだろうか。

別にアフリカじゃなくてもいい、東南アジア、南アメリカにも貧困で苦しんでいる子供も多い。

ワクチン1つあげない、無慈悲な人たちは何をおもっているのか。

私が代弁していこう。

World

自分のことで精一杯

彼らは別に、アフリカの子供達のことを知らないわけではない。もちろん詳しくは知らないが、内戦や貧困など苦しい思いをしていることは、「なんとなく」は知っている。

ただし、「自分とは関係ない」と思っている。

もちろん関係ないが。

彼らは同時に、同級生も助けない人種だ。

自分の事で手一杯であり、目の前の事で精一杯なのだ。

誰かがやってくれる

アフリカの子供達を助けるなんて、「自分には関係ないし、まず無理」。

基本的な思考回路としてしては、「他人任せ」「誰かがやってくれる精神」だ。

そんな人たちにアフリカの子供達は救えない。

お釣りを募金箱に入れとけ

私もそこまで余裕があるわけではないが、

次に紹介する、「同級生」を助けるよりはハードルが低い。

まずは、なにかに寄付をするという気軽な思いでコンビニのお釣りを募金箱にいれることから始めよう。(私は募金箱にはたまに入れているぞ)

 

24-08-10 If I Only Could I'd Make A Deal With God

 

寄付をしたから、どうってことはない。

なにかが劇的に変わるわけでもない。

しかしながら、自分の事で手一杯な毎日を送るだけではなく、視野を広げるという意味でも、なにか違った行動、思考をすることは非常に大切だと思っている。

世界は変わらないがあなたは変化する…かも?

実際に、アフリカの子供達が永遠にたすからないのはあなただけのせいではなく社会の仕組みのせいだからあなたが寄付をしたところで世界は変わらない。

 

Pret Foundation collecting box

 

あなたの中のなにかが変われば、それでいいんじゃないかな。と、上から目線の説教をしているが、私は君たちと違って、たまに小銭を募金箱にいれているからな。(自尊心。いれて『やっている』と思っている時点で終わってる。)

寄付金は罪悪感を煽ってる

ぶっちゃけいうが、寄付金なんて他人の罪悪感を刺激しているビジネスだ。

あくまでもビジネス。綺麗事じゃないから。

だから、小銭でその罪悪感から解放されるのであればそれでいい。

私はそう思っている。

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同級生を助けられないのはなぜ?

そろそろ、結論に持っていこうと思っている。

先程の中学生気分にもう一度戻って欲しい。

 

クラスメイトのY君は、今朝も遅刻。

泣きそうな顔をして上履きを履かずに靴下のままで教室に入ってきた。

(上履きをかくされたんやろなぁ〜)

 
きっと学級委員長が助けてくれる

同級生を助けることが出来るのは、クラスメイトの正義感のある学級委員長か。

 

そうでもない、学級委員長も基本的には見て見ぬふりだろう。

先生に軽くチクることも、タゲが動いてしまうリスクがあるからな。

あなたはどうする?見て見ぬふり?

 

 

だろうな。

 

 

 

助けられるのは、Yくんの親友(縁が深い人)だけだ。

日本だけではないだろう、世界中でイジメはあると思う。

これは、なくさなければならないが社会、会社でもイジメがあるなかで学校でのイジメがなくなるわけもない。

人間の本質的な問題だからだ。

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アフリカの子供を助けて、同級生を助けられない理由

そろそろまとめに入るけども。

アフリカの子供達は地球の裏側。

同級生は半日同じ空間で過ごすクラスメイト。

つまり、距離感(生活への影響)の問題だ。

 

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もしあなたがYくんがいじめられている状況で、タゲが自分に回ってくるのを覚悟して楽しい学園生活が送れると思っているのであれば是非とも助けてあげて欲しい。

 

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それが出来ないのであれば、

Yくんには申し訳ないが、タゲ役をずっとやってもらってあなたは高みの見物をしていればいいのだ。

でも、あなたはこんな環境であればYくんを助けてあげられるかもしれない。

 

 

タゲにならなかったことを喜ぶしかないのか

もう一度、話を戻す。

Yくんと帰宅、家が同じ方向で、だれもいない状況。

一緒に帰るわけでもなく、Yくんの背中が10メートル先にある。

 

Yくんはあなたに気づいていない。

 

 

すると、Yくんは急に立ち止まりうずくまった。

震えている。(泣いている)

 

 

 

田舎の田んぼが広がり誰も見ていない。

 

 

 

 

 

あなたはY君に話しかける?